妻をこれまで調教してきた課長に復讐
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463 :西山(続き):03/11/23 12:28 ID:ZXETDhvj
私は彼の行動や言動に異様なものを感じていて、少し怖くなっていましたが、それでも、こんな自分を忘れたくて、月曜日には彼のマンションに向かっていました。
『どうしてだろう?
行っては駄目だと分かっているのに。
愛している主人を裏切りたくないのに。
後で今以上後悔するのが分かっているのに。
自分で自分をどうする事も出来ない。
誰か助けて。』
現実から一時でも逃げたいからだけでは無く、彼の太い物に惹かれ、太い物に貫かれる快感に、魅了されていたのは事実です。
しかし、それだけは有りません。
私は彼を愛していなくても、彼は私を愛している、私を必要としているという気持ちが何処かに有りました。
彼ほど女の扱いが上手く、女を離れさせない武器を持っていれば、私ではなくても他にいい女の人が幾らでもいるのに、
どうして私に執着するのだろうと考えた事が有りますが、それは私の事を愛してくれているからだと思っていました。
464 :西山(続き):03/11/23 12:29 ID:ZXETDhvj
平凡な生活が1番だと分かっていても、主人や子供達にとって空気の様な存在だった私は、どんなに乱暴に扱われても、ここ何年も主人から言われた事の無い“京子、愛している”という言葉を聞く度に、私という存在を再確認出来ました。
しかしこの日、私が思っていた事は全て間違いで、彼がどの様な男で、何を考えていたのか、彼の正体を知ってしまいます。
部屋に入ると、彼は不気味な笑みを浮かべながら何も言わないで、顎で寝室に行くように指示しました。
彼は私に黒い下着を渡し。
「危険を覚悟で来たという事は、自分がどんな女で、俺からは離れられないという事を、少しは分かった様だな。
どの位分かっているか今からテストしてやるから、それに着替えて、鏡の前に立って足を広げろ。」
私が渡された、乳首とその周りには布の無いブラジャーと、やはり肝心な部分が開いているショーツに着替えて、言われたとおりに足を開いた格好で鏡の前に立つと、全裸になった彼は、いつものバイブを片手に持って、私の前に胡坐を掻いて座りました。
465 :西山(続き):03/11/23 12:29 ID:ZXETDhvj
「俺もごたごたは、もう懲り懲りだから身体に痕が付く様な事はしない。
安心して両手を頭の後ろに組んで、もっと足を開いて少し腰を少し落とせ。」
今日の私は、今の自分と彼への何か分からない恐怖を忘れる為に、快感を得たくて一切逆らう事をしませんでした。
彼は、自分は指1本触れず、スイッチの入れられたバイブだけで、身体の色々な所を触ってきます。
私が辛い体勢も忘れて感じ出すと、彼はバイブで大事な所の花弁を寛げ、外に漏れ出した蜜を塗ると、後ろに回って中に入れて動かしてきます。
私が更に感じ出し、腰が前後に動きだすと。
「いきそうになってもこの体制を崩すなよ。自分がどんな女なのか、鏡に映った姿をよく見ながら気を遣れ。」
黒いHな下着姿で、少し蟹股に足を開いた私以外は、バイブを持った彼の手しか映っていない鏡を見ながら、初めて立ったまま気を遣ってしまいました。
その後 彼は、私をうつ伏せにベッドに押し倒し後ろに回ったので、意図を理解して自ら四つん這いになり、右手の人差し指と中指で大事な所を開いて誘い、彼の太くて硬い物を受け入れました。
466 :西山(続き):03/11/23 12:30 ID:ZXETDhvj
私が彼に言われる事無く、自分は淫乱な女で、もう彼の太い物から離れる事は出来ない事を言いながら気を遣ると。
「よし、合格の様だな。ご褒美にこうしてやる。」
彼はまた私が気を遣ってしまっても、休む事無く、今迄に無い位激しく突いて来ました。
彼は40歳を過ぎているとは思えないぐらいタフで、この日は昼食も摂らずに、トイレへ行くのとミネラルウオーターを飲む時意外、殆ど私の中にいました。
467 :西山(続き):03/11/23 12:32 ID:ujk/tGsn
気が付くと彼の腕の中で、もう2時30分を過ぎていました。
もう帰らないと子供が帰ってきてしまうと思いながらも、5時間も責められ続けた私は動く事が出来ずに、腕の中でじっとしていると、
彼は今日の私の態度に、もう完全に自分の女になったと安心して話し出しました。
「京子、気が付いたか?
