バイトに出逢いなんてある訳ない
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700 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:18:12.70 ID:dwk3sqmZ0
悠人「あの・・・お父さん・・・」
舞父「どーした?」
悠人「・・・舞さんが好きです。舞さんを俺に・・・ください!」
舞父「いーよ」
悠人「・・・そう言わずに!」
舞父「だからいーよ。あげる〜」
舞「な・・・」
舞は食器を片付けようと持ったまま固まっている
勝「僕ももらってー!」
悠人「え・・・いいんですか?冗談とかじゃなくって本気ですよ?」
舞父「うん。うちの娘をよろしくね」
悠人「・・・もっとこう・・・なんか無いんですか?」
逆に何かを期待していた悠人
舞父「だって悠人くんいい人だし。むしろ俺の方から舞をあげたいくらいだし」
舞「そ、それでいいの!?」
舞父「え〜?だめ?」
701 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:23:01.89 ID:dwk3sqmZ0
悠人「・・・なんか・・・あっさり」
舞「もっとなんかやってよ!『うちの娘はやらん!』とか『どこの馬の骨かもわからんような男に』・・・とか!」
舞父「だって悠人くんなら安心して任せられるし、どこの馬の骨ってか悠人くんのこと知ってるし」
舞「・・・そ、そっか」
悠人「・・・よ、良かったよね?これで」
舞「う、うん」
微妙な空気が流れる
勝「ご一緒に僕もいかがですかー?」
舞父「ポテトか!」
702 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:29:08.95 ID:dwk3sqmZ0
そして翌日
既に空港に来ていた
舞「ゆーちゃん・・・またね」
悠人「うん、また」
美里「元気でね・・・。ちゃんと向こうでも友達と仲良くね・・・」
勝「友達出来るかな・・・」
美里「大丈夫!勝なら!」
勝「・・・うん!」
愛華「うえっ・・・うえぇ〜ん!!」
悠人「こんなとこで泣くなよ・・・」
愛華「だって・・・だって〜!!」
舞父「よし、チケットもった・・・パスポートも・・・ある」
悠人「・・・元気で」
舞「うん・・・」
舞父「・・・悠人くん、後はよろしく」
悠人「はい・・・」
舞父「・・・もっと悠人くんと飲みたかったなぁ・・・」
悠人「またすぐ機会ありますよ」
舞父「そうだな・・・。とりあえず、舞と勝のことをよろしくな」
悠人「はい」
悠人「え?」
703 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 02:30:37.14 ID:8TPL3JlS0
え?
704 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 02:30:58.27 ID:744JG0kD0
え?
705 :インザピンク ◆vqEd1nCacM :2014/03/10(月) 02:31:43.51 ID:5RltiMt60
え?
706 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:35:32.53 ID:dwk3sqmZ0
舞「・・・?」
悠人「舞さんと勝くんのことって・・・?」
舞父「いや、やっぱり男の存在って大きいと思うんだ。だから悠人くんに悪いけど俺の代わりをね・・・」
舞「・・・まって。・・・まって!」
舞父「ん?どうした?」
舞「・・・ゆーちゃんに何を頼んでるの?」
舞父「だから舞と勝のことを・・・」
舞「・・・わたしたちもアメリカ行くんだよ・・・ね?」
舞父「なに言ってんだ?俺一人だぞ?」
悠人「・・・」
勝「・・・」
美里「・・・え?」
愛華「・・・はい?」
舞「・・・・・・・・はぁ!?」
舞父「だから!俺だけアメリカ行くの!お前ら留守番!」
舞「ちょっ・・・そんなこと一言も!」
舞父「お前らも来るって言ってないだろ!」
舞「・・・はぁ!?」
舞父「そもそもお前は もう大学生だろ?勝は連れてこうと思ったけど いい婿殿がいるから残しておく訳で・・・」
707 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:40:19.46 ID:dwk3sqmZ0
がぁんっ!!!!!!
