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アパートの隣のお姉さんと複数回えっちしてたことがある
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21 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:32:31.27 ID:cLJKfdHl0.net
すると、LINEの返事があった。

もうチャット消しちゃったから何が書いてあったかはあまり覚えていないんだけど、最初に見たときに、「?」が浮かんだ。


「あたし音には気を付けてるんですけど?お兄さん大丈夫?」

みたいな内容だった。

それから続けて

「うるさかったら、遠慮なく伝えてね」

と来た。


頭の中が疑問符でいっぱいになったけど、多分、酔っぱらってるのかな、と思った。




22 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:35:28.17 ID:cLJKfdHl0.net
「酔ってますか?飲み過ぎには気を付けてくださいね」

と、メッセージを送ったら、

「酔ってるの?大丈夫?行く?」

と、これまたよくわからないメッセージが来た。


その時は自分の事で精一杯だったし、彼女でも何でもない隣人が酔っぱらっているのに付き合う必要はないと判断して、既読無視をすることにした。


20分もしないうちに

「行くね」とメッセージが来て、インターフォンが鳴った。




24 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:40:23.84 ID:cLJKfdHl0.net
お隣のお姉さんだった。

手提げみたいなのを持っているのをドアスコープで確認した。

その時の俺は、「ラジオがうるさいから殺されるのかもしれない」と、非常にびくびくしながらドアを開けた。

「こ、こんばんは……」

「こんばんは〜」

お姉さんは笑顔だった。微妙に怖い笑顔だった。

友達と出会って「よっ!」ってやる笑顔じゃなくて、営業スマイルとも違う、なんだか張り付いたような不気味な笑顔。

何が何だかわからなかった。


戸口でまごまごしていると、お姉さんは「とりあえず、入れてくれる?」と言った。

本来であれば、ここでこの変な状態のお姉さんを部屋に入れるのは不味いと思う。

でも、自分の事で手いっぱいだった状態で、俺は頭が回らなかった。


結局俺は押しに負けて、お姉さんを部屋に入れることにした。

多分、酔っぱらってるんだ。水でも飲ませて、適当に帰ってもらおう。と思った。




23 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:37:43.36 ID:6rcauAG4d.net
そろそろパンツぬいでいい?




25 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:44:51.71 ID:cLJKfdHl0.net
>>23
風邪ひくなよ。


適当に水を入れてあげると、お姉さんはこたつの座椅子に座っておいしそうに水を飲んだ。

そして、おもむろに話を始めた。

大した話じゃないし、仔細は覚えていないんだけど、要約すると


「いつも吐いてて、大丈夫かな、って心配だ」

「今日は吐かなくてよかったな、とか思った」

みたいな。


そんなことを言われたもんだから、俺も申し訳ないなぁと思って「心配かけちゃってごめんなさい」って言った。

お姉さんは、別に気にしてないから、あたしがただ勝手に心配してただけ、と言ってグラスに残っている水を飲み干した。

それから部屋を見渡して、あたしの部屋、エアコンの効きが悪くてさ、と語り始めた。


完全に酔ってるな、と思った。

ただ、この考えは間違いだったことが後に分かる。




26 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:49:16.85 ID:cLJKfdHl0.net
時間は22時を過ぎている。


お姉さんは手提げを見せて、「漫画持ってきたんだ」と言って見せてきた。

この時かなり困惑した。この人何しに来たんだ?


それから30分ぐらい、くだらない話をした。

上司が怖いとか、ウィザードリィをやっているとか、そういう話。

状態が状態だから、かなりとりとめのない話し方だったと思う。

でもお姉さんはちゃんと話を聞いてくれた。

その中でも、ウィザードリィの話に喰いついてきた。

グレーターデーモン狩りについて話すと、友達が昔やってたよ、ということを教えてくれた。


すごくどうでもいいが、その時の俺の忍者は50レベルを超えていた。




27 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:54:18.14 ID:cLJKfdHl0.net
話しているうちに、お姉さんの身体がやたらと近くにあることに気づいた。

話をしているうちに、ちょっとずつ寄ってきてる?みたいな感じ。

当時彼女はいたけど、彼女以外の女性がここまで近づいてくることはなかったから、とてもドキドキした。


お姉さんが時計を見て、そろそろ帰るね、と言った。

ドキドキしている自分と、今の嫁への申し訳なさ、そしてこの押しに飲まれたらどうなるんだろうという願望。

そのあたりが自分の中を渦巻いていた。

なんとなしに「うん」と言って、玄関までお姉さんを見送った。

その際に、「大変だろうけど、頑張って」といって、右手の甲にキスをされた。

突然の行動に俺は驚いたが、お姉さんはにっこり笑ってドアを閉めて帰っていった。

その晩は、お姉さんはいったん部屋に帰った。




28 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:54:39.37 ID:cLJKfdHl0.net
ちょっとトイレ行くね。

