風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
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200 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:11:37.42 ID:GbPb5OrQ0
それはわかってはいるが、ビクンってなったり喘ぎ声を出したりするマドカ、そして マドカをそうさせているのが、自分以外の他の誰かであることに興奮を隠せない。
「お客さんは もう完全に赤ちゃんじゃなくなってくるじゃん?」
「うん」
「言ってる意味わかる?」
「わ、わかってるよ」
マドカは時々こうやって俺に覚悟を促してくる。
その度に俺は気を引き締め直した。
「いっぱい触られたし、後ろから鷲掴みにするお客さんが多かった気がする」
マドカのその言葉を聞いて、俺はすごく納得させられるものがあった。
おっぱいって、その感触を十分に楽しむには、寝てる状態よりも起きてる状態のほうがいい。
寝てると どうしても左右にこぼれ落ちちゃうし、後ろから両の手のひらで包み込むのが、マドカのおっぱいのボリュームを味わうベストなやり方なのだ。
それに背後から見下ろすおっぱいの谷間がこれまた絶景なんだ。
何言ってんだ俺は。
201 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:14:53.66 ID:GbPb5OrQ0
「鷲掴みとか、けっこう乱暴な感じの触り方をされると、私はムカついた」
「俺もムカつく」
「だよね? んじゃ、もうこの話は終わりだ」
「え?終わっちゃうの?」
「だってヒロシ、なんか楽しそうなんだもん。私はそんなに楽しくないし」
マドカはそう言い残してまた飲み物を取りに行く。俺のお茶はまだ残っていたけど、マドカのコップは空っぽだった。
俺よりもマドカのほうがプレッシャー感じてるんだって思った。
飲み物を持って戻ってきたマドカが、また俺のチンポの状態を確認する。
「ちんちんは?」
「ギンギン」
「あとでちゃんと勃つの?」
「大丈夫」
さっきも同じやりとりがあったような気がするが、また繰り返してた。
「つか、マドカが勃たせてくれよ、パイズリ期待してるwww」
「わかったw 頑張るwww」
その日のマドカは、なんだかやけに俺のチンポを気にしてた。
その理由は夕方頃になって判明する。
203 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:18:40.22 ID:GbPb5OrQ0
水分補給したマドカが、何事もなかったかのように話を続ける。
「でさ、お客さんがアレコレ始めると、私は心を閉ざすの」
「うん」
「体は勝手に反応しちゃうから、心は『無』で体は『素の私』って感じ」
「はい」
「でも、濡れたりしないわけ。ハッキリ言って苦痛だし」
「そうか」
「いや、わからん。もしかすると濡れてることもあったかもしれない…」
「大丈夫、わかってる」
いわゆる自己防衛反応だ。いや防衛「本能」というべきか。
それは単なる潤滑油であり、気持ちが伴っていなくても、発生するメカニズム。
女性の体は、自分の痛みを和らげる意味でも、愛液を分泌するのだ。
「口では嫌がっててもアソコは濡れるじゃねぇかよ」などというアホな考えを持つ男は、無知で身勝手で傲慢であり、そんな男どもは死刑でもおかしくないレベルの人間なのだ。
それをマドカに説明すると、彼女は当然身を以て体験しているので、すぐに理解した。
205 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:30:20.08 ID:GbPb5OrQ0
「当然、痛いの。ノートにヘタクソとか愚痴っちゃうくらいにw」
「うんw」
「おっぱいはまだ我慢できるんだけど、アソコは無理」
「うん…」
あー、とうとうマンコかよー、って俺は思った。欝勃起レベル80まで到達。
「でもローションとかいう便利なものを持参していくわけじゃん?」
「ほぉ」
「わかる?ローション?ヌルヌルのやつ」
「俺だってローションくらいわかるわwww」
「誰と使ったの?」
( ̄- ̄) シーン…
時々こういう話題がないと、場が持たない。
マドカが茶化すタイミングは絶妙で、そういうトークが上手いのもデリ嬢として必要な要素なのかも。
