胸がスーッとする武勇伝を聞かせてください!
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197 :196:03/03/28 00:04 ID:le2wmtMh
そんなめちゃくちゃな状況の中新人が2人入ってきた。
仕事を教えるなんてとても、という状況でもその先輩はきちんと2人まとめて面倒をみていた。
さすがにその二人も申し訳なさそうに”すみません…”と言うと”なに、覚えたら自分の分も押し付けるからそれまでガンバレ”とカラカラ笑って言っていた。
どんな状況でも相手に負担を掛けないユーモアと知性を持ったすごい人だった。
上司や役員連中は生意気な奴だ、と嫌っていたので使えるものはいいように使ってやる、といった具合にいやな仕事を押し付けまくっていた。
そんな状態で3年が過ぎるころ・・・
198 :196:03/03/28 00:05 ID:le2wmtMh
その先輩が辞める事になった。
理由は”今後子育てしながらこの仕事していけるとは思えない、他の人達に多大な迷惑が掛かるのはわかっているから”
その先輩は女性です。
上司たちは慌てました。待遇や年俸も考えるから、と。
でも先輩は頑として首を縦には振りませんでした。
仕事の引継ぎは勿論、円滑に仕事を進めるウラワザ?も伝授し
退職の日、社長以下、皆がそろった席での挨拶で
”上に立ち人を指導する立場にいる方々は困っている部下を助け導くというのが最大の仕事だ、ということを今一度よくお考えください”
といった。役員真っ青、ぺーぺーは拍手喝采。
そして今会社は業績下降中。彼女の抜けた穴は想像以上に大きかった。
何人分の仕事をしていたのだろう。
あの挨拶以上に会社への復讐になっているよ。
男から見てもあんなオトコマエいない、と思える人だった。
200 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 00:34 ID:YFsRnqFU
くううー!かっこいいね!仕事ができる女に私もなりたい。
201 :196:03/03/28 01:19 ID:le2wmtMh
その人の名言
1、仕事の出来る上司とは能力のない部下にも仕事を与え 円滑に仕事を進められる人だ。
2、同期・後輩の事を悪く言うな、悪く言っていいのは自分より上の立場の人のことだけ。それ以外はただのいじめになる。
3、人に何かして欲しければその倍の事を相手にしてあげてからにしろ。
4、なんてね。めちゃくちゃ腹黒い私が言うなって(笑
などです。オフィシャルな場面では皆に公平な人でした。今は潔く専業主婦だそうです。
225 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 14:05 ID:JF4fOKpK
ガラガラの電車の中で中学生ぐらいのDQN二人がパンとかお菓子とか食べてて、その食べかすの袋なんかを座席の間にギュウギュウ押し込めてた。
何人か乗客はいたんだけど、私を含めてみんな見てみぬふりしてますた。
すると、シルバーシートに座ってた60代半ばの普通のお爺ちゃんが「おまぃら、ゴミはゴミ箱に捨てろ!」と一括。
DQNたちは「うっさいんじゃ、じじい」とか何とか。
そん時に、たまたま隣の車両から歩いてきた皮パンに皮ジャンの兄ちゃんが「おまぃらが悪いんやろが」と、お爺ちゃんに加勢。
それをきっかけに今まで黙ってた他の人たちも「そうや、そうや」って言い出した。
さすがに居心地が悪くなったのか、DQN二人は次の停車駅でゴミを持って降りていった。
私は見てるだけだったけど、なんかスッとしますた。
その後に、お爺ちゃんが「最近はああいうヤシを叱ってやる大人がおらん」って嘆いているのを聞いて、見ていただけの自分が恥ずかしくもなったけどね。
231 :224:03/03/28 14:24 ID:y70by6/r
逆に助けてもらった話なんですが。
高校生の頃、親戚の家に行く用事があってその時も新宿方面の電車に乗っていた。
結構混んでいて酔っぱらってる人もちょっといたんですが、下を向いて乗っていた自分のお尻を誰かが触ってきた。
「うわ・・痴漢だぁ」って思って混乱してると「おっさん!何やってるんだよ!」と野太い声が。
助かった〜って見てみると派手なお姉さんが痴漢を捕まえてくれた。
