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童貞と共に人として大切な何かを亡くした話3 (高校〜上京編)
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218 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 18:58:04.86 ID:LTCPzPOM0
いくらなんでもイキナリ過ぎるだろ…俺…


でも、何でイキナリキスしようと思ったかは自分でも分からない…

この時、なんかキスしなきゃいけないって思った。

軽く、ほんの少しのキスだった。


俺「俺も高校の頃猫が好きだったよ…昨日も久しぶりに会って、そしたら猫が綺麗になってて、やっぱり猫が好き…って思った」

猫「もう一回キスしてもらっても良い?」


俺は黙って猫にキスをした。

そしてそのまま猫を抱きしめた。

お互い無言のまま何度もキスを繰り返した。


ゴン達が起きてこないかヒヤヒヤしながら…

そうやっているうちに抱き合ったまま眠っていた。


そして、猫が飼ってる猫も一緒に寝た。



224 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 21:54:36.45 ID:LTCPzPOM0
とりあえず行けるとこまで投下


朝目覚めると、すでにお日様は昇った後

結局 初日の出は見られなかったので、代わりに皆で温泉に行く事になった。

車で30分程の温泉街。

ゴンも猫も朝からテンションが高い。

大騒ぎで温泉に向かう。

温泉は まさかの混浴でハーレム!最近の女の子って男より大胆 とっても嬉し恥ずかしな思い…

な訳は無く

普通に男女別のお風呂。

先にあがって外でタバコ吸ってると猫がやってきて黙って横に座り俺の手を握ってきた。


思わず見つめあって照れ笑い…

会話は全く無いけど、お互いに横目でチラチラ見ながらハニカんでた。


俺がタバコを吸い終わる頃に ゴンとミキちゃんも温泉からあがってきた。

ゴンとミキちゃんに見つからないようにそっと手を離す。


そのまま猫の家に戻ってゴンとミキちゃんは家に帰った。



225 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 21:56:27.29 ID:LTCPzPOM0
ゴンとミキちゃんが帰った後、猫の家で少し話をした。


俺「高校の頃から猫の事好きだったんだよ」

猫「猫って呼ばないで、美貴って呼んで…」


俺「ごめん。分かったよ。でも呼び慣れてないからなんか恥ずかしいな…ミキちゃんと被るし…」

美貴「うん…」


俺「それでさ猫…」

美貴「美貴!」


俺「ゴメン…でも俺の事も呼び捨てで良いよ」

美貴「えー、なんか恥ずかしい…」


まあ付き合い始めのお約束みたいな会話だ。

美貴は呼び捨ては慣れないと言って恥ずかしがり、俺を呼び捨てで呼ぶようになったのは大分後だった。




227 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 21:59:30.88 ID:LTCPzPOM0
美貴「でも先輩も高校の時に私を好きでいてくれたなんて、全然気付かなかったよ」

俺「でも卒業前に一度、美貴にデートしようって電話したじゃん…」

美貴「そうだっけ?全然覚えてない…」


うわ…俺の思い出全否定ktkr

すげー気合い入れて電話したのに…


俺「電話しました。部活忙しいから無理って即答だった」

美貴「えー…全然覚えてない…先輩からのお誘い断るなんて勿体無い事を…まあ、実際あの頃 部活一筋だったしね…」


好きだったって割にはドライだなぁ…とか女の子の考える事って、よう分からんなぁって思った…



229 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 22:01:58.60 ID:LTCPzPOM0
美貴「色々あって前の彼氏と別れようかって悩んでた時に、ちょうど吉田さんに会って、先輩の事思い出してそれで彼氏と別れようって決めたんだ」

俺「俺と会えるかどうかも分からないのに?」


美貴「先輩と付き合うとかじゃなくて、彼氏と先輩比べたらなんか彼氏の事が小さく見えちゃって…」

俺「そう言って貰えて嬉しいけど、俺そこまで大した奴じゃないよw そんなに期待されるとプレッシャーかかるからやめてw」


凄く良いタイミングで再会出来たんだなって思った。

きっと、これより早くても遅くても俺達が付き合う事は出来なかったと思った。

このタイミングで引き合わせてくれた吉田ありがとう!

