本性
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朝早く目を覚ますと、枕元に妻が座っていました。
「・・・・あなた・・・・。」
「コーヒーとトースト。」
「エッ。・・・いいんですか。」
「早くしろ。」
妻は、あのビデオを見られた事で、追い出されると思っていたのでしょう。
少し嬉しそうにキッチンへ飛んで行きましたが、私は妻を許した訳では有りません。
やはり3本目のビデオで、妻への不信感や怒りも大きくなっていました。
『この状態で百合子とやって行けるのだろうか。やはり別れて第二の人生を・・・・。いや、百合子の居ない人生は考えられない。』
妻と一緒に居たい、手放したくない、しかし妻は、もう昔の妻では無いという気持ちを、心の中で整理する事が出来ず、考え出すと気が変になりそうです。
その時、新たな不安が頭を過ぎりました。
『あれだけの快感を知ってしまった百合子は、いつか自分から この家を出て行ってしまわないだろうか。加藤も自棄になって百合子と・・・。』
妻に愛されているという自信が無くなり、こんな事まで考えてしまい、子供の事を使ってでも妻を縛り付けようと、
「百合子、俺は おまえの事が信用出来なくなった。別れたいとも思ったが、子供の事もある。おまえはどうだ。」
「ごめんなさい。許して下さい。どんな償いでもします。この家に居させて下さい。」
「そう言っても、夫婦としては もう無理だぞ。」
「どの様な形でもいいです。側にいて、あなたと子供達を見ていたい。お願いします。お願いします。」
「それなら、どんな条件でも聞くか。」
「あなたが言う事は、どの様な事でも従います。お願いです。ここに居させて下さい。」
「今、百合子の事は正直、信用出来ない。誓約書を書くか。」
「はい。書きます。何でもします。」
「今から俺の言う通りに書け。1つでも約束出来ない事が有れば書かなくていい。・・・別れる。」
「何でも書きます。何でも約束します。」
私は、脅しに使おうと、わざと下品に書かせる事にしました。
「私、宮本百合子は夫と子供を裏切り、加藤真一の上に跨ってチン○をマン○に入れて、腰を振りながら歓んでいた淫乱妻です。」
書き掛けていた妻の手が止まり、目には涙が溜まっています。
「どうした。書くのを止めておくか。別に俺はどちらでもいいぞ。」
「・・・いいえ・・書きます。」
「淫乱な私は、これ以上 夫や子供達を裏切らない為に、以下の事を御約束致します。」
「淫乱な私は、また加藤真一のチン○が欲しくならない様に、仕事以外の会話は一切せず関係を絶ちます。もちろん、電話、メール、手紙のやり取りも致しません。」
「淫乱な私は、誰かに監視して貰わないと、また夫以外の男に抱かれたくなるといけないので、毎日仕事から急いで帰り、4時30分迄に家の電話から夫の携帯に電話します。また、買い物なども、必ず夫か子供と行き、1人では一切外出しません。」
「淫乱な私は、加藤真一と一生分のセックスをしましたので、今後夫が他の女性とセックスをしても、一切文句を言いません。」
「今回 夫に多大な精神的苦痛を負わせた償いに、今後、いかなる夫の命令にも従います。」
「上記 御約束を1つでも守れなかった時は、親権並びに一切の権利を放棄し、この家を出て行き、子供達にも一生会いません。」
妻は、全て書き終え、涙を流しながら署名しました。
「百合子。おまえが家を出る事になったら、この誓約書とビデオを子供達に見せる。」
「・・・・子供達には知られたく無いです。」
「だったら、約束を全て守れ。いいな。」
「・・はい。」
「俺も子供達の前では気付かれない様にするから、おまえも努力しろ。」
その後の私達は、子供の前では仲の良い夫婦を演じ、寝室では私は買い換えた新しいベッドで寝て、妻は床に布団を敷いて寝るという生活が続きました。
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私は今回の事を、時が経てば少しは楽になると思っていましたが、実際は まったく逆で、時が経てば経つほど、怒り、嫉妬、寂しさは増して、自分で自分をコントロール出来なくなっていました。
加藤は約束を守り、慰謝料も期日に きちんと振り込まれています。
しかし私は、毎日欠かさず加藤の携帯に電話して謝罪の言葉を聞かないと居られず、それも困った声を聞く為に、周りに他の人が居そうな時間を選んで電話しました。
