記憶を消せる女の子の話
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167 :名無しさん@おーぷん :2017/02/26(日)23:55:32 ID:pIU(主)
「拍子抜けだった。神様の采配ってのはどうかしてるとしか思えない」
168 :名無しさん@おーぷん :2017/02/26(日)23:57:28 ID:pIU(主)
「灯はどうやら俺のことを忘れているらしく、名前を聞いてきた。
言ってもピンとこない様子だったから、俺は前から考えていた非現実的な仮説を、非現実的だと思えなくなった」
169 :名無しさん@おーぷん :2017/02/26(日)23:58:13 ID:pIU(主)
「灯が名前を当てられただけで何分も泣いているのを見て、俺は確信した。
俺と真逆のことを、灯はあの現象に願ったんだ。
さっきの灯の話になぞらえて言えば、灯の記憶の中の、灯に関するお父さんとの記憶を消したんだ」
170 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:04:27 ID:V0f(主)
彼の話を聞いて、私の中から消えてしまっていた記憶が、フラッシュバックする。
171 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:06:36 ID:V0f(主)
あの河川公園は、お父さんと一緒に自転車に乗る練習をした場所だ。
帰りにアイスを買ってもらって、自転車を押して帰ったんだ。
単身赴任しているところから帰ってこれる貴重な休みなのに、私は色んな我儘に付き合わせちゃった。
172 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:07:53 ID:V0f(主)
思い出があふれてくる。
私がお父さんのことをなにも知らないくせに「いい人」だと疑わなかった理由が、ようやく確かな形を持った。
173 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:08:41 ID:V0f(主)
通り魔事件のことを思い出す。
お父さんは、最期まで優しい人だったんだ。
174 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:10:28 ID:V0f(主)
私の生きる理由は二つ。
お父さんのため、そしていつの日かみた、ハロ現象をもう一度見るため。
175 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:13:14 ID:V0f(主)
お父さんを悲しませないため、という根拠の無い理由の正体は、あの事件だったんだ。
死ななくて良かった、どんなに惨めでも生きていてよかった。
176 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:16:08 ID:V0f(主)
暖かい気持ちに包まれる。
お父さんが死んじゃったのに、それでも幸せだと思える私は変なのかな。
でも、記憶からなくなっても、ずっとお父さんのこと好きだったよ。
私は記憶を消せる能力と一緒に生きていく中で、思い出が生きる理由なんだ、ってわかった。
177 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:19:03 ID:V0f(主)
詭弁かもしれないけれど、私はお父さんのことを記憶から消さないでいたら、たぶんおかしくなっちゃってた。
死んじゃった悲しみが強すぎて、お父さんと過ごした楽しい記憶が、辛い記憶に変わっちゃったと思う。
記憶を消せたから、私はお父さんとの思い出を、汚すことなく綺麗なまま心の奥底にしまっておけた。
178 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:22:52 ID:V0f(主)
そしてハロ現象――私はずっとハロ現象に恋をしていた。
夏の打ち上げ花火よりも、夜空に輝く星よりも、私はハロ現象に焦がれていた。
きっとハロ現象への思いは、石原君への恋だったんだ。
179 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:25:14 ID:V0f(主)
あのとき、私たちは手を握りあってただけだったけど、私にはそれだけで恋に落ちるきっかけには充分だった。
どん底で手を握り合える人しか、私は好きになれそうにない。
私はまた泣いてしまった。
もう、ほんとに私は泣き虫だ。嬉しくても悲しくても、涙を流さずにはいられない。
石原君はそんな私の手を、あの時のように握りしめる。
180 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:30:25 ID:V0f(主)
「俺は灯に、あのときのことを謝りたかったんだ。俺と関わらなければ、灯と灯の母さんは今も灯の父さんと幸せに過ごすことができた。
