2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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少し昔話がしたくなった
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55 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 02:42:20.38 ID:zove1XrD0
サル「あいかに振り向いて欲しかった」

俺はそりゃあ驚いた、まさかサルもあいかが好きだったなんてな、

サル「俺は馬鹿だからな!強い所見せたら惚れるだろうなんて思ってたからよぉ、ついお前の事いじめちまったんだ、ほんとに悪りぃ」

俺「そうだったのか、お前にもお前なりの理由があったんだな」

サル「でもダメだったよ、あいかに言われちまったよ、いじめなんて弱い奴のする事だぁ!ってあいかは皆に言ったんだろうけどよ、まるで俺に言ってるみたいだったぜありゃあ」



57 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 02:45:43.74 ID:zove1XrD0
俺はサルの事少し見直した

サルは不器用なだけだったんだ

ただ好きな子に振り向いて欲しくて見栄を張ってしまった、ただそれだけだったんだ

サル「いじめの話は終わりだな、次はあいかの話かぁ、重い話になるけどよぉ、覚悟できてんのか?」

俺は少しドキッとした、何故重い話なのか

サルはあいかの事をどれくらい知ってるんだろう、俺は知りたかった、だからサルの問いに首を縦に振った



58 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 02:47:30.48 ID:PXkIkYP40
俺もサルに胸熱


60 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 02:51:55.98 ID:zove1XrD0
サル「俺もよ、最初はビックリしたぜ まさか、あいつがなぁって」

俺「もったいぶらないでくれよ!」

サル「悪りぃなww、んーとな、あいか病気だぜ、それもすげー重い病気」

俺はサルが冗談を言っているのだと思った

あいかが病気?ありえない、だってあんなに元気じゃないか、

そしてサルが次に発した言葉は俺の胸を深く突き刺した


サル「よくわかんねーけど体の筋肉がだんだん無くなっちまう病気?なんだとよ」


俺は目の前が真っ暗になった、それはテレビなどで聞いた事はあったが、あいかが その病気だなんて信じられなかった

信じたくもなかった、

サル「たまたまだぜ 俺だって、保健室によ あいかがいて話しかけようとしたらよ なんか医者が居てこの話をしてたんだよ」



67 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:02:21.62 ID:3kFpYWSh0
パーキンソン病とかそんなんか?




68 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:02:49.70 ID:zove1XrD0
俺「嘘だろ?なぁ嘘だよなぁ?」

サル「嘘じゃねえよ!お前よぉそれでも 受け止めてやれよ、好きなんだろ?だったら、そんな病気忘れさせちまうくらいに愛してやりゃあいんじゃねえの?」


俺はあいかと初めて話した日を思い出してた

俺があいかに言ったセリフ、今思い返せば臭いくらいのセリフ

俺「じゃあ俺が解決する、あいかちゃんの事、俺が守るからさ、だから全部終わったら、二人だけでどこにでもいこ!」

いじめは無くなった、だから、あいかと二人で抜け出す、そう言ったあの時

そんな事を思い出してると屋上の扉が開いた

あいか「あれ?サル君と俺君?どうしたの?」

サル「おっ主役登場じゃねえか、おい俺!俺は失敗したからよぉ、次はお前の番だな、俺は馬鹿だからよぉ!なんもできなかったけどな、てめぇなら大丈夫だぜ 幸せにしてやんな」

あいか「?どうしたの?」

俺は抱きしめた あいかを強く強く

あいか「うー、痛いぞー離せー、」

俺「俺さ、あいかの事何も知らなかった 俺勝手な事言っちゃったよな、二人で抜け出そうなんて、でもあいかが良かったら二人で思い出作ろう、二人だけで色んな所に行こう、俺なんでもするからさ 俺と付き合ってくれ」

あいか「うー、だから痛いってー でも離さないでいいよ、病気の事聞いたんだ」

俺「うん、サルから聞いたんだ」

あいか「やっぱりかぁ、いいよ二人で思い出作ろ!その代わりちゃんと幸せにするんだぞ」



70 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:04:37.93 ID:zove1XrD0
長くてすいません!

こんな遅い時間なのに

見てくれてる方ほんとにありがとうございます!

なるべく手短にすませます!


病名は自分も最後まで分からずじまいでした最後まで一緒にいてやれなかったので



78 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:10:32.09 ID:PXkIkYP40
>>70
ゆっくりでいーよ

寝れないから


73 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:06:19.91 ID:dyfO4zJ60
筋ジストロフィーとかかな?