今日は凄かっただろう。
京子はやっと俺の物になったな。
これで念願が叶った。
最後に笑うのはやはり俺だ。」
『最後に笑う?彼は何を言っているんだろう。』
468 :西山(続き):03/11/23 12:33 ID:ujk/tGsn
「昔、京子に振られた時、それまで振られた事が無い俺は、酷くプライドが傷付いた。
別れるか別れないかは俺が決める物だと思っていた。
それでも毎日顔を合わせるから、優しくしていればまた付き合って欲しいと言って来ると思っていた。
ところが言って来るどころか奴と結婚するという噂を聞いて、俺のプライドは更にズタズタになった。
だってそうだろう、仕事も俺の方が出来るし、男としても俺の方が優れている事は、京子も身を持って分かっただろ。
京子と別れる事は別に良かったが、俺を振って、全て俺より劣っている奴を選んだ事が許せなかった。
偶然、同じ部署に配属されてからは、何かと奴に辛く当たってやったが、奴はそれでも全然めげない。
そんな奴を見ていて余計頭にきた。」
私は背筋が冷たくなり、彼から離れて服を着出しましたが、なおも彼が。
469 :西山(続き):03/11/23 12:34 ID:ujk/tGsn
「その後 俺も結婚したが、何かスッキリしなくて色んな女と付き合い、それがばれて離婚だ。
俺が慰謝料などで金に困りながら、1人寂しい生活をしているのに、俺より劣った奴が幸せそうな顔をしているのが気に入らなかった。
あのまま京子と付き合っていれば、俺がその立場だったと思うと許せなかった。」
彼は私の事を愛していたのでは無く、私への復讐と主人への逆恨みから、私を抱いていたのです。
「本当はあんなに出張に行かなくてもいいのだが、他の奴でも用の足りる出張も、肩書きが有る者の方が商談し易いと部長に提言して、出来るだけ家に居られない様にすれば、自然と家庭が壊れると思ったが、それも駄目だったので、京子を奪う事にしたんだ。」
『私は何をしていたんだろう。こんな男と。こんな嫌な男と。』
私は早く化粧を直して、ここを出ようと椅子に座ると、彼はベッドに寝たまま更に話を続け。
470 :西山(続き):03/11/23 12:34 ID:ujk/tGsn
「ところが、ミイラ取りがミイラになってしまった。
あれから京子の身体が忘れなくてな。肌が合うと言うか何と言うか。
京子もそうだろ?もう一生離す事は出来ないと思ったが、京子も分かってくれて良かった。」
私は今迄に無い後悔から涙が出てきましたが、私の気持ちを少しも分かっていない彼は。
「なんだ。そんなに嬉しいのか?