俺にできることは謝ることだけのくせに、独善的に、灯に幸せになってほしいと願った。
でも、灯の幸せにはお父さんの記憶が不可欠だった。
あの忌まわしい事件の記憶も含めて思い出すこと、それは灯にとって辛いことに決まっているのに、そうしないと、本当の幸せはないと、迷いなく思ってる自分がいた。
勝手で傲慢で、本当にどうしようもない。
俺は自分に都合の悪いことを、贖罪を盾に見ないようにしてたんだ」
181 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:32:47 ID:V0f(主)
すうと息を吸って吐く。涙は拭わない。
「石原くん、今までありがとね。私はおかしいのかな、辛いことをいっぱい聞いたはずなのに、心があったかくて、そのせいで涙が出てるの」
182 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:36:14 ID:V0f(主)
「石原くん、一つ聞いていい?」
「おう」
「なんで、私と会ったらすぐ、それを言わなかったの?」
「それはだな……」
空いている右の手で、後ろ髪を掻く。石原くんが困ったときによくする仕草だ。
183 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:37:43 ID:V0f(主)
「私と、一週間も一緒にご飯食べてくれたり、授業もさぼったりしてくれたのは、なんで?」
「それは……」
「償いじゃ、ないよね」
「石原くんは、私と逆のくせに、全部忘れないはずなのに、大切な部分を忘れてるよ」
184 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:40:58 ID:V0f(主)
私は恋の形を知っている。ただ一つの思いで、ハロ現象を毎日探していたのだ。
毎日毎日、飽きることなくずっと。
石原くんもそうだと思う。
石原くんは様々な思いを抱えていたと主張したいだろうけれど、私にしてみれば、たった一つの思いに他ならない。
それで毎日私を探していたのだ。毎日毎日、飽きることなくずっと。
私たちは似ている。
185 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:46:47 ID:V0f(主)
「私は石原くんの記憶を消そうと思ってたよ、でもなかなかできなくて、ここまでぐずぐず来ちゃったの。
この関係が壊れて欲しくなくて、初めて私の名前を憶えてくれた人に忘れて欲しくなくて」
「俺も似た感じだ。言ってしまえば、この距離の俺達は終わると思ってた。だから、こう、な……」
「そういうのが、恋なんだよ」
186 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:50:11 ID:V0f(主)
「石原くんの思いはきっと、償いなんかじゃない。ただ、好きな人に幸せになって欲しいだけだよ。恋なんて、独善さと傲慢さと自分勝手の、塊でしょう?」
「そんな綺麗な言葉で包んでいいのかね」
「たまには自分に優しくしなさい。償いの理由も思いも全部まとめて好きにいれちゃいなさい」
187 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:54:26 ID:V0f(主)
石原君は不服そうだ。真面目な人なんだと思う。
ここまで人生を私に賭けてくれた人が、真面目じゃないわけないよね。
そんな人にかける言葉はもうない。
188 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:55:19 ID:V0f(主)
私はぎゅっと、石原くんの手を強く握る。
すると、石原くんも握り返してきた。
私たちには今言える愛の言葉よりも、思い出の中にある懐かしい振る舞いのほうがしっくりくるらしい。
189 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:05:26 ID:V0f(主)
夏色の風が吹き付けて、停滞した空気を浚っていく。
その行く末が知りたくて、私は目を空に向けた。
青空で、太陽が虹色の輪を纏っている。
あぁ、ハロ現象だ。私がずっとずっと恋焦がれていたものだ。
流れ落ちそうになる涙を笑顔で隠す。横を向くと、石原くんが静かに鼻を啜っていた。
私は石原くんの手をもう一度、強く握る。
石原くんは指をもぞもぞと動かし、指と指を絡み合わせた。
恋人つなぎだ。
私はまた、嬉しくて泣いてしまった。
190 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:24:33 ID:V0f(主)
どうも1です 今まで見てくれた方々ありがとうございました。
191 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:26:39 ID:V0f(主)
落ちが相当にあれですね、でもこれでお話は終わりです。
