本性
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「百合子。おまえやけに積極的だが、こいつに指示されたのか。」
「・・・・・。」
「まさか加藤のことを好きに・・。」
「違います。訳が分からなくなっていて・・・。」
「訳が分からないとは、どう言う事や。」
「・・お風呂で・・・お風呂で・・。」
「加藤。風呂で何をしたんや。」
「・・百合子さんに洗ってもらい、私も百合子さんを洗い・・・・。」
「また焦らしたんか。」
「・・・はい。・・・イク寸前に・・何度か・・・・。」
「百合子はイッたのか。」
「・・・イカせずに・・焦らしながら書斎に・・・・。」
「おまえは風呂で百合子に入れて中に出したのか。」
「・・後ろから・・でも出していません。」
「嘘を吐け。今まで1回目は我慢できずに直ぐ出しとったやろ。」
「・・・その前に・・出して貰ったので・・・・。」
「何処で。」
「弁当を一緒に食べようと思ったのですが、百合子さんは食欲が無いと言って食べなかったので、私が食べている間・・・口で・・。」
何でも包み隠さず正直に話さないと、危害を加えられる恐れが有るにせよ、これだけ馬鹿正直に話されると、反省していない様にも思えて複雑な心境です。
「百合子、飲んだのか。・・・・・百合子、答えろ。」
「・・・はい。」
『加藤の奴、自分の女房に出来ない事をしてみたかったと言っていたが、よくアダルトビデオでしているような事を、全てやらせる気か。』
ビデオをスタートさせると、長い、長いキスが終わり、妻はベッドに寝かされました。
加藤は、ベッドの下からローターを2個出すと、妻の向こう側に座ってスイッチを入れ、1個は上半身、もう1個は下半身に這わしていますが、布の有る部分だけは避けて通ります。
暫くその状態が続くと妻の身体がクネクネと動き出し、更に続くと妻の口から喘ぎ声が漏れ出し。
「アッ・アッ・・アッ・アッ」
「百合子、気持ちいいか。」
「アッ・アッ・・他の所を・・ア〜・・・違う所を・・アッ・アッ」
「違う所では わからんな。百合子は何処をして欲しいんだ。言ってごらん。・・ほら・・ほら・・お風呂で何回も言えただろ。」
「・・百合子の乳首と・・アアーン・・百合子の・大きな・ク○ト○ス・アッ・アッ」
「ここか。」
「アッ・そこ・そこイイ・イイ・・アッ・アッ・・ク○ト○スがイイの〜・・イイー」
「百合子、イキそうか。」
「ア〜ン・・イキたいの・・アッ・アッ・イキたい・脱ぎたい・アッ・脱ぎたいのー」
「何だ、こんな薄い物でも邪魔でイケないのか。・・でもこれを取ってしまうと百合子のマン○が、丸見えになってしまうがいいのか。」
「イヤー・イヤー・・見ちゃイヤー・・・アアーン・・イキたいのー」
「それなら、このままだ。百合子がマン○を見て欲しくなったら、脱がして直に当ててやる。・・・気持ちいいぞー・・・どうする。」
「アッ・アッ・イキたい・・見て・見て・・百合子のマン○見て・・アッアーン」
加藤は、布の内側にローターを入れて、一人感じている妻を残して画面から消えると、手にピンクのバイブを持って現われ、
素早く下着を脱がせるとローターを横に置き、バイブを妻に挿入しましたが、スイッチは入れずにゆっくりと動かしています。
「アッ・なに・・なに・・アッ・アッ・アッ」
「バイブだよ。気持ちいいだろ。」
「エッ・・イヤ・イヤ・・怖い・・怖い・・アッ・アッ・アーン・・イヤー」
「何が怖いものか。もう百合子のマン○は、しっかり咥えて離さないじゃないか。」
加藤が手の動きを早くすると、
「アッ・アッ・・イイ・イイー・・イッちゃう・・アッ・アッ・・イイ・イイ・イイ・・」
妻がイキそうになると、加藤はバイブから手を放してしまいました。
「イヤー・・イヤ〜・・・焦らしちゃイヤー・・もう焦らさないでー」
妻は、狂った様に叫びながら泣き出しました。
加藤は、妻の手を持ってバイブを握らせると、妻の手と一緒にバイブを持って、出し入れを始め、
