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親友の話
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1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:47:22 ID:aXxi4CGR8
ちょっと聞いてくれないか
2 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:48:26 ID:aXxi4CGR8
もう何年も前の話なんだけど俺にはガキの頃からの連れがいたんだ
3 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:50:22 ID:aXxi4CGR8
そいつは明るいくせに人見知りで
イケメンのくせにコミュ障で
なのに女癖悪くて
頭良いのに勉強できなくて
とにかく不思議で面白い奴だった
4 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:52:15 ID:aXxi4CGR8
女にモテるがDQNだった親友は高校に進学するとさらにモテ街道を爆進した
俺の自慢の友達だった
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:53:56 ID:aXxi4CGR8
高校1年の夏の日
原宿で合コンがあり 親友と歩いてると3人くらいからスカウトされていて名刺や書類みたいなのをもらっていた
程なくして親友は芸能事務所に所属したんだ
6 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:56:22 ID:aXxi4CGR8
それからは爽やか系イケメンにジョブチェンした親友は毎週レッスンやオーディションに通い続け女遊びもしなくなった
初めて親友がテレビにエキストラじゃ無く ちゃんと台詞を言ったのは高校を卒業して一年後の19歳の時だった
7 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:57:07 ID:aXxi4CGR8
こんな時間だし誰もいないかな?w
9 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:00:11 ID:YjogIzOix
いないよw
10 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:00:38 ID:aXxi4CGR8
>>9
いんじゃねーかw
お前優しいなw
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:59:39 ID:aXxi4CGR8
オンエアを見たとき凄く嬉しかった
その反面、なぜか恥ずかしさと親友が芸能界の住人なんだと虚無感に似たモノが胸に残った
それでも親友は毎週末必ず連絡をくれて 遊んでくれたし 撮影やオーディションの裏話を沢山してくれた
11 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:03:06 ID:aXxi4CGR8
俺は底辺職に就職し 親友はアルバイトをしながら芝居に打ち込んでいた
メインでCMやポスターに出てたり良い役でテレビに出てたけど世間的には、まだ全然無名の新人俳優って所だったのかな
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:05:20 ID:aXxi4CGR8
気が付けば俺達はアラサーになっていた
俺も いつまでも底辺職にいられないので資格取得の為に勉強したり息抜きの為に趣味を見つけたりで親友とは半年会えていなかった
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:07:40 ID:aXxi4CGR8
そんな時、親友から連絡が来た
明日の朝9時に○○駅に来い と
それは都内の外れの駅で聞いたことも無い場所だったけど俺は嬉しくて時間通りに車で向かった
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:08:56 ID:aXxi4CGR8
そこで俺を待っていたのは上下スウェットで寝癖全開の親友とモデルみたいな体型の綺麗な女の子だった
15 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:10:44 ID:aXxi4CGR8
「これ俺の彼女!宜しくね!」
満面の笑顔で言い放った親友はキラキラしていてその彼女に対する愛情を感じずにはいられなかった
俺も自己紹介をし その彼女とすぐ打ち解ける事が出来た
16 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:12:25 ID:aXxi4CGR8
親友の彼女なんだから俺も好きにならなきゃと思い、何回か鍋やカラオケを重ねるうちに恋愛感情とは全く別の友人として、その彼女を大好きになった
二人が結婚して欲しいと本気で心から願っていたんだ
17 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:12:55 ID:aXxi4CGR8
つかマジで人いねーなw
起きろニート共www
18 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:13:27 ID:QQ33uYzQv
見てるよ
19 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:13:53 ID:aXxi4CGR8
