死の淵から
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夫の物ほど私の体に合っているものは無いと私は思っていたのですが、男たちの物でも十分に感じてくるのです。
しかし、私の一番感じるところを知っている夫とは違い、男たちはあくまで一方的に欲望を満たし中途半端な状態のまま、軽い絶頂を何度も味わっていると頭がおかしくなってくるのです。
とうとう私は我慢できずに
「もっともっと長いもので奥をかき回して!」と言うと、男の一人が
「おやおや奥様は俺たちのものでは満足しないらしい」といい、今度は私の中に長いディルドを挿入し、思うままに私の中をかき回すのです。
私の中は恥ずかしくも待っていたかの様に蠢き、とうとう頭が真っ白になるほどの絶頂を感じてしまいました。
私が朦朧としていると 近くで女の嬌声が聞こえてきました。
私は他にも誰かされているのだろうかと考えていましたが、男の一人が、
「これ奥さんのさっきの声だよ、よく取れてるでしょ」
と笑いながら言うのです。
私は最早 涙も出ず屈辱と羞恥心で今すぐ死にたいと思うのです。
それからも しばらく犯されていましたが、とうとう気絶してしまい、気がついたときは男たちは引き上げ私は手足を縛られたまま放置されていました。
私が呆然としていると誰かが入ってくるのが分かりました。
私は、このような姿を もうこれ以上他の人にさらされるのは耐え難く 何とか解こうとしましたが、とうとう入ってきたのが分かり「見ないで〜」と子供のように泣いてしまいました。
すると その誰かが無言で私の手足を解放し目隠しを外してくれました。
「ごめん見てしまった、でも途中から目をつぶったから・・・・」
と店長でした。
私はさっきまでのことが思い出され思わず 抱きつき、わんわん子供のように泣いてしまうのです。
しばらくして、落ち着くと店長はシャワーを浴びてくるようにいい、私は風呂場でまた情けなく泣いてしまいました。
男たちは何故か律儀にゴムをつけていたようで一回も中には出されていませんでしたが、何時間も入れられていたあそこは醜く腫れて、洗いながら、夫にどう顔向けしていいのかと また泣けてくるのです。
シャワーから出ると店長は何があったのか聞かず、力になれることがあれば何でもいってと言ってくれて、私はまた涙を流すのです。
帰りのバスの中で私は震えていました。
この中の誰が犯人か分からず、結局 店長以外頼る人がいなく ずっと店長の隣で浅い眠りにつくのです。
家に帰り着いて子供の顔を見ると、また涙が出てきましたが、しばらくすると夫がいつものように優しく心配そうに私を見ていました。
夫は「お帰り」というと私の肩を抱いてくれました。
私は何としても あのようなことを知られたくなく、気分を奮い立たせ涙を拭き、
「飲みすぎたのかな あんまり寝ていないから欠伸がいぱっぱいでて涙出てきたよ」
と夫に笑いかけました。
夫は なおも心配そうでしたが、
「じゃ無理しないでいいから少し寝たら」と私を心配してくれたので、言葉に甘え寝室に入り眠りに着きました。
眠りながら私は恐怖と悲しみに小さな嗚咽を漏らし枕をぬらしてしまうのです。
その夜も私は昨夜の恐怖を忘れられず、眠りにつこうとすると思い出され悪夢に苛まれていました。
夫の背中にすがりつき必死に耐えていると、あまりの疲れに次第に眠りにつきました。
いつものように目覚まし時計が鳴ると 私はびっくりして飛び起き、あたりを見回し ここが寝室であることを思い出し一人胸をなでおろすのです。
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夫と子供を送り出す間は、忙しくなんとか思い出さずに済んだのですが、一人になると また思い出され、仕事に行くことなど考えられなくなっていました。
そんな時、電話が鳴り恐る恐る取ると店長からでした。
店長は昨日の様子から無理であれば しばらく休んでいいと言ってくれ、私は電話口で泣きながらありがとうございますと繰り返すのです。
また一人になると あのときのことを思い出し恐怖と悲しみと、最後は男達のもので達してしまったという事実が、夫に対する罪悪感となって私に重くのしかかるのです。
その日の昼ごろ、私を心配した店長が訪ねてきてくれました。
店長は私が何をされたのか分かっていることでしょう。
私はあのような目にあっても夫に話す決心もなく、一人で耐えることが出来るほど強い人間ではありませんでした。
店長はあのような目にあった私を放っておけ無いといって、何かと面倒を見てくれました。
そして、頼るものを探していた私は すがってしまったのです。
あの事件があってから、店長なりに探ってくれていて犯人が見つかれば、このことを公にしない変わりにテープを取り返せるかも知れないと言ってくれ、そのときの私には そのことに望みをかけることしか出来ませんでした。
そして頻繁に店長と個人的に会っているうちに事件は起こりました。
ある日、店長から話があると言われ喫茶店で待ち合わせをし、店長を待ちました。
店長は少し遅れて店に入り
「すまない・・・まずいことになった」と言うのです。
