バイトに出逢いなんてある訳ない
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690 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:10:20.65 ID:JTxp4qQO0
悠人「・・・帰ろうか・・・舞さんの家に」
舞「・・・うん」
出発までの短い残りの時間は舞の家で過ごすことにした
荷物をまとめて永久崎邸から出て行く
仲良くなった弟子達が見送りに来てくれた
女弟子A「舞ちゃん、また来てね!」
舞「うん!」
弟子A「もう一泊して行けばいいのに」
悠人「悪いけど時間がないんだ」
弟子B「時間?」
悠人「・・・うん」
弟子D「やはり『気』だ!お前は気の使い手なんだ!」
舞「わ、わたしが?」
弟子E「それ以外考えられん・・・。そのうち波がでるぞ、波が!」
舞「・・・波?」
悠一「父さん達また出かけたみたい」
悠人「そっか、忙しいみたいだね」
悠一「・・・頑張れよ」
悠人「兄さんもね」
こうして悠人の突然の帰郷は終わった
691 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:20:27.25 ID:JTxp4qQO0
二人が舞の家に戻ったのは午後の9時過ぎ
舞父と勝は次の日に帰ってくる予定なので居ない
悠人「遅くなっちゃったね」
舞「ゆーちゃんがビーフシチューが食べたいって言うから材料買いにいってたからだよ〜!」
悠人「そだった・・・」
舞「じゃ、さっさと作っちゃうから待ってて」
悠人「わかった」
リビングのソファーに腰掛け部屋を見渡す
この家はこのまま残しておくらしい
家具もそのままだ
悠人(ちょくちょく帰ってくるってことだよな・・・)
少しでも楽観的な見方をしないと悲しみに負けてしまいそうだ
舞「後は煮込むターイム」
悠人「はやっ!」
舞「ふふん、わたしの手際の良さを甘く見るなよ〜?」
悠人「・・・明日がバイト最後だね」
舞「うん・・・愛ちゃんとかにも秘密にしてたからびっくりするよね」
悠人「多分泣くよ」
舞「・・・かもね」
しばしの沈黙
悠人「俺・・・舞さんと出逢えて良かった」
舞「ゆーちゃん・・・」
悠人「バイトでなんて そんな人付き合いしようなんて思ってなかったからさ・・・まさか沢山の仲間とか友達とか・・・」
悠人「大切な人に出逢えるなんて・・・思ってなかった」
舞「・・・わたしもあのバイトしてて良かった。そうじゃなかったらこんなに幸せな気分になれなかったと思う」
692 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:28:00.38 ID:JTxp4qQO0
悠人「・・・舞さん」
舞「ゆーちゃん・・・」
悠人「鍋・・・多分吹きこぼれてる」
舞「・・・え・・・あ!あああ!!」
慌てて火を弱めに行く舞
舞「・・・ふふっw」
悠人「・・・?」
舞「せっかくいいムードだったのに・・・流石ゆーちゃん」
悠人「あ・・・ごめん」
舞「そこが好きだよ」
スッっと自然な動きで顔を近づけ口とロが重なる
悠人「・・・!?」
舞「鈍感な上に隙だらけ・・・こりゃ心配だなぁ」
悠人「・・・ごめん」
舞「えいっ」
舞に押し倒されソファーに横になる
舞「・・・もう・・・これくらいいいよね」
悠人「・・・なにg」
以下割愛
夜は更けて行く
693 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:32:50.87 ID:JTxp4qQO0
翌朝
悠人「・・・腹減った」
空腹で目が覚めた
舞の部屋だ
昨夜のビーフシチューは結局食べられて居ない
悠人「・・・舞さん?」
一緒に寝ていた筈の舞の姿がない
悠人「ふあぁ〜・・・寝不足だ・・・」
疲れが全く取れない
ってかむしろ疲れてる
部屋をでると一階からいい匂いがする
悠人「・・・ビーフシチューだ」
一階に降りると舞がビーフシチューの鍋を温めていた
舞「あ、おはよ〜」
悠人「おはよ・・・ふぁ〜・・・」
舞「なんか疲れてる?」
悠人「そりゃそうでしょ・・・ってか舞さんは大丈夫なの?」
舞「うん!体力全快!気分もスッキリ!」
悠人「すげぇ・・・」
697 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:03:44.17 ID:dwk3sqmZ0
翌日
愛華「ま\"い\"さ\"〜ん\"!!」