>>18
ありがとう
超ありがとう
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:19:22 ID:aXxi4CGR8
それから数年間 親友はアルバイト先でもスゲー評価されてて同業種の人達から正社員のヘドハンが何社もかかっていた
実際、書類を見せてもらったが親友の功績は素晴らしくマジで芝居とか辞めた方が良いんじゃねーかと本気で思ったくらい
俺は資格を何個か取れてもっと条件の良い会社に再就職出来た
親友の彼女も出世をし労働条件こそキツクなったものの給与とやりがいは はるかにステージアップしていた
皆が皆スキルアップして俺達みたいなゴミクズでも社会と真っ当に向き合える事が嬉しかった
21 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:22:55 ID:aXxi4CGR8
親友の俳優業は当時の2年前に民放で主役を2回
その翌年に1回
主演の舞台が2本、メインのCMが一本と それなりに業界でも評価されてんのかなーと俺は思っていた
舞台の時は必ず招待席を用意してくれるし楽屋にも呼んでくれる
公演後は彼女も交えて3人で飯を誘ってくれる
30を超えた俺たちでも全ては これからだった
22 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:26:30 ID:aXxi4CGR8
俺も業務に終われ、新人育成に勤め独立の為に経営を学び半年会っていなかった
久しぶりに親友と二人で飲みにでも行こうかと携帯を出したとき ちょうど親友から着信が来た
久しぶりだったから結構なハイテンションで出た事を今でも後悔している
彼女が急逝したと
23 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:29:28 ID:aXxi4CGR8
くも膜下出血だと
俺は親友の事が大好きだし その彼女の事も大好きだった
なにより二人の笑い合ってる姿や痴話喧嘩してる光景が大好きだった
言葉にならなかった
長い付き合いの中で初めて親友が嗚咽しているのを電話越しに聞いた
24 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:31:44 ID:aXxi4CGR8
葬儀に参加せて頂き 親族席に座る親友を直視出来なかった
気の毒すぎて
だけど会食の時に呼び出され二人でセレモニー会場で色んな事を話し合ったんだ
何も言えない俺に親友はひたすら ありがとうと言ってくれた
25 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:32:13 ID:QQ33uYzQv
くも膜下出血か。突然だとショックだよね。
26 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:33:42 ID:aXxi4CGR8
>>25
前兆が無いもんな
人の死って色んな事を教えてくれるよな
27 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:36:34 ID:aXxi4CGR8
それから数ヶ月後
親友に連絡してみた
すると彼女の家にいるとの事
毎週、彼女の家に行き掃除をし一晩過ごしてるんだってさ
相手のご両親に頼み込み家賃を自分で払い
彼女がいつでも帰って来れる様にって
28 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:39:05 ID:aXxi4CGR8
それを聞いたとき自分の無力さを嘆いた
嘆いたよ
何にも出来ねーんだ俺
十何年の付き合いで一緒に悪いことも楽しいことも辛いことも全部二人で背負ってきたはずなのに かける言葉すら見つからない
何て顔して良いか分からない
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:41:41 ID:aXxi4CGR8
親友が片付けた部屋は綺麗で でも衣類や風呂場からは当時俺も知っている彼女の臭いが残っていて
今までバケツ何杯分も二人で飯食ってきたけど初めて無言で卓を囲んだ
31 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:47:01 ID:aXxi4CGR8
その夜さ親友が言ったんだ
「本当は分かってるよ」って
もう その言葉が全てだと思う
俺も「うん」しか言えなかった
「何にも無い俺を救ってくれた彼女にさ 感謝って言葉じゃ足りないんだよね」
「うん」
「でもさ…もう一回だけで良いから会いたいんだよ」
酒の手伝いもあるんだろうけど親友は電気の消えた部屋のベットで泣き出した
いつもの様に俺はベット横のテーブルをズラし毛布をかけていた
「もしさ、会えたらさ、俺の分までお礼伝えてくれよ」
これが俺の精一杯の言葉だった
32 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:48:05 ID:aXxi4CGR8
程なくして俺達は無言のまま眠りに落ちた
で、ここから聞いて欲しい話なんだ
33 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:52:46 ID:aXxi4CGR8
俺はオカルトとか超常現象とか全く信じない人間なんだ
でも その日寝静まった静寂の中
誰かが俺を呼ぶんだ
優しい声で
それは寝苦しさじゃなくて朝日が優しく自然に起こしてくれる感じ
その日、見たんだよ
彼女を
俺は自分を疑る前に親友に声をかけようと思った
そしたら親友は涙を流しながら俺の見えてる方向を見つめてるんだよね
