妻が乗っ取られた
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なんとかして断りたかったが、無理だった。
以前、長期の出張を断ったため、今回は断れなかった。
会社でもヤル気を失い、成績も上がらなくなっていた。
当時は同期の中でも出世頭だったのに、抜かれることも増えてきた。
そういう事もあり、引き受けざるを得なかった。
妻はというと、なんとか理性を保ち、週末をクリアーしている、といった状況で、わずかな細い一本の糸が切れると、理性をかなぐり捨て、快楽というドロ沼にハマるような危ない表情だった。
そのため、今回の出張は、かなりリスクが高いということは間違いなかった。
妻に「今度の月曜から、金曜まで出張に行くから」と話をした。
「えっ!?・・・・・」と声にならない返事をした。
妻から「どうしても・・・行くんですか?」と聞かれた。
妻もその一週間で自分がどう変わるのか予想できるのだろう。
歯止めの利かない体になり、快楽をただただ、むさぼり、家庭を顧みない、肉奴隷に堕ちる事を想像したのだと思う。
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出張初日、新幹線に乗り、目的地へ向かった。
見送りの妻は、涙目で私を見ていた。私も胸が苦しくなった。
妻が「あの・・・・」と何かを言おうとしていたが、タクシーが来て聞きそびれてしまった。
夜、自宅へ電話を入れてみた。
しかし・・・・・・妻は電話にでなかった。
後輩と連絡が取れない今、妻の携帯に電話するしか方法がない。
妻の携帯に掛けようかとも思ったが、後輩のところではなく、例えば、実家へ戻っているとか、友達の所へ行ったとか、もっと言えば具合が悪くなって早めに寝てしまったとか、そういう場合、妻を信用していないような気がして、すぐには電話をかける気にはなれなかった。
ビールを何本飲んでも酔いが回らない。頭は妻の事ばかり。
自宅へ電話して1時間くらい経った頃、再び自宅へ電話した。しかし、電話には誰もでなかった。
ガマンできなくなり、妻の携帯へ電話を入れてみたが・・・・・・。電源が切れていた・・・・・。
どうする術もなく、妻あてにメールを送り、妻の裸体を思い出しながら自慰をして、初日は眠りについた。
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次の日、仕事を済ませ、ホテルへ帰ってシャワーを浴び、ソファーで飲んでいると妻からメールが来ていることに気付いた。
「昨日はごめんなさい。彼のお友達とホテルにいます。」と入っていた。
(彼の友達?)
私はその言い方が気になった。
彼(後輩)はいないのか?
「電話できないのか?」とメールを返した。
すぐに返事が返ってきたが
「今は、無理。あとで掛けれるようなら掛けます」
という内容だった。
初日と今日(二日目)。妻は、どこで、誰に、一体何をされているのか、非常に気になる。
妻と私を繋ぐものが妻の携帯(メール)しか無い今、どうすることもできない。
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3日目、今日くらいは、妻から電話が掛かってくるかも、と朝から携帯を気にして仕事をしていた。
昼飯どきに一度「どうしてる?どこにいる?心配だ」とメールを送った。
この日は、取引先の人から飲みに誘われたが、とてもそんな気もなく、丁寧にお断りした。
ホテルに帰っても妻からの電話、メールは無かった。
こうなると1時間、1分がものすごく長く感じられる。逆に飲みにでも出てたほうが、気が楽だったかもしれない。
もう一度「電話できないのか?」とメールを打ったが返事は来なかった。
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四日目の夜。
妻の身に何かあったのか? 後輩やその友達から電話を掛けさせてもらえないのか?
その辺が分からない今、捜索願でも出そうかと真剣に悩んだ。
明後日には帰れる。待ち遠しい。一日千秋の思いとはまさにこのことだと思った。
妻の事を考えて悶々とする毎日。
帰りにレンタルビデオで人妻モノのAVを借りてきた。
また長くなりそうな夜。それでも見て時間を潰そうと借りてきたものだ。
早速部屋のデッキに差し込んで、人妻モノをボーッと見ていた。
不思議なことに、悶々としているにも関わらず、ペニスは勃起しなかった。
妻でなければいけないのか? それとも、もはや多少のことでは興奮しなくなったのか? 体がアブノーマルに染まってしまったのか?