「ごめん、ごめん、俺は手が疲れたから百合子がしてごらん。」
「イヤー・・出来ない・出来ない・・アアーン・・して・して・アッ・アッ・アーン」
加藤が そっと手を放しましたが、百合子の手の動きは止まりません。
加藤は、下半身から離れ、百合子の耳に口を近づけて何か囁くと、シーツを握っていた百合子のもう片方の手が下半身に伸びて、ク○ト○スの辺りを摩り出し、
「イイー・アッ・アッ・イク・イッちゃう・百合子イク・オバイブでイクー・イク〜」
ここまで散々焦らされた妻は、背中を反らして海老の様に跳ねると、激しくイッてしまいました。
私は、今まで、妻がオナニーをした事が有るのか、尋ねた事も有りません。
まして、妻が自分でしている所など見た事も無くて呆然としていると、妻が急にテーブルの上のリモコンを持って、ビデオを止めてしまいました。
「あなた・・お願いです。ここから先は見ないでー。お願いです、見ないでー。」
初めに加藤が言っていた、今日は、妻にさせると言う意味は この事だと思っていましたが、妻の様子から これだけでは無いと悟り、妻の手からリモコンを強引に取り返すと、
「イヤー、見ないでー。見たらきっと、この家に置いて貰え無くなるー。見ないで〜。」
妻は泣きながら、走って部屋を出て行きました。
私は尚更見ない訳には行かなくなり、スイッチを押しました。
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画面では妻が放心状態で、バイブを入れられたまま足を開いて寝ています。
加藤は、暫くバイブの入っている所を覗き込んでいましたが、バイブを持ってスイッチを入れました。
異変に妻が気付き、
「なに・・・イヤ・イヤ・・感じ過ぎる・・ダメ・ダメ・・イヤー」
「百合子。こんな動きも、またいいだろ。」
「お願い・・感じ過ぎちゃう・アッ・アッ・イヤ・ヤメて・ヤメて・アッ・アッ」
妻は身体をくねらせて、また感じ始めています。
「イイ・イイ・・アッ・アッ・イイー・・また・また。」
「何だ。イッたばかりなのに、またイキたいのか。」
「いっしょに・いっしょに・アーン・・オバイブ・イヤー・・ちょうだい・ちょうだい・・アッ・アッ・アーン」
百合子が加藤の股間を弄り出し、
「こら、こら、ちょっと待て。」
「イヤー・・我慢出来ない・アーン・・早く・・チン○早く・・アア〜」
加藤が慌ててパンツを脱ぐと、妻は加藤の物を握りました。
「ちょっと待て。今コンドームを付けるから。」
加藤がコンドームを取り出そうとすると、妻はバイブが落ちない様に片手で抑えながら、
「アアーン・・このまま・アッ・アッ・ちょうだい・・アーン・我慢出来ないー」
「こら。このままだと、赤ちゃんが出来てしまうだろ。」
「アッ・アッ・・いいから・早く・・早くちょうだい・・アーン・我慢出来ない・・欲しい・チン○欲しいー・・アン・アン・・ア〜ン」
妻の変化に加藤の方が焦り、コンドームを上手く付ける事が出来ません。
加藤は、一度ベッドから下りて しっかりと付け、少し落ち着きを取り戻してからベッドに寝て、
「よし、いいぞ。百合子が跨って自分で入れてみろ。」
妻は、言葉が終わるか終わらない内に、バイブを抜いて加藤に跨ると、右手で加藤の物を持って中に入れ、激しく腰を使い出しました。
「百合子。バイブよりこっちが好きか。」
「イイー・・イイの〜・・チン○イイー・イイー」
「バイブは嫌いか。」
「アッ・アッ・好き・オバイブ好きー・でも・・大好きなチン○・・チン○イイのー。」
加藤は、寝ているだけで一切動きません。
「アッ・アッ・アッ・アッ・・もういい・・イッてもいい・・アッ・アッ・・イキたい・・・アーン・・イイ・イイ・・イイ〜・・イク・イク・・」
「いいぞ。自分で動いてイッてごらん。ほら何でイクんだ。」
「イイー・・アッ・アッ・アーン・・大好きなチン○・イク・イキます・・百合子のマン○・イク・イク・・イク〜」
