バイトに出逢いなんてある訳ない
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564 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:13:40.26 ID:OnbkugHHP
舞「お母さんの命日なんだ」
悠人「お母さん・・・?」
そっか、亡くなったお母さんの・・・
舞父「勝はもう覚えてないかな〜?お母さんのこと」
勝「ん・・・?」
寝ぼけている勝
舞父「勝が産まれてすぐに死んじゃったからなー・・・」
舞「そうだね・・・」
悠人「・・・あの」
舞父「ん?」
悠人「やっぱり母親が居ないって寂しいですか?」
自分でもなぜそれを聞いたのかわからない
でも、気になった
舞父「まぁ、舞達には寂しい思いをさせてるよな?」
舞「寂しいけど・・・なんかもう慣れたかな。最初の頃は泣いてばかりだったけど」
舞父「本当にな〜。俺もどうしたらいいか分からなかったしな」
悠人(母親・・・か)
俺の母が・・・
もし、居なくなったら そんな風に悲しめるだろうか・・・?
565 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:21:42.97 ID:OnbkugHHP
舞「ゆーちゃんのお母さんは?どんな人なの?」
悠人「俺の母は・・・」
正直あまりいい思い出は無い
悠人「厳しかったかな・・・。まぁおかげで色々と身についたこともあるけど」
舞「怖い人?」
悠人「まぁ・・・怖いかな」
舞「そうなんだ・・・」
悠人「なんで?」
舞「いや、ほら・・・ゆーちゃんの家族について聞いたこと無かったから」
悠人「うちは古くからの道場で・・・」
舞父「道場?柔道とか?」
悠人「剣術です。俺も小さい頃から嫌々やらされてて」
舞「へぇ〜」
悠人「由緒ある道場だったんで必ず後見人は代々永久崎家が受け継いできたんですけど・・・」
兄の事や実家から逃げてきた事を全て話した
この人達なら話せる、そう思えたから
舞父「はぁ〜・・・すげぇな。」
悠人「正直、そのおかげで両親とは余り仲が良くなくて・・・」
566 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:27:04.74 ID:OnbkugHHP
舞「ゆーちゃんも大変なんだね〜」
悠人「でも、最近お父さんを見てて ちょっと父親ってのが どんなものか分かった気がするんだ」
舞父「俺なんて半人前の父親だぜ」
悠人「いえ、充分立派な父親だと思います」
舞父「まいったなぁ〜w」
悠人「・・・俺もちゃんと自分の家と向き合うよ」
舞「・・・?」
悠人「そのうち久々に実家に帰ってみるつもり。・・・もしかしたら死ぬかもしれないけど」
舞「そこまで危ないの?」
悠人「下手したら死ぬ」
舞「うえぇ・・・」
567 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:32:34.42 ID:OnbkugHHP
その日の午後・・・
俺は舞の家で まだのんびりしていた
というより ぶっちゃけもっと舞と一緒に居たかっただけだが
悠人「・・・いつも この時間って暇なの?」
舞「うん、だからお昼寝タイム〜」
ソファーで横になってテレビを見る舞とその枕になりつつある悠人
舞「勝がそろそろ帰って来るかな・・・?」
『ただいまー』
悠人「ほんとだ」
舞「・・・あれ?よく考えたら勝って今日もう少し遅いかも」
悠人「え?でも今帰って来たよ?」
舞父「ただいま・・・」
舞「あれ?おかえり〜。早いね?」
舞父「・・・うん」
なんだか落ち込んでいる
悠人「なんだかお疲れのようで・・・」
舞父「・・・」ドサッ・・・
舞「どうしたの?」
舞父「・・・ごめん」
舞「・・・なにが?」
569 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:33:43.16 ID:OnbkugHHP
舞父「アメリカ・・・」
舞「アメリカ?」
舞父「転勤・・・だって・・・」
悠人「アメ・・・」
舞「リカ!?」
物事は唐突に動くものである
570 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 02:37:28.04 ID:BiOzvBfM0
転機きたこれ!
こっからどうなる!?