無理にペニスをしごいても、立つことはなかった。
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夜も遅くなり、寝ようかと思っていたころ、電話がなった。妻からだっ!と瞬時に期待し携帯に飛び掛るように電話に出た。
「・・・・もしもし。あなた・・・・。」
涙が出そうだった。思わず、「なんだ!?どこにいるんだ!?何やってるんだ!?」と矢継ぎ早に質問した。
「うん・・・・・。あのね、私・・・・・もうダメみたい・・・・・・。」
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「ダメってなにが?何が?何があったんだ!?説明してくれ!」
しつこく妻に問いただした。
「うん・・・・。私もよく分からないんだけど、彼(後輩)の知り合いに、人妻を売買する人がいて、彼、無理やり借金を背負わされて、その借金の返済に、私の体が売られたみたい」
私は、何がなんだかよく分からず、返事に困っていた。
「それでね、彼はもういないの。会社を辞めて実家に戻ってるみたい。今は、アオキさんっていう人が私を調教してるの」
「ち、調教?」
「・・・・・。
本当はもう1ケ月くらい前から、アオキさんとは会っていて、いろいろされていたの・・・・。
それで、あなたが居ない1週間は、本格的に私を調教するって・・・・。」
妻は泣きながら話をしていた。
しかし、妻の話だけでは詳しいことは分かりません。
とにかく妻の周りで変化が起こっていたのだけは分かりました。
あまりの驚きに返事が出来ない私に妻は更に言いました。
「月曜日は、マンションの一室で知らない人に売られたわ。一晩。火曜日も。だから連絡取れなかったの。昨日と今日はアオキさん達に調教されてます」
さっきまでAVを見ても反応しなかったペニスが、妻の言葉だけで、ビクンビクンと反応を示し始めた。
「ど、どんなことされたんだ?」
「いろいろ・・・・。すごいの・・・・・。もう、私・・・・ダメかも・・・・。普通の生活に戻れないかも・・・・」
そう言って妻は更に大きな声で泣き出しました。
「そ、そんなー。それだけじゃ分からないよ。人妻売買って何だよ?」
「うん、マンションの一室で、定期的に人妻を集めて、お金を払って一晩抱くの。自分で来る人もいるし、私みたいに騙されてくる人もいるみたい。」
「それで?」
「だいたい一回で4,5人の女性がハダカになって、お酒を注いだり、ステージで体を見せたりして、気に入ったらお金を払うの。私は月曜に初めて行って、買われて、火曜もそこへ行ったの・・・・。あ、ちょっと待ってて。」
そう言って妻は横にいる誰か他の男性としゃべっているようです。
「あのね、もう時間だって。続きは帰ってから。」
「な、な!!!ち、ちょっとまって!!」と妻に言いましたが、妻はすでに受話器から離れているようで声は届かない感じでした。
しかし電話は切られていません。
「おい! おい!!」と何度か受話器に向かってしゃべっていると、再び声が聞こえてきました。しかしその声は・・・・。
「あ・・・・あん・・・・・ああっ!!」
それとともに、体と体がぶつかりあう音もします。
パン!パン!パン!
「ああーー!イイっ!!」
・・・・そして電話は切られました。
私は、妻の声であろう、その声を思い出しながら、ペニスを擦り、発射しました。
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最終日。
やっと自宅へ帰れる!と思うと早く仕事を片付けてしまいたい気分でした。
できるだけ早く帰れるように、仕事を素早く片付け、予定より数時間早く電車に乗り込むことができました。
これで夜、早い時間に自宅へ帰れます。
会社へは電話をして翌週から出勤すると言いましたので、このまま直帰です。
自宅へ戻る途中で妻に電話をしましたが、出ませんでした。
メールで、「今から帰る。○時には自宅に着く」と入れました。
返事はありませんでした。
自宅へ戻り、中へ入りましたが、電気は全て消えていて、ガラーンとして、妻が数日居なかったことを物語っていました。
カバンを放り投げ、スーツを脱ぎ、リラックスしていると、妻からメールが。
「あなたお帰りなさい。お迎えにいけなくてごめんなさい。今日は帰れません」と入っていました。
元々、金曜の夜から日曜の夕方までは、約束で妻は居ないのですが、どうしても妻に会いたくて「今日はどうしても戻れないのか?」と入れました。
するとすぐに返事が返って来ました。
「はい、日曜にも戻れないみたいです。ごめんなさい。しばらく本格的に調教されるみたいです」と入ってました。
そ、そんな・・・・。 それはあまりにもつらすぎます。思わず妻に電話をしました。
なかなか出ませんでしたが、しつこく電話を鳴らしました。
かなり鳴らしたところで、妻は電話に出ました。
「もしもし・・・・」
「なんだ!?なんだ!?戻れないってどういうことだ?」と妻に怒ってもしょうがないのですが、思わず怒鳴ってしまいます。
「アオキさんが、私を本格的に調教したいんだって・・・・・。」
「調教って何だよ!?調教って!」
と言うと、妻は横で誰かと話しているようでした。
「あのね、まず何十人もの人とヤッて女の体を更に開発するんだって。アナル拡張とかも。・・・それから?」と隣にいる人に聞いています。
「それからね、豊胸手術・・・・。クリトリスの包皮切除・・・・・・。」
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