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1487918155/
「拍子抜けだった。神様の采配ってのはどうかしてるとしか思えない」
168 :名無しさん@おーぷん :2017/02/26(日)23:57:28 ID:pIU(主)
「灯はどうやら俺のことを忘れているらしく、名前を聞いてきた。
言ってもピンとこない様子だったから、俺は前から考えていた非現実的な仮説を、非現実的だと思えなくなった」
169 :名無しさん@おーぷん :2017/02/26(日)23:58:13 ID:pIU(主)
「灯が名前を当てられただけで何分も泣いているのを見て、俺は確信した。
俺と真逆のことを、灯はあの現象に願ったんだ。
さっきの灯の話になぞらえて言えば、灯の記憶の中の、灯に関するお父さんとの記憶を消したんだ」
170 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:04:27 ID:V0f(主)
彼の話を聞いて、私の中から消えてしまっていた記憶が、フラッシュバックする。
171 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:06:36 ID:V0f(主)
あの河川公園は、お父さんと一緒に自転車に乗る練習をした場所だ。
帰りにアイスを買ってもらって、自転車を押して帰ったんだ。
単身赴任しているところから帰ってこれる貴重な休みなのに、私は色んな我儘に付き合わせちゃった。
172 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:07:53 ID:V0f(主)
思い出があふれてくる。
私がお父さんのことをなにも知らないくせに「いい人」だと疑わなかった理由が、ようやく確かな形を持った。
173 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:08:41 ID:V0f(主)
通り魔事件のことを思い出す。
お父さんは、最期まで優しい人だったんだ。
174 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:10:28 ID:V0f(主)
私の生きる理由は二つ。
お父さんのため、そしていつの日かみた、ハロ現象をもう一度見るため。
175 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:13:14 ID:V0f(主)
お父さんを悲しませないため、という根拠の無い理由の正体は、あの事件だったんだ。
死ななくて良かった、どんなに惨めでも生きていてよかった。
176 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:16:08 ID:V0f(主)
暖かい気持ちに包まれる。
お父さんが死んじゃったのに、それでも幸せだと思える私は変なのかな。
でも、記憶からなくなっても、ずっとお父さんのこと好きだったよ。
私は記憶を消せる能力と一緒に生きていく中で、思い出が生きる理由なんだ、ってわかった。
177 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:19:03 ID:V0f(主)
詭弁かもしれないけれど、私はお父さんのことを記憶から消さないでいたら、たぶんおかしくなっちゃってた。
死んじゃった悲しみが強すぎて、お父さんと過ごした楽しい記憶が、辛い記憶に変わっちゃったと思う。
記憶を消せたから、私はお父さんとの思い出を、汚すことなく綺麗なまま心の奥底にしまっておけた。
178 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:22:52 ID:V0f(主)
そしてハロ現象――私はずっとハロ現象に恋をしていた。
夏の打ち上げ花火よりも、夜空に輝く星よりも、私はハロ現象に焦がれていた。
きっとハロ現象への思いは、石原君への恋だったんだ。
179 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:25:14 ID:V0f(主)
あのとき、私たちは手を握りあってただけだったけど、私にはそれだけで恋に落ちるきっかけには充分だった。
どん底で手を握り合える人しか、私は好きになれそうにない。
私はまた泣いてしまった。
もう、ほんとに私は泣き虫だ。嬉しくても悲しくても、涙を流さずにはいられない。
石原君はそんな私の手を、あの時のように握りしめる。
180 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:30:25 ID:V0f(主)
「俺は灯に、あのときのことを謝りたかったんだ。俺と関わらなければ、灯と灯の母さんは今も灯の父さんと幸せに過ごすことができた。
俺にできることは謝ることだけのくせに、独善的に、灯に幸せになってほしいと願った。
でも、灯の幸せにはお父さんの記憶が不可欠だった。
