バイトに出逢いなんてある訳ない
(12ページ目) 最初から読む >>
\ シェアする /
135 :名も無き被検体774号+:2014/01/21(火) 20:54:29.41 ID:8I9CLMX/P
悠人「待たせた・・・な・・・」
美里は机に突っ伏して眠っていた
勝「この人が美里おねーちゃん?」
悠人「まぁ・・・ちょっと待たせ過ぎたかな・・・」
美里を何度か起こしたが全く起きる気配がない
悠人「仕方ない・・・」
美里ひょいと持ち上げてベッドに寝かせる
悠人「ふぅ・・・さて、勝くんは始めるか」
勝「いいよ〜」
勝は飲み込みが悪く中々覚えることが苦手な様だった
悠人「また違うぞ」
勝「うぅん・・・」
悠人「算数苦手か?」
勝「苦手・・・」
悠人「大丈夫だ。一緒に頑張ろうな」
勝「うん」
黙々とやっていたが どうも1時間もしないうちに飽きてしまった様だ
すると・・・
美里「あ・・・」
美里が起きた
悠人「起きたか?」
美里「あれ・・・いつの間に寝てた?」
悠人「俺たちが着いた時には爆睡だったぞ」
勝「・・・」
美里「・・・」
なんだこの空気・・・
139 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:14:55.43 ID:5PatrFszP
美里「・・・こんにちは」
勝「こんにちは・・・」
美里「えっと・・・名前は?」
勝「・・・勝」
美里「私は美里・・・よろしく」
勝「よろしくお願いします」
硬いな・・・
悠人「お前がぐーかーぐかー寝てるから起こしてやったのに起きなかったんだぞ?」
美里「ぐーかーぐかーなんていびきかかないし!」
悠人「かいてたよな〜?」
勝「え、?」
美里「かいてない!」
勝「か、かいて・・・なかったよ」
美里「ほぉら!悠人のばーか!ばーか!」
悠人「勝くんは正直者だなぁ〜」
美里「勝は悠人と違って純粋だもん」
勝「そーだよ」
悠人(よし、ファーストコンタクトは成功だな)
140 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:20:56.65 ID:5PatrFszP
美里も起きたので勉強を再開すると面白いことが起こった
勝「うぅん・・・」
悠人「わからないか?」
勝「うん・・・」
美里「私もそこ分からなかった」
そう言って美里が勝にあれこれ説明し出した
すると・・・
勝「・・・あ、こう?」
美里「そう!正解!」
悠人「おぉ・・・すげーな」
美里「悠人の説明は難しいんだよ」
悠人「悪かったな・・・」
勝の分からないところは美里がうまく説明してやる
すると勝は結構早く理解出来ている様だった
悠人「勝くんには美里の教え方の方がいいかもな」
美里「どうだ?すごいでしょ?」
悠人「でもお前も自分の奴をやらないとな」
美里「それとこれは別」
悠人「一緒だ」
141 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:26:58.07 ID:5PatrFszP
二人はみるみる打ち解けて行った
勝「悠人にーちゃん達と勉強してる方が塾より楽しい!」
悠人「そうか、まぁ多分勉強的には塾の方が良いんだろうけど」
勝「悠人にーちゃん!」
悠人「なんだ?」
勝「ここ!」
悠人「ここさっきもやったろ〜」
勝「そだっけ?」
そして終了の時間になった
舞が迎えに来るはずだったので それまで暇だ
勝「テレビ無いの?」
悠人「高いからな」
美里「漫画とかなら安いじゃん」
悠人「本は専門書しか読まない」
勝「それって面白いの?」
悠人「面白いぞ。俺にはな」
ピンポーン
玄関のチャイム(最近大家さんが直してくれた)が鳴った
悠人「来たな」
142 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:33:00.87 ID:5PatrFszP
舞「ゆーちゃん、ありがとぉ〜」
悠人「俺だけじゃ無いんだ。こいつ、美里も一緒に見てくれたんだ」
美里「・・・」
舞「ありがとね、美里ちゃん」
美里「・・・///」
黙って頷く美里
勝「また来ていい?」
悠人「ああ、これからは塾の代わりに来るといい」
勝「美里ねーちゃんも?」
美里「うん」
勝「わかった!また来る!」
悠人「ああ、また来い」
舞「本当にありがとね。そのうちお礼するから!」
悠人「別にいいよ」
舞と勝が帰り美里と俺だけが残った
美里「・・・(美里ねーちゃん・・・か)」
悠人「なにニヤニヤしてんだ?」
美里「し、してないし・・・」
悠人「そうか?」
143 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:35:51.23 ID:5PatrFszP
美里「私も帰る」
悠人「お母さんまだだろ?」
美里「大丈夫」
悠人「そーか。気をつけろよ」
美里「なんかあったらまた来るから」
悠人「おう」
玄関でなぜか立ち止まる美里
悠人「どうした?」
美里「じゃ、おやすみ・・・ゆ、悠人にーちゃん・・・」ボソッ
