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俺が×2になった理由
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123 :名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 12:12:20.09 ID:vQxCyDhyi
器でかいな。

俺は彼女の元カレが死にそうで、その死にそうな元カレの妹から俺の彼女に側にいてあげて下さいと頼まれたと言われてキレたけどな。


129 :壱:2013/10/29(火) 19:53:56.03 ID:RA5YRLZa0
>>123
普通はキレてもおかしくないと思う

俺だって逆の立場ならちょこみたく言えるかわからんしw



126 :名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 14:05:35.02 ID:4gZo11Oa0
×2 そういうことか




128 :壱:2013/10/29(火) 19:49:51.08 ID:RA5YRLZa0
こんばんはw

今日も時間つぶしと思って付き合ってくれたらうれしいですw

まずは茶でも飲んでおくれ

(´・ω・)っ旦



130 :壱:2013/10/29(火) 19:56:18.06 ID:RA5YRLZa0
さてw では>>109の続きからw

うまくいけば今日中に最後までいけるかも?w



姉ちゃんの突拍子もないお願いから2週間後くらい。

俺はみぃ子の入院している病院にいた。

補足だが、もちろん簡単に離婚して簡単にみぃ子の元へ行けたわけじゃないぞw

はしょってあるが、ちょこの離婚発言のあともしばらく三人でもめたし、俺の親にもちょこの親にも当たり前だけど猛反対されたしw



131 :壱:2013/10/29(火) 19:57:58.42 ID:RA5YRLZa0
ちょこ「離婚なんて戸籍にバツが1個つくだけですっ!」


あぁ・・・うん・・・w それがダメってことだと思うよ・・・w


ちょこ「別にホントに壱さんとずっとお別れするわけじゃないですっ!」

ちょこ「ちゃんと全部が落ち着いたら、そしたらまた壱さんと一緒ですっ!」

ちょこ「その後離婚しなければ別に書類上バツが1個2個ついても関係ありませんっ!」

ちょこ「壱さんがよくてもちょこがイヤなんですっ!離婚したいんですっ!!!」


離婚したいってwww

傍から見たらさぞかしおかしな光景だろうなw

結局、言い出したら聞かないちょこの根気に、全員が渋々承知するしかなかったねw

相変わらず、俺役に立ってないwww


ま、条件がひとつ。

もし運良くみぃ子が生き続けることになった暁には、離婚してちょこと再婚すること。

当たり前っちゃ当たり前だし、俺もそのつもりだし。



132 :壱:2013/10/29(火) 19:59:52.07 ID:RA5YRLZa0
あと会社なw

父ちゃんはこの2年前に他界してたから会社は俺が継いでた状態。

一応、昔から一緒に働いてる右腕的なやつがいるから現場は回せるっちゃ回せるが、顧客との大事な打ち合わせは俺が行かなきゃだし。


結局、普段は現場は右腕くんに任せて俺は遠隔で指示を出す。

あとは月に2.3度は地元に帰って打ち合わせに参加したり会社の様子を見たりと行ったり来たりする生活をすることになる。

従業員数人の吹けば飛ぶような小さい会社だから仕事に穴は空けられないのよw

そんなこんなで、みぃ子の元に来るまでに2週間ほどかかったわけ。

病院にほど近いマンスリーマンションての?を借りて、そこから通うことに。

あ、ちょこも一緒なwww


ちょこ「壱さんひとりじゃなーんにもできないからねw」

確かにそうだが・・・w

うーん・・・離婚した相手と一緒に暮らすというのは、ちょっと不思議な感覚だよねw

まあ、あくまで書類上離婚しただけだから他は何も変わらないんだけど。



133 :壱:2013/10/29(火) 20:03:34.00 ID:RA5YRLZa0
みぃ子「・・・・・・壱くん・・・?」

壱「・・・お、おう 久しぶりだな・・・w」

それが久しぶりに会った俺とみぃ子の会話だった。

15年くらいぶりの感動の再会・・・ってわけには行かなかったね。


もともと線は細い方だったけど、女の子らしいやわらかさは無くなってて、薬の影響なのか肌もかさかさで顔色も悪い。

ああ、病人なんだな・・・って思ったよ。


みぃ子「・・・ごめんね、こんなかっこで・・・wそちらは奥さんね?」


『奥さん』と言われてちょこが一瞬複雑な表情になる。


ちょこ「ちょこですっ みぃ子さん、初めましてw お噂は壱さんから聞いてますw」

みぃ子「どんな噂だろw 壱くん、変なこと言ってない?w」

ちょこ「いつもみぃ子さんの話するときは鼻の下が1mくらいになってますw」

みぃ子「あははw みぃ子さんおもしろいw 次女ちゃん、ベッド起こしてくれる?」

壱「おい大丈夫か?ムリに起きなくてもいいぞ」

みぃ子「今日はちょっと調子いいから大丈夫 ありがと・・・w」




134 :壱:2013/10/29(火) 20:05:53.14 ID:RA5YRLZa0
『今日は』って言葉にグッときた。

目が覚めたら起き上がって顔洗って出かける・・・そんな当たり前のことが 今のみぃ子には当たり前じゃない。

