中二病エピソード
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友「なかなかやるな…」
俺「お前もな…」
とか言いながら5時間目の教室へ向かった。
毎日アザだらけになって帰るのが男の勲章だと思ってたなぁ。
当時俺より背の高い女子も数人交じってたのを思い出すと非常に申し訳ない。
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アニイモ
俺の友達(Aとする)が中二病だった。
「ガンガンで小説を募集しているから俺書いてみるわ」
とか言い出し、購買で作文用紙を購入し、猛烈な勢いで書いていた。
一週間くらいして、どれくらい進んだかきいてみると
「小説家デビューしちゃうと学校やめなきゃいけないから冒頭だけ書いてやめた」
みたいな事いって俺にその冒頭文を見せてもらった。
確か内容は
主人公の起床時に妹がフライパンを棒で叩き、起こそうとするが それでも起きないので今度は主人公の顔に顔にコンニャクをくっつけて無理矢理起こした。
という中途半端なところで終わった。
俺がお世辞程度に
「面白いね」
と、いうと友達は
「今度の文化祭で売る!」
とか言い出し、職員室やコンビニで大量にコピーしてた。
そして、文化祭当日。
Aは一人でその自作小説(冒頭のみ)を一部20円で売ってた。
壁に「たくさん売れたら続き書きます!!」みたいなこと書いた張り紙も貼ってた。
買っていったのは、担任の先生とAの親だけだったらしい。
Aはその日から「アニイモ」ってあだ名になってた。
(小説のタイトルが「兄と妹」だったので)
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ターン天使
俺は、人間に滅びをもたらす神に使える天使だと本気で思ってた頃があった。
人に滅びをもたらすために人を監視しているが、その天使は人を愛しているという設定だったらしい。
休憩時間、女が髪を手ぐしで整えるように、俺は背中にある「何か」を手ぐしで優しく整える仕草をしていた。
天使が優雅に動くのは当たり前の話で、手の指先までしなやかに動かしていた。
クラスの女子が、『○○君。何してるの?』と俺に聞いた。
俺は、
『・・ん?ああ、僕の翼が・・・・・あ、いや、なんでもない』
とつぶやいた。
その直後、俺は
『・・ふ・・神と人間の狭間(はざま)に居る者の身にもなってくれよ・・』
と微笑みながら言った。
死にたい。マジ死にたい。
優雅に動けることをアピールするために、教室の中でわざと無意味な方向に歩き、その後 優雅にターン。
ターンするときは、首を少し斜めに傾け、目は細く虚ろに、手は指先までしなやかに、腕は体に巻きつけるように。
しなやかな動きをクラス中に見せ付けるため、俺は目的も無いくせにクラスの中を歩き回ってはターン。
そのとき、クラスの女子が
『ねえ。さっきからウロウロして何してんの?』
と聞いてきた。ここで止めておけば良かった。
俺は、待ってました!とばかりに、女子が居る方向とは少し違う方向を向いて驚いたように言った。
『・・・はッ!おまえは・・・。ちょ・・っと待て。ここではまずい。人に粛清を下すのにはまだ時間が必要なはずッ・・だが』
『もう、彼は動き出したというのか・・?』
と、誰も居ない空中に向かってつぶやいた。声は相手に聞こえるくらいの大きさで。
目を大きく見開き、口をガクガクさせ、『あ・・あ・・・・』と動揺したように言った。
そして、ようやく女子に気が付いたように、
『はッ!あ、ご、ごめん。ちょっと天界からの・・・あ、いや、なんでもない・・』
と言った。死ね俺。
女子は黙ってたような気がする。それを見て、さらに俺は自分に酔って、
『翼が痛むよ・・』
などとほざいて、また優雅にターンを決めて、片方の胸を押さえて息苦しそうに、そして目をゆがめながら廊下へ出て行った。こういう類のことを数十回はやった。
誰か、俺を殺せ。
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ウォークマン
