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彼女の部屋でバイブと精液入りのコンドームを発見した
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758 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 07:19:11 ID:dYjsW0YuO
「埒があかないな、それならアンタらが出来る誠意を見せろよ。」

俺は鞄から紙とペンを取りだし、それぞれに書かせた。他人から見たら契約でもしているかのようだった。

二人が書いたのは口外しない事と部署を異動して顔を合わせないって内容だった。後は慰謝料を払うと書いてあった。


俺はそれを取り上げると

「痛みがないじゃないか?レイプ犯として捕まったら退職金もパァ、一家離散だろ?その上毎晩おカマを掘られるんだぞ、10年もな」



762 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 07:32:44 ID:dYjsW0YuO
結局、一ヵ月以内の退職と退職金の半分を彼女に支払う事で合意をした。

その場で合意書を作り、公証役場に行く事を提案したが二人が渋ったのでクレバーのゴム印を文章の真ん中に押して貰い、証人としてウェイトレスにサインをして貰った。

領収書を貰い、それも証拠とした。

「さて中身のチェックをしましょうか?」

俺は二人を促し某ホテルの地下バンケットに連れて行った。

トレーナーに外で見張りをさせ、俺は藤原と一番奥の個室に入った。


藤原が

「一つはマスター、もう一つはコピーです。残りはポラが8枚」

「あのトレーナーには渡してないのか?ポラって10枚あっただろうが?」

「き北島君に渡しました。明日持ってこさせます」

「俺が言わなきゃそのままか?」

時間にしたら2、3分だが俺は藤原をめちゃくちゃにした。

藤原が半ば気絶状態ななったので、俺は便器に顔を突っ込ませた状態にして北島を呼んだ。



766 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 07:44:55 ID:dYjsW0YuO
北島さん!

北島が俺に呼ばれて入ってきたので、その姿を見せ…

「嘘は困るなぁ、北島さん。あんたも持ってるんでしょ?」

北島は震えながら頷いた。

俺は笑顔で

「明日の同じ時間にクレバーね、必ず持ってきてね」と言い、トイレを流した。

藤原が呻きながら抵抗したが、構わずに…

「部長は転んだ事にしようね、その方がお互いの為だし…ね」

俺がトイレから出ると近くから親友が覗いていた。

「終わった?」

「飯行こうよ、奢るし」

親友は紙袋の事も聞かなかった。



767 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 07:47:06 ID:dYjsW0YuO
ちょい朝飯です。一時間以内に投下します…

これから少し修羅場が続くので…飽きた方はスルーして下さい。




770 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:32:13 ID:dYjsW0YuO
次の日定刻通りにクレバーに到着した

北島を確認して、後を付けている人間がいないかを確認した。

クレバーに電話をし道が込んでいるから10分遅れる事を伝えた。

先に店に入っていたらアウトだけど、回りには誰もいないし それ以上の用心はしようがなかった。

俺は店に入り笑顔で北島の席に向かった。

「すいません、道が込んでて…」

北島は席を立ち、丁寧に挨拶をした。

「アレからどうでした?部長も不注意とはいえ、怪我はなかったですか?」



771 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:33:06 ID:dYjsW0YuO
「実はあの後、胸が痛むって事で病院に行ったんですよ。私が付いていきました」

俺は笑顔のままで聞いていた。

「それでレントゲンをとったら肋骨が折れてました」

「暫く安静にする必要があるみたいですが、入院はしていません。自宅療養です。」

「そうですか、今日はあなたの番ですね」

北島の顔は引きつっていたが

「冗談ですよ、昨日は彼が嘘を吐いたから罰が当たっただけです」

俺は北島から藤原の住所を聞き出した。



772 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:33:50 ID:dYjsW0YuO
北島は渋ったが簡単な地図を書いた。


「見舞いに行くだけですから、ご安心を。あなたが嘘を付いてたり、約束を果たさない…破ったら」

「鬼になりますよ」

私は伝票を取ると支払いをして先に店を出た。

暫く後ろに注意を払った後、藤原の家に向かう電車の駅にタクシーで向かった。

駅前のデパートで見舞いのケーキを買い、電車に乗った。


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774 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:34:34 ID:dYjsW0YuO
電車の中でぼんやりと…

俺のしてる事って復讐の名を借りた自己満足だな。等と考えると目的意識が薄らいできた。

果たして彼女は喜ぶだろうか?

それよりも俺と彼女はどうなるんだ?