「何があったのですか?」と私が聞くと、私と頻繁に会っていることを奥さんに不信に思われ、興信所をつけられ何回も会っているところを写真に取られ、怒った奥さんが出て行ってしまったという話でした。
私もその話を聞き、まさかこんなことになるなんてと思いました。
考えてみると私だって夫が頻繁に他の女性と二人きりで会い続けていれば、浮気を疑うかも知れません。
しかし、店長は私を助けてくれようとしただけであり、私と浮気をしてはいません。
私のせいで店長までも、辛い目にあってしまって私はあまりに申し訳なく思い、店長に私のことを正直に話し、奥さんと仲直りしてくださいと頼みました。
しかし、店長は妻とは もともと上手くいっていなかった、これはきっかけに過ぎないから、気にしなくて良いと言うのです。
私は店長にまで迷惑を掛け家庭を壊してしまったことに更に罪悪感を感じ、最早、私は全てを夫に話し、店長の奥さんに謝罪するしか無いのでは無いかと思いました。
私は店長に、
「これ以上迷惑をかけるわけには行きません、
誤解されるようなことをしたのは間違いありません。
でも、店長は私のことを心配して・・・店長には感謝しています。
でも、これ以上私と関わっては本当に離婚になってしまう。
私仕事やめます。辞めて夫に全てを話します。
ですから離婚なんて言わないで下さい。
奥さんから どんなお叱りを受けても構いません、私が浅はかだったのです。」
というと店長は私のせいではないというのです。
しかし、これ以上 私にかかわると本当に離婚になってしまう。それだけは駄目だと何度も店長を説得しました。
しかし、ある日 いつもより落ち込んでいる店長から、とうとう離婚になったと聞くと、私は何も考えられず どうお詫びすればよいのか、また、このようなことに巻き込んでしまって申し訳ないと、心から店長に詫びました。
いくら上手くいっていなかったとは言え、店長の落胆振りは私をひどく動揺させました。
私は何か出来ることはないかと考えるのですが、私には何も出来ません。
しばらく話していると、店長は朝から何も食べてないんだと言うので、私はせめてと思い、台所を借り食事の用意をし始めました。
店長は後ろから見ながら、「桂木さんが嫁さんだったら良かったのにな・・・」と言いました。
私は戸惑い返事が出来ません。
すると店長は私を後ろから抱きしめ、
「諒子さん・・」と
私は戸惑いましたが、店長の気持ちを思うと拒否することも出来ず ただじっとしていました。
店長は私から離れ、
「すまない・・どうかしていた忘れてくれ・・」と力なく言いました。
私は店長のほうを見ました。
店長も私を見ていました。
しばらくお互い見つめあいとうとう店長はまた私を抱きしめました。
私は この人を助けたいと思いました。
いえ、本当は私が助かりたかったのか知れません。
私は卑怯な人間です。自分に様々な言い訳をしながら、店長の求めを断ることは出来ませんでした。
店長は激しく私を愛しました。
私は店長の気持ちを感じ、せめて今は店長を愛そうと思いました。
そして私は あの事件以来、無理やりではなく、初めて自分から男を求め そして夫以外のもので達してしまったのです。
私は行為の最中は、店長のことを考え店長のことを求めていました。
しかし、終わったあとふと我に返ると自ら夫を裏切ってしまった。
罪悪感で私は心が締め付けられるように痛くなり、そしてシャワーを浴びながら 心のなかで夫に詫び、しゃくりあげるように泣いてしまいました。
そんな私を見て店長は、「すまない」と謝って、私を抱きしめてくれました。
私は店長を押しのけ、服を着ると そのまま家へと急ぎました。
家に帰り夫の顔を見ると私は自分のしてしまったことの愚かさと、浅はかさに吐き気をもよおしました。
最早、このまま夫と一緒には暮らせない、私は汚れてしまった、心までも一時、夫を裏切ってしまった私は、ここにいる資格などないと、そう思いました。
それから数日間、店長とも会わず私は自己嫌悪と夫を裏切ってしまった罪悪感から精神的に不安定でした。
私の様子が おかしいことに気が付いたのか自然と夫は、私を抱き寄せました
しかし、私は あの時 確かに夫を裏切ったのです。
今の私には夫を受け入れる資格はない、私は穢れてしまったという、気持ちが湧き出て夫を拒否してしまうのです。
しかし、夫の何時に無く力強い抱擁に次第に抵抗することも出来なくなり、私はせめて最後に夫に抱かれたいとまた自分勝手に思いました。
いつものように 私にたくさんの愛情を与えてくれる夫の行為に、私はこのようなこともなくなるのかと思うと寂しく思い、そして激しく夫を求め夫が果てると私は自然ときつく夫を抱きしめ、涙があふれ、やはり私の求めているのは夫なのだと心から感じたのです。
私はこのとき夫に真実は告げず、離婚する決意をしていました。
夫や子供と離れることは、私にとって死ぬよりつらいことかもしれません。
しかし、自分を守るため周りを傷つける事に耐えられず、夫や子供に対して自分の犯した罪の事を考えると、私には償いの人生しか残されていないと思いました。
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あの事件のことも1ヵ月半何も無く、幾分か安心していたと言うのもありますが、何かあったとしても一人なら自分が苦しむだけで済むと思ったのです。