当時洋楽ロックが好きだったオレは「皆が邦楽聴いる中で一人洋楽聴いてるオレカコイイ!」と思い込み、回りにアピールしまくるという典型的な中二病患者だった
楽器なんてやってもないのに好きなバンドのスコアを買って、教室で広げ さもプライベートではバンド活動してます!みたいに装ってた
「軽音の奴ら声掛けてこねぇかな…」
などと思っていたがオレは見た目気持ち悪かったのでそんなこと一回もなかった
電車でもウォークマンしながらスコアを広げて そのページの曲を聴きながら指で歌詞を追ったりしてた
たまに頷いたりしてたが、何もわかってなかったのは言うまでもない
ある日オレは音楽に夢中な自分を演出しようと思い
ウォークマンを付けたまま気付かない振りをして登校した
しかし、運悪く その日は先生が早めに来て、ホームルームを始めていた
オレは皆の前で「アホな事をするな」と言われ、ウォークマンを取り上げられてしまった
その後、影で「キモ…」とか言われてたのを知った
オレの学生生活は終わった
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銀色のオーラ
中学2年のころ
私には誰も見えない銀色のオーラがあると思い込み
銀色の滴を落としながら歩けば、周りの人が幸せになると思っていた
横断歩道を渡る時はスカートの裾をちょいとつまみ
それをパタパタと振りながらツーステップで歩いていた
何か同級生にいいことがあると
『私の銀色の滴のお・か・げ・よ☆』とこっそりスカートをひらめかせたものだった
ある日ツーステップ現場を同級生に見られ
『なにしてんのプ』と言われたのでその日から滴を落とす方法は足を踏み鳴らすのに変えた
後にフラメンコがカコイイと思い込み
見よう見まねでフラメンコステップを踏んでいた
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ナイフ
お小遣いとお年玉をはたいて、皮のケースに入ったサバイバルナイフみたいなのを買って恐ろしい事に、刃渡り20センチのそれを持って登校していたよ…orz
で、昼休みにリンゴとかオレンジ切って食べてた。
やっぱり「凶器を持っているのに、所帯じみたことにしか使わない自分カコイイ」で。
先生に見つかって「バカヤロウー!!」と怒られた時も切ったウサギさんリンゴを差し出して「まぁまぁ、おひとつどうぞ」とか言ってた。
他のクラスの子が「切ってー」ってリンゴ持ち込んできたり机の上に立って、どれくらい細く長く皮をむけるかチャレンジしてたり
『殺伐とした人生しか送れないと思っていたのに、今はこんなにマッタリ生きてる傭兵』
って設定で
「この子もリンゴをむくのが好きみたい。……ここは地獄じゃないって実感できる」
とか言いつつ愛おしそうにナイフを撫でて微笑んでいた。
思い出そうとすると、記憶がカスミがかかってるようにぼんやりしてるし あのナイフ、今はもう持っていないんだけれど、どうやって手放したのか思い出せない。
とりあえず思い出せた部分だけ書いてみましたorz
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霊感少女
有りがちだが、小学校の頃霊感少女を気取っていた。小学校3、4年の頃だったと思う。
写生の授業で屋上に行くことになると
「頭が痛い…ここは悲しい気持ちで溢れてる…」
と今にも泣きそうな振りをしたり 図書室が閉められたあとに、友達と下校中に
「あれ?図書室から誰か見てる。何組の子かな」
と誰もいない窓を指差し友達をビビらせたり
そして幼なじみも「見える」と言い始め、二人で「悪霊からみんなを守ろう」なんて話をして盛り上がっていた。
幸い悪霊退治は二人の中だけでの話だったが、ある日帰りの会で先生に名指しで立たされた。
幼なじみや、他の男子も一緒。
心当たりがないのできょとんとしていると、先生が怒りに満ちた表情で言い放った。
「今立たされている人は、幽霊が見えると嘘をついた人です!!!!」
