戦争の体験談を語るわ
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44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:44:01.41 ID:ny91FMOy0
>>39
強姦のオンパレードじゃねえか
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:46:34.19 ID:60HAO/620
>>44
だけど、本当に辛い出来事は、カリノヴィクから脱出してフォチャそしてゴラジュデに向かう途中でおきたんだ。
はっきりいって、感動とかの話じゃない。
人が死んで、そして殺しての話だから。
だから最初に、皆がどうなったか書いたんだ。
苦手な人が読まないようにね。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:38:29.11 ID:3TzxK/Q00
手記データにしてあるなら最後にそれアップして欲しいかも
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:20.54 ID:sViwJ6eP0
>>38
わかった。最後にアップするよ。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:20.54 ID:sViwJ6eP0
その日は父さんの夕飯食ってる最中に、ソニアの話ばっかりしてたなー。
思い返せば、この時 既に俺はソニアに一目ぼれしてたんだと思う。
それからは、学校ある日はカミーユ達とサッカーしたりして遊んで、休みの日は毎回2時間位歩いてソニアの家まで遊びにいってた。
学校も楽しかったけど、週に1度ソニアのトコに遊びに行くのは もっと楽しかった。
楽しいと言うより、楽しみだった…だな。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:41.34 ID:Hu8APTN70
そっちいた頃は主に何食ってたの?
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:43:29.19 ID:60HAO/620
>>41
ブレクだとか たまに、ボサンスキ・ロナッツ。
ただ、父さんは仕事から帰ってくるの遅いのが多いから、豆とか多かった気がする。
大体する事と言ったら、花を摘んだり、オママゴトしたりさ、人形遊びしたり、ソニアパパの猟にくっついていったりぐらいなんだけどね。
ソニアのパパもママも、毎回来て迷惑だろうにソガンドルマとか作って お昼に食べさせてくれた。
あの味は今も忘れられないよ…本当に。
野菜嫌いだった俺に野菜の美味しさを教えてくれたよ。
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:46:34.19 ID:60HAO/620
夏休みに入った時期だったかな。学校で普段一緒に遊んでたメンバーと飽きずにサッカーしてたんだ。
まだこっちの気候に慣れていない俺にとって、乾燥した夏ってのは それはそれで辛いものだった。
喉が凄い渇く。日本のじめじめした夏が懐かしかったな。
少しサッカーして、休憩した後にさ、俺が休みの日に何してるのかって話しになって、ソニアって同い年の女の子の家に遊びに行ってる事を話したんだ。
俺らの居る街は人口も少ない。
だから子どもは殆ど同じ学校に通っているわけだけれど、ソニアは通っていない。
じゃあ、俺らで遊びに行っちゃうか!?という話へ自然となったんだ。
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:48:12.56 ID:60HAO/620
ただ、女の子の家に男だけで行くのも少し恥ずかしいらしい。
そういうわけで、他に学校の女の子二人と俺を含めて6人の男子、8人でソニアの家に向かったわけだ。
当時ペットボトルとかいう画期的な容器はないから、重い水筒らしきものを背負って皆で高原を歩いていったわけだ。
日本に比べて気温は高くないんだけどさ、日によっちゃ凄い熱くなったり、夏なのに気温低かったりしてな。
その日は凄く暑かった。
皆汗だくになってヒーヒーいいながらも、何時もより時間かけつつも到着したわけだ。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:50:13.60 ID:60HAO/620
あー、俺以外の7人は、
カミーユ
ミルコ
メフメット
カマル
ドラガン
サニャ
メルヴィナね。
ソニアの家の前でさ、皆で
「ソニャー!ハンデダゼニカフゥバルサマナー!」って呼んだんだ。
少ししたらバタバタしながらソニアが出てきてさ、俺達みた瞬間目が点になった様に固まってた。
俺はさ、学校の友達連れてきたから、皆で遊ぼうって言ったんだ。