この時、20年近い付き合いの中で初めて吉田に感謝した。



230 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 22:06:20.25 ID:LTCPzPOM0
こんな事聞くのは野暮だって分かってたけどどうしても聞きたい事が有った。


俺「30日の時さ、俺に泊まりに来いって言ってたでしょ?俺が本当に泊まるって言ったらどうするつもりだった?」

美貴「なんか、どうしても離れたくなかったんだよね」

俺「あのまま泊まってたら手出しちゃったかもよ?」

美貴「先輩は絶対私を女として見てないって思ってたから、手なんか出されないと思ってた」

俺「イヤイヤイヤイヤ…」

美貴「それに先輩だったら、もしそうなっても良いかなって…」


美貴は顔を真っ赤にして俯いた。

初めて見る猫の女の子の顔だった。

美貴がそう思ってくれてた事は素直に嬉しかったが本当にあの日泊まらなくて良かったと思った。



231 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 22:07:49.31 ID:LTCPzPOM0
すぐ流されてしまう俺は、あのまま泊まってたらきっと美貴を抱いてしまったと思う。

そしたら、きっと体だけの関係で終わってしまってた気がする。


きっと付き合う前に美貴を抱いても満たされないって思った。

気持ちを置き去りにして欲望のまま美貴を抱いたら俺の中で、7年前の猫と今の美貴を繋ぐ線が繋がらなくなってしまうと思った。

まあ、ヘタレな自分に綺麗事で言い訳しただけかもしれないが…

あの日 泊まらなかった事も含め、全ての出来事が、俺と美貴を結び付ける為に出来た必然なんじゃないかと錯覚した。


俺たちは、そっとキスをした…




232 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 22:10:31.59 ID:LTCPzPOM0
最初は軽いキスを繰り返す。

好きって言葉で言う代わりに何度もキスをする。

そしてお互い相手の気持ちを確かめるように ゆっくり深いキスをしていく…


美貴にキスすると、美貴の体が少し震える。

美貴が俺の首に腕を廻す。

そのまま美貴の体を押し倒す。


ちょっと良い雰囲気なったが、このまま先に進むのは何となく憚られて美貴から離れた。



234 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 22:18:55.58 ID:LTCPzPOM0
とりあえず、一旦書き溜め分ここまで

スマンね、なかなかパンツタイムにならなくて…


実は、少しこの先も書いてはあるんだがパンツタイムネタ書いてたら、凄い恥ずかしくなって思うように書けず全然先に進まん…

ピザのセクロスは愛が無い分、恥ずかしくならずに書けたんだが こっちは気持ちがある分物凄く恥ずかしい


で、相談なんだが

なんかこのままだと

恥ずかしくて書き上がらなさそうなんで 軽目でも良い?



241 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 23:55:19.90 ID:LTCPzPOM0
ただいむ
ちょっと難産だった


とりあえず続き投下…


その日、美貴は夕方から準夜勤だという事で、そのまま寝る事に。

準夜勤ってのは夕方から夜中の1〜2時位までの勤務。

美貴は地元の総合病院の泌尿器科担当…

正直、泌尿器科担当って聞いた時は少し凹んだ。

色んな人と比べられるんだろうなぁ…とか、皮余ってるの誤魔化せないなぁ…とか

そんな事を考えてる俺って小っちぇなぁって又凹んだ。


勿論、一緒のベッドに寝る事になった。

美貴が仕事だから早く寝なきゃならんが、緊張して寝られない。


俺「なんか緊張するわ…」

美貴「私も緊張する…まさか先輩と一緒に寝るなんて…」

俺「そうだよな、高校の頃は全く想像出来なかったよ」


高校の頃はインポだったですしおすし…


俺「俺、変な気起こしちゃいそうだ…」

美貴「私相手でも、そういう気になる?」

俺「勿論!」


そう言って美貴を抱きしめキスする。



243 :ED ◆WayzE/RKE2 :2011/05/20(金) 23:58:57.16 ID:LTCPzPOM0
唇から少しずつ下へとキスする場所を移していく。


美貴の首筋や、パジャマからのぞく胸元にもキスをする。

俺の舌が動く度に美貴の体が緊張していく…


美貴のシャツを脱がせる。

ブラを外そうとすると、美貴が自分でホックを外した。


美貴「胸が小さくてゴメンね…」


ブラを外して現れた美貴の胸は確かに小さい…

正直、小さいと言うのも憚られる。

無いと言う方が正しい。


俺「そんな事気にしないよ…俺オッパイフェチじゃないしね」

美貴「良かった…」


女の子の価値は胸の大きさなんかじゃ決まらない。

……






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