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戦争の体験談を語るわ
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125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2010/06/14(月) 01:23:04.49 ID:jAvXTRo0
他所の国は確かに大変だけど、とりあえず同じ日本人の為に何かできてから考えようと個人的には思ったけど。


126 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:23:29.40 ID:NjK0YLoo
これから更にユーゴスラビア紛争について学ぼうとしている人へ。


これから自分で調べて目にしていく内容は、かなり残酷で無常で、そして淡々としているかもしれない。

子どもが自己犠牲的な行動をするのは、実際にもあった。

しかし、現実はそう簡単に英雄的な行動は取れないんだ。

母親は収容所へ連れて行かれレイプ、父親は暴行又は殺害、子どもを廃墟に連れて行き、その中に手榴弾を投げ込むなんて事例も多々あった。

実際は、当事者の感情なんて関係なく淡々と物事が進んでいく。

報道として伝えられない真実が数多くある。

それは、意図であったり、報道する事によって触れてはいけない部分を告発する事になってしまう事にもなるからだ。

その告発が、救いを必要とする人を、救えなくしてしまう事もある。

子どもでも容赦なく殺害やレイプの対象になる。

子どもが子どもで居る事が許されない。

民族混在の中で、異民族どうしで結婚、付き合うカップルも居た。

彼らはどうなったのか?

ある者は目の前で恋人を殺され、ある者は一緒に逃げて両方とも殺される。

まるで嘘のような事実が突きつけられる。




129 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:25:25.38 ID:NjK0YLoo
そしてこれが一方的なものではなく、民族間で応報として繰り広げられる。

セルビアが一方的にやった、なんて言うメディアもいるけれどね。

だったらクロアチアでセルビア人が虐殺されたのは何だったんだと聞きたいけれど、そういった報道する側には、セルビア悪という意図が組み込まれてるわけでさ。

参考にしたり、きっかけにするのは良いとしても、全てを信じずに まずは疑って自分で色々と調べた上で判断して欲しいです。

教訓という言葉は不適切かもしれないけれど、こういった事があったというのを知って、今の生活で、そしてこれからの生活で活かして欲しい。


ある男の子の言葉がふと蘇ることがある。

神が相手を許せと言うなら、相手を許さずに同じ事をする僕達を許せ

そして神は結局何も出来ない。

神の意志でこの苦難を起こしているのだとしたら、

神は僕にとって悪魔だ



130 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:26:22.89 ID:NjK0YLoo
あー、そうそう、何で伝えたいのに努力しないで出版を諦めるって言葉があったけど、

何故多くの戦争体験者が死が近くなった時になって体験を語るのか。

何故、亡くなった後に手記が見つかるのか。

何故、一部の体験者しか世に体験を広めようとしないのか。

それらを考えれば、それに対する答えは自ずと見えてくると思うよ。


それを情けないと論するもよし、同情するもよし、どうでもいいと思うのもよし。

その難しさは、レイプされた女性が顔と実名を出して世間に体験談を出すのと近いかもしれない(悪いたとえだけど)。


世間に知られる、そして思い出す過程で体験がフラッシュバックする。

それらに耐えられる人は、そう多くないのかもしれない。


そして実話詐欺という言葉。

世の中にフィクション以外の何があるのだろう?

真実は人を通してフィクションになる。

伝われば伝わるほど。

時間の経てば、時間が経つほどに。


セルビア人に虐殺された人にとって、セルビア=悪は事実だ。

ボシュニャク人によって虐殺された人にとって、ボシュニャク人=悪は事実だ。

クロアチア人に虐殺されたセルビア人・ボシュニャク人にとって、クロアチア=悪は事実だ。


真実には、沢山の事実がある。

そのどれかを報道する事は、事実に基づいているかもしれないが、片方だけを取捨選択して報道した場合、真実ではなく事実を元にしたフィクションになってしまうとも言える。


情報は取捨選択されてもたらされる。

事実を元にしているから、それが真実かといえば、それは本当に正しいのか?それを判断するのは、その情報に触れた人自身だと俺は思う。



131 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:27:27.14 ID:NjK0YLoo
プロパガンダに利用されかねないという事に関しては、プロパガンダとは そもそも人の感情に漬け込んで、そしてさも真実るかのように吹き込んでくる。

ここでフィクションだよと最初に言わないから信じる。

という姿勢であれば、いつでも騙される。

そして、最後に書き加えたところで、部分的に改変・もしくは切り抜きして流された場合、例えどんな部分であってもそれは「プロパガンダ」に利用される。

ヨーロッパでは更に過激な表現で、セルビア人に対する断罪に近い本も出ていたりする。

プロパガンダは危険か?では そのプロパガンダに反対的な考えは果たして危険じゃないのか?片方が流せば、もう片方も流す。

どちらが正しいかなんて、自分で判断するしかない。

なぜなら、プロパガンダを流す側にとっては、それが正しいからだ。

そして片方にとっては、その正しいことが間違いなんだ。

ネットには数多くの事実に基づいた「プロパガンダ」がある。

それを何も考えずに信じるか・それとも疑ってから判断するか。

皆はどうする?