そしたらソニアは少し怯えながら「こんなに大勢で遊んだことないから怖い」って言うんだよ。
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:53:24.94 ID:vW+HEIyl0
その時点では言葉はなせたのか
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:56:36.69 ID:60HAO/620
>>50
俺が来たのが1990年4月で、この夏っていうのはその年の7月の事なんだ。
カタコトではあるけれど、多少理解できるようになってたよ。
まだ6歳ぐらいだったから覚えるの早かったのかもしれない。
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:56:36.69 ID:60HAO/620
そうなのかーとは思ったけど、なら良いチャンスだ!というわけで、皆でサッカーをする事にしたんだ。
実際は、男子6人がサッカーをしてソニアたち女子は3人で花を摘んだりしてたわけだけどさ。
帰り際にソニアが目をキラキラさせながら、今日は楽しかった!ありがとう!と言っていたのが印象的だった。
帰り、街までソニアパパが いつものように送ってくれると 言ってくれたんだけど、8人は流石に乗れないので、サニャとメルヴィナだけ車で送ってもらって、カミーユや俺といった男子は歩いて帰る事にしたんだ。
夏だから まだ外も明るいしね。
56 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 13:58:27.57 ID:60HAO/620
この年の夏は、俺がこの国に滞在した期間の中で最良の夏だった。
毎日何も心配せずに遊び、疲れたら寝て、そして朝起きて遊ぶを延々と繰り返していたよ。
ただ、金曜と日曜は殆どの子達がモスクやら教会に行く為暇なんだ。
だから、その日は大体ソニアの家で過ごしてたな。
当時は宗教というものをよく理解していなかったし、何かのイベント程度に思っていた。
58 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:01:33.57 ID:60HAO/620
初めて皆で遊んでから少し経った金曜日、この日も毎週と同じく非常に暇を持て余していた。
じゃあ、またソニアの家に遊びに行こう!と考えた俺は、水筒を担いで向かったんだ。
家に行っていつもの様に遊んでいると、お昼ぐらいになった。
ソニアパパとママは礼拝があるからと言って、お昼を準備した後、ソニアと俺を残してモスクへ出かけていった。
この日は普段と違って特別な昼食だったよ。
いつもはご飯の後にデザートなんて出ないんだけど、この日はバクラヴァが出たんだ。
最初は、ただのデザートだと思っていたんだ。
だけど、ソニアがニコニコしながら、「特別なんだよ」って教えてくれた。
59 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:02:55.15 ID:60HAO/620
このバクラヴァは今でこそ 日本にもあるらしいけれど、現地では特別な日に食べられる事が多いデザートなんだ。
何故、この日が特別なのかは最初 俺にはわからなかった。
だから、「何で?」と質問したんだ。
すると、ソニアは少しモジモジと照れながら、
「祐希が私の友達になってくれた。
一杯のお友達を連れてきてくれた。
そのお礼の日だから。」
確かこんな事を言われたんだ。
当時の俺は気づかなかったんだけど、前にも書いたとおり、ソニアは俺達と同じ年齢にも関わらず学校へは行っていなかったんだ。
学校自体に通っていなかったのか、それとも不登校だったのかは未だにわからないけれどね。
61 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:05:26.68 ID:60HAO/620
だから、ソニアには全然友達が居ないんだ。
俺はソニアにとって、初めて出来た異性の友達で、そして久しぶりに出来た友達だったんだ。
こんな目と鼻の先、数キロしか離れていないのに、不思議だよな。おかしな話だ。
でも、それがこの国の現実だったんだ。
この時は、そういった事を何も知らなかった俺には、そうなんだー 位にしか思わなかった。
そういった事もあって、ソニアパパは、一ヶ月前に出会った日の帰りの道中、ニコニコしながら俺に一杯話しかけてくれたし、遊びに行くたびに歓迎してくれて、そして帰りは わざわざ車で送ってくれていたんだ。
この時は謙虚だとか遠慮だなんて言葉すら知らなくてさ、ソニアパパやママには図々しい事を沢山してしまったなと思う。
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:06:16.69 ID:ABhAIbvT0
なんで先に>>4書いたんだ・・・なんで・・・っ!
