誰にもいえなかった恋愛を終わらせてきた
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62 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:57:59.31 ID:8VuzrbeF0
秋になり、付け麺とご飯を食べながら、アルマーニの話になった。
「そういえばさ、アルマーニさんってまだこの前の焼き肉の彼女と付き合ってるの?」
彼女がいるという話を聞いてから、4カ月くらいのことだった。
付け麺は「付き合ってるよ。っていうか・・・子ども産まれたし」
私は持っていた箸を落とした。
私より年下の子が、40歳の既婚のおっさんとの間に子どもを作ったという事実を、私の脳が理解するのに時間を要した。
63 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:16:34.72 ID:L9PBnpBi0
『え、それできたってこと?』
「っていうかちょっと前に産まれた」
『え・・・お店は?』
「さあ、辞めたんじゃない?」
『じゃあアルマーニさんは毎月養育費かなんか払ってるってこと?』
「たぶん」
『それって続くと思う?』(アルマーニさんはちゃんと養育費を払い続けると思う?という意味)
「絶対無理でしょ、それにアルマーニさん他にも彼女いるし。けど本人が産みたいって言ったんなら、しょうがないでしょ」
話によると、彼女とアルマーニはずっと前から付き合っていて、私とアルマーニが関係をもったときも、アルマーニはちゃっかり彼女と付き合っていた計算になる。
それから、そんなこと絶対にあり得ない話だけど、
私は、「もし私と付け麺の間に子どもができてしまって、もし私が産みたいって言ったら、付け麺は養育費払わないんだ」って思った。
それなのに、あのとき付け麺は何の断りもなく、私の中に出したんだ。
そのことがあってから、私は付け麺のことを忘れたい思いで、予定を詰めた。
予定を詰めれば詰めるほど、付け麺に会いたくなった。
教習所に通い、アルバイトをして、春からの新生活や、卒業旅行の準備、卒業論文、やらなければいけないことは山ほどあった。
付け麺からは毎日連絡があった。電話は出るものの、会ったらダメだと言い聞かせた。
64 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:23:37.55 ID:L9PBnpBi0
電話の度に私は「今日は家に帰ったほうがいいんじゃない?」と言った。付け麺は大体家に帰ったようだったが、ある日の電話で付け麺がいった。
「なんか最近おかしくない?冷めたの?」
私は春から東京に行くことが決まっていた。
三つ上の兄が千葉で働いていたし、周りの子たちもみな東京に行くので、寂しくもなかったし、この地元でやり残したことなんてほとんどなかった。
付け麺には東京に行くことは言っていなかった。
電話越しでダダをこねる付け麺に負けて、会ってしまった。付け麺がタクシーで私の家の近くまで来たのだ。
付け麺は会って早々「誰にも触らせてない?」と聞いた。触らせてないのは事実だった。
久しぶりの付け麺との行為に、盛り上がってしまった。
68 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:04:23.68 ID:L9PBnpBi0
今思えば、付け麺とは相性がよかったのかもしれない。
私は付け麺の身体を舐めた。シャワーを浴びる前の付け麺の脇や、足、お尻まで舐めた。付け麺はすごくイヤがったけど、イヤがる姿が愛おしく、丁寧に舐めた。
「1ちゃんとのエッチは ほんとうに気持ちいい。今までの女の子の中で一番気持ちいい。こんなに愛を感じるエッチ、したことない」
木嶋かなえか!