手記は本当に事実か?あったかもしれないが、間違いもあるかもしれない。

自分の戦争犯罪は語らず、相手の戦争犯罪しか語らないかもしれない。

世の中、かもしれないだらけだ。それを判断するのは自分自身。



136 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:30:44.07 ID:NjK0YLoo
最後に、書き込みの何処が創作かを書く。

まず、話に登場した


ソニア(Sonja_Grebo)、

サニャ(Sanja_Edu)、

メルヴィナ(Melvina_Prazina)、

カミーユ(Camil_Trpkova)、

メフメット(Mehmet_Spaho)、

カマル、

ミルコ(Mirko)、

ドラガン(Dragan_Stanisic)


彼らは実在した。


そして彼らが このような体験をしたのは事実だ。

ミルコとその家族が殺害されたらしいというのも、伝聞ではあるが事実だ。

祐希という人間が日本国籍を持つ日本人というのは創作。

希望の祐(たすく)即ち希望の助けという意味を込めて仮名を使わせてもらった。

彼の名前は、希望という意味があったからね。


「what a wonderful world」がセルビア人の民兵村で歌われたというのは 部分的に事実だ。

全ての人が歌ったわけではない。

彼を保護した夫婦が、彼に対して歌ったものだ。

そして、その後も彼はこの歌を愛した。


これは真実というものが、彼を通して俺に伝わり、そして皆に読まれている。

よって、この話は事実を元にしたフィクションに過ぎない。

彼もしかり、俺も然り、全てを信じずに疑ってくれ。




191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2010/06/14(月) 02:09:51.91 ID:OkbjK1k0
>>136 カミーユ、ドラガン、サニャ、ソニア、メルヴィナにあったことの大筋は その「彼」の語った通りなんだね。

さらにミルコとその家族が亡くなってたんだ…


137 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:31:54.88 ID:NjK0YLoo
なぜ彼らの話を元にしたのか、

それは俺もまた、彼から託されたからだ。


ボスニアの事も含め、より多くの人に知ってもらい、自分で考える大切さや、疑う大切さ、そういうのを感じてもらいたいと考えた。

あわよくば、民族宥和の理想の力になってもらえればってね。

まずは自分達から、この考えは当然だけど、世界に目を向けるのは、決して自分達の周りを見ないとは、同義ではないと思う。


これを書いたきっかけ。

それは「無知で申し訳ない」という言葉に対して、ある人が言った言葉が書くきっかけとなった。


「人は無知から始まる。

知る人は機会があったに過ぎない。

無知が罪と思うのであれば、伝えようと努力すればいい。

機会を与えられる側から、与える側になればいいだけだ。

無知は罪でもなければ、恥ずかしい事でもない。」


そしてもう一つ、

「周りにも不幸があるのに、全てを救うなんて出来ない」

という言葉に対して、

「なら君は、日本の保健所で殺される子猫を、

かわいそう。助けたい、と言う子どもに対して、

【悲しいけどそうしなければいけない。現実なんだ。】

と言うのか?


子猫を拾った子どもに、

もっと可哀想な動物は居ると言うのか?

それは正しいかもしれない。


しかし、正しい事が全て正しい、現実だから受け入れろで済ませてしまうのは、本当に正しいのか?」


こんな感じの事を言われた

(かなり曖昧な記憶なので、間違っているかもしれない)



138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします:2010/06/14(月) 01:33:57.52 ID:DWNtmMko
メディアリテラシーを育め、ってことか・・・・・・


139 :祐希 ◆.0dKn/WD26:2010/06/14(月) 01:34:53.10 ID:NjK0YLoo
十人十色のように、色々な意見や反応があると思う。

どうかその気持ちを忘れないで欲しい。

読むも読まないも自由というネットの中で、こうして最後まで読んで、そして考えてくれた事に深く感謝します。

そして、彼や彼らについて考え、涙を流してくれた方、ありがとう。


という事で、自分を正当化してみました。

やっと肩の荷が下りた気がする。皆ごめんね。


本当は、彼自身に これを伝えて欲しかった。

出来れば日本じゃなくてボスニアでさ。

だけど、彼は言うんだ。

俺が体験した事実を、どうやって人に信じてもらうんだ?って。

そして俺がいう事は、今の政府に対する批判にも繋がる。

そんなのを どうやって出すんだって。


じゃあ、ずっと語らないの?本にしないの?人にしないの?と聞いたら、

彼は、この話を語るときは、俺が死ぬときだって。

公衆に語るときはね。

それで、彼から出来れば広めてくれと言われて、色々考えて俺はvipに書く結論になった。






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