64:祐希◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:09:05.27 ID:60HAO/620
>>62
先に書かないと、読んでいて辛い気分になる人が出てくると思う。
だから、最初に書かせてもらった。
最初に書いてあったほうが、皆も辛くないと思ったんだ。ごめん。
64 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:09:05.27 ID:60HAO/620
バクラヴァを食べながら「美味しいね。」ってソニアに言うと、ソニアは照れくさそうにしながら、「私も作るの手伝ったんだよ。」と言ったんだ。
そして この日、俺は夕飯前に帰ろうと思っていたんだけど、ソニアパパやママの勧めで夕飯を食べていくことになったんだ。
ソニアのパパやママは朝と昼のご飯を食べていなかったから、夕飯はとても豪勢だった。
お肉はなかったけれどね。
ソニアも笑顔で笑っていてさ、とても幸せな食卓だった。優しい家族だった。
65 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:11:29.05 ID:60HAO/620
夕飯を食べ終わった後はソニアの家族と日本の話はこの国の話をしたりしてた。
気づくと時間も遅くなっていたんだ。
父さんに連絡して早く帰らなければと、慌ててソニアパパに そろそろ帰るという事を伝えた。
すると、「今夜は遅いから、家に泊まりなさい」と言われたんだ。
67 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:15:41.53 ID:60HAO/620
流石に一緒のベットではなかったけれど、俺とソニアは夜遅くまでおきて、ベットの横にある窓から、澄んだ夜空を見上げて、色々と話していた。
初めてヒジャブを外したソニアを目にした。
照らされた褐色の髪がキラキラしていた。
この時だったと思う。
漠然としたソニアに対する自分の好意が、ソニアに対する恋だと気づいたのは。
月明かりに照らされたソニアの顔は、とても綺麗だった。
短い6年という人生しか歩んできていなかった俺にとって、この時のソニアは美しすぎた。
そして、こうして26歳になった今でも、この夜のソニアを超える美しい女性とは出会えていない。
>>39
強姦のオンパレードじゃねえか
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:46:34.19 ID:60HAO/620
>>44
だけど、本当に辛い出来事は、カリノヴィクから脱出してフォチャそしてゴラジュデに向かう途中でおきたんだ。
はっきりいって、感動とかの話じゃない。
人が死んで、そして殺しての話だから。
だから最初に、皆がどうなったか書いたんだ。
苦手な人が読まないようにね。
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:38:29.11 ID:3TzxK/Q00
手記データにしてあるなら最後にそれアップして欲しいかも
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:20.54 ID:sViwJ6eP0
>>38
わかった。最後にアップするよ。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:20.54 ID:sViwJ6eP0
その日は父さんの夕飯食ってる最中に、ソニアの話ばっかりしてたなー。
思い返せば、この時 既に俺はソニアに一目ぼれしてたんだと思う。
それからは、学校ある日はカミーユ達とサッカーしたりして遊んで、休みの日は毎回2時間位歩いてソニアの家まで遊びにいってた。
学校も楽しかったけど、週に1度ソニアのトコに遊びに行くのは もっと楽しかった。
楽しいと言うより、楽しみだった…だな。
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:40:41.34 ID:Hu8APTN70
そっちいた頃は主に何食ってたの?