空港ロビーに金属音がこだます
舞父「どっから・・・そのフライパン・・・」
舞「ばぁっかじゃないの!?」
勝「ばーか!!」
舞「あぁ・・・もう・・・大学に休学届け出しちゃったし・・・勝の小学校だって・・・」
悠人「・・・なんという」
愛華「・・・なんかもう ついていけない」
その場に崩れ落ちる舞
舞「・・・もうやだ」
悠人「・・・でも、俺はちょっと嬉しいけどね」
舞「・・・そうだね」
勝「ねぇ?どうなるの?」
舞「わたしと勝の引越しは無し!これからもいつも通り!」
舞「・・・だよね?」
悠人「・・・そうなるね」
708 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:44:23.49 ID:dwk3sqmZ0
美里「よかったね!勝!」
勝「うん!」
愛華「これってわたしと舞さんの愛のキセキ!?」
悠人「いや、ふつうに手違い・・・」
舞「もう・・・帰ろっか」
悠人「そうだね」
複雑な心境ではあったが別れの悲しみが引き飛び、代わりに笑がこみ上げてきた
舞父「で・・・俺の見送りは・・・ないのね・・・」
一人空港の床に突っ伏す舞父を置いてさっさと帰っていく一行
舞父「・・・はぁ」
709 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 03:19:22.38 ID:8TPL3JlS0
親父……
710 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 03:50:41.18 ID:zUhzQ6mG0
親父が…
712 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 05:30:31.81 ID:tS438qqW0
親父ェ…
719 :名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:07:52.37 ID:UsO0oWT90
親父いいキャラ過ぎるwww
720 :名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 01:03:31.88 ID:pCHA1oFG0
親父が最後まで親父www
727 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/12(水) 09:00:22.25 ID:YWB03Hz40
数年後
店長「ん〜、週にどれくらい入れる?」
勝「土日と・・・あと月火も午後なら」
店長「バイトの経験とか・・・」
勝「ないです」
店長「そっか」
突然だが俺は今面接中だ
店長「・・・三木くんってもしかしてお姉さんいる?」
勝「はい」
店長「あ〜、もしかして三木舞さん?」
勝「そうです」
店長「なーんだ!勝くんか〜!」
勝「あれ、俺のこと知ってるんですか?」
店長「知ってる知ってる〜!お姉さんの旦那さんも知ってるし」
勝「悠人にー・・・悠人さんもですか?」
店長「なにせ私が二人のキューピッドだからね!」
勝「へぇ〜」
店長「二人とも元気?」
勝「はい。ねーさんも悠人さんも」
728 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/12(水) 09:10:14.15 ID:YWB03Hz40
店長「悠太くん元気?」
勝「元気ってか暴れん坊ですね。ねーさんも困ってました。」
店長「ちっちゃい頃はみんなそんなもんだって」
勝「そんなもんっすか」
店長「おっと脱線してたね・・・えーっと、じゃぁ勝くんは お姉さんに習ってここに?」
勝「まぁ・・・それだけじゃないっていうか・・・」
店長「・・・いうか?」
美里「すみませんっ!!遅れましたー!」
店長「美里ちゃんおそいっ!」
勝「げ・・・」
美里「いや、知り合いの子守りたのまれちゃって・・・あれ?勝なんでここに?」
勝「め、面接・・・」
店長「知り合い?」
美里「はい」
勝「・・・」
美里「面接って勝ここでバイトするの?」
勝「ダメなのかよ・・・」
美里「まーた悠人の真似か〜」
勝「・・・いいじゃん」
悠人「あの・・・お父さん・・・」
舞父「どーした?」
悠人「・・・舞さんが好きです。舞さんを俺に・・・ください!」
舞父「いーよ」
悠人「・・・そう言わずに!」
舞父「だからいーよ。あげる〜」
舞「な・・・」
舞は食器を片付けようと持ったまま固まっている
勝「僕ももらってー!」
悠人「え・・・いいんですか?冗談とかじゃなくって本気ですよ?」
舞父「うん。うちの娘をよろしくね」
悠人「・・・もっとこう・・・なんか無いんですか?」
逆に何かを期待していた悠人
舞父「だって悠人くんいい人だし。むしろ俺の方から舞をあげたいくらいだし」
舞「そ、それでいいの!?」
舞父「え〜?だめ?」
701 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:23:01.89 ID:dwk3sqmZ0
悠人「・・・なんか・・・あっさり」
舞「もっとなんかやってよ!『うちの娘はやらん!』とか『どこの馬の骨かもわからんような男に』・・・とか!」
舞父「だって悠人くんなら安心して任せられるし、どこの馬の骨ってか悠人くんのこと知ってるし」
舞「・・・そ、そっか」
悠人「・・・よ、良かったよね?これで」
舞「う、うん」
微妙な空気が流れる
勝「ご一緒に僕もいかがですかー?」
舞父「ポテトか!」
702 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:29:08.95 ID:dwk3sqmZ0
そして翌日
既に空港に来ていた
舞「ゆーちゃん・・・またね」
悠人「うん、また」
美里「元気でね・・・。ちゃんと向こうでも友達と仲良くね・・・」
勝「友達出来るかな・・・」
美里「大丈夫!勝なら!」
勝「・・・うん!」
愛華「うえっ・・・うえぇ〜ん!!」
悠人「こんなとこで泣くなよ・・・」
愛華「だって・・・だって〜!!」
舞父「よし、チケットもった・・・パスポートも・・・ある」
悠人「・・・元気で」
舞「うん・・・」
舞父「・・・悠人くん、後はよろしく」
悠人「はい・・・」
舞父「・・・もっと悠人くんと飲みたかったなぁ・・・」
悠人「またすぐ機会ありますよ」
舞父「そうだな・・・。とりあえず、舞と勝のことをよろしくな」
悠人「はい」
悠人「え?」
703 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 02:30:37.14 ID:8TPL3JlS0
え?