妻も全ての約束を守り、毎日の電話を欠かさず、1人では外出もせず、以前より献身的に尽くしてくれるのですが、私は、2人きりになると 必ず加藤との話を持ち出して、言葉による虐めを繰り返していました。
妻は、時間が掛かる買い物には娘と行っていましたが、3ヶ月程経った初秋の日、こんな状態を少しでも変えたいと思った妻に、付き合って欲しいと頼まれ、久し振りに2人で歩いていると昔を思い出して、喫茶店でお茶も飲みましたが、そんな楽しい時間も私が壊してしまいました。
「あなた。申し訳ないのですが下着を買いたいので、ここで少し待っていて頂けますか。・・すみません。」
「ほー。俺を珍しく誘ったので おかしいと思っていたが、安心させておいて、何処かで加藤が待っているのか。」
「そんな事は絶対に有りません。あなたが女性の下着売り場は嫌だろうと思い・・・。」
「それに、どうして新しい下着が要るんだ。加藤にまた抱かれたくなったのに、新しい下着でないと、恥ずかしいから抱いて貰えないのか。」
「・・・ごめんなさい。下着は買いません。」
妻は、これ迄、私の虐めに耐えて出来る限り明るく振舞って来ましたが、この日を境に妻の顔から笑顔が消えました。
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妻を虐めた後、毎回後悔して心が壊れて行くのを自覚していたので、流石に このままでは駄目だと思い、カウンセリングにも通いましたが、妻の事を全て話せなかった為か あまり効果は有りません。
それでも私自身が、どうにかしなければと思った事により、妻への虐めは徐々にですが減って行き、妻の笑顔も戻って来たその年の暮れに、私には許せない出来事が起こりました。
夕食が終わり、妻が寝室まで来て欲しいと言うので行ってみると、
「あなた・・言い難い話なんですけど、今日加藤さんから、月々の支払いを少し減らして貰えないか、お願いして欲しいと言われました。」
「百合子。おまえは何を言っているのか分かっているのか。」
「・・・・部下にもお金を借りているらしくて・・・。それに毎日電話で謝っているので誰かに脅されていると・・・噂まで・・それに最近すごくやつれて・・・・。」
「おまえは加藤を恨んでいないのか。俺がどれだけ苦しんでいるのか知っているだろう。・・・おまえ・・まさか・・・。」
「違います。私はただ・・・。」
家には子供達が居るのと金曜日だったので、電話をしてから妻を連れて加藤の家へ行くと、久し振り見る加藤は妻の話通り、これがあの加藤かと思う程やつれて覇気がりません。
「この度は無理なお願いを致しまして。」
「無理だと分かっとるやないか。」
「いえ・・この不況で給料も減ってボーナスもかなり減ったので、妻に秘密では限界が・・・・このままではサラ金に・・・。」
「だったら女房に頼めばいいだろう。なんなら俺が頼んでやろうか。」
「それだけは許してください。」
「なあ加藤。俺がおまえに何かしたか。何かしたからこんな目に合わせたのか。」
「・・いいえ・・。」
「俺は何もしていないのに今も苦しんでいる。一生苦しむだろう。それなのに、おまえは苦しみから逃れたいのか。そんな事は絶対にさせない。サラ金だろうが盗んで来ようが必ず払え。」
「・・・・。」
「それより、何処で百合子に この話をした。会社では無いだろ。」
「・・昼休みに・・ファミレスで・・。」
「百合子。慰謝料の話をする事はお前達の仕事か。・・・答えろ。」
「・・違います。」
「だったら2人共約束違反や。加藤。違反金の1000万も払えよ。・・これで終わりや無いぞ。約束を破る度に1000万や。」
「すみません。・・もうこれ以上は・・。」
「駄目や。約束は守ってもらう。・・そうは言っても俺も鬼や無い。今迄通り月々20万でいい。期間が4、5年延びただけや。」
「・・・・。」
「話はそれだけや。帰る。」
その時、私と一緒に妻も立ち上がりました。
「百合子。一度家に帰るのか。」
「エッ。」
「百合子にも約束を守って今日中に出て行ってもらう。
わざわざ一度、帰らなくても このまま残って、久し振りに可愛がって貰った方がいいんじゃないか。
淫乱な百合子が半年も何も無かったから欲求不満だろ。・・・・それとも毎日昼休みに、こいつに抱いて貰っていたのか。」
「そんな事、絶対にしていません。本当です。」
その時、加藤が私の前に土下座して、