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:43:29.19 ID:60HAO/620
>>41
ブレクだとか たまに、ボサンスキ・ロナッツ。
ただ、父さんは仕事から帰ってくるの遅いのが多いから、豆とか多かった気がする。
大体する事と言ったら、花を摘んだり、オママゴトしたりさ、人形遊びしたり、ソニアパパの猟にくっついていったりぐらいなんだけどね。
ソニアのパパもママも、毎回来て迷惑だろうにソガンドルマとか作って お昼に食べさせてくれた。
あの味は今も忘れられないよ…本当に。
野菜嫌いだった俺に野菜の美味しさを教えてくれたよ。
47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:46:34.19 ID:60HAO/620
夏休みに入った時期だったかな。学校で普段一緒に遊んでたメンバーと飽きずにサッカーしてたんだ。
まだこっちの気候に慣れていない俺にとって、乾燥した夏ってのは それはそれで辛いものだった。
喉が凄い渇く。日本のじめじめした夏が懐かしかったな。
少しサッカーして、休憩した後にさ、俺が休みの日に何してるのかって話しになって、ソニアって同い年の女の子の家に遊びに行ってる事を話したんだ。
俺らの居る街は人口も少ない。
だから子どもは殆ど同じ学校に通っているわけだけれど、ソニアは通っていない。
じゃあ、俺らで遊びに行っちゃうか!?という話へ自然となったんだ。
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:48:12.56 ID:60HAO/620
ただ、女の子の家に男だけで行くのも少し恥ずかしいらしい。
そういうわけで、他に学校の女の子二人と俺を含めて6人の男子、8人でソニアの家に向かったわけだ。
当時ペットボトルとかいう画期的な容器はないから、重い水筒らしきものを背負って皆で高原を歩いていったわけだ。
日本に比べて気温は高くないんだけどさ、日によっちゃ凄い熱くなったり、夏なのに気温低かったりしてな。
その日は凄く暑かった。
皆汗だくになってヒーヒーいいながらも、何時もより時間かけつつも到着したわけだ。
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:50:13.60 ID:60HAO/620
あー、俺以外の7人は、
カミーユ
ミルコ
メフメット
カマル
ドラガン
サニャ
メルヴィナね。
ソニアの家の前でさ、皆で
「ソニャー!ハンデダゼニカフゥバルサマナー!」って呼んだんだ。
少ししたらバタバタしながらソニアが出てきてさ、俺達みた瞬間目が点になった様に固まってた。
俺はさ、学校の友達連れてきたから、皆で遊ぼうって言ったんだ。
そしたらソニアは少し怯えながら「こんなに大勢で遊んだことないから怖い」って言うんだよ。
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:53:24.94 ID:vW+HEIyl0
その時点では言葉はなせたのか
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:56:36.69 ID:60HAO/620
>>50
俺が来たのが1990年4月で、この夏っていうのはその年の7月の事なんだ。
カタコトではあるけれど、多少理解できるようになってたよ。
まだ6歳ぐらいだったから覚えるの早かったのかもしれない。
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:56:36.69 ID:60HAO/620
そうなのかーとは思ったけど、なら良いチャンスだ!というわけで、皆でサッカーをする事にしたんだ。
実際は、男子6人がサッカーをしてソニアたち女子は3人で花を摘んだりしてたわけだけどさ。
帰り際にソニアが目をキラキラさせながら、今日は楽しかった!ありがとう!と言っていたのが印象的だった。
帰り、街までソニアパパが いつものように送ってくれると 言ってくれたんだけど、8人は流石に乗れないので、サニャとメルヴィナだけ車で送ってもらって、カミーユや俺といった男子は歩いて帰る事にしたんだ。
夏だから まだ外も明るいしね。
56 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 13:58:27.57 ID:60HAO/620
この年の夏は、俺がこの国に滞在した期間の中で最良の夏だった。
毎日何も心配せずに遊び、疲れたら寝て、そして朝起きて遊ぶを延々と繰り返していたよ。
ただ、金曜と日曜は殆どの子達がモスクやら教会に行く為暇なんだ。
だから、その日は大体ソニアの家で過ごしてたな。
当時は宗教というものをよく理解していなかったし、何かのイベント程度に思っていた。
58 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:01:33.57 ID:60HAO/620
