俺と妻の24年間
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63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 13:56:50.20 ID:IcNJnKVuO
しばらくすると妻が震える声で言った
「本当にごめんなさい。あなたには何とお詫びしたらいいかわからない」
床に額をこする妻の姿を見て、俺は泣きそうになった。
幸せな家庭を築くことが幼いころからの夢だったのに それがガラガラと音をたてて崩れていくのがわかった
65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 13:59:14.24 ID:VdY8goGv0
2人目は本当にお前の子なのか…?
71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:02:19.34 ID:IcNJnKVuO
「なんで浮気なんてしたの?」
精一杯の声を振り絞って聞いてみた
妻は いっそう強く肩を震わして、しゃくりをあげながら
「あなたが完璧すぎて私は必要とされてないと思った。寂しかった」
と答えた
自分は主婦なのに家事ができなくて、俺に負担ばかりがかかってるから 自分は相手にされないと思ったらしい
73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:03:02.40 ID:4bK0o9zY0
これまじなら辛すぎるなw
寝取られなんてレベルじゃねーわ
75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:06:36.14 ID:IcNJnKVuO
「なんだよそれ……」
俺は疲れていた。
すべて夢ならとさえ思った
「本当にごめんなさいぃぃ」
妻は涙と鼻水をボロボロと垂らしながら叫んでいた
「ごめん、ちょっと色々と考えさせてね」
それしか言えず、俺は部屋に籠もった
77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:06:38.07 ID:CtKJurnf0
24年一緒に過ごしてるんだから
浮気された後でも夫婦やってたってことだよな?
なんかせつないな…
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:12:05.11 ID:IcNJnKVuO
普通に考えれば離婚だろう。
ただ子どものことを思うと それはしたくなかった
俺の両親はあまり仲の良い夫婦ではなかったので、
自分のような惨めな思いは子供にさせたくなかった
ただやっぱり妻を二度と愛する気にはなれなかった
85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:17:42.61 ID:IcNJnKVuO
ある程度、考えをまとめてから妻のもとへ向かった。
妻はぼうっと掃除機をかけていた
俺「君はこれからどうしたい?」
嫁「私には何も言う権利はありません。あなたの言うことに従います」
妻は俺の挙動に敏感になっていて、すごくビクビクしていた
俺「俺は離婚だけはしたくない」
俺の家庭への思いを述べた
87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:23:09.39 ID:IcNJnKVuO
妻はまた泣き出した。
子供の話をするたびに自分がしたことの罪悪感で潰されていた
俺はすべて話したあとに
「ただこれは俺の考えだ。君が別れたいなら構わない」と言った
妻は何度も首を振りながら
「あなたさえ許してくれるなら、償わせてほしい」
と頭を下げた
これで終われば良いのかもしれないが、俺は妻に言わなければならなかった
92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:27:11.88 ID:IcNJnKVuO
「ただ、君と僕は夫婦ではない。あくまで子供たちの親として一緒に生活するだけだよ」
「たしかに僕にも問題があったかもしれないけど、やっぱり君のやったことは許せない」
「子供たちがいなくなれば それで僕たちの関係も終わり。それでもいい?」
妻は何度も何度も頷いていた
96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:30:20.68 ID:IcNJnKVuO
俺と妻の話はそれで結審した。
佐藤夫婦は離婚した。
慰謝料については丁重にお断りした
そしてあと一つ重要な赤ちゃんの問題については 俺は誰の子であろうと自分の子として育てると言った
佐藤夫は もしも自分の子供なら養育費だけでも払わせてくれといったが俺は断った
そして
「子供とあなたは無関係な人間でいてくれ、将来においても一度も会わせる気はない」と告げた
97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:33:36.17 ID:qJ+vo7ip0
胸くそ悪い話だな
98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:34:59.15 ID:IcNJnKVuO
そして半年ほどで赤ちゃんが生まれた。
俺の望んだ通りの女の子だった
ただ もちろん心境は複雑だった。
誰の子だろうが関係ないとは言ったが むろん自分の子であるに越したことはなかった
100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:36:11.84 ID:9oZNMUAyP
D・N・A!D・N・A!