水をさす様で何だが、2月から訳有って、このままだと余り会えなくなる。
ここも出て行く事になるが、このまま借りておくから離婚してここに住め。
ただ奴に俺達の関係を知られると厄介だから、理由は、今の仕打ちが嫌で嫌いになったとか何とか適当に言っておけよ。
俺も今大事な時期なのでゴタゴタは困る。
結婚は出来ないが、一生面倒看てやるから。
それと子供は出来れば置いて来い。
奴との子供だと思うと面倒看きれないし、京子も子供がいてはあれの時、今みたいに大きな声が出せないだろ?」
私が化粧も直さずにドアを開けて部屋の外から、今日を最後にもう一生会わない事を言うと、彼は上半身を起こし、不思議そうな顔で見ながら、無言で私を見送りました。
471 :西山(続き):03/11/23 12:35 ID:QKXaNGpH
家に着くとすぐに子供達が帰って来て、子供の顔を見た瞬間、また涙が出てきて止まりません。
心配する子供達に、しばらく主人に会っていないので、急に寂しくなり涙が出てきたけど、恥ずかしいから内緒にして欲しいと嘘を吐き、寝室へ行って泣きました。
主人に知られれば、それは離婚を意味していて、離婚されると生きていけないと思った私は、主人が出張から戻ってからは涙を隠して、出来る限り出張前と同じ様に接しました。
しかし、その様に接する事が出来る自分が怖くなり、また、彼とは今後どの様な誘いがあっても、脅しがあっても、もう二度と会わない自信は有りましたが、心療内科の門を叩きカウンセリングを受けました。
472 :西山(続き):03/11/23 12:36 ID:QKXaNGpH
女の先生でしたので、今までの事を全て正直に話すと、典型的なセックス依存症で、これは薬物依存症と同じで病気だと言われ、
私の場合、最初、酒のせいとはいえ間違いを起こし、罪悪感や自己嫌悪間から逃れたくて、その時に快感を得た事も有り、またそこへ逃げ込んで更に罪を重ね、またそれから逃げる為に快感に身を置いていたのだと言われました。
ただ、この病気に罹る人は、普段から自分の存在を認めて欲しかったり、愛されているという実感が欲しかったりする人に多いと言われ、なかなか抜け出せずに長引く人も居るが、
私の場合、彼に大きな嫌悪感を持ったことで、彼とはもう大丈夫ではないかとも言われました。
以前発覚した後、彼に嫌悪感を持ったが、また会ってしまったと言うと、その時は直接嫌悪感を持ったのではなく、主人から聞いてそう思っただけで、
以前から彼を誠実な人と思っていた事も有って、嫌悪感も弱かったが、今回は違うそうです。
473 :西山(続き):03/11/23 12:37 ID:QKXaNGpH
彼とは大丈夫でも、完全に治っている訳ではないので、しばらく通院をする様に言われ、
出来れば主人と一緒に来て、主人もカウンセリングを受けながら、協力して直した方が良いと言われましたが、それだけは出来ないと断りました。
主人だけには何としても隠し通し、償っていきたいと思っていた時、主人から、今度の子供の試合を見に行くと言われ、私は心臓が止まる思いでした。
それは、先日子供達を預かって貰ったのが、子供がミニバスの同じチームに入っているお母さんだったからです。
当日、そのお母さんと離れた所に座り、もし此方にみえて、その話が出そうな時は何とか誤魔化そうと、主人の近くを離れなかったのですが、
役員で子供達の世話をしていた少しの間に、主人とそのお母さんが話しているのを見て、主人の姿が見えなくなった後は自分が何をしていたのか、子供のチームが勝ったのか負けたのかさえ分かりませんでした。
一分の望みをもって家に帰りましたが、主人の険しい顔を見た時、もう私には死んでお詫びするしかないのかと思いました。
妻の告白を終わり、18の続きに戻ります。
474 :えっちな21禁さん:03/11/23 12:46 ID:ih90ihSU
Zです。
475 :西山(続き):03/11/23 12:46 ID:QKXaNGpH
妻の告白を聞いても、妻への怒りは変わりませんでしたが、妻の言う事が本当なら、私にも責任が有ると思いました。
ただ、発覚した為に言っているだけでは無いだろうか?
本当に別れたのか?
セックス依存症などと言う病気が有るのか?
それより、本当に心療内科に行ったのか?
など疑問が浮かびましたが、そんな事より課長への怒りの方が強く、気が付くと課長のマンションへ車を走らせていました。
私は両親を相次いで病気で亡くし、歳の少し離れた姉と共に祖父母の世話になっていて、一時期ぐれて喧嘩ばかりしていましたが、
母親代わりだった姉に恋人が出来、両親がいない上に、弟がこんな状態では結婚も出来ないと思い、そういう生活を辞めて、両親の残してくれた保険金で大学も出ました。
476 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
喧嘩が強かった訳では無いのですが、殴り合いになっても、喧嘩慣れしていない課長だけには負ける気がしなかったので、死ぬまで殴ってやる気で部屋の前まで行くと、
私にとって良かったのか、課長にとって良かったのかは分かりませんが、何処かに出掛けている様で、電気も点いておらず、
ドアにもたれて考えている内に、だんだんと冷静になってきました。
両親を早く亡くした私は、やはり子供達の事が気になり。
『課長を殺してしまって、何年も刑務所に入ることになったら、子供達はどうなってしまうのだろう?
