男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
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432 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:45:00.38 ID:SXx2AtTZ0
それで、転校前の頃みたいになってしまったと。
その時は結果として、お義姉さんが自分を救ってくれたという一種の成功体験みたいなモノが、彼女の深層心理にあるのかもしれない。
ということは、今回も誰かが彼女の前に現れて彼女を絶望の淵から救ってあげないといけない。
それがボクでいいのか……?
433 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:45:59.42 ID:SXx2AtTZ0
重い空気が4人を包んでいる。虹ヲタとメカ夫の目がボクに鋭く刺さっている。痛い。
彼らの目は「お前が悪い」という非難の眼差し。
434 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:46:48.23 ID:SXx2AtTZ0
そうだろうな、彼女が一番助けを必要としていた時期にその期待を裏切って逃げ回ってた奴が、誰あろうボクなんですから。
でも、言い訳をさせてもらえるなら、ボクはその辺りの事情を全く知らなかったわけで……
435 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:47:38.86 ID:SXx2AtTZ0
知ってたら、絶対に彼女を助けに行きましたよ。
逃げたりなんてしません。たぶん……
沈黙に耐えられなくなった虹ヲタが、口を開きます。
「お義姉さん、大丈夫ですよ。
妹さんのことは“コイツ”に任せてください」
って、えっ? ボク? ですか?
436 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:48:24.59 ID:SXx2AtTZ0
メカ夫が続きます。
「そうですよ“コイツ”なら絶対に妹さんを元気な姿に戻せますから。もちろん、ボク達も手伝います」
やっぱり、ボクなんですよね?
437 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:49:27.04 ID:SXx2AtTZ0
自信満々で無駄に力強い言葉を聞いて、お義姉さんは安心したような不安なような複雑な表情をしてました。
あと一押し、ボクの決意表明があれば、その表情が少しだけ安心側に振れそうな雰囲気なんですが……
439 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:50:16.55 ID:SXx2AtTZ0
基本的にヘタレなボクは、なかなか言葉が出ないわけです……
もう友達二人は怒りの目になってます。
爪でテーブルをカチカチと叩き始めています。
テーブルの下で足も踏んづけてきました。
438 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 02:50:07.05 ID:SUP7ftQ20
うむ、頑張って欲しいわ
440 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:51:14.33 ID:SXx2AtTZ0
>>438
もうちょいで頑張れそうです。
――
『いい加減、覚悟を決めろ!』という声が聞こえてきそうな目と態度だったです。
お義姉さんはというと、期待と不安に満ちた目でボクを見つめてます。
三人の視線に後押しされて、ついにボクはその決意を口にすることになります。
441 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:52:21.91 ID:SXx2AtTZ0
「ボク、彼女を助けたいんですっ!余計なお世話かもしれないけど……」
「山下さん……」
お義姉さんの顔が一瞬、輝いたように見えました。
決意表明、所信表明演説、なんでもいいから更に続けます。
442 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:53:12.08 ID:SXx2AtTZ0
「今日は、お義姉さんにそれを伝えたくて会いに来たんです。だから……彼女にもう一度笑って欲しいから……精一杯やってみますっ!」
虹ヲタとメカ夫が大きくうなずき、テーブルの下で拍手したように見えました。
443 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:54:04.51 ID:SXx2AtTZ0
お義姉さんは、号泣状態でボク達三人の手を取って喜んでくれました。
あの子をよろしくお願いしますと、深々と頭を下げて帰っていきました。
言っちゃったよな……こりゃ責任重大だぞ……
他人の人生背負っちゃった感じだし。
ボクと二人の友達は自分達の発言の重さに、かなりビビッてました……
444 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:55:25.96 ID:SXx2AtTZ0
切りのいいところまで投下できましたので続きは明日ということで、お願いいたします。
それでは、おやすみなさい。
445 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 02:56:36.67 ID:SUP7ftQ20
乙!
明日も読みます
446 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:59:07.79 ID:SXx2AtTZ0
>>445
長時間お付き合いいただき、感謝です。
明日も来るのは、夜になると思います。
447 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:02:39.49 ID:NjIAP5/G0
乙!
まってます
448 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:07:19.41 ID:SYylVozU0
おつ!
449 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:08:06.46 ID:i4WRybBa0
乙でした!