102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:37:02.79 ID:IcNJnKVuO
子の判定は血液で簡単にわかった
妻と俺はO型で佐藤夫はAB型だったからだ。
生まれてきた赤ちゃんは無事O型でした
妻は俺以上に喜び「あなたの娘で良かった」と何度も言っていた
105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:39:04.03 ID:b+XSqQRSO
ABとOでOが生まれることもあるんじゃなかったっけ?
107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:39:55.65 ID:PDhXx5v20
>>105
ねんじゃね?
AかB
112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:03.29 ID:b+XSqQRSO
>>107
そうなのかthanks
111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:40:45.96 ID:9oZNMUAyP
>>105
AB+OO=AO、BOつまりA型かB型なんじゃね
115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:45.94 ID:b+XSqQRSO
>>111
すげーわかりやすいわありがとう
つづきはよ
109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:40:24.01 ID:cqxrKbo30
嫁の性奴隷化マダー?
113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:26.34 ID:IcNJnKVuO
それから俺と妻は日常に戻った。
ただ二人の会話は必要最低限だった
もちろん性交渉など皆無で、俺自身も性欲を全く失っていた
子供が成長するにつれ、俺と妻は仮の部分で関わることが多くなっていった
しかし裏では全くの他人。
自分が望んだこととは言え虚しさが募っていった
116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:43:10.12 ID:QBemgKuV0
うんうん
それで
はよ
118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:46:01.72 ID:IcNJnKVuO
それからあっという間に日々は過ぎ、長男は高校を卒業し一浪の後に国立大学に進学した
娘の高校卒業が迫るなか、俺は決断を迫られていた
高校卒業するころには親の離婚は影響を与えないんじゃないかと考えていたからだ
もちろん学費や妻の生活費は面倒を見るつもりでいたが
こんな不毛な夫婦生活は続けたくなかった
120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:50:06.48 ID:IcNJnKVuO
はっきりとした結論を出せないまま娘は高校を卒業し地元の国立大学へと進学した
ただ娘は自宅通学のため、俺と妻は まだ皮一枚ではあるが繋がっていた
そんなある日、娘がいつになく深刻な様子で話かけてきた
127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:53:52.29 ID:IcNJnKVuO
娘「わたしお父さんとお母さんの話ぜんぶ聞いたよ」
娘「うんうん、お母さんを責めないで。わたしが話してほしくて聞いたの」
娘「だってお父さんとお母さんの様子がおかしいのは見ればわかるもん」
娘「昔からそうだったよ。表面上仲良くしてますって感じだった」
娘「気のせいかとも思ったよ。だって本当に仲良さそうにも見えたもん」
136 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:57:55.14 ID:IcNJnKVuO
娘「お父さんが怒るのも無理ないと思う。わたしもお母さんが そんなことしたって聞きたくなかった」
娘「お母さんも許してもらえなくて当然だって言ってた」
娘「でも今のお母さんは お父さんのことを凄く愛してるし大切に思ってるよ」
娘「お母さんと買い物いくと、これはお父さんが好きだから、これはお父さんが嫌いだからってお父さんの話ばかりしてるんだよ」
138 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:00:09.49 ID:b+XSqQRSO
子どもに言われるとくるものがあるな
148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:03:17.77 ID:IcNJnKVuO
娘「お母さん、そんな風にお父さんの話するときすごく嬉しそう」
娘「お父さんが誕生日プレゼントにあげたエプロン大事にしてるし」
娘「それにちょっと恥ずかしいけど、わたしはお父さんもすごく良いお父さんだと思ってるよ」
娘「そんなお父さんとお母さんが本当は仲悪い…なんて……」
娘がポロポロと泣き出した
155 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:08:35.74 ID:IcNJnKVuO
「お父さんはやっぱりお母さんのこと嫌い?」
濡れた声で訊ねてくる娘に、俺は何も言えなかった
妻がそこまで自分を思ってくれていたこと
自分の浅慮を子供に見透かされていたこと
そのことが子供の負担になってはいなかったか?
