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なにかと縁のあるバレンタインデー
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「ねえ・・・うち、寄っていかない?」

「・・あぁ。」

久しぶりに入る佳織の部屋、相変わらずシンプルで、衣服などはシルバーラックに綺麗に収まっている。

「相変わらず綺麗にしてんなー。」

「そう?」

「ああ、俺の部屋なんてゴミだらけだしな・・・」

そんなことを言いながら、ソファに腰掛ける。CDを流し、佳織が隣に座った。


「・・・なぁ、佳織・・。」

「何?」


俺は上着のポケットから小さな箱を取り出した。中身はもちろん指輪だ。

「はい、これ」


「・・え?」

「その・・・・えっと・・か、佳織が・・、す、好き・・だ。大学出たら、・・・その・・、結婚してほしい。」

佳織は かなり驚いている様子だったが、俺の肩にもたれ掛かってきた。

「あーあ・・・まだ大学に入学もしてないのに、将来の夢が叶っちゃった気分だよ・・・」

「え?おまえって○○(職種)になりたいっつってただろ?」

「違うよ・・・・その、えっと・・・賢ちゃんのお嫁さんになることだよ。」


その一言に愛らしさを感じた。

俺は佳織を抱きしめ、「好きだ。佳織・・・愛してる」と呟いた。


佳織は泣き出した。

「待たせてごめんな、辛い思いさせて・・・・・」

「いいの、私・・・今すごく幸せだから・・・・。ありがとう、賢ちゃん・・・・」



数週間後。

「賢ちゃん!!賢ちゃん、合格だったよ!!!」と、封筒を持って俺の家にかけつける佳織。

俺は暗い表情で跪き、「ごめん、俺・・・俺・・・・・・、」と言う。

「え・・・・賢ちゃん、・・・・・まさか・・・・・・・」



佳織の声が震えている。

「賢ちゃん・・・なんか言ってよ、ねえ。ねえ!嘘でしょ!?嘘だよね!?」

「ああ。嘘だ(笑)。」

合格通知を見せる。


佳織は嬉しいんだかむかつくんだか、って感じの微妙な顔で俺を睨んで、近所中に響き渡るんじゃないかと思うほど大きな声で「賢ちゃんのバカ!!!!!!!!!!」と叫んだ。



そんなに遠いわけでもないんだが、自宅から大学まで距離があるため、俺達は部屋探しを始めた。

「ねえ、ここどう?? 家賃も間取りもいい感じだと思うんだけど・・・」

「俺は こっちのほうが好きかな〜」

そんなことを話しながら、俺達は雑誌を広げる。


俺達は両方の親に何もかもを話し、承諾を得た上で同じアパートで暮らすことが決まっていた。

「佳織がひとりだと心配だから丁度いい」

「賢がひとりだと外食ばかりになるから丁度いい」と、両親も大賛成。小さいうちから家族ぐるみの付き合いしててよかった・・・。


さすがに同棲まで申し出る勇気は出なかったので、できるだけ近い部屋にしようということになった。


「わぁ、ここが私の新しい部屋かぁ〜!」荷物を置いて、佳織が言う。

「まえ一回見に来ただろうが、そんな感動すんなって(笑)」と俺。

「そういうことをいわないでくださいー」と俺に詰め寄る。

「わかったわかったって。さっさと荷物片付けろよ。

俺は自分の部屋の荷物片付けてくるから。」

「は〜い。」

俺の部屋は、佳織と同じ階の、3つほど隣だ。



その日の夜、俺は佳織の部屋で、飯を食った。もちろん佳織のお手製。ロールキャベツ、鮭のムニエル、スイートポテトが、新しいテーブルに並ぶ。


「おいおい、めっちゃ豪華じゃんか。毎日こんな料理作ってたら金いくらあっても足んねーぞ?」

「今日だけに決まってるでしょ!明日からは節約生活だよ(笑)。」

これからのことについて、俺達は美味い飯を食いながら色々語り合った。



飯を食べ終わった後 俺はソファーでテレビを見ながらくつろいでいると、食器洗いを終えた佳織が横に腰掛け、俺にもたれかかる。

「重い!」

「失礼な!!!」

佳織の手には、あのときの指輪が輝いている。

自然と、佳織と目が合った。俺も佳織も、目をそらさない。そのまま距離はどんどん近づき、俺達はキスをする。


軽いキスだったのが次第に深くなり、そして、お互い初めてなので、ぎこちなく舌を絡めあう。

佳織は俺の首に手をまわし、俺は佳織を抱き寄せ、もっと距離を縮めた。昔と比べて大きくなった佳織の胸が、俺の体にあたる。それが余計に俺を興奮させた。

無意識に、俺は佳織の胸を触った。

「ん・・・っ」と、恥ずかしそうに声を出すが、抵抗しない。それがたまらない。

「賢・・・ちゃんっ・・・・・・」

荒く息をしながら、俺の名前を呼ぶ。

「・・・嫌か?」

「・・・・ううん、そんなことない」

俺達はまた唇を重ねた。


ねっとりとしたディープキスをしながら、俺は佳織のセーターの下に手を入れた。

ブラのうえから胸を触る。「ぃや・・・・。」と小さな声で言ったが、本気で抵抗する気はなさそうだ。

部屋は暖房で充分温かい。俺は、佳織のセーターを脱がせた。黒色のレースが佳織の大きな胸を包み込んでいた。

初めて見た佳織のオトナっぽい下着姿に、俺はかなり興奮した。下のカーペットに押し倒し、キスをしながら胸を愛撫する。

フロントホックのブラをはずすと、綺麗な胸が姿を現した。思わず俺は、ピンクの乳首にしゃぶりついた。


「あああっ賢ちゃん、恥ずかしい・・・・」

もう片方の手で乳首をコリコリと摘むと、佳織の息は一層荒くなった。

「賢ちゃん・・・賢ちゃんっ・・ぁん・・・・・・」

童貞処女コンビなので、どっちがリードするとかもなく、正直このあと どうすればいいのかもわからなかったが、とにかく佳織の可愛い声を聞きたい一心で、俺は佳織の体を愛した。