「女のケツが触りたかったらうちの店にきな」って一喝するとおじさんを2〜3人のお姉さん(実はお兄さんだけど)がワイワイ連れていった。
同じ車両に乗っていた人たちからは拍手と笑いが起きていた。
お礼がいいたくて2〜3回その時刻の電車に乗って探したけど会えなかった。
その節はありがとう御座いました。
232 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 14:26 ID:oHxjzvpw
アメリカの西海岸より。
こっちのスーパーでは、レジに並んでいてもカートを置きっ放しにしたまま買い忘れたものを取りに行く人が結構多いんです。
そして自分がよければ他人はどうでもよい、という国民性のためか、カートが列のジャマになろうがおかまいなしで不在時間がイジョーに長かったりするわけです。
そんなある日、よく行くスーパーで買い物を終えてレジに並んでいると案の定そんなカートが私の列のちょっと前に置かれていました。
次は私がレジ台に品物を乗せる番、っていう時に持ち主が戻ってきて、「私、ここに並んでいたの」と。アメリカ版コギャルという感じの、ブロンドむっちりローライズパンツ(ブリットニーSのようなかんじ、といえば分かっていただけるか)「世界は私を中心に回っている」20代前半の勘違いちゃん。(どこの国も同じなのね)
そりゃないよ、と息を吸い込んで英語モードに切り替えようとした
その時に、私の後ろの銀髪おばあちゃんが「あなたずっといなかったでしょう。それは並んでいたとは言わないの。後ろに行きなさい。みんな並んでいるのですよ」と厳しい声で一喝。
ブリちゃんはその剣幕にびびって、すごすごと列の最後へ。
かっこいいおばーちゃんでした。
内心「どう言ったら負けないか」と考えていた矢先だったので助かったってのもあるけど!
因みにいっつもこんな失礼なヤツばかりではありませんよ。
大抵の人は「ちょっと忘れたからお先に行ってね」と、カートを脇にどけていきます。
257 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/30 04:49 ID:N5X2SGS7
高校1年の春だった。
まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。
俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。うしろから見ると時代遅れの角刈りの青さがやけにまぶしい兄ちゃんだ。
俺はその時初めてそいつの事を意識したような気がする。
で、その日の午後・・・奴は早速クラスのちょっとヤンキー連中に興味を持たれていた。俺のななめ前で奴は4人の男に囲まれ、なんか質問攻めにあっている。
「その眼鏡何だよオイ」とか「おまえ童貞か?」とか(高一の人間に童貞か?はないだろうにと思ったが)。
笑い声はさらに高まり、ついに手が出始めた。4人のうち一番身体がでかい、ヤンキーまるだしの奴が角刈りをさわさわ触っている。
というより、パンパンとたたき始めたりなんかしている。
「うわ〜っ、いじめられてる・・・」と俺が、ちょっと引いたその時だった。角刈り君の左腕がヤンキーの腕をひょいと取り、くるっとねじまげてひざまずかせ、「やめんかい!」と言う声とともに前へ倒した。ヤンキーは机に頭をぶつけそうになった(その間わずか1秒ほど)。
(つづきます)
258 :257:03/03/30 04:50 ID:N5X2SGS7
他の3人は身じろいだ。空気が一瞬で凍りつく。
角刈りは他の3人をじろりと見ると「おまえらまだ何か質問あるんか?」とドスの効いた声を発した。
3人は気まずそうに「い、いや・・・」と、うしろの方へ・・・。
と、倒されたヤンキーが立ち上がって、角刈りに殴りかかった・・・が、今度もまた角刈りはその腕を簡単に取って、身体を横方向に一回転。ヤンキーは、がらがらがらっと机に突進して、アゴをしこたま打ってしまったのだった。
とにかく鮮やかすぎて声も出なかった。
後で知ったことだが、ひょろひょろの角刈り君は合気道をやっていたという。
その後も彼は別のヤンキーに絡まれたりしたが、常に簡単に蹴散らしていた。
そして、数ヵ月後には影の番長みたいな存在になっていたw。
彼は非常に正義感が強く、その後も彼が目を光らせているので彼のクラスではいじめが無かったらしい。