それに、今は美容師としても成功を収めているわけで、「客と話す」というスキルは高いのかもしれない。
よくよく思い返せば、掲示板には『癒される』の他に『一緒にいて楽しい』って書き込みもあった気がする。
206 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:32:29.42 ID:GbPb5OrQ0
「そしてそのローションってやつが、ある意味、非常にやっかいなの」
「へー」
「どんなにヘタクソなお客さんでも、2割増くらいにレベルアップしちゃう」
「テク?」
「テクってwww まぁ痛くはなくなる程度にね。根本的にダメなものはダメ」
「あいw」
「んで、相手によっては、本当にイカされてしまったこともある、ただそれだけの話」
マドカは『↓』の記号に関しての説明をちょっと強引に終わらせるように話を結んだ。
それでも俺は質問を続ける。
「そ、それは、気持ちよかったのでしょうか…?」
マドカは すごーくエロい顔つきで、
「気持ちよかったよって、ヒロシを興奮させたほうがいい?」
「それとも気持ちよくなかったよ、って安心させて欲しい?」
「ねぇ…どっちなの?」
って俺を挑発するように言った。
寝取られM属性をマドカに完全に見抜かれたうえで、手玉に取られている俺がいた。メチャ興奮した。
209 :ヒロシ:2013/05/14(火) 00:04:45.27 ID:6ZXL4NQ60
「え? えっ!? 俺はえっと、その…」
パニクって挙動不審になってしまった俺をマドカがからかうように笑ってた。
「正直に話すって言ったでしょw 99%苦痛だったってば」
「あ、うん…え、残り1%は…」
「あとさ、計算高い女だって思われるかもしれないけどー」
マドカは俺の質問を遮るかのように話を続けようとした。あとで聞けばいいかぁ、いや、きっとタイミングを見てマドカのほうから話すつもりなんだろう。
「感じてるフリ、イったフリ、ってのは当たり前のようにしてた。要するに演技」
「へー」
「男の人みたいに単純じゃないじゃん?見た目で判断できないというか」
「うん、そだね」
男はいたってシンプル。それがイった証拠とみなされる。
211 :ヒロシ:2013/05/14(火) 00:35:42.85 ID:6ZXL4NQ60
「イったって思わせないと、いつまでも終わらないんだよ、苦痛の時間が」
「なるほど」
「それにさ、下手に声が出るのを我慢したり、堪えたりするとするじゃん?」
「うん」
「女が必死に耐えてる姿に男の人って興奮しちゃうもんなの?」
「なんとなくわかるような気もする…」
「で、男の人ってなんとかして喘ぎ声出せようって思うのか、ますます頑張り始めるんだよね」
「うん…」
「そうなると強引で乱暴っていうか、逆に女は、特に私の場合は、嫌がるってのがわかってない」
「そっか…」
やっぱり楽な仕事ではない。
ただでさえ嫌なことをされるのに、それが さも嫌じゃないことであるかのように演じ、あたかも そうされることで気持ちよくなったと その相手に思わせなくてはいけないなんて。
そう思いながらも、俺は客の視点で、その一連のマドカの行為を思い浮かべてみる。
本人は自分の身を守るためにしていることでも、客目線で見れば、目の前でマドカが喘いでいるのだ。
小刻みに体を震わせ、声にならない声を上げ、最終的に絶頂に達するのだ。
たとえ演技だとしても、結果的にお客さんを悦ばせてた気がして、欝だわw
213 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 00:47:08.93 ID:6ZXL4NQ60
マドカは、そんな自分のことを計算高いとか腹黒いだとか、あるいは悪賢いだなんて言ってた。
俺は決してそうではないと思った。
心の内はどうあれ、少なくとも表面上は お客さんを不快にさせる要素は見当たらない。
デリ嬢の中には、「地雷」などと呼ばれる女の子もいて、体すら触らせなかったりする場合もあると聞く。
そんなもんと比べたら、マドカの圧勝に違いないし、客だってマドカを支持するだろう。
ま、俺が言うまでもなく、大絶賛で支持を受けていましたが…。
そんな、客達のことなのだが。
マドカが言うには、客は大きく分けると、2種類いて。
プライベートで女性と接する機会が ほとんどなく、お金を払ってでもエロいことがしたいと、鼻息を荒くしてやってくるタイプの客。お世辞にも女性にモテるタイプとは言い難い方々。