69 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:05:14.80 ID:L9PBnpBi0
免許をとり、卒業論文を提出し、卒業旅行に行った。
その合間、私たちは狂ったように求め合った。
付け麺の全身を舐めまわす私に、
「そんな汚いことしないで。1ちゃんは俺の大事な人だから、そんなことさせたくない。」と言った。
付け麺に春から東京に行くことは まだ言えなかった。そういえば、四月から付け麺は昇進することになったらしい。ワインさんの言っていた通りのスピード出世だった。出世の話は付け麺本人から聞いた。
付け麺が急に「ちょっと写真撮って」と言ってきたのだ。
昇進の書類に要るらしい。写真が要ると言ってさりげなく報告するのが付け麺らしかった。
お祝いにネクタイをプレゼントした。
70 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:06:22.63 ID:L9PBnpBi0
三月の三回目の土日、そろそろお別れをしなければならないと考えていた。
引っ越しのために部屋を掃除していると、二人で泊まったビジネスホテルのレシートがでてきた。
「ツケメン サマ」と印字されていた。
付け麺の会社にエントリーしたら貰える、DMも出てきた。
受ける気はさらさらなかったが、そのDMに大きく付け麺のインタビューが記載されていると聞いたので、エントリーした。
そのインタビューには付け麺の部下も載っていた。
そのインタビューは普段しょーもないことを言って、人を笑わせている付け麺とは全然違うかった。
71 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:12:21.60 ID:L9PBnpBi0
付け麺の会社のボールペンもたくさんでてきた。どれも捨てることができなかった。
レシートなんてただのゴミだ。でもそれでさえ捨てることができなかった。
思えば大学生活、誰にも言えなかったが、付け麺とずっと一緒にいた。
付け麺がいなかったら、絶対に城田くんと付き合っていた。
アルマーニがいなかったらツケメンと付き合うこともなかったかもしれないが、アルマーニに出会わなければ、最初の彼氏とまだ付き合っていたかも。
それはないか。
翌日は月曜日。私は今週末には東京に行く。明日連絡をして、付け麺に別れを告げる。
月曜日の朝、付け麺に連絡をした。
72 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:24:56.92 ID:L9PBnpBi0
「話があるんだけど、今週どっか空いてる?」
付け麺は勘付いたようで、「今日仕事早く終わらせる」と言ってくれた。
ご飯を食べながら、東京に行くことを告げた。
付け麺は「なんでもっと早くに教えてくれなかったの?」とか「早く良い旦那を見つけて〜」みたいなこと言ってたけど、「頑張ってね」って言ってくれた。
店を出て、初めてお泊りしたときみたいに、付け麺が聞いてきた。
「どうする?・・・泊まる?」
これが最後だとお互い分かっていた。
ホテルに着いて、今までのことを思い出して泣いた。
付け麺が私のことを抱きしめた。
73 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:25:28.72 ID:L9PBnpBi0
付け麺は震えながらこう言った。
「アルマーニさんや、部下に、1ちゃんと付き合ってること、ずっと自慢したかった。
俺らの業界は、みんな忙しくて、家庭を顧みなくて、若い子と付き合ってる人ばっかりだった。
どの人の彼女と比べても、1ちゃんは一番可愛かったし、賢かった。
俺は仕事一筋だったし、金もなかったし、モテないし、所帯持ちだし、今まで そんなこと全く無縁だったのに、
1ちゃんと初めてこういう関係になってしまって、アルマーニさんに隠れてコソコソ会って、、
1ちゃんのこと絶対幸せには してあげられなかったし、辛い思いばっかりさせてごめん。
こんなおっさんと付き合ってくれて、ありがとう。
1ちゃんは可愛いし、大学に他に彼氏がおったかもしれないけど、それでも週に一回とか、仕事の合間に会える1ちゃんとの時間に癒されたわ。
初めて会ったときから、ずっと好きやったし、今も気持ちは変わらないけど、今まで本当にごめん。こんなおっさんに時間費やして。。。
若いからこれから楽しいこといくらでもあるよ。
俺は 仕事頑張っててよかったよ。仕事頑張ってないと、飲み屋にも行くことなかっただろうし、1ちゃんに会えることもできなかったし。
俺は待機晩成型やったから。こんなおっさんなって、1ちゃんみたいな子と付き合えるなんて思ってなかったよ。
こっちに帰ってきたら、たまにご飯でも行きたいけど、早く同い年くらいの銀行員かなんかの彼氏作って、幸せになってね」
74 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:30:20.76 ID:L9PBnpBi0
しばらく付け麺の胸で泣いた。
付け麺も泣いていた。素面のおっさんが泣いているところを人生で初めて見た。
今日から付け麺は彼氏でもお客さんでもない。
今日でやっとさよならできる。
会えなくて辛い土日を過ごさずに済む。
お店の女の子にヤキモチ妬かずに済む。
アルマーニに飲まされすぎた付け麺を、心配することもなくなる。
付け麺の口の中に手を入れて、付け麺が吐くのを手伝うこともしなくていいww
今日が来ることなんて、最初から分かってる。
でもね、やっぱりみんなに言いたかったよ。自慢したかったよ。付け麺みたいなステキな彼氏がいること。
75 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:31:09.24 ID:L9PBnpBi0
しばらく泣いてから、私は「帰る」と言った。