571 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 08:57:15.28 ID:VYdDX93l0
驚愕の展開
>>1乙
572 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 09:00:07.77 ID:pTv4C9AS0
これはもう早く子作りするしかない
573 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 19:50:25.08 ID:f0RTYBDM0
何の仕事してるんや
574 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 23:44:07.43 ID:oGPOvEgb0
同棲か
579 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/27(木) 17:07:41.47 ID:/PZehfaqP
悠人「その・・・転勤?」
舞父「ああ、あと一ヶ月だそうだ・・・」
舞「ちょっ・・・待ってよ!いきなりそんな・・・!」
舞父「分かってる・・・。でも、仕方ないんだ・・・」
舞「そんな・・・」
悠人「ということは・・・引っ越すんですか?」
黙って頷く舞父
舞父「舞や悠人くんには本当にすまないと思ってる・・・」
その後、なんとも言えない空気のなか
俺は一人、アパートに帰った
580 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/27(木) 17:12:16.92 ID:/PZehfaqP
美里「あれ?悠人!昨日なんでいなかったの!?」
悠人「え?・・・ああ、舞さんの家に泊まったんだ」
美里「・・・なんで?」
悠人「なんでって・・・」
美里「ま、いいけど。てか、なんか元気無いね」
悠人「そうか?」
美里「うん、お疲れって感じ」
悠人「疲れては無いけど・・・」
美里「ないけど?」
悠人「・・・いや、なんでもない」
美里「なんだよ〜!言えよ〜!」
悠人「今度な。今は俺も色々混乱してるから」
美里「え〜・・・」
唐突すぎて全く対処出来ない
586 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/28(金) 00:45:37.42 ID:wLsQ89iIP
翌日のバイト
店長「ほぁ〜・・・それまた急だね」
舞「ほんとですよ・・・ってか学校とかどうすればいいんだろう・・・」
店長「ミキちゃんだけ残るってのはダメなの?」
悠人「うん、それは俺も思った。」
舞「だって勝もいるし・・・勝まで残るってなると無理だろうし・・・」
悠人「そっか・・・」
舞「せっかくゆーちゃんともいい感じだったのにね・・・」
悠人「・・・」
店長「ま、アメリカっても地球上なのは変わりないじゃん。一年に何回か会えるでしょ!」
悠人「ですよね・・・」
舞「なんか織姫と彦星みたいだね」
一年に数回なんて・・・
俺は嫌だ
だが迫る現実に俺は余りに無力だった
舞「お母さんの命日なんだ」
悠人「お母さん・・・?」
そっか、亡くなったお母さんの・・・
舞父「勝はもう覚えてないかな〜?お母さんのこと」
勝「ん・・・?」
寝ぼけている勝
舞父「勝が産まれてすぐに死んじゃったからなー・・・」
舞「そうだね・・・」
悠人「・・・あの」
舞父「ん?」
悠人「やっぱり母親が居ないって寂しいですか?」
自分でもなぜそれを聞いたのかわからない
でも、気になった
舞父「まぁ、舞達には寂しい思いをさせてるよな?」
舞「寂しいけど・・・なんかもう慣れたかな。最初の頃は泣いてばかりだったけど」
舞父「本当にな〜。俺もどうしたらいいか分からなかったしな」
悠人(母親・・・か)
俺の母が・・・
もし、居なくなったら そんな風に悲しめるだろうか・・・?