プレイは粗雑、AV見すぎ、自分勝手、清潔感もない、社交性もない、NGになることが多い。
指定するコースは50分〜60分と短く、とにかくエロ一直線で、何回でもイキたがる。
214 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 00:49:47.34 ID:6ZXL4NQ60
ただマドカとしては、仕事だと割り切って考えた場合、こういう客は単純で扱いやすいのだそうだ。
事務的に淡々と仕事をこなしてさえいれば、時間はあっという間に過ぎてゆき、短く感じると。
「私が思うに、条件さえ揃えば、男も女もイク。そんなの結果でしかないし、気持ちなんか関係ない」
マドカは冷めた表情でそう言い放った。
ちょっと言葉には怒気も込められていたようにも思う。
その怒りは、そういう客に向けられているものではなく、おそらくマドカ自身に対する己への怒り。
それは、そんな客たちからも不本意ながらイカされてしまった、という過去を物語ってた気がした。
気持ちなんか関係ないのは、俺にもよくわかってた。好きでも何でもない女を抱いてきたし、時には射精だけが目的の虚しいフェラも味わったこともある。
なんでコイツとヤってしまったのだろうとか、今考えると、相手の女の子に大変失礼なことを思ったこともあった。
216 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 01:00:07.26 ID:6ZXL4NQ60
でも俺は「イク瞬間」だけは快感があったし、マドカに「その瞬間」はなかったのかなって、疑問に思った。
それを聞こうか聞くまいか迷っていると、それを察したのか、それとも 最初から正直に話す予定でいたのか、そのどちらなのかはわからないけれど、マドカがちょっと言い難そうに言葉を発するのだった。
「でもね…」
その『でもね』って言葉を聞いたときに、背すじがゾクゾクした。
その逆接の接続詞は、おそらくさっき俺が言いかけた「残り1%」に関することだと瞬時に理解した。
嫌な予感と、ドキドキ感が、俺の心の中は複雑に絡み合って混在してた。
「上手いヒトってやっぱりいるんだよね。なんか理屈抜きで」
「・・・。」
「さっきヒロシが言ってた、テクニックとかそういうことじゃないの」
「ん?」
「もちろんそれも含めてだけど、女の扱い方全般が上手いっていう感じ?」
「へ、へぇ…」
それはわかってはいるが、ビクンってなったり喘ぎ声を出したりするマドカ、そして マドカをそうさせているのが、自分以外の他の誰かであることに興奮を隠せない。
「お客さんは もう完全に赤ちゃんじゃなくなってくるじゃん?」
「うん」
「言ってる意味わかる?」
「わ、わかってるよ」
マドカは時々こうやって俺に覚悟を促してくる。
その度に俺は気を引き締め直した。
「いっぱい触られたし、後ろから鷲掴みにするお客さんが多かった気がする」
マドカのその言葉を聞いて、俺はすごく納得させられるものがあった。
おっぱいって、その感触を十分に楽しむには、寝てる状態よりも起きてる状態のほうがいい。
寝てると どうしても左右にこぼれ落ちちゃうし、後ろから両の手のひらで包み込むのが、マドカのおっぱいのボリュームを味わうベストなやり方なのだ。
それに背後から見下ろすおっぱいの谷間がこれまた絶景なんだ。
何言ってんだ俺は。
201 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:14:53.66 ID:GbPb5OrQ0
「鷲掴みとか、けっこう乱暴な感じの触り方をされると、私はムカついた」
「俺もムカつく」
「だよね? んじゃ、もうこの話は終わりだ」
「え?終わっちゃうの?」
「だってヒロシ、なんか楽しそうなんだもん。私はそんなに楽しくないし」
マドカはそう言い残してまた飲み物を取りに行く。俺のお茶はまだ残っていたけど、マドカのコップは空っぽだった。
俺よりもマドカのほうがプレッシャー感じてるんだって思った。
飲み物を持って戻ってきたマドカが、また俺のチンポの状態を確認する。
「ちんちんは?」
「ギンギン」
「あとでちゃんと勃つの?」
「大丈夫」
さっきも同じやりとりがあったような気がするが、また繰り返してた。
「つか、マドカが勃たせてくれよ、パイズリ期待してるwww」
「わかったw 頑張るwww」
その日のマドカは、なんだかやけに俺のチンポを気にしてた。
その理由は夕方頃になって判明する。