昨日も寝不足で今日も寝不足だ…
450 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:08:14.48 ID:xNrhXI0M0
メスの心理なんてわかんねーなー
451 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:24:17.45 ID:EnRze/Yt0
お疲れ様です!話の中に引き込まれるわ
452 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:55:50.61 ID:KYIfwysz0
読みやすいよ 明日も待っている!
453 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 04:25:28.01 ID:dqntqlDSO
追いついた。
今晩が楽しみだ。
454 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 04:29:11.12 ID:RnKAozPg0
乙です!明日も宜しくです!
455 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 05:10:47.90 ID:lVqNYC2t0
独特の文体で読ませるな〜。
癖になりそうw
456 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 06:56:55.81 ID:icnDE3Hf0
これは面白い話支援
パンツいつはけばいい?
462 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 20:39:05.04 ID:tA6KMPQO0
今日も来るよな、待ってるぜい。
465 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:04:51.56 ID:DTR3B3F+0
あれ、今夜は無いのかい?
466 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:15:40.76 ID:lxLzp2GT0
深夜に始まるのさ。大人の時間に。
467 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:45:34.19 ID:SXx2AtTZ0
こんばんは。
そろそろ投下を始めたいと思います。
たぶん、今回で終われる予定です。
469 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:48:10.68 ID:SXx2AtTZ0
昨日の続きからです。
――
それからボク達三人は、ファミレスに残って今後の作戦会議。
やっぱりカナブンとの対決は、避けれそうにないことが分かったけど どうすればいいのか具体策はなかった。
468 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:46:45.64 ID:xNrhXI0M0
きたな!
470 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:48:58.67 ID:SXx2AtTZ0
>>468
きました! ちょっと遅くなりましたけど。
――
それに彼女の本当の気持ちが分からない以上、万一、カナブンを退治できたとしても、その後に「余計なことをしてっ!」恨まれる可能性もゼロじゃない。
471 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:49:58.95 ID:SXx2AtTZ0
というわけで、やっぱり彼女本人と話をしなきゃ始まらないという結論になりました。
なんというか……あまりにも当然の結論です。
って、最初に気づけよ。
いや最初に、やったけどダメだったんだってば。
472 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:50:45.46 ID:SXx2AtTZ0
そして、カナブン退治に彼女が同意すれば、もう直接対決しかないとなった。
う〜ん、正直なところ気が重い。鬱だし。
ボク達は、さっき聞いたお姉さんの携帯に連絡して彼女にボク達が話をしたがってることを伝えてもらうことにした。
あとは明日。
474 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:52:07.56 ID:SXx2AtTZ0
翌日、彼女は遅刻せずに登校してきました。
ボク達を探すように、クラスを見渡しながら入ってくると静かに自席に着く。
クラスの視線が、彼女に集中している。ちょっと可愛そう。
475 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:53:09.47 ID:SXx2AtTZ0
ボクは、これまでと同じように「おはよう」と言い 続けて「昼休みにPCルームで」と告げました。
反応はなかったけど、とりあえず伝わったと思う。
476 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:53:56.19 ID:SXx2AtTZ0
それからの時間、ボクの緊張は どんどん高まることになります。
背中に彼女の視線が刺さっている気がします。気のせいかもしれないけど。
休み時間には後ろを振り返り、適当に話をしているフリを続けます。
477 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:54:47.18 ID:SXx2AtTZ0
そうしないと、彼女は一人になってしまいますからね。それは辛いでしょう。
彼女は返事はしませんが俯きながらも、上目遣いに視線を送ってくれます。
それは、きっと期待している証拠。
478 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:55:31.40 ID:SXx2AtTZ0
お義姉さんから大方のことは、聞いているに違いないし。
ボクは彼女に期待されているという嬉しさの反面、これから自分に起こるであろうことへの不安でいっぱいでした。
479 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:56:31.28 ID:SXx2AtTZ0
緊張の昼休み。
ボク達三人はPCルームでパンをかじりながら待っていました。
すると、扉が少しだけ開いて誰かが中を伺っている気配。
ボク達はできるだけ明るい声で彼女を迎えます。
480 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:57:19.17 ID:SXx2AtTZ0
「ミドリかな? 待ってたよ」
その声に促されて不安げに、そしておずおずと入ってくる彼女。
しかし、姿と表情がこれだけギャップのある子もないよなぁ。
ビッチスタイルなのに不安気って、やっぱり相当無理してるんだな。
それで、転校前の頃みたいになってしまったと。
その時は結果として、お義姉さんが自分を救ってくれたという一種の成功体験みたいなモノが、彼女の深層心理にあるのかもしれない。
ということは、今回も誰かが彼女の前に現れて彼女を絶望の淵から救ってあげないといけない。
それがボクでいいのか……?