初めて皆で遊んでから少し経った金曜日、この日も毎週と同じく非常に暇を持て余していた。
じゃあ、またソニアの家に遊びに行こう!と考えた俺は、水筒を担いで向かったんだ。
家に行っていつもの様に遊んでいると、お昼ぐらいになった。
ソニアパパとママは礼拝があるからと言って、お昼を準備した後、ソニアと俺を残してモスクへ出かけていった。
この日は普段と違って特別な昼食だったよ。
いつもはご飯の後にデザートなんて出ないんだけど、この日はバクラヴァが出たんだ。
最初は、ただのデザートだと思っていたんだ。
だけど、ソニアがニコニコしながら、「特別なんだよ」って教えてくれた。
59 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:02:55.15 ID:60HAO/620
このバクラヴァは今でこそ 日本にもあるらしいけれど、現地では特別な日に食べられる事が多いデザートなんだ。
何故、この日が特別なのかは最初 俺にはわからなかった。
だから、「何で?」と質問したんだ。
すると、ソニアは少しモジモジと照れながら、
「祐希が私の友達になってくれた。
一杯のお友達を連れてきてくれた。
そのお礼の日だから。」
確かこんな事を言われたんだ。
当時の俺は気づかなかったんだけど、前にも書いたとおり、ソニアは俺達と同じ年齢にも関わらず学校へは行っていなかったんだ。
学校自体に通っていなかったのか、それとも不登校だったのかは未だにわからないけれどね。
61 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:05:26.68 ID:60HAO/620
だから、ソニアには全然友達が居ないんだ。
俺はソニアにとって、初めて出来た異性の友達で、そして久しぶりに出来た友達だったんだ。
こんな目と鼻の先、数キロしか離れていないのに、不思議だよな。おかしな話だ。
でも、それがこの国の現実だったんだ。
この時は、そういった事を何も知らなかった俺には、そうなんだー 位にしか思わなかった。
そういった事もあって、ソニアパパは、一ヶ月前に出会った日の帰りの道中、ニコニコしながら俺に一杯話しかけてくれたし、遊びに行くたびに歓迎してくれて、そして帰りは わざわざ車で送ってくれていたんだ。
この時は謙虚だとか遠慮だなんて言葉すら知らなくてさ、ソニアパパやママには図々しい事を沢山してしまったなと思う。
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 14:06:16.69 ID:ABhAIbvT0
なんで先に>>4書いたんだ・・・なんで・・・っ!
64:祐希◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:09:05.27 ID:60HAO/620
>>62
先に書かないと、読んでいて辛い気分になる人が出てくると思う。
だから、最初に書かせてもらった。
最初に書いてあったほうが、皆も辛くないと思ったんだ。ごめん。
64 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:09:05.27 ID:60HAO/620
バクラヴァを食べながら「美味しいね。」ってソニアに言うと、ソニアは照れくさそうにしながら、「私も作るの手伝ったんだよ。」と言ったんだ。
そして この日、俺は夕飯前に帰ろうと思っていたんだけど、ソニアパパやママの勧めで夕飯を食べていくことになったんだ。
ソニアのパパやママは朝と昼のご飯を食べていなかったから、夕飯はとても豪勢だった。
お肉はなかったけれどね。
ソニアも笑顔で笑っていてさ、とても幸せな食卓だった。優しい家族だった。
65 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:11:29.05 ID:60HAO/620
夕飯を食べ終わった後はソニアの家族と日本の話はこの国の話をしたりしてた。
気づくと時間も遅くなっていたんだ。
父さんに連絡して早く帰らなければと、慌ててソニアパパに そろそろ帰るという事を伝えた。
すると、「今夜は遅いから、家に泊まりなさい」と言われたんだ。
67 :祐希 ◆fyiPNhmVqk :2010/05/19(水) 14:15:41.53 ID:60HAO/620
流石に一緒のベットではなかったけれど、俺とソニアは夜遅くまでおきて、ベットの横にある窓から、澄んだ夜空を見上げて、色々と話していた。
初めてヒジャブを外したソニアを目にした。
照らされた褐色の髪がキラキラしていた。
この時だったと思う。
漠然としたソニアに対する自分の好意が、ソニアに対する恋だと気づいたのは。
月明かりに照らされたソニアの顔は、とても綺麗だった。
短い6年という人生しか歩んできていなかった俺にとって、この時のソニアは美しすぎた。
そして、こうして26歳になった今でも、この夜のソニアを超える美しい女性とは出会えていない。
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