殺すまで行かなくても、やはり逮捕されると、後ろ指を刺され、肩身の狭い暮らしをさせてしまうだろうな。』
私が離婚しないのは、妻に未練があった事も有りますが、子供達を片親にしたくないという事も大きかったです。
477 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
そんな事を考えていた時、人の気配がして顔を上げると。
「西山君!!」
冷静になっていた筈でしたが、課長の顔を見た瞬間、手が先に出ていました。
よろけて尻餅を付いた課長に馬乗りになり、更に殴ると。
「どうしました?警察を呼びましょうか?」
振り向くと、隣のドアが少し開いていて、若い男が覗いていました。
「いや。何でも無い。友達と意見が食い違って、少し興奮しただけだ。西山君、中で話そう。」
私が課長から降りると、課長は頬を押さえながら鍵を開けて入って行ったので、私も入り、土足のまま上がってソフアーに座ると、課長は以前と同じ様に土下座して。
「すまん。悪かった。」
それだけ言うと、後は無言で土下座しています。
私も、どうやって決着を付ければ良いのか、どうやって気を収めれば良いのか分からず、無言でいました。
478 :西山(続き):03/11/23 12:49 ID:rR7DbNnP
しばらく沈黙が続き、その間私は、どの様に決着をつければ良いか考えていました。
勿論、課長を殺してしまいたい気持ちは有りましたが、実際、殺人までは出来ない事は分かっていたので、課長の一番困る事は何かを考えましたが、一人身で家族という弱みの無い課長には、お金と会社での地位しかないと思い。
「黙っていないで、何とか言えよ。どうするつもりだ。」
「私には何も言えない。殴るなり、殺すなり好きにしてくれ。」
キッチンへ行き、包丁を持って来て彼の前に置き。
「お前のせいで俺の人生は無茶苦茶だ。人殺しになって、これ以上駄目になるのは御免だ。自分で死んでくれ。」
私は彼の行動や言動に異様なものを感じていて、少し怖くなっていましたが、それでも、こんな自分を忘れたくて、月曜日には彼のマンションに向かっていました。
『どうしてだろう?
行っては駄目だと分かっているのに。
愛している主人を裏切りたくないのに。
後で今以上後悔するのが分かっているのに。
自分で自分をどうする事も出来ない。
誰か助けて。』
現実から一時でも逃げたいからだけでは無く、彼の太い物に惹かれ、太い物に貫かれる快感に、魅了されていたのは事実です。
しかし、それだけは有りません。
私は彼を愛していなくても、彼は私を愛している、私を必要としているという気持ちが何処かに有りました。
彼ほど女の扱いが上手く、女を離れさせない武器を持っていれば、私ではなくても他にいい女の人が幾らでもいるのに、
どうして私に執着するのだろうと考えた事が有りますが、それは私の事を愛してくれているからだと思っていました。
464 :西山(続き):03/11/23 12:29 ID:ZXETDhvj
平凡な生活が1番だと分かっていても、主人や子供達にとって空気の様な存在だった私は、どんなに乱暴に扱われても、ここ何年も主人から言われた事の無い“京子、愛している”という言葉を聞く度に、私という存在を再確認出来ました。
しかしこの日、私が思っていた事は全て間違いで、彼がどの様な男で、何を考えていたのか、彼の正体を知ってしまいます。
部屋に入ると、彼は不気味な笑みを浮かべながら何も言わないで、顎で寝室に行くように指示しました。
彼は私に黒い下着を渡し。
「危険を覚悟で来たという事は、自分がどんな女で、俺からは離れられないという事を、少しは分かった様だな。
どの位分かっているか今からテストしてやるから、それに着替えて、鏡の前に立って足を広げろ。」
私が渡された、乳首とその周りには布の無いブラジャーと、やはり肝心な部分が開いているショーツに着替えて、言われたとおりに足を開いた格好で鏡の前に立つと、全裸になった彼は、いつものバイブを片手に持って、私の前に胡坐を掻いて座りました。
465 :西山(続き):03/11/23 12:29 ID:ZXETDhvj
「俺もごたごたは、もう懲り懲りだから身体に痕が付く様な事はしない。
安心して両手を頭の後ろに組んで、もっと足を開いて少し腰を少し落とせ。」
今日の私は、今の自分と彼への何か分からない恐怖を忘れる為に、快感を得たくて一切逆らう事をしませんでした。