「賢ちゃんっ・・・・・ま、待って・・・・・」

「ん?どうした?」

「あの・・・・・えっと・・・コ、コンドーム・・・・」

「やべえ、持ってねえや」

「買いに・・・・・いこっか?」




俺達は上着を羽織って、外に出た。コンビニに向かおうとすると、佳織が俺の腕を引く。

「こっちのほうが近いよ・・・」

アパートの裏の道を行ったところに、コンドームの自動販売機があった。

「さっき買出しに来たとき迷っちゃって・・・みつけたの」

「そっか」

何種類かあって どれがいいのかわからなかったので適当に買って部屋に戻り、交代で風呂に入る。


そして、どちらからでもなくキスをして、さっきの時間を埋め合わせるかのように、またお互いを愛し合った。


俺はもうガマンできなくなって、ジーパンを脱いだ。

「俺だけだと恥ずかしいから・・・、お前も脱げよ」

恥ずかしそうに頷くと、彼女はするっとジーパンを脱いだ。


バスケで鍛えられて引き締まった太ももとウエストを愛撫し、キスをしながら俺は佳織のマンコに手をやった。

「あんっ」といって、ビクっと震える。

顔を見ると、かなり恥ずかしそうな感じだったが、俺は気にせず行為を続けた。

ブラとお揃いのパンティのうえから なぞっただけでも、「ぬるっ」とした感覚が俺の指先に走る。

撫でたり指で いじったりしているうちに、パンティが湿ってきた。



俺はパンティの中に手を入れ、ダイレクトに触った。

割れ目に沿って中指でなぞると、「やぁんっ」と、高い声をあげた。

くちゅくちゅと いやらしい音を立て、俺の興奮はさらに高まっていく。

「ん・・・ぁっ・・・あんっ・・・・・賢ちゃん・・・賢ちゃんっ・・・・・」

俺の背中に爪を立てて、声を出すのをガマンする佳織。


俺の中に「早く挿れたい」という思いが膨らんだ。

首筋をつつーっと舐めあげ、耳元でささやいた、「挿れて・・いいか?」と。

少し躊躇しながらも、佳織は「いいよ・・・」と俺に言う。

さっき買ったコンドームの袋をあけ、不慣れな手つきでギンギンになった俺のモノにかぶせた。そして、マンコに俺のモノをあてる。

「はぁあああ・・っ」と、息を漏らす佳織。少し不安そうな表情をしている。

少し くぼんだところに行き着き、『多分ここだ』と思った俺は、すこし腰を落とした。少しずつ入っていく感じがしたので、そのまま腰を沈めていく。

「いっ・・・・・・たぁ・・・・・・・・」と、佳織は顔を歪める。かなりガマンしている感じだ。

しかし、気持ちいいが、俺も痛い。俺のは強化合宿や修学旅行で みんなに驚かれるほどデカいし、佳織は処女だし・・ということもあって、潰れるんじゃないかと思うぐらい痛かった。

全て入りきったところで、俺は佳織の唇をふさぐ。


「ごめん、抜こうか?」

「い、いいよ・・・・・・大丈夫・・・」

「気持ちいいよ・・・・佳織・・・・・・」

少し抜いて、また挿れる、その動作を繰り返すうち、佳織は痛さからではなさそうな声をあげ始める。


そして、接合部分はヌチャヌチャと いやらしい音を立てはじめた。

今まで味わったことのない感触、そして気持ちよさ・・・俺は快感にのまれたように、腰を振った。


「賢ちゃん・・・・賢ちゃん・・・・愛してるっ!・・・あんっ・・」と、女っぽい声で俺の名前を呼ぶ。

「佳織・・・、佳織っ・・・お、俺も・・愛してるっ・・うっ・・・・」と、それに答える。

腰を動かすたび、俺のモノを快感が襲う。その快感がもっとほしくなり、俺の腰の動きは だんだんと激しさを増す。


「あんっ賢ちゃんっ賢ちゃん、あっ、あっ・・あっ・・・んぅ・・・」

「ああ、やべえキモチイイ!」と、思わず俺は声をあげた。


そのあと4分もたたないうちに俺はイった。

この日、結局 俺は佳織の中で5回ほどイったと思う。



日が昇りはじめ、カーテンのすきまから朝の光が差し込む頃・・・

俺達は、ようやく風呂に入った。2人で体を洗いあいっこしたり、泡を付け合ったり、一緒にちっちゃい浴槽に入ってお湯をかけあったり・・・・

もう戻れない『あの頃』を思い出した。小学生のときなんかは、何の恥じらいもなく一緒に風呂入ってたからな・・。


触れ合う白い肌の感触がとても気持ちよくて、俺は不覚にもまた勃起してしまった。

「あ・・・大きくなってる。」と、佳織が言う。

「仕方ねーだろ・・お前が横に居るんだから。」

「・・・そっか。」

「おう。」


「・・・・・ねぇ、」

「なんだ?」






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