悠人「・・・なんて言った?」
バタン・・・
悠人「・・・勝の奴がうつったのか?」
144 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 08:38:42.99 ID:l9bXdEsx0
かわええなあ
145 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 14:29:30.28 ID:8pdSnPQI0
ほっこりする
146 :名も無き被検体774号+:2014/01/24(金) 01:58:13.78 ID:aOnjRzmzP
翌日
この日は普通に学校行くだけの日
バイトも無いし、美里や勝の約束もない
野茂「お前、最近楽しそうだな」
悠人「・・・どうしてそう思う?」
野茂「なんか充実してるってオーラが出てる」
悠人「スピリチュアルカウンセラーかよ」
野茂「なに?三木さんと上手くいってるの?」
悠人「別に、以前となんら変わりない」
野茂「じゃぁ何があったんだよ?」
悠人「そうだな・・・最近、色々な人と関わるようになったかな」
野茂「ついにぼっち卒業か」
悠人「ぼっちって そういうものなのか?」
野茂「で、三木さんとはどうなんだよ?」
悠人「だから変わりないって」
野茂「お父さんにまで顔が通ってるんだろ?攻めれば落ちるって!」
悠人「城じゃねぇんだから」
野茂「女を攻略することは城塞を攻略することと同じなり」
悠人「なんじゃそりゃ」
悠人「待たせた・・・な・・・」
美里は机に突っ伏して眠っていた
勝「この人が美里おねーちゃん?」
悠人「まぁ・・・ちょっと待たせ過ぎたかな・・・」
美里を何度か起こしたが全く起きる気配がない
悠人「仕方ない・・・」
美里ひょいと持ち上げてベッドに寝かせる
悠人「ふぅ・・・さて、勝くんは始めるか」
勝「いいよ〜」
勝は飲み込みが悪く中々覚えることが苦手な様だった
悠人「また違うぞ」
勝「うぅん・・・」
悠人「算数苦手か?」
勝「苦手・・・」
悠人「大丈夫だ。一緒に頑張ろうな」
勝「うん」
黙々とやっていたが どうも1時間もしないうちに飽きてしまった様だ
すると・・・
美里「あ・・・」
美里が起きた
悠人「起きたか?」
美里「あれ・・・いつの間に寝てた?」
悠人「俺たちが着いた時には爆睡だったぞ」
勝「・・・」
美里「・・・」
なんだこの空気・・・
139 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:14:55.43 ID:5PatrFszP
美里「・・・こんにちは」
勝「こんにちは・・・」
美里「えっと・・・名前は?」
勝「・・・勝」
美里「私は美里・・・よろしく」
勝「よろしくお願いします」
硬いな・・・
悠人「お前がぐーかーぐかー寝てるから起こしてやったのに起きなかったんだぞ?」
美里「ぐーかーぐかーなんていびきかかないし!」
悠人「かいてたよな〜?」
勝「え、?」
美里「かいてない!」
勝「か、かいて・・・なかったよ」
美里「ほぉら!悠人のばーか!ばーか!」
悠人「勝くんは正直者だなぁ〜」
美里「勝は悠人と違って純粋だもん」
勝「そーだよ」
悠人(よし、ファーストコンタクトは成功だな)
140 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:20:56.65 ID:5PatrFszP
美里も起きたので勉強を再開すると面白いことが起こった
勝「うぅん・・・」
悠人「わからないか?」
勝「うん・・・」
美里「私もそこ分からなかった」
そう言って美里が勝にあれこれ説明し出した
すると・・・
勝「・・・あ、こう?」
美里「そう!正解!」
悠人「おぉ・・・すげーな」
美里「悠人の説明は難しいんだよ」
悠人「悪かったな・・・」
勝の分からないところは美里がうまく説明してやる
すると勝は結構早く理解出来ている様だった
悠人「勝くんには美里の教え方の方がいいかもな」
美里「どうだ?すごいでしょ?」
悠人「でもお前も自分の奴をやらないとな」
美里「それとこれは別」
悠人「一緒だ」
141 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:26:58.07 ID:5PatrFszP
二人はみるみる打ち解けて行った
勝「悠人にーちゃん達と勉強してる方が塾より楽しい!」
悠人「そうか、まぁ多分勉強的には塾の方が良いんだろうけど」
勝「悠人にーちゃん!」
悠人「なんだ?」
勝「ここ!」
悠人「ここさっきもやったろ〜」
勝「そだっけ?」
そして終了の時間になった
舞が迎えに来るはずだったので それまで暇だ
勝「テレビ無いの?」
悠人「高いからな」
美里「漫画とかなら安いじゃん」
悠人「本は専門書しか読まない」
勝「それって面白いの?」
悠人「面白いぞ。俺にはな」
ピンポーン
玄関のチャイム(最近大家さんが直してくれた)が鳴った
悠人「来たな」