考えが纏まらないうちに駅に付き、俺は駅前の地図で確認しながら…藤原のマンションに向かった。

階下のインターホンを鳴らす。

すぐに奥さんらしき人物が出た。


「私、○○の田中と申します、北島からの遣いで参りました。」

奥さんはすぐにオートロックを解除してくれた。

エレベーターを降りると奥さんがドアを開けて待っていた。



776 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:41:38 ID:dYjsW0YuO
奥さんは玄関で丁寧に挨拶をされた。

「主人は先ほど薬を飲み寝た所なんですよ、階段から足を踏み外すなんて恥ずかしいですわ」

俺は促されるままに部屋に入り、藤原の部下を装った。

「部長にはいつもお世話になっておりまして…」

リビングに上がり冷たい飲み物を出され、奥さんと話した。

会話の中から高校生の娘がいる事を知り、大学受験が控えているのにテニスに明け暮れている話等を聞かされた。



780 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:46:41 ID:dYjsW0YuO
俺は暫く奥さんの話を聞いていたが

「ご迷惑でしょうから、そろそろおいとまさせていただきます。」

「部長に宜しくお伝え下さい。社の方は大丈夫ですし、例の件もまだ期日まで日がありますから、とお伝え下さい。」

俺は丁寧に挨拶をして藤原の家を出た…。


一つ片付いたな。

率直な感想だったし、俺自身ギリギリだった。



782 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 08:56:33 ID:dYjsW0YuO
自分自身、復讐鬼として暴走する事が怖かった。

娘の勉強を見て欲しいと冗談混じりに言われた時には…俺の中の悪魔がざわついたのは確かだった。

当初の目的を逸脱しているのはわかったが、復讐という大義に酔っていた。

帰りの途中俺は何故か欲情してしまい、ヘルスに飛び込んだ。

ヘルス嬢があの手この手で尽くしてくれたが、結局は射精に至らずに時間切れ。

自己嫌悪に陥る。


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783 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:02:42 ID:dYjsW0YuO
次の日から溜った仕事があるので疲れていたが、彼女の実家に向かった。

留守なのはわかっていたが、直接見舞いに行くのは度が過ぎている気がした。

見舞いの花束を買い、彼女の実家に行き…チャイムを鳴らした。

誰も出ない、…

しかしそれが何故か嬉しかった。


門を開け、玄関脇にそっと花束を置くとメッセージを残して帰宅の徒についた。



784 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:07:19 ID:dYjsW0YuO
夜になり、彼女からお礼の電話があった。

途中で彼女の母親が代わり、お礼を言われた。


その日は夕方早くから寝てしまった。

次の日からは普通に仕事に戻り、週末に彼女の父親を見舞った。

彼女は俺に何かを言いたそうだったが、言い出せない雰囲気だった。



786 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:14:08 ID:dYjsW0YuO
それから彼女の父親が退院する迄は平日に待ち合わせして一日、週末に見舞いを含めてのデートを繰り返した。

四か月が過ぎ、彼女の父親が退院をした後の快気祝いの食事会が開かれた。

俺も呼ばれて出席した。

彼女の父親は久しぶりの酒の酔いも手伝って、普段より饒舌になった。

そして突然

「君の気持ちが変わらなければ娘を貰ってくれないか?」

と切り出された。



788 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:18:33 ID:dYjsW0YuO
俺やみんなが呆気にとられていると、彼女の母親が助け船を出してくれた。

「そういう事は時期がきたら二人で決めるものよ。娘の父親が言うものじゃないわ」


彼女の姉も「お父さんがプロポーズしてどうするの?」


そう言い、場が笑いで包まれた。

横目で彼女を見たが、彼女は俯いたままだった。



791 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:26:01 ID:dYjsW0YuO
それから一ヶ月後の彼女の23歳の誕生日。

俺は彼女を恵比寿のイタリアンに誘った。

そこは二人で何度も行った店だった。


二人で食事を楽しんだ後、エスプレッソを飲みながら…

会話が結婚の話になった。


俺は「まだ準備もしてないけど、エリカが嫌じゃなければ結婚しないか?」って言った。

沈黙に耐えられずに…続けて「プロポーズみたいな重いもんじゃないよ」みたいな事も言った。



795 :えっちな21禁さん:2005/10/12(水) 09:31:04 ID:dYjsW0YuO
時計の針がカチカチ鳴ってるのが聞こえ、周囲の喧騒が聞こえなくなってくる。


カチカチ…カチカチ…


暫くして彼女は重い口を開いた。

「ごめんなさい。あなたに話さないといけない事があるの…」

彼女はそういうと泣き出した。

「いいよ、言わなくて」

それが俺の無意識に出た言葉だった。






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カテゴリー:復讐・倍返し  |  タグ:すっきりした話, 純愛, 寝取られ,
 

 
 
 
 

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