健康で不自由ないってのは『普通』なことじゃなく、なんて幸せなことなんだろうか。


しばらく昔話や結婚式行けなくて ごめんねなんて話が続く。

たまに ちょこが変な合いの手入れたり、みぃ子がちょこの話を聞きたがって おもしろおかしく話すたびに楽しそうに笑う。


みぃ子「ちょこさんかわいいw おもしろすぎww」

ちょこ「かわいいのは認めますが そんなにおもしろくないですよ〜w」

みぃ子「認めちゃうんだw あはははww」


こういうときのちょこの底が抜けた明るさは本当に助かるw

正直、俺はなんて声をかけたらいいかわからなかったし、俺だけだったら今にもお通夜が始まりそうな雰囲気になってたに違いないw


そうこうするうちに もうひとりの姉ちゃん(長女)やママさんもやってきて 久しぶりの再開に病室はにわかににぎやかになった。

ちょこが俺の袖をちょんちょんとひっぱって病室の外に連れ出す。




135 :壱:2013/10/29(火) 20:08:35.15 ID:RA5YRLZa0
壱「・・・どした?」

ちょこ「壱さん、そろそろ本題に入らないと・・・ そのために来たんでしょ?」


あぁ、そうだったw

ついついただのお見舞いみたいになっちゃってるなw


ちょこ「あの様子だとお姉さんから話は聞いてないっぽいよねぇ」

壱「だなぁ・・・ みんないるし、話すなら今だよなぁ」

ちょこ「ですです。これはちゃんと壱さんからお話しなきゃだよ?」


変な汗が出てきて軽くめまいがする。でも言わなきゃいかんしな。

病室に戻った俺とちょこは、改まってみぃ子に向き合う。


壱「・・・あ、あのな、みぃ子。ちょっと大事な話があるんだ」

みぃ子「ん?うん どうした?」

壱「姉ちゃんたちとママさんにも聞いて欲しいんだけど・・・」


次女以外の全員が何事だろうって顔で俺を見る。

やばい、手汗がハンパないw

『えーと』とか『んー』とか言ってると、早くしろと言わんばかりに ちょこが肘でとんとんしてくる。

わかってる、わかってますって・・・w



136 :壱:2013/10/29(火) 20:10:22.21 ID:RA5YRLZa0
壱「こ、これ・・・これ書いて欲しいんだけど・・・」

声が上ずりながら、ガクブル震える手でバッグから封筒を取り出す。

中にはすでに俺の部分が書き込み済みの婚姻届。


みぃ子「・・・・・・どういうこと?」


さっきまでのにぎやかさが嘘みたいに、病室がシーンと静まり返る。

当たり前だ。冗談だとしたら最低最悪につまらない部類の冗談だ。

あぁ・・・今すぐにでもここから逃げ出してしまいたい・・・w



138 :壱:2013/10/29(火) 20:17:49.53 ID:RA5YRLZa0
次女「あ、あの・・・あたしが・・・お願いしたの!」


重苦しい沈黙を破ったのは姉ちゃんだった。

姉ちゃんがこれまでの経緯を説明すると、 みぃ子やママさんから厳しい一斉攻撃を浴びせられる。

みぃ子もママさんも長女もみんな泣きながら半狂乱で姉ちゃんに詰め寄る。

『バカじゃないの?!』

『何考えてんのっ』

『壱くんと ちょこさんに申し訳ない・・・』

『ふたりの親御さんになんて言ってお詫びしたらいいのか・・・』


そんなようなことをずっと言われてた。


まあ、普通に当たり前の反応だろうけど。

その間俺はと言えば、ただ何も言えずに硬直して事の成り行きを見守っていた。

つくづくヘタレ過ぎるな、俺www さいてーwww



137 :名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 20:14:28.35 ID:kYI+sqCW0
そういえば子供はできたの?

出来にくいって書いてなかったか?


139 :壱:2013/10/29(火) 20:19:36.64 ID:RA5YRLZa0
>>137
うちらも みぃ子のとこも子供はいなかったよw

子供がいなかったのも みぃ子と再婚できた要因のひとつかな

子供がいたら こうはいかないだろうから


ママさんが姉ちゃんを平手でパーンと叩いたときになって、やっと俺は自分でちゃんと理由を言わなきゃと口を開いた。


壱「・・・あ、ちょっとみんな待って。ちがうn・・・」

ちょこ「ぢがうんでずぅっっっ!!!」


・・・・・・うん、もう何も言わないw

ちょこ、お前絶対狙ってるだろwww

涙と鼻水で化粧が取れて、出会ってから今まで見たことも無いようなぶっさいくな顔で ちょこは必死に姉ちゃんの援護射撃を始めた。


ちょこ「わ、私が壱さんにお願いしたんですっ」

ちょこ「お姉さんホントは何も言わないで帰るつもりだったのに私が言わせたんですっ」

ちょこ「だからお姉さんはなーんにも悪くないんですっ ほんとですっ」

ちょこ「だからみなさん、お姉さんを怒らないでくだし#&%! ぶわぁーーん」


後半は もう何を言ってるのかわからないw

ちょこが子供みたいに泣き出してしまったためにみんなは黙るしかなくなってしまった。

俺にできることと言えば、グシグシと泣くちょこにハンカチ渡しながら

『・・・そういうことです・・・w』と言うのが精一杯だったw






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カテゴリー:人生・生活  |  タグ:感動・泣ける話,
 

 
 
 
 

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