704 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 02:30:58.27 ID:744JG0kD0
え?
705 :インザピンク ◆vqEd1nCacM :2014/03/10(月) 02:31:43.51 ID:5RltiMt60
え?
706 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:35:32.53 ID:dwk3sqmZ0
舞「・・・?」
悠人「舞さんと勝くんのことって・・・?」
舞父「いや、やっぱり男の存在って大きいと思うんだ。だから悠人くんに悪いけど俺の代わりをね・・・」
舞「・・・まって。・・・まって!」
舞父「ん?どうした?」
舞「・・・ゆーちゃんに何を頼んでるの?」
舞父「だから舞と勝のことを・・・」
舞「・・・わたしたちもアメリカ行くんだよ・・・ね?」
舞父「なに言ってんだ?俺一人だぞ?」
悠人「・・・」
勝「・・・」
美里「・・・え?」
愛華「・・・はい?」
舞「・・・・・・・・はぁ!?」
舞父「だから!俺だけアメリカ行くの!お前ら留守番!」
舞「ちょっ・・・そんなこと一言も!」
舞父「お前らも来るって言ってないだろ!」
舞「・・・はぁ!?」
舞父「そもそもお前は もう大学生だろ?勝は連れてこうと思ったけど いい婿殿がいるから残しておく訳で・・・」
707 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:40:19.46 ID:dwk3sqmZ0
がぁんっ!!!!!!
空港ロビーに金属音がこだます
舞父「どっから・・・そのフライパン・・・」
舞「ばぁっかじゃないの!?」
勝「ばーか!!」
舞「あぁ・・・もう・・・大学に休学届け出しちゃったし・・・勝の小学校だって・・・」
悠人「・・・なんという」
愛華「・・・なんかもう ついていけない」
その場に崩れ落ちる舞
舞「・・・もうやだ」
悠人「・・・でも、俺はちょっと嬉しいけどね」
舞「・・・そうだね」
勝「ねぇ?どうなるの?」
舞「わたしと勝の引越しは無し!これからもいつも通り!」
舞「・・・だよね?」
悠人「・・・そうなるね」
708 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:44:23.49 ID:dwk3sqmZ0
美里「よかったね!勝!」
勝「うん!」
愛華「これってわたしと舞さんの愛のキセキ!?」
悠人「いや、ふつうに手違い・・・」
舞「もう・・・帰ろっか」
悠人「そうだね」
複雑な心境ではあったが別れの悲しみが引き飛び、代わりに笑がこみ上げてきた
舞父「で・・・俺の見送りは・・・ないのね・・・」
一人空港の床に突っ伏す舞父を置いてさっさと帰っていく一行
舞父「・・・はぁ」
709 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 03:19:22.38 ID:8TPL3JlS0
親父……
710 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 03:50:41.18 ID:zUhzQ6mG0
親父が…
712 :名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 05:30:31.81 ID:tS438qqW0
親父ェ…
719 :名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 00:07:52.37 ID:UsO0oWT90
親父いいキャラ過ぎるwww
720 :名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 01:03:31.88 ID:pCHA1oFG0
親父が最後まで親父www
727 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/12(水) 09:00:22.25 ID:YWB03Hz40
数年後
店長「ん〜、週にどれくらい入れる?」
勝「土日と・・・あと月火も午後なら」
店長「バイトの経験とか・・・」
勝「ないです」
店長「そっか」
突然だが俺は今面接中だ
店長「・・・三木くんってもしかしてお姉さんいる?」
勝「はい」
店長「あ〜、もしかして三木舞さん?」
勝「そうです」
店長「なーんだ!勝くんか〜!」
勝「あれ、俺のこと知ってるんですか?」
店長「知ってる知ってる〜!お姉さんの旦那さんも知ってるし」
勝「悠人にー・・・悠人さんもですか?」
店長「なにせ私が二人のキューピッドだからね!」
勝「へぇ〜」
店長「二人とも元気?」
勝「はい。ねーさんも悠人さんも」
728 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/12(水) 09:10:14.15 ID:YWB03Hz40
店長「悠太くん元気?」
勝「元気ってか暴れん坊ですね。ねーさんも困ってました。」
店長「ちっちゃい頃はみんなそんなもんだって」
勝「そんなもんっすか」
店長「おっと脱線してたね・・・えーっと、じゃぁ勝くんは お姉さんに習ってここに?」
勝「まぁ・・・それだけじゃないっていうか・・・」
店長「・・・いうか?」
美里「すみませんっ!!遅れましたー!」
店長「美里ちゃんおそいっ!」
勝「げ・・・」
美里「いや、知り合いの子守りたのまれちゃって・・・あれ?勝なんでここに?」
勝「め、面接・・・」
店長「知り合い?」
美里「はい」
勝「・・・」
美里「面接って勝ここでバイトするの?」
勝「ダメなのかよ・・・」
美里「まーた悠人の真似か〜」
勝「・・・いいじゃん」
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