俺はそんなに仲良くしなかったけど、ひそかに彼に憧れていた。あんな角刈りなら俺はなってみたい。
302 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/10 16:32 ID:VPDFd2cv
さっき見たささやかな武勇伝。
信号待ちしてたら、金髪のやんちゃそうな若者(二人連れ)が、空き缶をぽいっと道端に捨てました。
ころころ転がった空き缶は、横に立ってたOLさんの足元へ。
そのOLさん、ひょいとかがんでその空き缶を拾った。
どうするのかと思ってみてたら、「ゴミ箱、あっちだよ。」と、コンビニを指差したあと、金髪が丸めて持ってた雑誌の隙間に、ぎゅっと缶を差し込んじゃったのです。
金髪は、「はぁ?!」と言って、OLさんにつかみかかろうとしましたが、OLさん、にっこり笑うと、金髪の手をつかみかえして、「ね?」
金髪どもは、無言でその缶をゴミ箱に捨てに行きました。
OLさん、どんな力で掴んだんだ・・・。
330 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/13 00:29 ID:zZ7roM+7
私の家の前の道は狭い。乗用車がやっとすれ違えるぐらい。
ある日何回もクラクションが聞こえ、ベランダから道を見てみると、見るからにDQNなワンボックスと乗用車が道ですれ違えなくて止まっていた。
DQNは「早くバックしろや!」などと怒鳴っていたが、乗用車は全く動かない。
ついに車から降りてきてしまった。乗用車に乗っていた男性三人も降りてきたが、三人は無言。DQN怒鳴りっぱなし。
すると、二人がDQNの両肩を私の家の壁に押し付け、もう一人はDQNのワンボックスへ。
何をするのかと思うと、ワンボックスに乗り込みバック。
その間DQNは「手前、何勝手に動かしぐぇ・・・おいっ!離せって!おいっ!」とか苦しげに怒鳴るのみ。
そうこうしている内に、車はすれ違える位置まで移動し終え、ワンボックスを運転していた男が車に戻り、残りの2人も、DQNから手を離し、車に乗り込み言ってしまった。DQN唖然。
何がすごいってこの3人、終始無言。車の中で相談していたとは思うが息ピッタリで軍隊の行進みたいに無駄な動きが無く、ものすごく格好良かった。
DQNはと言えば、助手席に乗っていた奥さんと思しき人と喧嘩が始まっていた。
「なんで、お前ぇ、降りてこねぇんだよ!」
「ハァ!?私が降りてっても意味ねえじゃん。バカじゃねえの!?」
と罵り合い。この出来事は、ビデオカメラに撮りたいぐらいの出来事だった!
356 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 15:57 ID:KSMi3P4K
武勇伝とはちと違うかもしれないけど。
私が中1の頃、父親の不倫が発覚した。相手は20代前半の素人娘。
もちろん母は激怒、父は畏縮しつつ母か愛人どちらを選ぶか選択を迫られ
もともと火遊びのつもりだった父は愛人と別れ家庭に戻ってきた。
その後、女はストーカー化(当時はまだストーカーという言葉がなかった)して家の前に張り込んだり、無言電話、イタ電、家族の中傷ビラなどが始まった。
当初は両親の不倫騒動を「なさけない…」と冷めた目でみていた私ら兄妹だったがイタ電が頻繁に起こるようになると怖くなってきた。
もしかしてサイアク本当に一家離散もあり得るかも、と不安な日々を過ごしていた。
でもある日を境にそうした騒動がパタリとやんだ。
その後私達子供が成人してから知ったのだか、母が女のところにカタをつけにいったのだそう。
その時母が女にきった口上は
「そこまで付きまとうほどウチの旦那が良いなら、一緒になっていいです。ただし我が家の嫁の本分を守ることが条件です。
旦那は長男です。年老いた姑の面倒を死ぬまでキチンと見る事。小3、中1、高1の3人の子供がいます。
成人するまで道に外れないよう躾けて面倒を見て大学までいかせる事。
家のローンもあと15年残っていますのでよろしくお願いします。
私は旦那の下で働いているので会社に入社してもらい、私の引き継ぎもしてもらいます。
部下の面倒もしっかり見て、会社運営を傾かせないようしっかり勤めて下さい。
もちろん私が旦那と別れる時は高額の慰謝料請求を起こしますので毎月の支払いは滞らないようにして下さい。
貴女にこれだけの事を出来る心構えがありますか?あるんですか??」