彼は、自分は指1本触れず、スイッチの入れられたバイブだけで、身体の色々な所を触ってきます。
私が辛い体勢も忘れて感じ出すと、彼はバイブで大事な所の花弁を寛げ、外に漏れ出した蜜を塗ると、後ろに回って中に入れて動かしてきます。
私が更に感じ出し、腰が前後に動きだすと。
「いきそうになってもこの体制を崩すなよ。自分がどんな女なのか、鏡に映った姿をよく見ながら気を遣れ。」
黒いHな下着姿で、少し蟹股に足を開いた私以外は、バイブを持った彼の手しか映っていない鏡を見ながら、初めて立ったまま気を遣ってしまいました。
その後 彼は、私をうつ伏せにベッドに押し倒し後ろに回ったので、意図を理解して自ら四つん這いになり、右手の人差し指と中指で大事な所を開いて誘い、彼の太くて硬い物を受け入れました。
466 :西山(続き):03/11/23 12:30 ID:ZXETDhvj
私が彼に言われる事無く、自分は淫乱な女で、もう彼の太い物から離れる事は出来ない事を言いながら気を遣ると。
「よし、合格の様だな。ご褒美にこうしてやる。」
彼はまた私が気を遣ってしまっても、休む事無く、今迄に無い位激しく突いて来ました。
彼は40歳を過ぎているとは思えないぐらいタフで、この日は昼食も摂らずに、トイレへ行くのとミネラルウオーターを飲む時意外、殆ど私の中にいました。
467 :西山(続き):03/11/23 12:32 ID:ujk/tGsn
気が付くと彼の腕の中で、もう2時30分を過ぎていました。
もう帰らないと子供が帰ってきてしまうと思いながらも、5時間も責められ続けた私は動く事が出来ずに、腕の中でじっとしていると、
彼は今日の私の態度に、もう完全に自分の女になったと安心して話し出しました。
「京子、気が付いたか?
今日は凄かっただろう。
京子はやっと俺の物になったな。
これで念願が叶った。
最後に笑うのはやはり俺だ。」
『最後に笑う?彼は何を言っているんだろう。』
468 :西山(続き):03/11/23 12:33 ID:ujk/tGsn
「昔、京子に振られた時、それまで振られた事が無い俺は、酷くプライドが傷付いた。
別れるか別れないかは俺が決める物だと思っていた。
それでも毎日顔を合わせるから、優しくしていればまた付き合って欲しいと言って来ると思っていた。
ところが言って来るどころか奴と結婚するという噂を聞いて、俺のプライドは更にズタズタになった。
だってそうだろう、仕事も俺の方が出来るし、男としても俺の方が優れている事は、京子も身を持って分かっただろ。
京子と別れる事は別に良かったが、俺を振って、全て俺より劣っている奴を選んだ事が許せなかった。
偶然、同じ部署に配属されてからは、何かと奴に辛く当たってやったが、奴はそれでも全然めげない。
そんな奴を見ていて余計頭にきた。」
私は背筋が冷たくなり、彼から離れて服を着出しましたが、なおも彼が。
469 :西山(続き):03/11/23 12:34 ID:ujk/tGsn
「その後 俺も結婚したが、何かスッキリしなくて色んな女と付き合い、それがばれて離婚だ。
俺が慰謝料などで金に困りながら、1人寂しい生活をしているのに、俺より劣った奴が幸せそうな顔をしているのが気に入らなかった。
あのまま京子と付き合っていれば、俺がその立場だったと思うと許せなかった。」
彼は私の事を愛していたのでは無く、私への復讐と主人への逆恨みから、私を抱いていたのです。
「本当はあんなに出張に行かなくてもいいのだが、他の奴でも用の足りる出張も、肩書きが有る者の方が商談し易いと部長に提言して、出来るだけ家に居られない様にすれば、自然と家庭が壊れると思ったが、それも駄目だったので、京子を奪う事にしたんだ。」
『私は何をしていたんだろう。こんな男と。こんな嫌な男と。』
私は早く化粧を直して、ここを出ようと椅子に座ると、彼はベッドに寝たまま更に話を続け。
470 :西山(続き):03/11/23 12:34 ID:ujk/tGsn
「ところが、ミイラ取りがミイラになってしまった。
あれから京子の身体が忘れなくてな。肌が合うと言うか何と言うか。
京子もそうだろ?もう一生離す事は出来ないと思ったが、京子も分かってくれて良かった。」
私は今迄に無い後悔から涙が出てきましたが、私の気持ちを少しも分かっていない彼は。
「なんだ。そんなに嬉しいのか?