書き溜めができてなくてごめんね。




30 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 16:56:47.03 ID:TosEBsa4a.net
>>1
スレタイ2年前の自分じゃん


31 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:03:43.62 ID:cLJKfdHl0.net
>>30
割とよくある、のかな。

あってほしくないんだがw



右手の甲に、キスをされた。しかも、嫁以外の女性に。

お姉さんが帰った後、水を出したコップを洗ってから、俺は人生で初めて、「左手」でオナヌをした。右手の甲を口に押し付けながら。

我ながら恐ろしく情けない姿だったと思う。でも、なんだか止まらなかった。

嫁とは当時ペッティングぐらいはしていたが、興奮の度合いが段違いだった。


後処理をティッシュに任せて、俺はシャワーを浴びた。

ちょうど0時半ぐらいだったかな。

嫁への罪悪感と、興奮と、明日への不安、それから、隣人のお姉さんに

右手とはいえキスをされたという状況の分からなさでいっぱいになった。







32 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:08:16.60 ID:cLJKfdHl0.net
変な状況に陥ると、人間ってなかなか眠れないものだ。

もともと眠れなくて困っていたところに、さらに変な状況が加わって、到底今日は眠れそうにないな、と思っていた。


シャワーを終えてベッドでゴロゴロしながら先ほどの体験を反芻していると、お姉さんからLINEが入った。たしか1時ぐらいだったと思う。

「また行ってもいい?ダメならはたきりおねがい」


もうLINEのトークは消してしまったが、”はたきり”という言葉だけははっきり覚えている。

意味は分からない。

ググっても特にそれらしいものも出てこない。


返信に戸惑った。はたきり、ってなんだ?

なんでまた来るんだ?と。水飲んで酔いがさめて帰ったんじゃないのか?と。


どうしようか返信を考えているうちに、またインターフォンが鳴った。

ドアスコープを見ると、やはり隣のお姉さんが立っていた。




33 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:11:29.83 ID:cLJKfdHl0.net
少し躊躇して、ドアを開ける。

お姉さんはちょっと強引に部屋に入ってきた。

その時点で、止める気もさらさらなかったわけだが。


どういう流れで、どういう話をしたのかは、あまりよく覚えていない。

そのあとの事は、今でも鮮明に覚えているんだけどね。


お姉さんはまた座椅子に座っていたのだが、眠いからここのベッドで寝かせてくれ、と言って、勝手に俺のベッドに入って布団をかぶってしまった。




34 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:14:37.43 ID:OCfSsNgf0.net
このお姉さんだいぶガイキチだよな



36 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:18:38.93 ID:cLJKfdHl0.net
>>34
お姉さんには申し訳ないが、間違いなく普通の状態ではなかったと思う。

なにかお薬をキメていたかもしれないし、酒を飲み過ぎていたのかもしれない。




35 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:16:39.38 ID:cLJKfdHl0.net
たっぷり20分ぐらいは硬直していたと思う。


隣人のお姉さんが俺のセミダブルベッドで、俺の枕で、俺のかけ布団にくるまって横になっている。

しかも俺はお姉さんの名前すら知らないのだ。


してはいけない気がする。これ以上はまずい。


なのに、俺はふらふらとベッドに入った。

相手も気づいたようだが、特に何もなかった。

しばらく二人で横になっていた。

それから、なんとなく、本当に何の気なしに、お姉さんの頭を撫でてみた。

好奇心?わからない。癖の強い嫁の毛と違い、髪の毛がさらさらだったのを覚えている。




39 :名も無き被検体774号+:2021/04/05(月) 17:22:57.72 ID:cLJKfdHl0.net
おでこに手を当てると、お姉さんのおでこはじっとり濡れていた。


正直、汗をかいているとは思っていなかった。

汗で張り付く手のひらの感じは、不思議と不快な感じではない。

お姉さんは微動だにせず、寝息を立てているようだった。


何やってんだろう、俺……。

そう思って、手をそっと放した。

それから、天井をしばらく見上げていた。

間違いなく、この状況じゃ眠れないよなぁ、とか、そんなことを考えていた。








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