あの忌まわしい事件の記憶も含めて思い出すこと、それは灯にとって辛いことに決まっているのに、そうしないと、本当の幸せはないと、迷いなく思ってる自分がいた。
勝手で傲慢で、本当にどうしようもない。
俺は自分に都合の悪いことを、贖罪を盾に見ないようにしてたんだ」
181 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:32:47 ID:V0f(主)
すうと息を吸って吐く。涙は拭わない。
「石原くん、今までありがとね。私はおかしいのかな、辛いことをいっぱい聞いたはずなのに、心があったかくて、そのせいで涙が出てるの」
182 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:36:14 ID:V0f(主)
「石原くん、一つ聞いていい?」
「おう」
「なんで、私と会ったらすぐ、それを言わなかったの?」
「それはだな……」
空いている右の手で、後ろ髪を掻く。石原くんが困ったときによくする仕草だ。
183 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:37:43 ID:V0f(主)
「私と、一週間も一緒にご飯食べてくれたり、授業もさぼったりしてくれたのは、なんで?」
「それは……」
「償いじゃ、ないよね」
「石原くんは、私と逆のくせに、全部忘れないはずなのに、大切な部分を忘れてるよ」
184 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:40:58 ID:V0f(主)
私は恋の形を知っている。ただ一つの思いで、ハロ現象を毎日探していたのだ。
毎日毎日、飽きることなくずっと。
石原くんもそうだと思う。
石原くんは様々な思いを抱えていたと主張したいだろうけれど、私にしてみれば、たった一つの思いに他ならない。
それで毎日私を探していたのだ。毎日毎日、飽きることなくずっと。
私たちは似ている。
185 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:46:47 ID:V0f(主)
「私は石原くんの記憶を消そうと思ってたよ、でもなかなかできなくて、ここまでぐずぐず来ちゃったの。
この関係が壊れて欲しくなくて、初めて私の名前を憶えてくれた人に忘れて欲しくなくて」
「俺も似た感じだ。言ってしまえば、この距離の俺達は終わると思ってた。だから、こう、な……」
「そういうのが、恋なんだよ」
186 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:50:11 ID:V0f(主)
「石原くんの思いはきっと、償いなんかじゃない。ただ、好きな人に幸せになって欲しいだけだよ。恋なんて、独善さと傲慢さと自分勝手の、塊でしょう?」
「そんな綺麗な言葉で包んでいいのかね」
「たまには自分に優しくしなさい。償いの理由も思いも全部まとめて好きにいれちゃいなさい」
187 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:54:26 ID:V0f(主)
石原君は不服そうだ。真面目な人なんだと思う。
ここまで人生を私に賭けてくれた人が、真面目じゃないわけないよね。
そんな人にかける言葉はもうない。
188 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)00:55:19 ID:V0f(主)
私はぎゅっと、石原くんの手を強く握る。
すると、石原くんも握り返してきた。
私たちには今言える愛の言葉よりも、思い出の中にある懐かしい振る舞いのほうがしっくりくるらしい。
189 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:05:26 ID:V0f(主)
夏色の風が吹き付けて、停滞した空気を浚っていく。
その行く末が知りたくて、私は目を空に向けた。
青空で、太陽が虹色の輪を纏っている。
あぁ、ハロ現象だ。私がずっとずっと恋焦がれていたものだ。
流れ落ちそうになる涙を笑顔で隠す。横を向くと、石原くんが静かに鼻を啜っていた。
私は石原くんの手をもう一度、強く握る。
石原くんは指をもぞもぞと動かし、指と指を絡み合わせた。
恋人つなぎだ。
私はまた、嬉しくて泣いてしまった。
190 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:24:33 ID:V0f(主)
どうも1です 今まで見てくれた方々ありがとうございました。
191 :名無しさん@おーぷん :2017/02/27(月)01:26:39 ID:V0f(主)
落ちが相当にあれですね、でもこれでお話は終わりです。
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1487918155/
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