74 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:06:24.07 ID:lMkc4ham0
好きな子の名前と一緒です泣きそう


76 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:09:07.93 ID:jA9EVxPd0
はよ、


65 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 02:58:42.10 ID:YXuaLgi90
同じスレタイの名作を昔みた気が…


期待


69 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:03:41.86 ID:PXkIkYP40
>>65
本人だろう(多分)


77 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:09:43.81 ID:zove1XrD0
>>69
スレ立てすら初めてなので違う方かと・・


それから俺とあいかは二人で色んな事をした、

二人とも音楽が好きだったから二人でギターを練習したり、曲を書いたり

色んな場所へも行った

京都では舞妓さんを見惚れてあいかに怒られたり横浜では美味しいお店に行ったり

とにかく思い出をいっぱい作った


俺はたくさんバイトした

学校は俺は辞めた

あいかは病気のため長期休学という形で


あいかとはキスもした、もちろん二人で体を重ねて愛を深めたりもした





81 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:14:37.19 ID:zove1XrD0
でも分かってきたんだ 俺だって馬鹿じゃない

あいかの体が弱ってきた事

本人もっと前から分かっていたんだろう


あいかは入院する事になった

もう あいかとは何処にも行けない

あいかとは一緒にいれない


そう思うと俺は胸が張り裂けそうだった

でも あいかは俺にこう言ってくれたんだ


あいか「あたし達には歌があるじゃん!俺があたしの為に曲を作って聴かせにきてよ!うふふ、楽しみだなぁ」

俺はトイレに行くといい病室を出た

涙が堪えきれなかった

だって、あいかは二人で曲を作ろうとは言わなかった、

もう曲を作る事すらできない体になっていたんだ



82 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】(1+0:8) :2013/01/07(月) 03:14:37.30 ID:z96cPjZL0
はよ


79 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:12:54.67 ID:9yV3bN3T0
いじめがなくなったのは おさる君があいかの病気を知ってからなの?

好きな子をつい いじめるってのはあるけれど、そこまでガチでいじめるものなの?


85 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:19:23.50 ID:zove1XrD0
>>79
きっとサルは気に食わなかったんだと思います

自分の思い通りにならかったあいかの事が


俺はひたすらに曲を書いた、何回も書き直した、

ただあいかの為に、何日もかかってしまった


俺は あいかの居る病室に走った

ただ聴いてもらいたくて

でもあいかはいなかった

俺は何がなんだか分からなかった


ナース「あれ、もしかして、あいかちゃんのお見舞い?あの子症状が悪化して大きい病院に移動しちゃったの」

俺「どこの病院ですか?」

ナースはここからそう遠くは無い病院だと教えてくれた、俺はとにかく走った

あいかの居る病院まで、ただひたすらに



86 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:21:43.11 ID:jA9EVxPd0
読んでるぞ〜


87 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:22:48.02 ID:sTONcLXJ0
今日から仕事だけど待ってるよ


88 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:23:25.59 ID:zove1XrD0
俺はあいかの居る病院に着いた

受付の人にあいかの病室を聞いて あいかの病室へと向かった

俺「あいか!」

あいか「あ、俺君、連絡できなくてごめんね、ちょっと忙しくてさぁ、

でも私全然大丈夫なんだからねぇ!

俺君よりも元気なのだ!あはは」


俺「ばかっ、心配したんだからな」


あいか「うん、ごめんね、もしかして曲 作ってくれたの?」


俺「当たり前だろ?ごめんな何日もかかって」


あいか「どんな曲なの?聴かせてよー!」


俺は静かにあいかにだけ聞こえるように あいかの為だけに歌った



90 :名も無き被検体774号+:2013/01/07(月) 03:29:01.66 ID:zove1XrD0
あいかは泣いていた

俺も泣いていた


あいか「すごくいい曲だね!今度は一緒に作ろうね!私もうすぐで退院できる気がするのだぁ!」


あいかは寂しくなると いつも強がる

いつもバレバレだったよ

俺はあいかを抱きしめようとした

だけど、もう抱きしめる事すら できない体にまでなっていた

あいか「もう抱き合う事もできないんだね

嫌だよ私、俺君と離れたくないよぉ、

神様はずるいね幸せなんてないんだよ」


俺「あいか・・俺は神様は良い人だと思うよ」


あいか「なんで?だって私達もう、何もできないんだよ!遠くに行く事も、抱き合う事も全部全部できないんだよ!」


俺「でも幸せだった、今はできないけど代わりに神様は思い出をくれたんだよ

絶対忘れられない思い出をくれたんだよ」







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カテゴリー:泣ける話  |  タグ:青春, 純愛,
 

 
 
 
 

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