水をさす様で何だが、2月から訳有って、このままだと余り会えなくなる。
ここも出て行く事になるが、このまま借りておくから離婚してここに住め。
ただ奴に俺達の関係を知られると厄介だから、理由は、今の仕打ちが嫌で嫌いになったとか何とか適当に言っておけよ。
俺も今大事な時期なのでゴタゴタは困る。
結婚は出来ないが、一生面倒看てやるから。
それと子供は出来れば置いて来い。
奴との子供だと思うと面倒看きれないし、京子も子供がいてはあれの時、今みたいに大きな声が出せないだろ?」
私が化粧も直さずにドアを開けて部屋の外から、今日を最後にもう一生会わない事を言うと、彼は上半身を起こし、不思議そうな顔で見ながら、無言で私を見送りました。
471 :西山(続き):03/11/23 12:35 ID:QKXaNGpH
家に着くとすぐに子供達が帰って来て、子供の顔を見た瞬間、また涙が出てきて止まりません。
心配する子供達に、しばらく主人に会っていないので、急に寂しくなり涙が出てきたけど、恥ずかしいから内緒にして欲しいと嘘を吐き、寝室へ行って泣きました。
主人に知られれば、それは離婚を意味していて、離婚されると生きていけないと思った私は、主人が出張から戻ってからは涙を隠して、出来る限り出張前と同じ様に接しました。
しかし、その様に接する事が出来る自分が怖くなり、また、彼とは今後どの様な誘いがあっても、脅しがあっても、もう二度と会わない自信は有りましたが、心療内科の門を叩きカウンセリングを受けました。
472 :西山(続き):03/11/23 12:36 ID:QKXaNGpH
女の先生でしたので、今までの事を全て正直に話すと、典型的なセックス依存症で、これは薬物依存症と同じで病気だと言われ、
私の場合、最初、酒のせいとはいえ間違いを起こし、罪悪感や自己嫌悪間から逃れたくて、その時に快感を得た事も有り、またそこへ逃げ込んで更に罪を重ね、またそれから逃げる為に快感に身を置いていたのだと言われました。
ただ、この病気に罹る人は、普段から自分の存在を認めて欲しかったり、愛されているという実感が欲しかったりする人に多いと言われ、なかなか抜け出せずに長引く人も居るが、
私の場合、彼に大きな嫌悪感を持ったことで、彼とはもう大丈夫ではないかとも言われました。
以前発覚した後、彼に嫌悪感を持ったが、また会ってしまったと言うと、その時は直接嫌悪感を持ったのではなく、主人から聞いてそう思っただけで、
以前から彼を誠実な人と思っていた事も有って、嫌悪感も弱かったが、今回は違うそうです。
473 :西山(続き):03/11/23 12:37 ID:QKXaNGpH
彼とは大丈夫でも、完全に治っている訳ではないので、しばらく通院をする様に言われ、
出来れば主人と一緒に来て、主人もカウンセリングを受けながら、協力して直した方が良いと言われましたが、それだけは出来ないと断りました。
主人だけには何としても隠し通し、償っていきたいと思っていた時、主人から、今度の子供の試合を見に行くと言われ、私は心臓が止まる思いでした。
それは、先日子供達を預かって貰ったのが、子供がミニバスの同じチームに入っているお母さんだったからです。
当日、そのお母さんと離れた所に座り、もし此方にみえて、その話が出そうな時は何とか誤魔化そうと、主人の近くを離れなかったのですが、
役員で子供達の世話をしていた少しの間に、主人とそのお母さんが話しているのを見て、主人の姿が見えなくなった後は自分が何をしていたのか、子供のチームが勝ったのか負けたのかさえ分かりませんでした。
一分の望みをもって家に帰りましたが、主人の険しい顔を見た時、もう私には死んでお詫びするしかないのかと思いました。
妻の告白を終わり、18の続きに戻ります。
474 :えっちな21禁さん:03/11/23 12:46 ID:ih90ihSU
Zです。
475 :西山(続き):03/11/23 12:46 ID:QKXaNGpH
妻の告白を聞いても、妻への怒りは変わりませんでしたが、妻の言う事が本当なら、私にも責任が有ると思いました。
ただ、発覚した為に言っているだけでは無いだろうか?
