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先生を好きになった話
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137 :フシアナ :2021/12/22(水) 20:34:18.02 ID:oewD7ejma.net
>>136
いっいっ…1を(バンツを脱ぎながら



138 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 20:39:43.30 ID:ER0/xPlFa.net
>>137
はいw


スペック

俺 当時20 大学1年

元彼女 当時20 大学2年

→峯岸みなみに似てる、以下峯岸で


書いていきます。


出会いは大学のサークル勧誘でした。






139 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 20:52:34.33 ID:ER0/xPlFa.net
俺は推薦のためテニス部に入部は決まっていた。


普段勉強するキャンパスとテニスコートがあるキャンパスは電車で1時間ほど離れており、俺はテニスコートのキャンパス近くに下宿し始めた。

アパートから歩いてテニスコートに向かっていると、女子2人組がビラを配っていた。

その1人が峯岸、もう1人はA○女優の波多野結衣をもう少し幼くした感じ(以下波多野)

2人とも可愛いなーと思いながら横を通ると峯岸が声をかけてきた。


峯岸「新入生ですか??」

無邪気な笑顔が印象的だった。

ニヤけていた先生を思い出したのは内緒。



波多野「ん?テニス部?」

俺「はい、推薦ですので決まってます」

波多野「新入生なんだ!新歓だけでも来ない?」

俺「いえ、大丈夫ですw」

峯岸「飲みサーだと思われちゃうからやめてw」


波多野を叩く峯岸の姿が少し先生と重なった。

まあ分かると思うが大学入学後も先生のこと忘れたことなんかない。

未練と言われればそうかもしれないが、割り切れていない自分に自覚はあった。



140 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 21:03:52.69 ID:ER0/xPlFa.net
峯岸「部活行く邪魔してごめんなさい」

俺「いえ、大丈夫です。

ぼくAキャンパス(普段通うキャンパス)なのでよければ向こうでビラ配っておきますよ。

ぼくは入りませんけどw」


峯岸「え!いいの?!」

俺「はい、友人作りがてらネタにもなりそうなのでw」

波多野「じゃあ峯岸も今度Aキャンパス行こうよ!」

峯岸「遠いからいいよw」


どうも話を聞いていると波多野はAキャンパスの学生らしい。

峯岸はこちらのキャンパスということだった。


波多野「名前は?」

俺「俺って言います」

波多野「学部は?」

俺「スポーツです」

波多野「私と一緒だ!電車同じだったら話しかけてね!」

峯岸「私峯岸って言います!こっちに住んでるならせっかくの縁だし3人でご飯行こ!」

波多野「LINE交換しよ!」

この日は連絡先交換して俺は部活に行った。

正直2人とも可愛いけど好みではなかった。

未練みたいなのも相まってだとは思うが、口約束でも怒られないだろうと思い何も考えずにいた。



141 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 21:17:00.08 ID:ER0/xPlFa.net
講義が始まって2週目くらい、電車内で波多野を見かけた。

声をかけた方がいいのか迷っていた俺は波多野と目が遭ってしまった。


笑顔で控えめに手を挙げると波多野はニヤリとしながら携帯を触り、自分の携帯を見ろとジェスチャーしてきた。


波多野『おはよう!見つめてた?w』

俺『おはようございます。声かけるか迷いました』

波多野『迷うなw先輩だぞw』

俺『20歳ですよね?ぼくもなんですよ』

波多野『え?1年生なの嘘?w』

俺『本当です。1からLINEで説明するの面倒なのでまたいつかw』

波多野『浪人?推薦だよね?部活の休みいつ?』


俺『今週は金曜です』

波多野『わかった。またLINEするね』

この日の夜に金曜日に峯岸と3人でご飯を食べに行こうと誘われて断る理由もないので了承した。

当日は居酒屋に行くことになった。



142 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 21:32:09.21 ID:ER0/xPlFa.net
2人と駅で待ち合わせになった。