私は、いつも朝になると付け麺が仕事に出て行くときがすごくイヤだった。
だからその日、付け麺と朝を迎えたくなかった。
その日、私と付け麺はベッドに入らなかった。
付け麺は「じゃあ、家まで送るから」と、車を出してくれた。
車の中でも涙が止まらなかった。お互い無言だった。
76 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:32:03.73 ID:L9PBnpBi0
家に着くと、付け麺は「着いたよ、剛毛ちゃん」と言った。
付け麺はよく私のことをネタで「剛毛ちゃん」と呼んだり「いかり肩ちゃん」と呼んだりしていた。
少し吹き出して、笑ってしまった。
別れが辛かった。12時を回っていたので、付け麺は「早く帰って寝ないと、美白大臣になれないよ」と言った。
いつも付け麺に「美白大臣!」と言われると「私が、証明です」と言わなければならなかった。
「美白大臣!」
「私が、証明です」
また笑ってしまった。付け麺が私に軽くキスをした。
私は車を降りた。一度振り返って、手を振り、家に入った。
家に入ってしばらくして、車の動く音がした。
77 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 04:25:52.96 ID:L9PBnpBi0
次の日、付け麺からの連絡はなかった。
私はアルマーニの連絡先と、付け麺の連絡先を消去した。
私は週末に東京に行く。
四月から社会人です。
終わりです!本当にバカで最低女の自分語りだったけど、読んでくれた人は ありがとうございました。
おもんなくて読むの疲れたと思います、お疲れ様でした。
78 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 13:00:56.16 ID:???0
基本的に愛人気質なんだろな
つづき(上司との不倫編)がないことを祈ります
79 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 15:46:05.77 ID:7HoPMtieO
乙
106 :私事ですが名無しです:2012/05/20(日) 23:37:52.17 ID:ozRJ0oRh0
このスレは一生残り>>1の黒歴史となる(笑)
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/news7/1332778765/
秋になり、付け麺とご飯を食べながら、アルマーニの話になった。
「そういえばさ、アルマーニさんってまだこの前の焼き肉の彼女と付き合ってるの?」
彼女がいるという話を聞いてから、4カ月くらいのことだった。
付け麺は「付き合ってるよ。っていうか・・・子ども産まれたし」
私は持っていた箸を落とした。
私より年下の子が、40歳の既婚のおっさんとの間に子どもを作ったという事実を、私の脳が理解するのに時間を要した。
63 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:16:34.72 ID:L9PBnpBi0
『え、それできたってこと?』
「っていうかちょっと前に産まれた」
『え・・・お店は?』
「さあ、辞めたんじゃない?」
『じゃあアルマーニさんは毎月養育費かなんか払ってるってこと?』
「たぶん」
『それって続くと思う?』(アルマーニさんはちゃんと養育費を払い続けると思う?という意味)
「絶対無理でしょ、それにアルマーニさん他にも彼女いるし。けど本人が産みたいって言ったんなら、しょうがないでしょ」
話によると、彼女とアルマーニはずっと前から付き合っていて、私とアルマーニが関係をもったときも、アルマーニはちゃっかり彼女と付き合っていた計算になる。
それから、そんなこと絶対にあり得ない話だけど、
私は、「もし私と付け麺の間に子どもができてしまって、もし私が産みたいって言ったら、付け麺は養育費払わないんだ」って思った。
それなのに、あのとき付け麺は何の断りもなく、私の中に出したんだ。
そのことがあってから、私は付け麺のことを忘れたい思いで、予定を詰めた。
予定を詰めれば詰めるほど、付け麺に会いたくなった。
教習所に通い、アルバイトをして、春からの新生活や、卒業旅行の準備、卒業論文、やらなければいけないことは山ほどあった。
付け麺からは毎日連絡があった。電話は出るものの、会ったらダメだと言い聞かせた。
64 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:23:37.55 ID:L9PBnpBi0
電話の度に私は「今日は家に帰ったほうがいいんじゃない?」と言った。付け麺は大体家に帰ったようだったが、ある日の電話で付け麺がいった。
「なんか最近おかしくない?冷めたの?」
私は春から東京に行くことが決まっていた。
三つ上の兄が千葉で働いていたし、周りの子たちもみな東京に行くので、寂しくもなかったし、この地元でやり残したことなんてほとんどなかった。
付け麺には東京に行くことは言っていなかった。
電話越しでダダをこねる付け麺に負けて、会ってしまった。付け麺がタクシーで私の家の近くまで来たのだ。
付け麺は会って早々「誰にも触らせてない?」と聞いた。触らせてないのは事実だった。
久しぶりの付け麺との行為に、盛り上がってしまった。
68 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:04:23.68 ID:L9PBnpBi0
今思えば、付け麺とは相性がよかったのかもしれない。
私は付け麺の身体を舐めた。シャワーを浴びる前の付け麺の脇や、足、お尻まで舐めた。付け麺はすごくイヤがったけど、イヤがる姿が愛おしく、丁寧に舐めた。
「1ちゃんとのエッチは ほんとうに気持ちいい。今までの女の子の中で一番気持ちいい。こんなに愛を感じるエッチ、したことない」
木嶋かなえか!