「幽霊なんかいません!!嘘をついてはいけません!!!!」
幼なじみと私は青くなった。
心の中では
「嘘じゃない!悪霊からみんなを守ってたのに、嘘つき扱いするなんて!ふじこふじこ!」と思った。
しかしなぜ先生が怒るのか。理由はこうだった。
私と幼なじみに感化され、他の男子数人も幽霊が見えると吹聴して、女子を無駄に怖がらせていた。
ある日 使われていない教室の掃除当番になった男子たちが、いつもの調子で「ここには幽霊がいる!」と女子を怖がらせ、あげくの果てに「ロッカーなら安全だ!」と訳の分からない事を言い、ランドセルが2つ入るほどの横長のロッカーに全員で避難したそうだ。
それを掃除の様子を見に来た先生が目撃。
いつもは真面目に掃除をしている子供たちが、掃除をしていない。
それどころか、なぜかみんな ロ ッ カ ー に 収 ま っ て い る …。
異常な状況に慌てた先生が理由を問いただしたところ、騒ぎの中心の男子たちは私たちにぬれぎぬを着せたのだった。
今となっては、帰りの会の後どうなったか詳細は覚えていないが、中学にあがって別の学校に進学した当時の同級生と塾で再会し、「あんた、幽霊が見えるとか言ってたよねー」とみんなの前で暴露された。
咄嗟に「あれは幼なじみに話し合わせてただけだよ」と、幼なじみにぬれぎぬを着せた。
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潔癖
工房の頃、心を病んだ人に憧れてなんちゃって潔癖症を演じてた。
除菌ウェットティッシュ持ち歩いて、移動教室の時や休み時間クラスメートが自分の机に座った時拭きまくってた。
あと休み時間の度に手洗いに行ったりとか、友達に「ハンカチ貸して」て言われても断ったりとかジュースの回し飲み拒否とか。
友達に「うち遊びにおいでよ!」て言われても「え…他人の家はちょっと…」とか言っちゃってた。
当然「○○(←私の名前)の家に行きたい」て言われても「部屋に他人、入れたくないんだよね」と格好良くそれでいて翳りのある表情で言ったりしてた。
結局「あいつは付き合いが悪い」ということでハブられてしまったので慌ててやめた。
それに懲りもせず今度は鬱病てなんかカコイイ!てなって萩原朔太郎もどきの詩を厨テイスト満載なイラスト付きで書いてみたりしてた。
これはひたすら自分の世界にこもって他人を巻き込まずにすんだのでマア良かった。
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進学校
高校のころ、かなりの進学校へ行ってたんだが今にして思えばクラスのほとんどで中2病&高2病が蔓延していたな・・・。
とにかくみんなで意地の張り合いというか、見栄の張り合いがすごかった。
霊感少年にバンドマン気取り、エロ話できるオレカコイイ奴とか徹夜自慢、勉強しないオレ自慢 博識自慢に不思議少女に手品披露などなど個性的なありとあらゆる奴がいた。
皆が皆そういう状態だったので相乗効果もすごかったが、それでハブられる奴が出なかったのが奇跡か。
オレは年上の女が好みなキャラを演じ、お姉さま系のタレントや女優の話をことさらしたり 美人教師にチョッカイ出したりしてた(もちろん本気じゃない)。
同級生の女子に告白されたときはその設定を全てなかったことにしたかったが見栄を張り通し振ってしまったorz心の中で号泣オレのバカバカ
10年経った今でも同窓会の話は誰からも出てこない。
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あのバカガキ
カミングアウト
厨房の頃、スーパーテレビの電気屋最前線とかで出てくる「他店を視察する店長」みたいなのがかっこいいと思ってた
夏場なのにコート着て近くの電気屋まで言って、店員に聞こえるように
「規模的にはうちのが上だな…」とか「なるほどなぁ、部門ごとの振り分けか(意味わかってない)」
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