色々なことが寄せてきて、何も考えられなくなった
とりあえず一人にしてくれと娘に頼むのが精一杯だった
しばらくすると妻が震える声で言った
「本当にごめんなさい。あなたには何とお詫びしたらいいかわからない」
床に額をこする妻の姿を見て、俺は泣きそうになった。
幸せな家庭を築くことが幼いころからの夢だったのに それがガラガラと音をたてて崩れていくのがわかった
65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 13:59:14.24 ID:VdY8goGv0
2人目は本当にお前の子なのか…?
71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:02:19.34 ID:IcNJnKVuO
「なんで浮気なんてしたの?」
精一杯の声を振り絞って聞いてみた
妻は いっそう強く肩を震わして、しゃくりをあげながら
「あなたが完璧すぎて私は必要とされてないと思った。寂しかった」
と答えた
自分は主婦なのに家事ができなくて、俺に負担ばかりがかかってるから 自分は相手にされないと思ったらしい
73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:03:02.40 ID:4bK0o9zY0
これまじなら辛すぎるなw
寝取られなんてレベルじゃねーわ
75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:06:36.14 ID:IcNJnKVuO
「なんだよそれ……」
俺は疲れていた。
すべて夢ならとさえ思った
「本当にごめんなさいぃぃ」
妻は涙と鼻水をボロボロと垂らしながら叫んでいた
「ごめん、ちょっと色々と考えさせてね」
それしか言えず、俺は部屋に籠もった
77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:06:38.07 ID:CtKJurnf0
24年一緒に過ごしてるんだから
浮気された後でも夫婦やってたってことだよな?
なんかせつないな…
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:12:05.11 ID:IcNJnKVuO
普通に考えれば離婚だろう。
ただ子どものことを思うと それはしたくなかった
俺の両親はあまり仲の良い夫婦ではなかったので、
自分のような惨めな思いは子供にさせたくなかった
ただやっぱり妻を二度と愛する気にはなれなかった
85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:17:42.61 ID:IcNJnKVuO
ある程度、考えをまとめてから妻のもとへ向かった。
妻はぼうっと掃除機をかけていた
俺「君はこれからどうしたい?」
嫁「私には何も言う権利はありません。あなたの言うことに従います」
妻は俺の挙動に敏感になっていて、すごくビクビクしていた
俺「俺は離婚だけはしたくない」
俺の家庭への思いを述べた
87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:23:09.39 ID:IcNJnKVuO
妻はまた泣き出した。
子供の話をするたびに自分がしたことの罪悪感で潰されていた
俺はすべて話したあとに
「ただこれは俺の考えだ。君が別れたいなら構わない」と言った
妻は何度も首を振りながら
「あなたさえ許してくれるなら、償わせてほしい」
と頭を下げた
これで終われば良いのかもしれないが、俺は妻に言わなければならなかった
92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:27:11.88 ID:IcNJnKVuO
「ただ、君と僕は夫婦ではない。あくまで子供たちの親として一緒に生活するだけだよ」
「たしかに僕にも問題があったかもしれないけど、やっぱり君のやったことは許せない」
「子供たちがいなくなれば それで僕たちの関係も終わり。それでもいい?」
妻は何度も何度も頷いていた
96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:30:20.68 ID:IcNJnKVuO
俺と妻の話はそれで結審した。
佐藤夫婦は離婚した。
慰謝料については丁重にお断りした
そしてあと一つ重要な赤ちゃんの問題については 俺は誰の子であろうと自分の子として育てると言った
佐藤夫は もしも自分の子供なら養育費だけでも払わせてくれといったが俺は断った
そして
「子供とあなたは無関係な人間でいてくれ、将来においても一度も会わせる気はない」と告げた
97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:33:36.17 ID:qJ+vo7ip0
胸くそ悪い話だな
98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:34:59.15 ID:IcNJnKVuO
そして半年ほどで赤ちゃんが生まれた。
俺の望んだ通りの女の子だった
ただ もちろん心境は複雑だった。
誰の子だろうが関係ないとは言ったが むろん自分の子であるに越したことはなかった
100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:36:11.84 ID:9oZNMUAyP
D・N・A!D・N・A!