2人とも今時の大学生といったファッションで少し緊張した。

到着するとお洒落な居酒屋だった。

店の雰囲気に圧倒され少し場違いな感じがした。

適当にメニューを選び、2人はお酒を頼んでいた。

俺は水をお願いした。


波多野「俺くん飲まないの?」

俺「スポーツしてるので体型維持のために飲まないと決めてます」

波多野「まじめ〜wてか同い年ならタメ口でいいよ」

俺「んー学年は先輩なので」

峯岸「え?!同い年?!1年生?!」


この時俺の高校時代のことを話した。先生の話はしてないけどw

病気で一度リタイアしかけた話、持ち直してここまで来た話、プレッシャーが怖かった話をした。

波多野「若いうちにすごい経験だね。私楽観的だからそこまで考えられないや」

俺「周りに恵まれたからですね。僕1人では無理でした」

峯岸「…」


ほとんど波多野が相槌や質問をしてきて話していて峯岸が空気だった。

俺はその空気を察してちょっと焦った。


俺「峯岸さんはなんでこの大学なんですか?」

峯岸「え!あぁ、私第一志望ダメだったんです」


俺「そうなんですか。どこを受けたんですか?」

峯岸「○大…」

俺「え、めちゃくちゃ勉強したんじゃないですか?」

峯岸「うん、でもダメだった」

俺「努力できる人ってどこにでもいるものじゃないですよ。頑張ってダメでもその経験が後で生きることたくさんありますから」

波多野「おーめちゃくちゃいいこと言うねw」


この時、峯岸が涙を流し始めた。

俺は意味がわからず店員さんにティッシュを求めた。






143 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 21:42:45.50 ID:ER0/xPlFa.net
落ち着いた峯岸から話を聞くと、どうもご両親が第一志望に落ちて私立進学になったことを責めてきたらしい。

峯岸には姉がおり、医大生とのこと。姉にお金がかかるのにと かなり怒られたようだ。


波多野「私この話仲良くなってから聞いて親を殴りに行こうと思ったんだよ」

俺「酷い話ですね」

峯岸「でも国立行けなかった私が悪いの。だから学費の半分は奨学金借りて自分で返す約束なの。姉は親が生活費の仕送りも全部出してるんだけどね」


俺「そうなんですね」

波多野「姉妹で その格差は酷いでしょ!」


峯岸「でも世の中には学校に行きたくても行けない人だってたくさんいるんだし私は恵まれてるよ。だから私親のことは恨んではないよ。でも実家には帰りたくないから帰ってない」


はじめての飲み会が そこそこハードモードな飲み会となってしまい、俺は大人ならここが酒飲みの愚痴大会にできるんだろうなと思いながら水を飲み干した。

次の日は練習だったが俺はこのままでは峯岸を返せないと思い、提案した。


俺「今日は二次会行きましょう」



144 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 21:54:35.04 ID:ER0/xPlFa.net
人から見れば大したことないと思う辛さも当事者からすれば大きな傷になっていることは俺がよく分かる。

だからこのまま峯岸を放っておくのが俺にはできなかった。

峯岸「俺くん明日練習なんだからダメだよ」

俺「大丈夫です!峯岸さんの行きたいとこ行って遊びましょう!」

波多野「峯岸は歌うまいよ」

俺「カラオケ予約してきます!」

俺は店の外に出て近くのカラオケBOXに電話した。2時間後で予約し、席に戻った。


俺「10時から行きましょう!」

峯岸「俺くん部活なんだから無理しないでよ」

俺「俺(一人称を自分の名前にして)くんたまには息抜きが必要なのよぉ」

波多野「wwww」

峯岸「ほんとに無理しないでよ」

俺「大丈夫です!大事故から生還した子なので!」

峯岸「それ笑えないからw」


その後は談笑しつつ、楽しく食事をした。

峯岸は本当に歌が上手かった。

印象に残っているのはSuperflyの「愛を込めて花束を」が本人かと思うくらいの声量。

普段が控えめな話し方だけにギャップ萌えした。

4時間ほど滞在し、お開きすることにした。



145 :名も無き被検体774号+:2021/12/22(水) 22:07:47.57 ID:ER0/xPlFa.net
峯岸「俺くんも波多野ちゃんも今日はありがとう」

俺「上手すぎてビックリしましたwまた行きましょう!」

波多野「私家すぐそこなんだ。2人でで帰れる?」

俺「自宅近くまで送ってからぼくも帰ります。安心してください」

峯岸「え、いいよ!1人で帰れるから!俺くん明日早いんだし!」

俺「家○○あたりって言ってましたよね?方角同じです!」

峯岸「ごめんね、波多野ちゃんも気をつけてね」


波多野「うん!またねー!」


波多野と別れ、2人で歩き始めた。

春の夜風は心地よく、街灯の反射も神秘的に見える。

これが新鮮さというやつかと考えながら歩いていた。


俺「峯岸さん歌はどこで習いました?」

峯岸「え、習ってないよ!」

俺「習ってなくてあれはすごいですw」

峯岸「全然だよw俺くんや波多野ちゃんの方が上手だよ」

クスクス笑う峯岸といると、不思議と穏やかな気持ちになれた。

先生のことを心のどこかで引きずっていたのかもしれない。

高校生の間は1人も彼ができず、1人の人を想い続けた。

叶わなくても幸せな時間を過ごせて俺は満足していた。


新しい出会いに期待していたのも事実、俺は峯岸との時間はそういう時間になら変わるんじゃないかと少し心を躍らせていた。

話しながら歩き、横を車が通ると俺の声が聞こえず、峯岸は「ん?」と耳を近づけてくる。

その度に香る峯岸の匂いに少しドキッとしたのを覚えている。


肌寒さ残る春の始まりの頃に、俺は大きな出会いをした。







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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:純愛, 青春, 胸キュン,
 

 
 
 
 

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