142 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:33:00.87 ID:5PatrFszP
舞「ゆーちゃん、ありがとぉ〜」
悠人「俺だけじゃ無いんだ。こいつ、美里も一緒に見てくれたんだ」
美里「・・・」
舞「ありがとね、美里ちゃん」
美里「・・・///」
黙って頷く美里
勝「また来ていい?」
悠人「ああ、これからは塾の代わりに来るといい」
勝「美里ねーちゃんも?」
美里「うん」
勝「わかった!また来る!」
悠人「ああ、また来い」
舞「本当にありがとね。そのうちお礼するから!」
悠人「別にいいよ」
舞と勝が帰り美里と俺だけが残った
美里「・・・(美里ねーちゃん・・・か)」
悠人「なにニヤニヤしてんだ?」
美里「し、してないし・・・」
悠人「そうか?」
143 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 01:35:51.23 ID:5PatrFszP
美里「私も帰る」
悠人「お母さんまだだろ?」
美里「大丈夫」
悠人「そーか。気をつけろよ」
美里「なんかあったらまた来るから」
悠人「おう」
玄関でなぜか立ち止まる美里
悠人「どうした?」
美里「じゃ、おやすみ・・・ゆ、悠人にーちゃん・・・」ボソッ
悠人「・・・なんて言った?」
バタン・・・
悠人「・・・勝の奴がうつったのか?」
144 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 08:38:42.99 ID:l9bXdEsx0
かわええなあ
145 :名も無き被検体774号+:2014/01/23(木) 14:29:30.28 ID:8pdSnPQI0
ほっこりする
146 :名も無き被検体774号+:2014/01/24(金) 01:58:13.78 ID:aOnjRzmzP
翌日
この日は普通に学校行くだけの日
バイトも無いし、美里や勝の約束もない
野茂「お前、最近楽しそうだな」
悠人「・・・どうしてそう思う?」
野茂「なんか充実してるってオーラが出てる」
悠人「スピリチュアルカウンセラーかよ」
野茂「なに?三木さんと上手くいってるの?」
悠人「別に、以前となんら変わりない」
野茂「じゃぁ何があったんだよ?」
悠人「そうだな・・・最近、色々な人と関わるようになったかな」
野茂「ついにぼっち卒業か」
悠人「ぼっちって そういうものなのか?」
野茂「で、三木さんとはどうなんだよ?」
悠人「だから変わりないって」
野茂「お父さんにまで顔が通ってるんだろ?攻めれば落ちるって!」
悠人「城じゃねぇんだから」
野茂「女を攻略することは城塞を攻略することと同じなり」
悠人「なんじゃそりゃ」
\ シェアする /
関連記事
- バイト帰りに出会った女子高生との数年間の話
- 妹とSEXしてしまいました
- バイトに出逢いなんてある訳ない
- 風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談(デリ嬢時代のプレイ再現編)
- 風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談
- 「機械と少年」
- タコ部屋から逃亡
- みんなの大好きな、みどりいろのあいつの話
- 伝説の風俗島
- ドッペルゲンガーと人生を交換した話
- 机の上に予言が書いてあった。
- 涙の色は赤がいいだろ?
- なにかと縁のあるバレンタインデー
- 俺と犬と女の子の話
- 死の淵から
- コンビニによく来るJCから告られたんだけど
- 破局か再構築か
- 落書きの導き
- 十年前から電話がかかってきた
- 待っていてくれる紗代
- 寝れないから仕事先の楽しい出来事書いてく
- 私を抱いた風俗嬢たちの話をしよう
- アルミ缶の上に
- ソープへ行けと彼女は言った。
- トイレットペーパー抱えてた寮の女の子に声をかけた話
- 叶わない夢を見続ける少年の物語
- 私を抱いた風俗嬢たちの話をしよう3
- 女を極限まで調教していた友人の話
- 記憶を消せる女の子の話
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話4(フリーディレクター編)
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話5(ロケ編)
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話6(事務所立ち上げ編)
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話7(マネージャー編)
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話8(結衣編)
- 童貞と共に人として大切な何かを亡くした話9【完結】
- 私を抱いた風俗嬢たちの話をしよう2
- 同じアパートに住んでいた病弱な女の子の話
- 今日、彼女の父親は死ぬ
-