仕事の昼休みの間に私は店長に仕事を辞め、夫と離婚する事にしたと話しました。
私の決意が固いことが分かると店長は最後に家に来て欲しいと言い、私は決して夫を裏切るまいと心に決めて店長の家に行くのです。
今考えると私が店長の家に行く理由など、本当はありもしないのかも知れません。
私は店長の家に行く道すがら夫とのことを考えていました。
私は夫からの愛情を疑ったことはありませんし、私も夫への愛情を自分自身疑ったことはありませんでした。
しかし、先日の店長との行為の中で私は今までになく、お互い体を求め合うことに没頭しておりました。
私は自分自身が分からなくなり、夫を確かに愛してるとの実感を持っているにも関わらず、夫以外の男性のことを例え一時とはいえ、求め、そして、夫以外の男性で感じることを求めた自分自身のことを考えていました。
私が夫との行為で始めて、女の喜びを感じたのは結婚してしばらく経った頃でしょうか。その時、私はこれほど幸福感にあふれ、夫をいとおしいと思ったことはありませんでした。
私はそのときの幸福感が忘れられず、次の日もう一度あの快感を味わいたいという体の奥底から湧き上がってくる欲求に抗うことは出来きず、軽蔑されてしまうのではないかという恐怖感を持ちながらでも、結婚してから初めて自ら夫を求めてしまったのです。
しかし、夫は軽蔑などせず、自分の体のせいで私を満足させられていないのではないか、と思っていたと言い、私のこのような淫らな変化をも受け止めてくれました。
私は夫に抱きつき、夫のことだけを考え、そして夫に これからされることを考えると最早、ほかの事など考えることは出来なくなっており、自分の体の欲求の赴くまま夫を求めていました。
夫は私の求めに応じ、私を何度も絶頂へ導き、そして そのような私をやさしく見つめ、体全体で私を受け止めていてくれるのです。
私が夫を一晩に何回も求めたのは、このときが後にも先に最後でした。
この時、夫の何回目かの射精を体の奥に感じたとき、私はとうとう今まで味わったことの無い、快感を味わい、頭の中が真っ白になり気絶してしまったのです。
気がついたときは まだ夫と繋がったままでした。
私はキスをしようとし、夫の顔を見て、ふとわれに返ったのです。
夫は苦しそうにそして、それを出来るだけ悟られないように、優しく私に笑いかけてくれていました。
私は呼吸の合間に見える夫の苦悶の表情を見て、夫が私の求めに応じることが体の負担になると言うことを、改めて思い知るのです。
私は、あの時初めて、連続で絶頂に達し続けることで、今まで感じたことの無いような、快感を得られる自分の体のことを知りました。
あの時の幸福感と一体感は、何物にも変えがたいものです。
しかし、同時にそれは夫の命を削ることになり、私は それからと言うもの、自分の体の欲求と夫を失う恐怖感の中でジレンマに陥り、結果、自分自身で夫との行為を抑制してしまうようになるのです。
しかし、一度火がついた体は容易に私を解放してくれません。
私は自分が行為に没頭すると夫を壊すほどの性欲を持っていることを恨めしく思いました。
そして夫との行為では、必ず夫が一回行けば、終わるようにコントロールするようになってしまったのです。
それは、夫のことを心配してのことではあるのですが、何よりそれ以上続けてしまうと自分自身もう我慢が出来なくなってしまうからなのでした。
夫がいなくなることは、私にとって死よりも耐え難いことなのです。
ましてやコントロールしだしてから夫は私を満足させるべく、前戯に時間をかけるようになり、こんな淫らな私を夫なりに愛してくれようとする心を感じ、ますます夫の体を第一に考えるようになりました。
そして、それは同時にあの時感じたような幸福感を捨て去ることを意味していました。
店長の家に着く頃、私は店長や男たちの行為を思い出していました。
男たちの行為はもちろん、店長であっても、あの時の夫との行為を上回るものではないということに思い至り、自分自身を納得させていました。
しかし、今思い返してみると、それは一時とは言え、体の満足を求めてしまった自分への言い訳なのかも知れません。
店長の家の呼び鈴を押す前、私は玄関口で帰るつもりでした。
それは夫を裏切ることを自分自身が耐えられなかったこともありますが、何より例え無理やりされてしまっても、最後には屈服してしまうのではないかと、自分自身怯えていたのかも知れません。
玄関に入ると店長は いきなり私に抱きつき、「会いたかった・・」と私に言いました。
私は いきなりのことに戸惑いながら、店長の胸を押し「このようなことは、やめてください・・・私は もう前のようなことは、夫を裏切ることはしたくないのです。」と言いました。
店長は、私から離れると俯き「すまない・・・」と消え入るような声で言い続けて、
「あのときから俺は桂木さんのことを愛してしまった・・・
貴女がご主人のことを愛していることは分かっている。しかし、例えしばらくの間だけでもいい・・・
私のことも愛してくれないだろうか、俺はもう、この気持ちを抑えることは出来ないんだ」
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