69 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:05:14.80 ID:L9PBnpBi0
免許をとり、卒業論文を提出し、卒業旅行に行った。
その合間、私たちは狂ったように求め合った。
付け麺の全身を舐めまわす私に、
「そんな汚いことしないで。1ちゃんは俺の大事な人だから、そんなことさせたくない。」と言った。
付け麺に春から東京に行くことは まだ言えなかった。そういえば、四月から付け麺は昇進することになったらしい。ワインさんの言っていた通りのスピード出世だった。出世の話は付け麺本人から聞いた。
付け麺が急に「ちょっと写真撮って」と言ってきたのだ。
昇進の書類に要るらしい。写真が要ると言ってさりげなく報告するのが付け麺らしかった。
お祝いにネクタイをプレゼントした。
70 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:06:22.63 ID:L9PBnpBi0
三月の三回目の土日、そろそろお別れをしなければならないと考えていた。
引っ越しのために部屋を掃除していると、二人で泊まったビジネスホテルのレシートがでてきた。
「ツケメン サマ」と印字されていた。
付け麺の会社にエントリーしたら貰える、DMも出てきた。
受ける気はさらさらなかったが、そのDMに大きく付け麺のインタビューが記載されていると聞いたので、エントリーした。
そのインタビューには付け麺の部下も載っていた。
そのインタビューは普段しょーもないことを言って、人を笑わせている付け麺とは全然違うかった。
71 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:12:21.60 ID:L9PBnpBi0
付け麺の会社のボールペンもたくさんでてきた。どれも捨てることができなかった。
レシートなんてただのゴミだ。でもそれでさえ捨てることができなかった。
思えば大学生活、誰にも言えなかったが、付け麺とずっと一緒にいた。
付け麺がいなかったら、絶対に城田くんと付き合っていた。
アルマーニがいなかったらツケメンと付き合うこともなかったかもしれないが、アルマーニに出会わなければ、最初の彼氏とまだ付き合っていたかも。
それはないか。
翌日は月曜日。私は今週末には東京に行く。明日連絡をして、付け麺に別れを告げる。
月曜日の朝、付け麺に連絡をした。
72 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:24:56.92 ID:L9PBnpBi0
「話があるんだけど、今週どっか空いてる?」
付け麺は勘付いたようで、「今日仕事早く終わらせる」と言ってくれた。
ご飯を食べながら、東京に行くことを告げた。
付け麺は「なんでもっと早くに教えてくれなかったの?」とか「早く良い旦那を見つけて〜」みたいなこと言ってたけど、「頑張ってね」って言ってくれた。
店を出て、初めてお泊りしたときみたいに、付け麺が聞いてきた。
「どうする?・・・泊まる?」
これが最後だとお互い分かっていた。
ホテルに着いて、今までのことを思い出して泣いた。
付け麺が私のことを抱きしめた。
73 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:25:28.72 ID:L9PBnpBi0
付け麺は震えながらこう言った。
「アルマーニさんや、部下に、1ちゃんと付き合ってること、ずっと自慢したかった。
俺らの業界は、みんな忙しくて、家庭を顧みなくて、若い子と付き合ってる人ばっかりだった。
どの人の彼女と比べても、1ちゃんは一番可愛かったし、賢かった。
俺は仕事一筋だったし、金もなかったし、モテないし、所帯持ちだし、今まで そんなこと全く無縁だったのに、
1ちゃんと初めてこういう関係になってしまって、アルマーニさんに隠れてコソコソ会って、、
1ちゃんのこと絶対幸せには してあげられなかったし、辛い思いばっかりさせてごめん。
こんなおっさんと付き合ってくれて、ありがとう。
