バイトに出逢いなんてある訳ない
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639 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 16:46:14.05 ID:VfOGGPeIP
舞「あの・・・おトイレは・・・」
悠人母「そこの突き当たりを右に・・・戻る時はお手洗いをでて左に真っ直ぐ」
舞「ど・・・どうも・・・」
そっと戸を閉めようとすると・・・
悠人母「少し、お話できる?」
舞「は、ひゃいっ!」
心臓が飛び出しそうになった
部屋には悠人の母しか居ない
布団が敷かれ手には読みかけの本がある
悠人母「お手洗いが先の方がいいかしら?」
舞「いえっ・・・大丈夫です!」
悠人母「ならそこに座って」
舞「はいっ・・・」
悠人母「なにもそこまで緊張しないで。少し悠人の事を聞きたいだけ」
舞「ゆーち・・・悠人さんのことですか?」
悠人母「いつも通りの呼び方でいいわよ」
にこりと笑った その顔は昼間とは随分印象が違う
舞(いくつくらいなんだろ・・・綺麗なひとだなぁ・・・)
640 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 16:52:21.58 ID:VfOGGPeIP
悠人母「あの子、しっかりやってる?」
舞「は、はい!真面目で・・・頭も良くって・・・」
悠人母「お友達は?」
舞「はい!バイトの友達とか、学校にも・・・」
悠人母「そう、良かった。」
舞(ゆーちゃんの話と違うなぁ・・・)
もっと無愛想で子供に感心のない人だと聞いていた
悠人母「あの子は昔から人付き合いが苦手で・・・それが将来なにか影響がないかって心配だったのよ」
舞「そうなんですか・・・」
悠人母「舞さん・・・だったわね?」
舞「はい」
悠人母「もしかしてあなたが悠人の恋人?」
舞「えっ・・・ま、まぁ・・・はい///」
悠人母「なんとなく ただのお友達じゃない感じはしてたのよね」
舞(まずいまずい・・・これって・・・わたしどうなっちゃうの!?)
悠人母「あの子に恋人ねぇ・・・」
舞「あ・・・あの・・・」
悠人母「なにかしら?」
641 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 17:01:34.06 ID:VfOGGPeIP
舞「昔のゆーちゃんって・・・どんな感じの人だったんですか?」
悠人母「一言で言えば・・・孤独ね」
舞「孤独・・・」
悠人母「うちはこんな感じで道場なんかやってるから悠人も自然と教え子と同じように厳しく育てちゃったのよ」
舞「はぁ・・・」
悠人母「それがいけなかったのかも・・・悠一・・・あ、悠人の兄なんだけど」
舞「はい」
悠人母「悠一がその環境に耐え切れなかったの・・・」
舞「耐え切れなかった・・・?」
悠人母「夫がどうしても跡継ぎにしたかったみたいで・・・期待かけて すごいプレッシャーの中育ててたの」
舞「・・・(あのお父さんからプレッシャーって・・・)」
悠人母「今、こういう道場とかを家系で代々やって行くのは難しくてね。悠一は案の定ギブアップ」
悠人母「それで次の希望は悠人になったわけ」
舞「でもゆーちゃんは・・・」
悠人母「悠人を悠一の二の舞にさせたくなかった私は悠人に進学の道を進ませたかった」
642 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 17:05:43.65 ID:VfOGGPeIP
舞「それじゃぁ道場は・・・」
悠人母「私は そもそも道場をひとつの家系でやって行くなんて古いやり方、うまく行くはずないと思ってた。・・・でも悠一は護れなかった。あの人の思いもわかるから」
舞「・・・これからどうするんですか?」
悠人母「それがね・・・実h・・・ってもうこんな時間・・・」
舞「あ・・・わたし戻ります」
悠人母「舞さん・・・」
舞「はい?」
悠人母「不器用で、無愛想な子だけど・・・悠人をよろしくお願いします」
舞「・・・はい!任せてください!」
部屋を出た舞は再びトイレを探しだした
さっき教えてもらったのに・・・
653 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 19:43:37.82 ID:6BEf/pidP
翌朝
悠人「おはよう・・・」
舞「んむぅ・・・」
悠人「起きよう?」
舞「・・・ぬぇ?」
悠人「ぬぇ?」