565 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:21:42.97 ID:OnbkugHHP
舞「ゆーちゃんのお母さんは?どんな人なの?」
悠人「俺の母は・・・」
正直あまりいい思い出は無い
悠人「厳しかったかな・・・。まぁおかげで色々と身についたこともあるけど」
舞「怖い人?」
悠人「まぁ・・・怖いかな」
舞「そうなんだ・・・」
悠人「なんで?」
舞「いや、ほら・・・ゆーちゃんの家族について聞いたこと無かったから」
悠人「うちは古くからの道場で・・・」
舞父「道場?柔道とか?」
悠人「剣術です。俺も小さい頃から嫌々やらされてて」
舞「へぇ〜」
悠人「由緒ある道場だったんで必ず後見人は代々永久崎家が受け継いできたんですけど・・・」
兄の事や実家から逃げてきた事を全て話した
この人達なら話せる、そう思えたから
舞父「はぁ〜・・・すげぇな。」
悠人「正直、そのおかげで両親とは余り仲が良くなくて・・・」
566 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:27:04.74 ID:OnbkugHHP
舞「ゆーちゃんも大変なんだね〜」
悠人「でも、最近お父さんを見てて ちょっと父親ってのが どんなものか分かった気がするんだ」
舞父「俺なんて半人前の父親だぜ」
悠人「いえ、充分立派な父親だと思います」
舞父「まいったなぁ〜w」
悠人「・・・俺もちゃんと自分の家と向き合うよ」
舞「・・・?」
悠人「そのうち久々に実家に帰ってみるつもり。・・・もしかしたら死ぬかもしれないけど」
舞「そこまで危ないの?」
悠人「下手したら死ぬ」
舞「うえぇ・・・」
567 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:32:34.42 ID:OnbkugHHP
その日の午後・・・
俺は舞の家で まだのんびりしていた
というより ぶっちゃけもっと舞と一緒に居たかっただけだが
悠人「・・・いつも この時間って暇なの?」
舞「うん、だからお昼寝タイム〜」
ソファーで横になってテレビを見る舞とその枕になりつつある悠人
舞「勝がそろそろ帰って来るかな・・・?」
『ただいまー』
悠人「ほんとだ」
舞「・・・あれ?よく考えたら勝って今日もう少し遅いかも」
悠人「え?でも今帰って来たよ?」
舞父「ただいま・・・」
舞「あれ?おかえり〜。早いね?」
舞父「・・・うん」
なんだか落ち込んでいる
悠人「なんだかお疲れのようで・・・」
舞父「・・・」ドサッ・・・
舞「どうしたの?」
舞父「・・・ごめん」
舞「・・・なにが?」
569 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/26(水) 02:33:43.16 ID:OnbkugHHP
舞父「アメリカ・・・」
舞「アメリカ?」
舞父「転勤・・・だって・・・」
悠人「アメ・・・」
舞「リカ!?」
物事は唐突に動くものである
570 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 02:37:28.04 ID:BiOzvBfM0
転機きたこれ!
こっからどうなる!?
571 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 08:57:15.28 ID:VYdDX93l0
驚愕の展開
>>1乙
572 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 09:00:07.77 ID:pTv4C9AS0
これはもう早く子作りするしかない
573 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 19:50:25.08 ID:f0RTYBDM0
何の仕事してるんや
574 :名も無き被検体774号+:2014/02/26(水) 23:44:07.43 ID:oGPOvEgb0
同棲か
579 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/27(木) 17:07:41.47 ID:/PZehfaqP
悠人「その・・・転勤?」
舞父「ああ、あと一ヶ月だそうだ・・・」
舞「ちょっ・・・待ってよ!いきなりそんな・・・!」
舞父「分かってる・・・。でも、仕方ないんだ・・・」
舞「そんな・・・」
悠人「ということは・・・引っ越すんですか?」
黙って頷く舞父
舞父「舞や悠人くんには本当にすまないと思ってる・・・」
その後、なんとも言えない空気のなか
俺は一人、アパートに帰った
580 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/27(木) 17:12:16.92 ID:/PZehfaqP
美里「あれ?悠人!昨日なんでいなかったの!?」
悠人「え?・・・ああ、舞さんの家に泊まったんだ」
美里「・・・なんで?」
悠人「なんでって・・・」
美里「ま、いいけど。てか、なんか元気無いね」
悠人「そうか?」
美里「うん、お疲れって感じ」
悠人「疲れては無いけど・・・」
美里「ないけど?」
悠人「・・・いや、なんでもない」
美里「なんだよ〜!言えよ〜!」
悠人「今度な。今は俺も色々混乱してるから」
美里「え〜・・・」
唐突すぎて全く対処出来ない
586 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/02/28(金) 00:45:37.42 ID:wLsQ89iIP
翌日のバイト
店長「ほぁ〜・・・それまた急だね」
舞「ほんとですよ・・・ってか学校とかどうすればいいんだろう・・・」
店長「ミキちゃんだけ残るってのはダメなの?」
悠人「うん、それは俺も思った。」
舞「だって勝もいるし・・・勝まで残るってなると無理だろうし・・・」
悠人「そっか・・・」
舞「せっかくゆーちゃんともいい感じだったのにね・・・」
悠人「・・・」
店長「ま、アメリカっても地球上なのは変わりないじゃん。一年に何回か会えるでしょ!」
悠人「ですよね・・・」
舞「なんか織姫と彦星みたいだね」
一年に数回なんて・・・
俺は嫌だ
だが迫る現実に俺は余りに無力だった
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