1ちゃんは可愛いし、大学に他に彼氏がおったかもしれないけど、それでも週に一回とか、仕事の合間に会える1ちゃんとの時間に癒されたわ。
初めて会ったときから、ずっと好きやったし、今も気持ちは変わらないけど、今まで本当にごめん。こんなおっさんに時間費やして。。。
若いからこれから楽しいこといくらでもあるよ。
俺は 仕事頑張っててよかったよ。仕事頑張ってないと、飲み屋にも行くことなかっただろうし、1ちゃんに会えることもできなかったし。
俺は待機晩成型やったから。こんなおっさんなって、1ちゃんみたいな子と付き合えるなんて思ってなかったよ。
こっちに帰ってきたら、たまにご飯でも行きたいけど、早く同い年くらいの銀行員かなんかの彼氏作って、幸せになってね」
74 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:30:20.76 ID:L9PBnpBi0
しばらく付け麺の胸で泣いた。
付け麺も泣いていた。素面のおっさんが泣いているところを人生で初めて見た。
今日から付け麺は彼氏でもお客さんでもない。
今日でやっとさよならできる。
会えなくて辛い土日を過ごさずに済む。
お店の女の子にヤキモチ妬かずに済む。
アルマーニに飲まされすぎた付け麺を、心配することもなくなる。
付け麺の口の中に手を入れて、付け麺が吐くのを手伝うこともしなくていいww
今日が来ることなんて、最初から分かってる。
でもね、やっぱりみんなに言いたかったよ。自慢したかったよ。付け麺みたいなステキな彼氏がいること。
75 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:31:09.24 ID:L9PBnpBi0
しばらく泣いてから、私は「帰る」と言った。
私は、いつも朝になると付け麺が仕事に出て行くときがすごくイヤだった。
だからその日、付け麺と朝を迎えたくなかった。
その日、私と付け麺はベッドに入らなかった。
付け麺は「じゃあ、家まで送るから」と、車を出してくれた。
車の中でも涙が止まらなかった。お互い無言だった。
76 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:32:03.73 ID:L9PBnpBi0
家に着くと、付け麺は「着いたよ、剛毛ちゃん」と言った。
付け麺はよく私のことをネタで「剛毛ちゃん」と呼んだり「いかり肩ちゃん」と呼んだりしていた。
少し吹き出して、笑ってしまった。
別れが辛かった。12時を回っていたので、付け麺は「早く帰って寝ないと、美白大臣になれないよ」と言った。
いつも付け麺に「美白大臣!」と言われると「私が、証明です」と言わなければならなかった。
「美白大臣!」
「私が、証明です」
また笑ってしまった。付け麺が私に軽くキスをした。
私は車を降りた。一度振り返って、手を振り、家に入った。
家に入ってしばらくして、車の動く音がした。
77 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 04:25:52.96 ID:L9PBnpBi0
次の日、付け麺からの連絡はなかった。
私はアルマーニの連絡先と、付け麺の連絡先を消去した。
私は週末に東京に行く。
四月から社会人です。
終わりです!本当にバカで最低女の自分語りだったけど、読んでくれた人は ありがとうございました。
おもんなくて読むの疲れたと思います、お疲れ様でした。
78 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 13:00:56.16 ID:???0
基本的に愛人気質なんだろな
つづき(上司との不倫編)がないことを祈ります
79 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 15:46:05.77 ID:7HoPMtieO
乙
106 :私事ですが名無しです:2012/05/20(日) 23:37:52.17 ID:ozRJ0oRh0
このスレは一生残り>>1の黒歴史となる(笑)
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