まるで あいつにも見えてるかのように
1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:47:22 ID:aXxi4CGR8
ちょっと聞いてくれないか
2 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:48:26 ID:aXxi4CGR8
もう何年も前の話なんだけど俺にはガキの頃からの連れがいたんだ
3 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:50:22 ID:aXxi4CGR8
そいつは明るいくせに人見知りで
イケメンのくせにコミュ障で
なのに女癖悪くて
頭良いのに勉強できなくて
とにかく不思議で面白い奴だった
4 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:52:15 ID:aXxi4CGR8
女にモテるがDQNだった親友は高校に進学するとさらにモテ街道を爆進した
俺の自慢の友達だった
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:53:56 ID:aXxi4CGR8
高校1年の夏の日
原宿で合コンがあり 親友と歩いてると3人くらいからスカウトされていて名刺や書類みたいなのをもらっていた
程なくして親友は芸能事務所に所属したんだ
6 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:56:22 ID:aXxi4CGR8
それからは爽やか系イケメンにジョブチェンした親友は毎週レッスンやオーディションに通い続け女遊びもしなくなった
初めて親友がテレビにエキストラじゃ無く ちゃんと台詞を言ったのは高校を卒業して一年後の19歳の時だった
7 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:57:07 ID:aXxi4CGR8
こんな時間だし誰もいないかな?w
9 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:00:11 ID:YjogIzOix
いないよw
10 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:00:38 ID:aXxi4CGR8
>>9
いんじゃねーかw
お前優しいなw
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)09:59:39 ID:aXxi4CGR8
オンエアを見たとき凄く嬉しかった
その反面、なぜか恥ずかしさと親友が芸能界の住人なんだと虚無感に似たモノが胸に残った
それでも親友は毎週末必ず連絡をくれて 遊んでくれたし 撮影やオーディションの裏話を沢山してくれた
11 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:03:06 ID:aXxi4CGR8
俺は底辺職に就職し 親友はアルバイトをしながら芝居に打ち込んでいた
メインでCMやポスターに出てたり良い役でテレビに出てたけど世間的には、まだ全然無名の新人俳優って所だったのかな
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:05:20 ID:aXxi4CGR8
気が付けば俺達はアラサーになっていた
俺も いつまでも底辺職にいられないので資格取得の為に勉強したり息抜きの為に趣味を見つけたりで親友とは半年会えていなかった
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:07:40 ID:aXxi4CGR8
そんな時、親友から連絡が来た
明日の朝9時に○○駅に来い と
それは都内の外れの駅で聞いたことも無い場所だったけど俺は嬉しくて時間通りに車で向かった
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:08:56 ID:aXxi4CGR8
そこで俺を待っていたのは上下スウェットで寝癖全開の親友とモデルみたいな体型の綺麗な女の子だった
15 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:10:44 ID:aXxi4CGR8
「これ俺の彼女!宜しくね!」
満面の笑顔で言い放った親友はキラキラしていてその彼女に対する愛情を感じずにはいられなかった
俺も自己紹介をし その彼女とすぐ打ち解ける事が出来た
16 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:12:25 ID:aXxi4CGR8
親友の彼女なんだから俺も好きにならなきゃと思い、何回か鍋やカラオケを重ねるうちに恋愛感情とは全く別の友人として、その彼女を大好きになった
二人が結婚して欲しいと本気で心から願っていたんだ
17 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:12:55 ID:aXxi4CGR8
つかマジで人いねーなw
起きろニート共www
18 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:13:27 ID:QQ33uYzQv
見てるよ
19 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:13:53 ID:aXxi4CGR8
>>18
ありがとう
超ありがとう
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:19:22 ID:aXxi4CGR8