女はグウの音も出ないまま、あっさり引き下がったそうです。
その時の様子をほがらかに語る母親の横顔がなんとなく偉大に見えた。
そんなめちゃくちゃな状況の中新人が2人入ってきた。
仕事を教えるなんてとても、という状況でもその先輩はきちんと2人まとめて面倒をみていた。
さすがにその二人も申し訳なさそうに”すみません…”と言うと”なに、覚えたら自分の分も押し付けるからそれまでガンバレ”とカラカラ笑って言っていた。
どんな状況でも相手に負担を掛けないユーモアと知性を持ったすごい人だった。
上司や役員連中は生意気な奴だ、と嫌っていたので使えるものはいいように使ってやる、といった具合にいやな仕事を押し付けまくっていた。
そんな状態で3年が過ぎるころ・・・
198 :196:03/03/28 00:05 ID:le2wmtMh
その先輩が辞める事になった。
理由は”今後子育てしながらこの仕事していけるとは思えない、他の人達に多大な迷惑が掛かるのはわかっているから”
その先輩は女性です。
上司たちは慌てました。待遇や年俸も考えるから、と。
でも先輩は頑として首を縦には振りませんでした。
仕事の引継ぎは勿論、円滑に仕事を進めるウラワザ?も伝授し
退職の日、社長以下、皆がそろった席での挨拶で
”上に立ち人を指導する立場にいる方々は困っている部下を助け導くというのが最大の仕事だ、ということを今一度よくお考えください”
といった。役員真っ青、ぺーぺーは拍手喝采。
そして今会社は業績下降中。彼女の抜けた穴は想像以上に大きかった。
何人分の仕事をしていたのだろう。
あの挨拶以上に会社への復讐になっているよ。
男から見てもあんなオトコマエいない、と思える人だった。
200 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 00:34 ID:YFsRnqFU
くううー!かっこいいね!仕事ができる女に私もなりたい。
201 :196:03/03/28 01:19 ID:le2wmtMh
その人の名言
1、仕事の出来る上司とは能力のない部下にも仕事を与え 円滑に仕事を進められる人だ。
2、同期・後輩の事を悪く言うな、悪く言っていいのは自分より上の立場の人のことだけ。それ以外はただのいじめになる。
3、人に何かして欲しければその倍の事を相手にしてあげてからにしろ。
4、なんてね。めちゃくちゃ腹黒い私が言うなって(笑
などです。オフィシャルな場面では皆に公平な人でした。今は潔く専業主婦だそうです。
225 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 14:05 ID:JF4fOKpK
ガラガラの電車の中で中学生ぐらいのDQN二人がパンとかお菓子とか食べてて、その食べかすの袋なんかを座席の間にギュウギュウ押し込めてた。
何人か乗客はいたんだけど、私を含めてみんな見てみぬふりしてますた。
すると、シルバーシートに座ってた60代半ばの普通のお爺ちゃんが「おまぃら、ゴミはゴミ箱に捨てろ!」と一括。
DQNたちは「うっさいんじゃ、じじい」とか何とか。
そん時に、たまたま隣の車両から歩いてきた皮パンに皮ジャンの兄ちゃんが「おまぃらが悪いんやろが」と、お爺ちゃんに加勢。
それをきっかけに今まで黙ってた他の人たちも「そうや、そうや」って言い出した。
さすがに居心地が悪くなったのか、DQN二人は次の停車駅でゴミを持って降りていった。
私は見てるだけだったけど、なんかスッとしますた。
その後に、お爺ちゃんが「最近はああいうヤシを叱ってやる大人がおらん」って嘆いているのを聞いて、見ていただけの自分が恥ずかしくもなったけどね。
231 :224:03/03/28 14:24 ID:y70by6/r
逆に助けてもらった話なんですが。
高校生の頃、親戚の家に行く用事があってその時も新宿方面の電車に乗っていた。
結構混んでいて酔っぱらってる人もちょっといたんですが、下を向いて乗っていた自分のお尻を誰かが触ってきた。
「うわ・・痴漢だぁ」って思って混乱してると「おっさん!何やってるんだよ!」と野太い声が。
助かった〜って見てみると派手なお姉さんが痴漢を捕まえてくれた。
「女のケツが触りたかったらうちの店にきな」って一喝するとおじさんを2〜3人のお姉さん(実はお兄さんだけど)がワイワイ連れていった。