舞「・・・あ・・・ゆーちゃん、おはよぉ・・・」
悠人「うん、おはよう」
舞「ゆーちゃんが起こしに来たぁ・・・」
悠人「来たよ。だから起きよう」
舞「あ、勝の朝ごはん・・・」
悠人「・・・ここどこかわかる?」
舞「・・・あ、ゆーちゃんちか」
悠人「でもってなんで俺の部屋にいるの?」
舞「・・・え?」
655 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:24:56.35 ID:6BEf/pidP
舞「なんでって・・・」
悠人「・・・?」
舞「ああ、そうだ・・・」
悠人「何があったの?」
舞(真っ暗で何も見えない中微かにゆーちゃんの匂いのする部屋に入って寝たなんて言えない・・・)
舞「ね、寝ぼけてて・・・」
悠人「よくここがわかったね?」
舞「だ、第六感・・・」
悠人「六感・・・」
舞「あれ・・・もしかして一緒に・・・」
悠人「うん、舞さんが入ってきたからね」
舞「・・・まじ?///」
悠人「すごいびっくりしたけどね」
舞「・・・///」
悠人「まぁいいや、朝飯行こう」
舞「うん・・・(なんかゆーちゃん凄い無反応)」
656 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:35:40.57 ID:6BEf/pidP
朝食も昨夜の夕飯と同じように大人数で食べた
悠人「兄貴のとこ行ってこようかな・・・」
弟子A「それならさっき道場に居たぞ」
悠人「・・・道場?」
舞「どうしたの?」
悠人「・・・兄貴部屋から出るようになったのか!?」
弟子A「そだよ」
悠人「ちょっと行ってくる!」ガタッ
舞「私m・・・」
弟子D「ちょっと待ってくれねーちゃん」
舞「はい?」
弟子E「俺ら昨日あんたに吹っ飛ばされた者なんだが」
舞「わたしが・・・?」
弟子D「ちょっくら顔かしてくれや」
舞「で、でも・・・」
弟子A「なにするつもりだ?」
弟子E「ちょっとな」
658 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:53:47.32 ID:6BEf/pidP
道場
悠人「兄貴!!」
悠一「ん?悠人?」
悠人「・・・久しぶり・・・」
悠一「でっかくなったな」
悠人「俺・・・ずっと心配で!」
悠一「おおw悪かったなw」
悠人「俺は真面目にっ!!」
そこで悠一の服装に気がつく
悠人「剣術・・・やってるのか?」
悠一「ああ、一応師範目指してっからな」
悠人「・・・本当に?」
悠一「お前がやりたい事見つけて頑張ってるって・・・なんか俺も燻ってらんないなって」
悠人「・・・兄貴!」
悠一「お前の方はどうなんだ?」
悠人「うん、楽しくやってるよ」
悠一「・・・そうか、頑張れよ」
悠人「うん!」
舞「あの・・・おトイレは・・・」
悠人母「そこの突き当たりを右に・・・戻る時はお手洗いをでて左に真っ直ぐ」
舞「ど・・・どうも・・・」
そっと戸を閉めようとすると・・・
悠人母「少し、お話できる?」
舞「は、ひゃいっ!」
心臓が飛び出しそうになった
部屋には悠人の母しか居ない
布団が敷かれ手には読みかけの本がある
悠人母「お手洗いが先の方がいいかしら?」
舞「いえっ・・・大丈夫です!」
悠人母「ならそこに座って」
舞「はいっ・・・」
悠人母「なにもそこまで緊張しないで。少し悠人の事を聞きたいだけ」
舞「ゆーち・・・悠人さんのことですか?」
悠人母「いつも通りの呼び方でいいわよ」
にこりと笑った その顔は昼間とは随分印象が違う
舞(いくつくらいなんだろ・・・綺麗なひとだなぁ・・・)
640 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 16:52:21.58 ID:VfOGGPeIP
悠人母「あの子、しっかりやってる?」
舞「は、はい!真面目で・・・頭も良くって・・・」
悠人母「お友達は?」
舞「はい!バイトの友達とか、学校にも・・・」
悠人母「そう、良かった。」
舞(ゆーちゃんの話と違うなぁ・・・)
もっと無愛想で子供に感心のない人だと聞いていた
悠人母「あの子は昔から人付き合いが苦手で・・・それが将来なにか影響がないかって心配だったのよ」
舞「そうなんですか・・・」
悠人母「舞さん・・・だったわね?」
舞「はい」
悠人母「もしかしてあなたが悠人の恋人?」
舞「えっ・・・ま、まぁ・・・はい///」
悠人母「なんとなく ただのお友達じゃない感じはしてたのよね」
舞(まずいまずい・・・これって・・・わたしどうなっちゃうの!?)