本当に別れたのか?
セックス依存症などと言う病気が有るのか?
それより、本当に心療内科に行ったのか?
など疑問が浮かびましたが、そんな事より課長への怒りの方が強く、気が付くと課長のマンションへ車を走らせていました。
私は両親を相次いで病気で亡くし、歳の少し離れた姉と共に祖父母の世話になっていて、一時期ぐれて喧嘩ばかりしていましたが、
母親代わりだった姉に恋人が出来、両親がいない上に、弟がこんな状態では結婚も出来ないと思い、そういう生活を辞めて、両親の残してくれた保険金で大学も出ました。
476 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
喧嘩が強かった訳では無いのですが、殴り合いになっても、喧嘩慣れしていない課長だけには負ける気がしなかったので、死ぬまで殴ってやる気で部屋の前まで行くと、
私にとって良かったのか、課長にとって良かったのかは分かりませんが、何処かに出掛けている様で、電気も点いておらず、
ドアにもたれて考えている内に、だんだんと冷静になってきました。
両親を早く亡くした私は、やはり子供達の事が気になり。
『課長を殺してしまって、何年も刑務所に入ることになったら、子供達はどうなってしまうのだろう?
殺すまで行かなくても、やはり逮捕されると、後ろ指を刺され、肩身の狭い暮らしをさせてしまうだろうな。』
私が離婚しないのは、妻に未練があった事も有りますが、子供達を片親にしたくないという事も大きかったです。
477 :西山(続き):03/11/23 12:47 ID:QKXaNGpH
そんな事を考えていた時、人の気配がして顔を上げると。
「西山君!!」
冷静になっていた筈でしたが、課長の顔を見た瞬間、手が先に出ていました。
よろけて尻餅を付いた課長に馬乗りになり、更に殴ると。
「どうしました?警察を呼びましょうか?」
振り向くと、隣のドアが少し開いていて、若い男が覗いていました。
「いや。何でも無い。友達と意見が食い違って、少し興奮しただけだ。西山君、中で話そう。」
私が課長から降りると、課長は頬を押さえながら鍵を開けて入って行ったので、私も入り、土足のまま上がってソフアーに座ると、課長は以前と同じ様に土下座して。
「すまん。悪かった。」
それだけ言うと、後は無言で土下座しています。
私も、どうやって決着を付ければ良いのか、どうやって気を収めれば良いのか分からず、無言でいました。
478 :西山(続き):03/11/23 12:49 ID:rR7DbNnP
しばらく沈黙が続き、その間私は、どの様に決着をつければ良いか考えていました。
勿論、課長を殺してしまいたい気持ちは有りましたが、実際、殺人までは出来ない事は分かっていたので、課長の一番困る事は何かを考えましたが、一人身で家族という弱みの無い課長には、お金と会社での地位しかないと思い。
「黙っていないで、何とか言えよ。どうするつもりだ。」
「私には何も言えない。殴るなり、殺すなり好きにしてくれ。」
キッチンへ行き、包丁を持って来て彼の前に置き。
「お前のせいで俺の人生は無茶苦茶だ。人殺しになって、これ以上駄目になるのは御免だ。自分で死んでくれ。」
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- 不倫した事を激しく後悔する元汚嫁。親権を失い、さらに俺に新たな幸せが訪れた事を知るとドン底に堕ちたようだ
- 戦い
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