同じ車両に乗っていた人たちからは拍手と笑いが起きていた。
お礼がいいたくて2〜3回その時刻の電車に乗って探したけど会えなかった。
その節はありがとう御座いました。
232 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/28 14:26 ID:oHxjzvpw
アメリカの西海岸より。
こっちのスーパーでは、レジに並んでいてもカートを置きっ放しにしたまま買い忘れたものを取りに行く人が結構多いんです。
そして自分がよければ他人はどうでもよい、という国民性のためか、カートが列のジャマになろうがおかまいなしで不在時間がイジョーに長かったりするわけです。
そんなある日、よく行くスーパーで買い物を終えてレジに並んでいると案の定そんなカートが私の列のちょっと前に置かれていました。
次は私がレジ台に品物を乗せる番、っていう時に持ち主が戻ってきて、「私、ここに並んでいたの」と。アメリカ版コギャルという感じの、ブロンドむっちりローライズパンツ(ブリットニーSのようなかんじ、といえば分かっていただけるか)「世界は私を中心に回っている」20代前半の勘違いちゃん。(どこの国も同じなのね)
そりゃないよ、と息を吸い込んで英語モードに切り替えようとした
その時に、私の後ろの銀髪おばあちゃんが「あなたずっといなかったでしょう。それは並んでいたとは言わないの。後ろに行きなさい。みんな並んでいるのですよ」と厳しい声で一喝。
ブリちゃんはその剣幕にびびって、すごすごと列の最後へ。
かっこいいおばーちゃんでした。
内心「どう言ったら負けないか」と考えていた矢先だったので助かったってのもあるけど!
因みにいっつもこんな失礼なヤツばかりではありませんよ。
大抵の人は「ちょっと忘れたからお先に行ってね」と、カートを脇にどけていきます。
257 :おさかなくわえた名無しさん:03/03/30 04:49 ID:N5X2SGS7
高校1年の春だった。
まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。
俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。うしろから見ると時代遅れの角刈りの青さがやけにまぶしい兄ちゃんだ。
俺はその時初めてそいつの事を意識したような気がする。
で、その日の午後・・・奴は早速クラスのちょっとヤンキー連中に興味を持たれていた。俺のななめ前で奴は4人の男に囲まれ、なんか質問攻めにあっている。
「その眼鏡何だよオイ」とか「おまえ童貞か?」とか(高一の人間に童貞か?はないだろうにと思ったが)。
笑い声はさらに高まり、ついに手が出始めた。4人のうち一番身体がでかい、ヤンキーまるだしの奴が角刈りをさわさわ触っている。
というより、パンパンとたたき始めたりなんかしている。
「うわ〜っ、いじめられてる・・・」と俺が、ちょっと引いたその時だった。角刈り君の左腕がヤンキーの腕をひょいと取り、くるっとねじまげてひざまずかせ、「やめんかい!」と言う声とともに前へ倒した。ヤンキーは机に頭をぶつけそうになった(その間わずか1秒ほど)。
(つづきます)
258 :257:03/03/30 04:50 ID:N5X2SGS7
他の3人は身じろいだ。空気が一瞬で凍りつく。
角刈りは他の3人をじろりと見ると「おまえらまだ何か質問あるんか?」とドスの効いた声を発した。
3人は気まずそうに「い、いや・・・」と、うしろの方へ・・・。
と、倒されたヤンキーが立ち上がって、角刈りに殴りかかった・・・が、今度もまた角刈りはその腕を簡単に取って、身体を横方向に一回転。ヤンキーは、がらがらがらっと机に突進して、アゴをしこたま打ってしまったのだった。
とにかく鮮やかすぎて声も出なかった。
後で知ったことだが、ひょろひょろの角刈り君は合気道をやっていたという。
その後も彼は別のヤンキーに絡まれたりしたが、常に簡単に蹴散らしていた。
そして、数ヵ月後には影の番長みたいな存在になっていたw。
彼は非常に正義感が強く、その後も彼が目を光らせているので彼のクラスではいじめが無かったらしい。
俺はそんなに仲良くしなかったけど、ひそかに彼に憧れていた。あんな角刈りなら俺はなってみたい。
302 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/10 16:32 ID:VPDFd2cv