妻は、イクと同時に、加藤の胸に崩れ落ち、加藤は少しの間、下から妻を抱き締めていましたが、まだ放出していなかったので、下から腰を突き上げると、
「アッ・アッ・アッ・・もうイケない・・許して・・アッ・アッ・・」
しかし、何回か突き上げられる内に 妻も腰を使い出し、それを見た加藤は、妻の肩を押して座らせ、両足を立て膝にさせて突き上げるのを止めると、妻は かなり大きな上下運動を始めて、速さも段々増して行きます。
「百合子、この方が動き易いだろ。」
「アッ・アッ・・アン・・アッ・アッ・アッ・・イッちゃう・イッちゃうよー・・」
それを聞き、加藤も妻に合わせて腰を使い出すと、
「ヒィー・・・イイー・・そんなに・そんなにしたら・・百合子・アッ・アッ・アッ・・アーン」
「俺もそろそろイキそうだ。出すぞ、出すぞ。」
「アアン・・アッ・アッ・アッ・・アン・・死ぬー・死んじゃうー・・百合子死んじゃうー・・死ぬ・・死ぬ〜」
加藤はまた、胸に崩れ落ちた妻をゆっくり横に降ろし、妻の足を大きく開かせましたが、妻は本当に死んだかの様に、足を開いたまま動きません。
加藤が画面から消えると、据え付けてあったカメラを手に持ったらしく、開いた足の真ん中が徐々にアップとなり、ビデオは終わりました。
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私は、あまりの事に何も考える事が出来ず、何も映っていない画面をぼんやりと見詰めていると。
「あのー・・。ご主人・・。」
私は、加藤の声で我に返り、
『そうか・・。まだ居たんだ。』
「・・・今日はもう疲れた。もう1本のビデオはまた観ておくから、最後に少しだけ教えろ。」
「・・はい。」
「おまえが使ったローターやバイブは、おまえの女房に使っていた物か。」
「いいえ、妻に使った事は有りません。・・・百合子さん用に色々買い揃えました。・・・下着も数種類と・・他にも・・・。」
「・・・・。」
「最後にもう1つだけ答えろ。発覚する事を恐れていたおまえが、昨日は、どうして俺の家でしようと思ったんだ。慣れたおまえの家の方が安全だっただろう。」
「最初はそう思って、一度私の家に行ったのですが、百合子さんに今日は泊まる様に言ったところ、ご主人や子供達が居ない事を私が知らないと思い、強く断られました。
その時、私は、身体は、私の物に出来ても、心までは無理かも知れないと思い、2人だけの空間である寝室に私が割り込めば、百合子さんの気持ちを少しでも ご主人から引き離す事が出来ると考えて、嫌がる百合子さんに嘘を付いた罰だと言って・・・・・。」
「・・・・・もういい、帰れ。」
加藤は、ずっと床に座っていたので、足を摩りながら立ち上がると、開放される安堵感からか少し微笑みながら、
「じゃあ、どうも。」
頭は、下げたのですが謝罪の言葉も無く、少し微笑んだ顔を見て頭に血が上り、帰ろうとドアの方を向いた加藤の前に回りこんで、思い切り顔面を殴りつけると、加藤はテーブルの上に倒れ込みました。
「これは妻が世話になった御礼や。もっと御礼をしたいが今日は止めておく。誓約書に書いた事は、何が有っても絶対に守れ。」
「はい、すみませんでした。約束は絶対に守ります。すみません。失礼します。」
加藤は、殴られた左の頬を押さえて、足早に帰って行きました。
妻を捜すと、妻はキッチンのテーブルに、顔を伏せて寝ています。
昨夜一睡もしていないので、泣き疲れて寝てしまったのでしょう。
『何故、母親部長を断れと言えなかったのだろう。
何故、勤めに出る事を許したのだろう。
何故、おかしいと思いながら残業を続けさせたのだろう。
何故。何故、本心を隠してしまったのだろう。・・・クソー。』
どんなに後悔しても元には戻れません。
事実を消す事の出来ない遣る瀬無さに、妻の寝顔を見ながら涙が止まりませんでした。
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