「許して下さい。私が全て悪いんです。私は約束通り払いますから、百合子さんをこれ以上苦しめないで下さい。お願いします。お願いします。」
「別れられては自分の身が危ないからか。」
その時、妻も加藤の横に正座して、
「あなた。ごめんなさい。ごめんなさい。私が軽率でした。ごめんなさい。ごめんなさい。」
「格好いいな色男。おまえ達が仲間で俺1人が悪者か。」
妻は、大声で泣き出しました、
「・・・・・百合子・・・・帰るぞ。」
勢いで言った物の百合子を手放す気は無く、良い切欠を作って貰い内心少しほっとしました。
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家に帰り、子供達に妻の泣き顔を見られない様に急いで寝室に入り、ベッドに寝転ぶと最後の場面が頭に浮かんで来ます。
『2人並んで庇い合いながら俺に謝る姿は何なんだ。やはり肌を合わせた親近感だろうか。それとも、俺に嫌がらせを受けている者同士の連帯感。それとも・・・・。』
激しい嫉妬が湧き上がり、
「おい百合子。おまえは加藤の事をどう思っているんだ。」
「嫌いです。怨んでいます。」
「だったら何故一緒にファミレスに行ったんだ。」
「違います。今日お弁当を忘れたので近くのファミレスに行ったら、加藤さんが後を追ってきて・・。」
「それにしても、加藤の頼みをそこで断れば良かっただろ。」
「・・・・。」
「今日の事を許す代わりに、見ないでおこうと思っていた最後のビデオを見たくなった。百合子も横に座って一緒に見るんだ。」
やはり全ての事を知りたくなった私は、自分の精神状態を考えて見ないでおいたビデオをセットすると、妻はこれ以上私に逆らって怒らせる事を恐れたのか、泣きながら無言で従いました。
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スタートさせると画面では今迄と違い、妻が服を着たままベッドの前で立っています。
「綺麗に隅々まで洗って来たか。」
妻は無言で頷きました。
「よし・・始めろ。」
その声で妻は、時々カメラの方を見て微笑みながら、着ている物を一枚ずつ焦らす様に脱いで行きます。
妻にストリップをさせる為に、シャワーを浴びさせた後わざわざ服を着させたのです。
妻は、赤いパンティーだけの姿になり、それも殆ど紐で出来ていますが、3本目のビデオで見た物と違い、前を隠す部分にフリルが付いていて、あまり透けていません。
「ベッドに腰掛けて足を大きく開け。」
妻が照れながら大きく足を開くと、
「マン○を自分で開いて、中まで良く見せろ。」
徐々に妻のアソコがアップになって行くと、そのパンティーは股の部分が開いていて、そこから両手の指で左右のヒダを摘んで中を見せています。
「あなた、もういいでしょ。早く〜。」
「何か今日の百合子は、会ってから一度も逆らわないし、やけに積極的だな。」
「そんな事はいいから早く〜。」
加藤の言う通り、度々見せた微笑といい、加藤を誘う口調といい、脅されてでは無く、妻の方が積極的に楽しんでいるとしか見えません。
パンツ1枚で加藤が現れ、妻の横に座るとキスをしましたが、妻は、すぐにキスを止めるとベッドから降りて加藤の前に跪き、パンツを下ろして加藤の物を口で咥えました。
「百合子、どうしたんだ。止めろ・・おい。」
妻は一度口を離し、
「だって・・・一度出しておかないと直ぐに終わってしまうでしょ。」
そう言い終ると再び咥えて、激しく頭を前後させると、
「ウッ・ウッ・百合子・止めろ・・出てしまうだろ・ウッ・・出るぞ・・出るぞ。」
妻は、飲み干した後、加藤の物を口で綺麗に後始末してベッドに寝転び、
「今度は百合子にして。いっぱい感じさせて。」
加藤は、かなり興奮しており、手と口を使って夢中で妻に愛撫すると、
「アッ・アッ・アッ・イイ・・イイー・・もっと・もっとしてー・・アアーン」
暫く口と手の愛撫が続き、加藤がベッドの下から何か取ろうとした時、
「アン・・今日は・ローター・イヤ〜・・オバイブ・・オバイブ頂戴・・」
「わかった。わかったから離せ。」
よく見ると加藤の物を掴んでいます。
加藤は、どうにか、ベッドの下からピンクのバイブを取ると、パンティーを穿かせたまま、開いている所からバイブを突っ込んでスイッチを入れました。
「ヒィー・・凄い・・アッ・アッ・アーン・・イイ・イイ・アアーン」
「気持ちいいか。」
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