2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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バイトに出逢いなんてある訳ない
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123 :名も無き被検体774号+:2014/01/19(日) 14:41:31.03 ID:+qwvRRDuP
勝「悠人兄ちゃんからも おねーちゃんにお願いしてくれない?」

悠人「と言われてもな・・・」

勝「・・・もういい」

悠人「・・・あのさ!」

勝「・・・なに?」

悠人「勉強、俺が見るってのはどうだ?」

勝「・・・悠人兄ちゃんが?」

悠人「丁度最近小学5年の子に勉強を教えてるんだけど・・・」

勝「・・・塾の代わりに?」

悠人「いや、もちろん塾の方がいいに決まってるけど・・・」

勝「・・・いいの?」

悠人「勝くんさえ良ければ・・・あと舞さんとお父さんも許してくれたら、だけど」

勝「僕それがいい!おねーちゃんにお願いする!」

悠人「あ、あまり期待はしないでほしいけど・・・」

勝「小学5年生ってだれ!?」

悠人「俺のアパートの隣に住んでる子なんだけど・・・」

勝「やったぁ!今すぐおねーちゃんに言ってくる!」

悠人「まっ・・・!走ると危ないって!」



124 :名も無き被検体774号+:2014/01/19(日) 16:16:07.35 ID:+qwvRRDuP
そのまま別れ俺が家に着いたのは数分後の事だ


悠人「ノリでとんでもないこと言ってしまったか・・・?」


ただ勝の塾への嫌がり方が異常だったから そのままにはできなかった


悠人(そもそも勝のいう翔太ってやつが原因なんだけどな・・・)


ベッドに寝っころがり一息つく


美里「悠人・・・?」


玄関がそっと空き美里が顔をのぞかせる


悠人「ん?美里か?」

美里「なんか物音がしたから泥棒かと思った・・・」

悠人「今日は早かったんだ」

美里「バイトは?」

悠人「今日はないよ」

美里「じゃぁ暇だね」

悠人「まぁな」

美里「ここに居ていい?」

悠人「構わない」

美里「お邪魔しまーす」

美里「寝るところだったの?」

悠人「いや、一休みってだけ」




125 :名も無き被検体774号+:2014/01/19(日) 16:21:24.61 ID:+qwvRRDuP
悠人「今日の勉強は?」

美里「今日はしない〜」

悠人「毎日やるからこそ意味があるんだぞ?」

美里「最近調子いいし」


調子とはテストの事だ

実際点数が上がってきている


悠人「今日は お母さん遅いのか?」

美里「うん、いつも通り」


遅いんだな


悠人「・・・最近やってる勉強に もう一人仲間を増やしてもいいかな?」

美里「・・・だれ?」

悠人「知り合いの弟なんだけど・・・今小3かな」

美里「知り合いってだれ?」

悠人「バイトの仲間」

美里「いくつくらい?」

悠人「歳か?俺と同じだ」

美里「・・・女?」

悠人「そうだ」

美里「彼女?」

悠人「違う」

美里「ほんとに?」

悠人「なぜそんなに詮索するんだ?」



126 :名も無き被検体774号+:2014/01/19(日) 16:32:13.45 ID:+qwvRRDuP
美里「もし彼女だったら・・・気を使うし・・・」

悠人「バカかお前は」

美里「ばっ・・・バカだけどさぁ・・・」

悠人「それに来るのは その人の弟だ」

美里「どんな子?」

悠人「俺の知る限りでは活発な少年だが」

美里「・・・別に・・・いいけど」

悠人「そうか、ありがとう」

美里「・・・仲良くやれるかな?」

悠人「問題ないだろ」

美里「でも5年生と3年生だし・・・」

悠人「俺からしたら どっちもただの小学生だ」


ピロロロロ

携帯が鳴った

舞からだ


悠人「もしもし?」

舞『なんか勝が変なこと言い出したんだけど・・・』


俺は一部始終を舞に伝えた


舞『そうだったんだ・・・』

悠人「俺結構暇だし ついでに・・・どうかな?」


電話口の向こうで勝が『お願い!!』と叫んでいる


舞『わたし全く気が付かなかった・・・』

悠人「まぁいくら姉弟といえど それはしかたないよ」

舞『本当は私が見れたら それが一番なんだけど・・・』

悠人「舞さんは いろいろ忙しいでしょ?ここは暇人の俺に任せて」

舞『・・・わかった、お願いね』

勝『やったー!!』



127 :名も無き被検体774号+:2014/01/19(日) 16:38:22.54 ID:+qwvRRDuP
悠人「お父さんには相談しなくていいの?」

舞『大丈夫、わたしから伝えておく。ゆーちゃんは お父さんの友達になっちゃったから大丈夫だと思うw』


そう、実は昨日かなり気に入られ本人から直々にマブダチ宣言を頂いていた


悠人「じゃぁ今度詳しく」

舞『うん、明日は学校に行けると思うから』

悠人「分かった。」


電話を切るとなぜか不服そうな美里


悠人「もしかして・・・嫌だった?」

美里「そうじゃないけど・・・」


悠人「ならどうした?」

美里「なかよさそうじゃん・・・」


そういって美里は勝手に俺のベッドでふて寝しだした


悠人「・・・よくわからん」




133 :名も無き被検体774号+:2014/01/21(火) 20:31:24.50 ID:Ckb3uGyP0
数日後


美里「・・・・」


美里は一人で悠人の部屋に居た

いつもなら勉強の時間なのだが今日は少し遅くなるらしい

今悠人は新しい生徒を迎えに行っているらしい・・・


美里「・・・おそい」


10分で戻るといっていたのに・・・


美里「・・・むぅ」


こうまで待たされると色々考えてしまう

もしかして例の知り合いとかいう女の人と・・・


美里「戻るっていったもん・・・」


美里は待ち続ける



134 :名も無き被検体774号+:2014/01/21(火) 20:51:43.27 ID:8I9CLMX/P
悠人「急ぐぞ」

勝「待ってよぉ」


勝を急かしながら もと来た道を歩く


勝「その美里おねーちゃんってどんな人?」

悠人「う〜ん・・・それは会って自分で判断してくれ」

勝「どんな人かな〜?」


勝には適当に美里のことを伝えた


勝「ここ?」


アパートの前に着いた


悠人「そうだ」

勝「ボロボロ」

悠人「悪かったな」

勝「ここってよく事件のあるアパートじゃん!」

悠人「何それ?」

勝「なんか人が刺されたり〜お化けが出るって噂の・・・」

悠人「やめてくれ・・・」

勝「お化けが怖いの?」

悠人「気味が悪い」

勝「なにそれ〜?」

階段をあがって玄関を開ける






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カテゴリー:読み物  |  タグ:青春, 胸キュン, ほのぼの,
 

 
 
 
 

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