203 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:18:40.22 ID:GbPb5OrQ0
水分補給したマドカが、何事もなかったかのように話を続ける。
「でさ、お客さんがアレコレ始めると、私は心を閉ざすの」
「うん」
「体は勝手に反応しちゃうから、心は『無』で体は『素の私』って感じ」
「はい」
「でも、濡れたりしないわけ。ハッキリ言って苦痛だし」
「そうか」
「いや、わからん。もしかすると濡れてることもあったかもしれない…」
「大丈夫、わかってる」
いわゆる自己防衛反応だ。いや防衛「本能」というべきか。
それは単なる潤滑油であり、気持ちが伴っていなくても、発生するメカニズム。
女性の体は、自分の痛みを和らげる意味でも、愛液を分泌するのだ。
「口では嫌がっててもアソコは濡れるじゃねぇかよ」などというアホな考えを持つ男は、無知で身勝手で傲慢であり、そんな男どもは死刑でもおかしくないレベルの人間なのだ。
それをマドカに説明すると、彼女は当然身を以て体験しているので、すぐに理解した。
205 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:30:20.08 ID:GbPb5OrQ0
「当然、痛いの。ノートにヘタクソとか愚痴っちゃうくらいにw」
「うんw」
「おっぱいはまだ我慢できるんだけど、アソコは無理」
「うん…」
あー、とうとうマンコかよー、って俺は思った。欝勃起レベル80まで到達。
「でもローションとかいう便利なものを持参していくわけじゃん?」
「ほぉ」
「わかる?ローション?ヌルヌルのやつ」
「俺だってローションくらいわかるわwww」
「誰と使ったの?」
( ̄- ̄) シーン…
時々こういう話題がないと、場が持たない。
マドカが茶化すタイミングは絶妙で、そういうトークが上手いのもデリ嬢として必要な要素なのかも。
それに、今は美容師としても成功を収めているわけで、「客と話す」というスキルは高いのかもしれない。
よくよく思い返せば、掲示板には『癒される』の他に『一緒にいて楽しい』って書き込みもあった気がする。
206 :ヒロシ:2013/05/13(月) 23:32:29.42 ID:GbPb5OrQ0
「そしてそのローションってやつが、ある意味、非常にやっかいなの」
「へー」
「どんなにヘタクソなお客さんでも、2割増くらいにレベルアップしちゃう」
「テク?」
「テクってwww まぁ痛くはなくなる程度にね。根本的にダメなものはダメ」
「あいw」
「んで、相手によっては、本当にイカされてしまったこともある、ただそれだけの話」
マドカは『↓』の記号に関しての説明をちょっと強引に終わらせるように話を結んだ。
それでも俺は質問を続ける。
「そ、それは、気持ちよかったのでしょうか…?」
マドカは すごーくエロい顔つきで、
「気持ちよかったよって、ヒロシを興奮させたほうがいい?」
「それとも気持ちよくなかったよ、って安心させて欲しい?」
「ねぇ…どっちなの?」
って俺を挑発するように言った。
寝取られM属性をマドカに完全に見抜かれたうえで、手玉に取られている俺がいた。メチャ興奮した。
209 :ヒロシ:2013/05/14(火) 00:04:45.27 ID:6ZXL4NQ60
「え? えっ!? 俺はえっと、その…」
パニクって挙動不審になってしまった俺をマドカがからかうように笑ってた。
「正直に話すって言ったでしょw 99%苦痛だったってば」
「あ、うん…え、残り1%は…」
「あとさ、計算高い女だって思われるかもしれないけどー」
マドカは俺の質問を遮るかのように話を続けようとした。あとで聞けばいいかぁ、いや、きっとタイミングを見てマドカのほうから話すつもりなんだろう。
「感じてるフリ、イったフリ、ってのは当たり前のようにしてた。要するに演技」
「へー」
「男の人みたいに単純じゃないじゃん?見た目で判断できないというか」
「うん、そだね」
男はいたってシンプル。それがイった証拠とみなされる。
211 :ヒロシ:2013/05/14(火) 00:35:42.85 ID:6ZXL4NQ60
「イったって思わせないと、いつまでも終わらないんだよ、苦痛の時間が」
「なるほど」
「それにさ、下手に声が出るのを我慢したり、堪えたりするとするじゃん?」
「うん」
「女が必死に耐えてる姿に男の人って興奮しちゃうもんなの?」