102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:37:02.79 ID:IcNJnKVuO
子の判定は血液で簡単にわかった
妻と俺はO型で佐藤夫はAB型だったからだ。
生まれてきた赤ちゃんは無事O型でした
妻は俺以上に喜び「あなたの娘で良かった」と何度も言っていた
105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:39:04.03 ID:b+XSqQRSO
ABとOでOが生まれることもあるんじゃなかったっけ?
107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:39:55.65 ID:PDhXx5v20
>>105
ねんじゃね?
AかB
112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:03.29 ID:b+XSqQRSO
>>107
そうなのかthanks
111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:40:45.96 ID:9oZNMUAyP
>>105
AB+OO=AO、BOつまりA型かB型なんじゃね
115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:45.94 ID:b+XSqQRSO
>>111
すげーわかりやすいわありがとう
つづきはよ
109 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:40:24.01 ID:cqxrKbo30
嫁の性奴隷化マダー?
113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:42:26.34 ID:IcNJnKVuO
それから俺と妻は日常に戻った。
ただ二人の会話は必要最低限だった
もちろん性交渉など皆無で、俺自身も性欲を全く失っていた
子供が成長するにつれ、俺と妻は仮の部分で関わることが多くなっていった
しかし裏では全くの他人。
自分が望んだこととは言え虚しさが募っていった
116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:43:10.12 ID:QBemgKuV0
うんうん
それで
はよ
118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:46:01.72 ID:IcNJnKVuO
それからあっという間に日々は過ぎ、長男は高校を卒業し一浪の後に国立大学に進学した
娘の高校卒業が迫るなか、俺は決断を迫られていた
高校卒業するころには親の離婚は影響を与えないんじゃないかと考えていたからだ
もちろん学費や妻の生活費は面倒を見るつもりでいたが
こんな不毛な夫婦生活は続けたくなかった
120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:50:06.48 ID:IcNJnKVuO
はっきりとした結論を出せないまま娘は高校を卒業し地元の国立大学へと進学した
ただ娘は自宅通学のため、俺と妻は まだ皮一枚ではあるが繋がっていた
そんなある日、娘がいつになく深刻な様子で話かけてきた
127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:53:52.29 ID:IcNJnKVuO
娘「わたしお父さんとお母さんの話ぜんぶ聞いたよ」
娘「うんうん、お母さんを責めないで。わたしが話してほしくて聞いたの」
娘「だってお父さんとお母さんの様子がおかしいのは見ればわかるもん」
娘「昔からそうだったよ。表面上仲良くしてますって感じだった」
娘「気のせいかとも思ったよ。だって本当に仲良さそうにも見えたもん」
136 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 14:57:55.14 ID:IcNJnKVuO
娘「お父さんが怒るのも無理ないと思う。わたしもお母さんが そんなことしたって聞きたくなかった」
娘「お母さんも許してもらえなくて当然だって言ってた」
娘「でも今のお母さんは お父さんのことを凄く愛してるし大切に思ってるよ」
娘「お母さんと買い物いくと、これはお父さんが好きだから、これはお父さんが嫌いだからってお父さんの話ばかりしてるんだよ」
138 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:00:09.49 ID:b+XSqQRSO
子どもに言われるとくるものがあるな
148 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:03:17.77 ID:IcNJnKVuO
娘「お母さん、そんな風にお父さんの話するときすごく嬉しそう」
娘「お父さんが誕生日プレゼントにあげたエプロン大事にしてるし」
娘「それにちょっと恥ずかしいけど、わたしはお父さんもすごく良いお父さんだと思ってるよ」
娘「そんなお父さんとお母さんが本当は仲悪い…なんて……」
娘がポロポロと泣き出した
155 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2011/12/17(土) 15:08:35.74 ID:IcNJnKVuO
「お父さんはやっぱりお母さんのこと嫌い?」
濡れた声で訊ねてくる娘に、俺は何も言えなかった
妻がそこまで自分を思ってくれていたこと
自分の浅慮を子供に見透かされていたこと
そのことが子供の負担になってはいなかったか?
色々なことが寄せてきて、何も考えられなくなった
とりあえず一人にしてくれと娘に頼むのが精一杯だった
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