さっき見たささやかな武勇伝。
信号待ちしてたら、金髪のやんちゃそうな若者(二人連れ)が、空き缶をぽいっと道端に捨てました。
ころころ転がった空き缶は、横に立ってたOLさんの足元へ。
そのOLさん、ひょいとかがんでその空き缶を拾った。
どうするのかと思ってみてたら、「ゴミ箱、あっちだよ。」と、コンビニを指差したあと、金髪が丸めて持ってた雑誌の隙間に、ぎゅっと缶を差し込んじゃったのです。
金髪は、「はぁ?!」と言って、OLさんにつかみかかろうとしましたが、OLさん、にっこり笑うと、金髪の手をつかみかえして、「ね?」
金髪どもは、無言でその缶をゴミ箱に捨てに行きました。
OLさん、どんな力で掴んだんだ・・・。
330 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/13 00:29 ID:zZ7roM+7
私の家の前の道は狭い。乗用車がやっとすれ違えるぐらい。
ある日何回もクラクションが聞こえ、ベランダから道を見てみると、見るからにDQNなワンボックスと乗用車が道ですれ違えなくて止まっていた。
DQNは「早くバックしろや!」などと怒鳴っていたが、乗用車は全く動かない。
ついに車から降りてきてしまった。乗用車に乗っていた男性三人も降りてきたが、三人は無言。DQN怒鳴りっぱなし。
すると、二人がDQNの両肩を私の家の壁に押し付け、もう一人はDQNのワンボックスへ。
何をするのかと思うと、ワンボックスに乗り込みバック。
その間DQNは「手前、何勝手に動かしぐぇ・・・おいっ!離せって!おいっ!」とか苦しげに怒鳴るのみ。
そうこうしている内に、車はすれ違える位置まで移動し終え、ワンボックスを運転していた男が車に戻り、残りの2人も、DQNから手を離し、車に乗り込み言ってしまった。DQN唖然。
何がすごいってこの3人、終始無言。車の中で相談していたとは思うが息ピッタリで軍隊の行進みたいに無駄な動きが無く、ものすごく格好良かった。
DQNはと言えば、助手席に乗っていた奥さんと思しき人と喧嘩が始まっていた。
「なんで、お前ぇ、降りてこねぇんだよ!」
「ハァ!?私が降りてっても意味ねえじゃん。バカじゃねえの!?」
と罵り合い。この出来事は、ビデオカメラに撮りたいぐらいの出来事だった!
356 :おさかなくわえた名無しさん:03/04/14 15:57 ID:KSMi3P4K
武勇伝とはちと違うかもしれないけど。
私が中1の頃、父親の不倫が発覚した。相手は20代前半の素人娘。
もちろん母は激怒、父は畏縮しつつ母か愛人どちらを選ぶか選択を迫られ
もともと火遊びのつもりだった父は愛人と別れ家庭に戻ってきた。
その後、女はストーカー化(当時はまだストーカーという言葉がなかった)して家の前に張り込んだり、無言電話、イタ電、家族の中傷ビラなどが始まった。
当初は両親の不倫騒動を「なさけない…」と冷めた目でみていた私ら兄妹だったがイタ電が頻繁に起こるようになると怖くなってきた。
もしかしてサイアク本当に一家離散もあり得るかも、と不安な日々を過ごしていた。
でもある日を境にそうした騒動がパタリとやんだ。
その後私達子供が成人してから知ったのだか、母が女のところにカタをつけにいったのだそう。
その時母が女にきった口上は
「そこまで付きまとうほどウチの旦那が良いなら、一緒になっていいです。ただし我が家の嫁の本分を守ることが条件です。
旦那は長男です。年老いた姑の面倒を死ぬまでキチンと見る事。小3、中1、高1の3人の子供がいます。
成人するまで道に外れないよう躾けて面倒を見て大学までいかせる事。
家のローンもあと15年残っていますのでよろしくお願いします。
私は旦那の下で働いているので会社に入社してもらい、私の引き継ぎもしてもらいます。
部下の面倒もしっかり見て、会社運営を傾かせないようしっかり勤めて下さい。
もちろん私が旦那と別れる時は高額の慰謝料請求を起こしますので毎月の支払いは滞らないようにして下さい。
貴女にこれだけの事を出来る心構えがありますか?あるんですか??」
女はグウの音も出ないまま、あっさり引き下がったそうです。
その時の様子をほがらかに語る母親の横顔がなんとなく偉大に見えた。
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