悠人母「あの子に恋人ねぇ・・・」
舞「あ・・・あの・・・」
悠人母「なにかしら?」
641 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 17:01:34.06 ID:VfOGGPeIP
舞「昔のゆーちゃんって・・・どんな感じの人だったんですか?」
悠人母「一言で言えば・・・孤独ね」
舞「孤独・・・」
悠人母「うちはこんな感じで道場なんかやってるから悠人も自然と教え子と同じように厳しく育てちゃったのよ」
舞「はぁ・・・」
悠人母「それがいけなかったのかも・・・悠一・・・あ、悠人の兄なんだけど」
舞「はい」
悠人母「悠一がその環境に耐え切れなかったの・・・」
舞「耐え切れなかった・・・?」
悠人母「夫がどうしても跡継ぎにしたかったみたいで・・・期待かけて すごいプレッシャーの中育ててたの」
舞「・・・(あのお父さんからプレッシャーって・・・)」
悠人母「今、こういう道場とかを家系で代々やって行くのは難しくてね。悠一は案の定ギブアップ」
悠人母「それで次の希望は悠人になったわけ」
舞「でもゆーちゃんは・・・」
悠人母「悠人を悠一の二の舞にさせたくなかった私は悠人に進学の道を進ませたかった」
642 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/04(火) 17:05:43.65 ID:VfOGGPeIP
舞「それじゃぁ道場は・・・」
悠人母「私は そもそも道場をひとつの家系でやって行くなんて古いやり方、うまく行くはずないと思ってた。・・・でも悠一は護れなかった。あの人の思いもわかるから」
舞「・・・これからどうするんですか?」
悠人母「それがね・・・実h・・・ってもうこんな時間・・・」
舞「あ・・・わたし戻ります」
悠人母「舞さん・・・」
舞「はい?」
悠人母「不器用で、無愛想な子だけど・・・悠人をよろしくお願いします」
舞「・・・はい!任せてください!」
部屋を出た舞は再びトイレを探しだした
さっき教えてもらったのに・・・
653 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 19:43:37.82 ID:6BEf/pidP
翌朝
悠人「おはよう・・・」
舞「んむぅ・・・」
悠人「起きよう?」
舞「・・・ぬぇ?」
悠人「ぬぇ?」
舞「・・・あ・・・ゆーちゃん、おはよぉ・・・」
悠人「うん、おはよう」
舞「ゆーちゃんが起こしに来たぁ・・・」
悠人「来たよ。だから起きよう」
舞「あ、勝の朝ごはん・・・」
悠人「・・・ここどこかわかる?」
舞「・・・あ、ゆーちゃんちか」
悠人「でもってなんで俺の部屋にいるの?」
舞「・・・え?」
655 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:24:56.35 ID:6BEf/pidP
舞「なんでって・・・」
悠人「・・・?」
舞「ああ、そうだ・・・」
悠人「何があったの?」
舞(真っ暗で何も見えない中微かにゆーちゃんの匂いのする部屋に入って寝たなんて言えない・・・)
舞「ね、寝ぼけてて・・・」
悠人「よくここがわかったね?」
舞「だ、第六感・・・」
悠人「六感・・・」
舞「あれ・・・もしかして一緒に・・・」
悠人「うん、舞さんが入ってきたからね」
舞「・・・まじ?///」
悠人「すごいびっくりしたけどね」
舞「・・・///」
悠人「まぁいいや、朝飯行こう」
舞「うん・・・(なんかゆーちゃん凄い無反応)」
656 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:35:40.57 ID:6BEf/pidP
朝食も昨夜の夕飯と同じように大人数で食べた
悠人「兄貴のとこ行ってこようかな・・・」
弟子A「それならさっき道場に居たぞ」
悠人「・・・道場?」
舞「どうしたの?」
悠人「・・・兄貴部屋から出るようになったのか!?」
弟子A「そだよ」
悠人「ちょっと行ってくる!」ガタッ
舞「私m・・・」
弟子D「ちょっと待ってくれねーちゃん」
舞「はい?」
弟子E「俺ら昨日あんたに吹っ飛ばされた者なんだが」
舞「わたしが・・・?」
弟子D「ちょっくら顔かしてくれや」
舞「で、でも・・・」
弟子A「なにするつもりだ?」
弟子E「ちょっとな」
658 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/05(水) 20:53:47.32 ID:6BEf/pidP
道場
悠人「兄貴!!」
悠一「ん?悠人?」
悠人「・・・久しぶり・・・」
悠一「でっかくなったな」
悠人「俺・・・ずっと心配で!」
悠一「おおw悪かったなw」
悠人「俺は真面目にっ!!」
そこで悠一の服装に気がつく
悠人「剣術・・・やってるのか?」
悠一「ああ、一応師範目指してっからな」
悠人「・・・本当に?」
悠一「お前がやりたい事見つけて頑張ってるって・・・なんか俺も燻ってらんないなって」
悠人「・・・兄貴!」
悠一「お前の方はどうなんだ?」
悠人「うん、楽しくやってるよ」
悠一「・・・そうか、頑張れよ」
悠人「うん!」
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