それから数年間 親友はアルバイト先でもスゲー評価されてて同業種の人達から正社員のヘドハンが何社もかかっていた
実際、書類を見せてもらったが親友の功績は素晴らしくマジで芝居とか辞めた方が良いんじゃねーかと本気で思ったくらい
俺は資格を何個か取れてもっと条件の良い会社に再就職出来た
親友の彼女も出世をし労働条件こそキツクなったものの給与とやりがいは はるかにステージアップしていた
皆が皆スキルアップして俺達みたいなゴミクズでも社会と真っ当に向き合える事が嬉しかった
21 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:22:55 ID:aXxi4CGR8
親友の俳優業は当時の2年前に民放で主役を2回
その翌年に1回
主演の舞台が2本、メインのCMが一本と それなりに業界でも評価されてんのかなーと俺は思っていた
舞台の時は必ず招待席を用意してくれるし楽屋にも呼んでくれる
公演後は彼女も交えて3人で飯を誘ってくれる
30を超えた俺たちでも全ては これからだった
22 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:26:30 ID:aXxi4CGR8
俺も業務に終われ、新人育成に勤め独立の為に経営を学び半年会っていなかった
久しぶりに親友と二人で飲みにでも行こうかと携帯を出したとき ちょうど親友から着信が来た
久しぶりだったから結構なハイテンションで出た事を今でも後悔している
彼女が急逝したと
23 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:29:28 ID:aXxi4CGR8
くも膜下出血だと
俺は親友の事が大好きだし その彼女の事も大好きだった
なにより二人の笑い合ってる姿や痴話喧嘩してる光景が大好きだった
言葉にならなかった
長い付き合いの中で初めて親友が嗚咽しているのを電話越しに聞いた
24 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:31:44 ID:aXxi4CGR8
葬儀に参加せて頂き 親族席に座る親友を直視出来なかった
気の毒すぎて
だけど会食の時に呼び出され二人でセレモニー会場で色んな事を話し合ったんだ
何も言えない俺に親友はひたすら ありがとうと言ってくれた
25 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:32:13 ID:QQ33uYzQv
くも膜下出血か。突然だとショックだよね。
26 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:33:42 ID:aXxi4CGR8
>>25
前兆が無いもんな
人の死って色んな事を教えてくれるよな
27 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:36:34 ID:aXxi4CGR8
それから数ヶ月後
親友に連絡してみた
すると彼女の家にいるとの事
毎週、彼女の家に行き掃除をし一晩過ごしてるんだってさ
相手のご両親に頼み込み家賃を自分で払い
彼女がいつでも帰って来れる様にって
28 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:39:05 ID:aXxi4CGR8
それを聞いたとき自分の無力さを嘆いた
嘆いたよ
何にも出来ねーんだ俺
十何年の付き合いで一緒に悪いことも楽しいことも辛いことも全部二人で背負ってきたはずなのに かける言葉すら見つからない
何て顔して良いか分からない
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:41:41 ID:aXxi4CGR8
親友が片付けた部屋は綺麗で でも衣類や風呂場からは当時俺も知っている彼女の臭いが残っていて
今までバケツ何杯分も二人で飯食ってきたけど初めて無言で卓を囲んだ
31 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:47:01 ID:aXxi4CGR8
その夜さ親友が言ったんだ
「本当は分かってるよ」って
もう その言葉が全てだと思う
俺も「うん」しか言えなかった
「何にも無い俺を救ってくれた彼女にさ 感謝って言葉じゃ足りないんだよね」
「うん」
「でもさ…もう一回だけで良いから会いたいんだよ」
酒の手伝いもあるんだろうけど親友は電気の消えた部屋のベットで泣き出した
いつもの様に俺はベット横のテーブルをズラし毛布をかけていた
「もしさ、会えたらさ、俺の分までお礼伝えてくれよ」
これが俺の精一杯の言葉だった
32 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:48:05 ID:aXxi4CGR8
程なくして俺達は無言のまま眠りに落ちた
で、ここから聞いて欲しい話なんだ
33 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)10:52:46 ID:aXxi4CGR8
俺はオカルトとか超常現象とか全く信じない人間なんだ
でも その日寝静まった静寂の中
誰かが俺を呼ぶんだ
優しい声で
それは寝苦しさじゃなくて朝日が優しく自然に起こしてくれる感じ
その日、見たんだよ
彼女を
俺は自分を疑る前に親友に声をかけようと思った
そしたら親友は涙を流しながら俺の見えてる方向を見つめてるんだよね
まるで あいつにも見えてるかのように
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