「なんとなくわかるような気もする…」
「で、男の人ってなんとかして喘ぎ声出せようって思うのか、ますます頑張り始めるんだよね」
「うん…」
「そうなると強引で乱暴っていうか、逆に女は、特に私の場合は、嫌がるってのがわかってない」
「そっか…」
やっぱり楽な仕事ではない。
ただでさえ嫌なことをされるのに、それが さも嫌じゃないことであるかのように演じ、あたかも そうされることで気持ちよくなったと その相手に思わせなくてはいけないなんて。
そう思いながらも、俺は客の視点で、その一連のマドカの行為を思い浮かべてみる。
本人は自分の身を守るためにしていることでも、客目線で見れば、目の前でマドカが喘いでいるのだ。
小刻みに体を震わせ、声にならない声を上げ、最終的に絶頂に達するのだ。
たとえ演技だとしても、結果的にお客さんを悦ばせてた気がして、欝だわw
213 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 00:47:08.93 ID:6ZXL4NQ60
マドカは、そんな自分のことを計算高いとか腹黒いだとか、あるいは悪賢いだなんて言ってた。
俺は決してそうではないと思った。
心の内はどうあれ、少なくとも表面上は お客さんを不快にさせる要素は見当たらない。
デリ嬢の中には、「地雷」などと呼ばれる女の子もいて、体すら触らせなかったりする場合もあると聞く。
そんなもんと比べたら、マドカの圧勝に違いないし、客だってマドカを支持するだろう。
ま、俺が言うまでもなく、大絶賛で支持を受けていましたが…。
そんな、客達のことなのだが。
マドカが言うには、客は大きく分けると、2種類いて。
プライベートで女性と接する機会が ほとんどなく、お金を払ってでもエロいことがしたいと、鼻息を荒くしてやってくるタイプの客。お世辞にも女性にモテるタイプとは言い難い方々。
プレイは粗雑、AV見すぎ、自分勝手、清潔感もない、社交性もない、NGになることが多い。
指定するコースは50分〜60分と短く、とにかくエロ一直線で、何回でもイキたがる。
214 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 00:49:47.34 ID:6ZXL4NQ60
ただマドカとしては、仕事だと割り切って考えた場合、こういう客は単純で扱いやすいのだそうだ。
事務的に淡々と仕事をこなしてさえいれば、時間はあっという間に過ぎてゆき、短く感じると。
「私が思うに、条件さえ揃えば、男も女もイク。そんなの結果でしかないし、気持ちなんか関係ない」
マドカは冷めた表情でそう言い放った。
ちょっと言葉には怒気も込められていたようにも思う。
その怒りは、そういう客に向けられているものではなく、おそらくマドカ自身に対する己への怒り。
それは、そんな客たちからも不本意ながらイカされてしまった、という過去を物語ってた気がした。
気持ちなんか関係ないのは、俺にもよくわかってた。好きでも何でもない女を抱いてきたし、時には射精だけが目的の虚しいフェラも味わったこともある。
なんでコイツとヤってしまったのだろうとか、今考えると、相手の女の子に大変失礼なことを思ったこともあった。
216 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/05/14(火) 01:00:07.26 ID:6ZXL4NQ60
でも俺は「イク瞬間」だけは快感があったし、マドカに「その瞬間」はなかったのかなって、疑問に思った。
それを聞こうか聞くまいか迷っていると、それを察したのか、それとも 最初から正直に話す予定でいたのか、そのどちらなのかはわからないけれど、マドカがちょっと言い難そうに言葉を発するのだった。
「でもね…」
その『でもね』って言葉を聞いたときに、背すじがゾクゾクした。
その逆接の接続詞は、おそらくさっき俺が言いかけた「残り1%」に関することだと瞬時に理解した。
嫌な予感と、ドキドキ感が、俺の心の中は複雑に絡み合って混在してた。
「上手いヒトってやっぱりいるんだよね。なんか理屈抜きで」
「・・・。」
「さっきヒロシが言ってた、テクニックとかそういうことじゃないの」
「ん?」
「もちろんそれも含めてだけど、女の扱い方全般が上手いっていう感じ?」
「へ、へぇ…」
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