433 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:45:59.42 ID:SXx2AtTZ0
重い空気が4人を包んでいる。虹ヲタとメカ夫の目がボクに鋭く刺さっている。痛い。
彼らの目は「お前が悪い」という非難の眼差し。
434 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:46:48.23 ID:SXx2AtTZ0
そうだろうな、彼女が一番助けを必要としていた時期にその期待を裏切って逃げ回ってた奴が、誰あろうボクなんですから。
でも、言い訳をさせてもらえるなら、ボクはその辺りの事情を全く知らなかったわけで……
435 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:47:38.86 ID:SXx2AtTZ0
知ってたら、絶対に彼女を助けに行きましたよ。
逃げたりなんてしません。たぶん……
沈黙に耐えられなくなった虹ヲタが、口を開きます。
「お義姉さん、大丈夫ですよ。
妹さんのことは“コイツ”に任せてください」
って、えっ? ボク? ですか?
436 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:48:24.59 ID:SXx2AtTZ0
メカ夫が続きます。
「そうですよ“コイツ”なら絶対に妹さんを元気な姿に戻せますから。もちろん、ボク達も手伝います」
やっぱり、ボクなんですよね?
437 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:49:27.04 ID:SXx2AtTZ0
自信満々で無駄に力強い言葉を聞いて、お義姉さんは安心したような不安なような複雑な表情をしてました。
あと一押し、ボクの決意表明があれば、その表情が少しだけ安心側に振れそうな雰囲気なんですが……
439 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:50:16.55 ID:SXx2AtTZ0
基本的にヘタレなボクは、なかなか言葉が出ないわけです……
もう友達二人は怒りの目になってます。
爪でテーブルをカチカチと叩き始めています。
テーブルの下で足も踏んづけてきました。
438 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 02:50:07.05 ID:SUP7ftQ20
うむ、頑張って欲しいわ
440 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:51:14.33 ID:SXx2AtTZ0
>>438
もうちょいで頑張れそうです。
――
『いい加減、覚悟を決めろ!』という声が聞こえてきそうな目と態度だったです。
お義姉さんはというと、期待と不安に満ちた目でボクを見つめてます。
三人の視線に後押しされて、ついにボクはその決意を口にすることになります。
441 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:52:21.91 ID:SXx2AtTZ0
「ボク、彼女を助けたいんですっ!余計なお世話かもしれないけど……」
「山下さん……」
お義姉さんの顔が一瞬、輝いたように見えました。
決意表明、所信表明演説、なんでもいいから更に続けます。
442 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:53:12.08 ID:SXx2AtTZ0
「今日は、お義姉さんにそれを伝えたくて会いに来たんです。だから……彼女にもう一度笑って欲しいから……精一杯やってみますっ!」
虹ヲタとメカ夫が大きくうなずき、テーブルの下で拍手したように見えました。
443 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:54:04.51 ID:SXx2AtTZ0
お義姉さんは、号泣状態でボク達三人の手を取って喜んでくれました。
あの子をよろしくお願いしますと、深々と頭を下げて帰っていきました。
言っちゃったよな……こりゃ責任重大だぞ……
他人の人生背負っちゃった感じだし。
ボクと二人の友達は自分達の発言の重さに、かなりビビッてました……
444 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:55:25.96 ID:SXx2AtTZ0
切りのいいところまで投下できましたので続きは明日ということで、お願いいたします。
それでは、おやすみなさい。
445 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 02:56:36.67 ID:SUP7ftQ20
乙!
明日も読みます
446 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 02:59:07.79 ID:SXx2AtTZ0
>>445
長時間お付き合いいただき、感謝です。
明日も来るのは、夜になると思います。
447 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:02:39.49 ID:NjIAP5/G0
乙!
まってます
448 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:07:19.41 ID:SYylVozU0
おつ!
449 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:08:06.46 ID:i4WRybBa0
乙でした!