舞「どっ、どうしたの!?」
愛華「い\"ち\"ゃや\"だ〜!!」
舞「そんなに泣かなくても・・・」
愛華「うえーん!!!」
舞「なんか・・・そこまで泣いてもらうとちょっと嬉しい」
今日がバイトの最終日
明日出発だ
悠人「・・・そんなに泣くと舞さんだって行きづらくなるよ」
愛華「むしろそれがいい〜!!」
舞「・・・ごめんね」
悠人(・・・素直に俺も泣いて喚きたいけど・・・一番辛いのは舞さんなんだよな)
店長「本当に今までありがとう」
舞「いえ、こちらこそ今までありがとうございました」
これで本当に最後・・・
舞「あ、そうだ愛ちゃん」
愛華「なんですか!?私も連れてってくれるんですか!?」
舞「ゆーちゃんのこと よろしくできる?」
悠人「ふぇ?」
愛華「へ?」
舞「ゆーちゃん浮気しそうだからさ。わたしがいない間監視役」
愛華「浮気したら殺せばいいですか?」
悠人「絶対しないから」
698 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:09:01.50 ID:dwk3sqmZ0
舞「ちゃんとゆーちゃんとも仲良くね?」
愛華「それは・・・」チラッ
悠人「・・・なんだよ」
愛華「むりです」
舞「そう言わずに・・・ゆーちゃん結構寂しがり屋だし」
愛華「寂しくて死ねばいいじゃないですか」
悠人「死なねーから」
舞「あははw・・・寂しがり屋はわたしかも・・・」
悠人「・・・」
愛華「一年間で戻って来るんですよね?」
舞「うん」
愛華「かならず、待ってますから!」
舞「・・・ありがとう」
699 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:13:41.50 ID:dwk3sqmZ0
その日の晩
舞父「この家ともしばらくお別れか・・・」
舞「だね・・・」
勝「寂しいね・・・」
悠人「・・・」
最後に一家プラス悠人で揃って夕飯を食べることにした
舞父「悠人くん・・・いろいろ大変だと思うけど、がんばって」
悠人「はい」
舞「・・・たった一年間くらいすぐだって!」
悠人「だよね」
最後の夕飯はハンバーグだった
わいわいと楽しくもどこかしんみりした夕飯だった
悠人(・・・タイミングだ・・・タイミングが全て・・・)
夕飯を食べ終わり舞父がソファーに座ってテレビを見始めた
悠人「・・・(今だ!)」
悠人「・・・帰ろうか・・・舞さんの家に」
舞「・・・うん」
出発までの短い残りの時間は舞の家で過ごすことにした
荷物をまとめて永久崎邸から出て行く
仲良くなった弟子達が見送りに来てくれた
女弟子A「舞ちゃん、また来てね!」
舞「うん!」
弟子A「もう一泊して行けばいいのに」
悠人「悪いけど時間がないんだ」
弟子B「時間?」
悠人「・・・うん」
弟子D「やはり『気』だ!お前は気の使い手なんだ!」
舞「わ、わたしが?」
弟子E「それ以外考えられん・・・。そのうち波がでるぞ、波が!」
舞「・・・波?」
悠一「父さん達また出かけたみたい」
悠人「そっか、忙しいみたいだね」
悠一「・・・頑張れよ」
悠人「兄さんもね」
こうして悠人の突然の帰郷は終わった
691 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:20:27.25 ID:JTxp4qQO0
二人が舞の家に戻ったのは午後の9時過ぎ
舞父と勝は次の日に帰ってくる予定なので居ない
悠人「遅くなっちゃったね」
舞「ゆーちゃんがビーフシチューが食べたいって言うから材料買いにいってたからだよ〜!」
悠人「そだった・・・」
舞「じゃ、さっさと作っちゃうから待ってて」
悠人「わかった」
リビングのソファーに腰掛け部屋を見渡す
この家はこのまま残しておくらしい
家具もそのままだ
悠人(ちょくちょく帰ってくるってことだよな・・・)
少しでも楽観的な見方をしないと悲しみに負けてしまいそうだ
舞「後は煮込むターイム」
悠人「はやっ!」
舞「ふふん、わたしの手際の良さを甘く見るなよ〜?」
悠人「・・・明日がバイト最後だね」
舞「うん・・・愛ちゃんとかにも秘密にしてたからびっくりするよね」
悠人「多分泣くよ」
舞「・・・かもね」
しばしの沈黙
悠人「俺・・・舞さんと出逢えて良かった」
舞「ゆーちゃん・・・」
悠人「バイトでなんて そんな人付き合いしようなんて思ってなかったからさ・・・まさか沢山の仲間とか友達とか・・・」
悠人「大切な人に出逢えるなんて・・・思ってなかった」