昨日も寝不足で今日も寝不足だ…
450 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:08:14.48 ID:xNrhXI0M0
メスの心理なんてわかんねーなー
451 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:24:17.45 ID:EnRze/Yt0
お疲れ様です!話の中に引き込まれるわ
452 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 03:55:50.61 ID:KYIfwysz0
読みやすいよ 明日も待っている!
453 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 04:25:28.01 ID:dqntqlDSO
追いついた。
今晩が楽しみだ。
454 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 04:29:11.12 ID:RnKAozPg0
乙です!明日も宜しくです!
455 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 05:10:47.90 ID:lVqNYC2t0
独特の文体で読ませるな〜。
癖になりそうw
456 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 06:56:55.81 ID:icnDE3Hf0
これは面白い話支援
パンツいつはけばいい?
462 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 20:39:05.04 ID:tA6KMPQO0
今日も来るよな、待ってるぜい。
465 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:04:51.56 ID:DTR3B3F+0
あれ、今夜は無いのかい?
466 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:15:40.76 ID:lxLzp2GT0
深夜に始まるのさ。大人の時間に。
467 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:45:34.19 ID:SXx2AtTZ0
こんばんは。
そろそろ投下を始めたいと思います。
たぶん、今回で終われる予定です。
469 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:48:10.68 ID:SXx2AtTZ0
昨日の続きからです。
――
それからボク達三人は、ファミレスに残って今後の作戦会議。
やっぱりカナブンとの対決は、避けれそうにないことが分かったけど どうすればいいのか具体策はなかった。
468 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 23:46:45.64 ID:xNrhXI0M0
きたな!
470 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:48:58.67 ID:SXx2AtTZ0
>>468
きました! ちょっと遅くなりましたけど。
――
それに彼女の本当の気持ちが分からない以上、万一、カナブンを退治できたとしても、その後に「余計なことをしてっ!」恨まれる可能性もゼロじゃない。
471 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:49:58.95 ID:SXx2AtTZ0
というわけで、やっぱり彼女本人と話をしなきゃ始まらないという結論になりました。
なんというか……あまりにも当然の結論です。
って、最初に気づけよ。
いや最初に、やったけどダメだったんだってば。
472 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:50:45.46 ID:SXx2AtTZ0
そして、カナブン退治に彼女が同意すれば、もう直接対決しかないとなった。
う〜ん、正直なところ気が重い。鬱だし。
ボク達は、さっき聞いたお姉さんの携帯に連絡して彼女にボク達が話をしたがってることを伝えてもらうことにした。
あとは明日。
474 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:52:07.56 ID:SXx2AtTZ0
翌日、彼女は遅刻せずに登校してきました。
ボク達を探すように、クラスを見渡しながら入ってくると静かに自席に着く。
クラスの視線が、彼女に集中している。ちょっと可愛そう。
475 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:53:09.47 ID:SXx2AtTZ0
ボクは、これまでと同じように「おはよう」と言い 続けて「昼休みにPCルームで」と告げました。
反応はなかったけど、とりあえず伝わったと思う。
476 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:53:56.19 ID:SXx2AtTZ0
それからの時間、ボクの緊張は どんどん高まることになります。
背中に彼女の視線が刺さっている気がします。気のせいかもしれないけど。
休み時間には後ろを振り返り、適当に話をしているフリを続けます。
477 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:54:47.18 ID:SXx2AtTZ0
そうしないと、彼女は一人になってしまいますからね。それは辛いでしょう。
彼女は返事はしませんが俯きながらも、上目遣いに視線を送ってくれます。
それは、きっと期待している証拠。
478 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:55:31.40 ID:SXx2AtTZ0
お義姉さんから大方のことは、聞いているに違いないし。
ボクは彼女に期待されているという嬉しさの反面、これから自分に起こるであろうことへの不安でいっぱいでした。
479 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:56:31.28 ID:SXx2AtTZ0
緊張の昼休み。
ボク達三人はPCルームでパンをかじりながら待っていました。
すると、扉が少しだけ開いて誰かが中を伺っている気配。
ボク達はできるだけ明るい声で彼女を迎えます。
480 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 23:57:19.17 ID:SXx2AtTZ0
「ミドリかな? 待ってたよ」
その声に促されて不安げに、そしておずおずと入ってくる彼女。
しかし、姿と表情がこれだけギャップのある子もないよなぁ。
ビッチスタイルなのに不安気って、やっぱり相当無理してるんだな。
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