舞「・・・わたしもあのバイトしてて良かった。そうじゃなかったらこんなに幸せな気分になれなかったと思う」
692 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:28:00.38 ID:JTxp4qQO0
悠人「・・・舞さん」
舞「ゆーちゃん・・・」
悠人「鍋・・・多分吹きこぼれてる」
舞「・・・え・・・あ!あああ!!」
慌てて火を弱めに行く舞
舞「・・・ふふっw」
悠人「・・・?」
舞「せっかくいいムードだったのに・・・流石ゆーちゃん」
悠人「あ・・・ごめん」
舞「そこが好きだよ」
スッっと自然な動きで顔を近づけ口とロが重なる
悠人「・・・!?」
舞「鈍感な上に隙だらけ・・・こりゃ心配だなぁ」
悠人「・・・ごめん」
舞「えいっ」
舞に押し倒されソファーに横になる
舞「・・・もう・・・これくらいいいよね」
悠人「・・・なにg」
以下割愛
夜は更けて行く
693 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/09(日) 03:32:50.87 ID:JTxp4qQO0
翌朝
悠人「・・・腹減った」
空腹で目が覚めた
舞の部屋だ
昨夜のビーフシチューは結局食べられて居ない
悠人「・・・舞さん?」
一緒に寝ていた筈の舞の姿がない
悠人「ふあぁ〜・・・寝不足だ・・・」
疲れが全く取れない
ってかむしろ疲れてる
部屋をでると一階からいい匂いがする
悠人「・・・ビーフシチューだ」
一階に降りると舞がビーフシチューの鍋を温めていた
舞「あ、おはよ〜」
悠人「おはよ・・・ふぁ〜・・・」
舞「なんか疲れてる?」
悠人「そりゃそうでしょ・・・ってか舞さんは大丈夫なの?」
舞「うん!体力全快!気分もスッキリ!」
悠人「すげぇ・・・」
697 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:03:44.17 ID:dwk3sqmZ0
翌日
愛華「ま\"い\"さ\"〜ん\"!!」
舞「どっ、どうしたの!?」
愛華「い\"ち\"ゃや\"だ〜!!」
舞「そんなに泣かなくても・・・」
愛華「うえーん!!!」
舞「なんか・・・そこまで泣いてもらうとちょっと嬉しい」
今日がバイトの最終日
明日出発だ
悠人「・・・そんなに泣くと舞さんだって行きづらくなるよ」
愛華「むしろそれがいい〜!!」
舞「・・・ごめんね」
悠人(・・・素直に俺も泣いて喚きたいけど・・・一番辛いのは舞さんなんだよな)
店長「本当に今までありがとう」
舞「いえ、こちらこそ今までありがとうございました」
これで本当に最後・・・
舞「あ、そうだ愛ちゃん」
愛華「なんですか!?私も連れてってくれるんですか!?」
舞「ゆーちゃんのこと よろしくできる?」
悠人「ふぇ?」
愛華「へ?」
舞「ゆーちゃん浮気しそうだからさ。わたしがいない間監視役」
愛華「浮気したら殺せばいいですか?」
悠人「絶対しないから」
698 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:09:01.50 ID:dwk3sqmZ0
舞「ちゃんとゆーちゃんとも仲良くね?」
愛華「それは・・・」チラッ
悠人「・・・なんだよ」
愛華「むりです」
舞「そう言わずに・・・ゆーちゃん結構寂しがり屋だし」
愛華「寂しくて死ねばいいじゃないですか」
悠人「死なねーから」
舞「あははw・・・寂しがり屋はわたしかも・・・」
悠人「・・・」
愛華「一年間で戻って来るんですよね?」
舞「うん」
愛華「かならず、待ってますから!」
舞「・・・ありがとう」
699 : ◆7A2lLTKUspN0 :2014/03/10(月) 02:13:41.50 ID:dwk3sqmZ0
その日の晩
舞父「この家ともしばらくお別れか・・・」
舞「だね・・・」
勝「寂しいね・・・」
悠人「・・・」
最後に一家プラス悠人で揃って夕飯を食べることにした
舞父「悠人くん・・・いろいろ大変だと思うけど、がんばって」
悠人「はい」
舞「・・・たった一年間くらいすぐだって!」
悠人「だよね」
最後の夕飯はハンバーグだった
わいわいと楽しくもどこかしんみりした夕飯だった
悠人(・・・タイミングだ・・・タイミングが全て・・・)
夕飯を食べ終わり舞父がソファーに座ってテレビを見始めた
悠人「・・・(今だ!)」
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