「機械と少年」
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480 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/18(水) 00:24:49.85 ID:8RefaJ9+P
「とにかく治ったら追い出すからね!」
カイ「うぅ・・・」
「いいね!?」
カイ「分かったよ・・・」
ガタガタ
カイ「ちょっ!?何すんの!?」
「そんなどこの馬の骨かも分からない男と一緒の屋根の下で寝れるわけないじゃない!ちゃんとドアを封印しとくのよ!」
カイ「姉ちゃん!それはやりすぎだって!」
ドアがガタガタ震えている
勇(俺・・・ここに居ていいのだろうか・・・?)
まぁ動けないのでそれ以外無いのだが
ガチャ!
ドアが勢いよく開き女がそこに仁王立ちしている
姉「あんた!いい?この部屋から出たら死刑n・・・」
いきなり光が差し込んだので眩しい・・・
姉「・・・」
カイ「姉ちゃん?どうした?」
視力が回復しまともに前が見えるようになる
481 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/18(水) 00:29:21.11 ID:8RefaJ9+P
姉「・・・マジで?」
その顔は驚き一色に染まっていた
おそらく俺も同じ顔をしていた
勇「・・・!?」
姉「・・・勇・・・さん?」
カイ「あれ?姉ちゃん知り合い?」
勇「・・・ニカ?」
ニカ「勇さぁん!!!」
ニカが飛びかかってくる
勇「やめっ・・・!!」
直後、ニカが俺に抱きつき俺の脳内は激痛の電気信号に満たされる
ニカ「うそっ!本当に勇さんだ!!」
勇「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
カイ「ね、姉ちゃん!!!勇死んじゃう!!」
ニカ「え?ああそっか、ごめん!」
勇「・・・」
そこから先の記憶がない
恐らく激痛で気を失ったのだろう
再び目が覚めた時に見たのは平謝りするニカの姿だった
--------------------
493 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:09:20.34 ID:C1vbtUyxP
とある機械軍施設
リート「・・・・」
研究員「ではこれがリートなのですか?」
ADAM「そうだよ。ボディは人類軍製だけどね」
リート(私、これからどうなるんだろ・・・)
ADAM「EVEの方は?」
研究員「着実に進んでおります」
ADAM「急いでくれ」
研究員「はい。それで、リートは一旦解体ということで?」
リート「え・・・!?」
ADAM「そうだね。鍵さえ手に入れば良いからね。」
リート「ま、待った!」
研究員「ん?」
リート「わ、私の身体に何かしたら承知しませんよ!?」
研究員「はっはっは、この状況で何が出来るんだ?」
今のリートは両腕両足を拘束された状態だ
身動きすらとれない
リート「じ、自爆します!」
494 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:16:26.86 ID:C1vbtUyxP
研究員「自爆ぅ?あっはっはっは!!そんな機能が機能がないことは既に調べ上がってるんだ。・・・ふざけた事を言うんじゃない!!」
リート「で、できますよ!自爆!」
ADAM「・・・・」
研究員「どうやって?」
リート「あなた達は私の何かが欲しくてここまでさらって来た・・・つまり探し物は私の身体じゃない何処かにある」
ADAM「・・・ほぉ」
リート「・・・もし何かしたらここで全データ及びシステムを破棄して自爆します!」
リートいう自爆は爆発ではなく自身を消滅させることを言っていた
ADAM「流石は、意思を与えられた機械だね」
研究員「ど、どうしましょう?」
ADAM「いいだろう。君の身体はそのままにしておく。だけどこれだけは覚えておきたまえ」
リート「・・・・」
ADAM「君を誰も助けには来ない。」
リート「そんなこと無いです・・・!勇さんなら必ず!」
ADAM「あのヴィント乗りか?彼は死んだ。」
リート「絶対生きてます!人間は機械と違ってタフなんです!!」
ADAM「人間は脆く弱い。こんな風にね」
ゴシャッ・・・!!
リート「・・・・!?」
495 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:21:45.26 ID:C1vbtUyxP
研究員「う・・・うわぁぁぁぁ!!!」
ADAMがその腕で研究員の肩を握りつぶした
血が滴り研究員の悲鳴が響く
リート「だ、大丈夫ですか!?」
研究員「ど、どうしてっ!?どうしてですか!?」
ADAM「EVEは既に完成していなくてはならないはずだろう?なぜまだ出来ていないんだ?」
研究員「そ、それは・・・」
ADAM「君たち人間が無能だからだ。」
研究員「ひぃっ・・・!!」
リート「やめて!!!」
ADAM「これでも人間はタフだなんて言えるかい?」
リート「・・・・」
研究員「痛いっ・・・痛い・・・」
リート「ええ・・・絶対に人間は機械よりもタフです。・・・きっと貴方には永遠に理解できないでしょうけど・・・」
--------------------
506 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/22(日) 14:02:23.69 ID:cfx8XtgBP
本部
クロム「勇が見つかった!?」
ドレッド『ああ、重傷らしいがな。さっき連絡があった』
クロム「リートは?」
ドレッド『詳しい話はわからんがリートは今一緒にいないらしい』
クロム「・・・そうか」
ドレッド『勇は戻ってくるだろうか・・・?』
クロム「問題ないだろ」
ドレッド『そう信じて、こっちもいろいろと準備しないとな』
クロム「ノールの言ってた・・・アレ?」
ドレッド『あの爺さんの要求は無茶苦茶なんだよ・・・』
クロム「流石は天才ってとこね」
ドレッド『そっちはどうなんだ?』
クロム「順調よ。来週には第一弾が」
ドレッド『そうか。』
507 :名も無き被検体774号+:2013/12/22(日) 19:31:43.51 ID:REyuBX210
キター!(゚∀゚)
--------------------
510 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:18:41.54 ID:fqn1hXu6P
軍病院
ニカ「どう?調子は?」
勇「全く動かないと体が腐っていく様な感覚に襲われる」
実際筋力が凄まじく落ちている
ニカ「まぁ今は動けないから仕方ないでしょ」
勇「・・・あとどのくらいで動けるようになる?」
ニカ「完治まであと二ヶ月以上、動ける様になるのですらまだ2週間は・・・」
勇「・・・間に合わない」
俺にはそんな時間はない
一刻も早くリートを救いに行きたい
ニカ「そんなこと言ってもね、治ってすぐに戦場に戻れる訳じゃないし、そもそも勇さんが戦うって相手は化け物みたいに強いんでしょ?」
勇「・・・それでも、俺は行かなくてはならない」
ニカが大きなため息をつき・・・
ニカ「どうしてそんなに戦いたいの・・・?」
勇「それが俺のするべき事だからだ」
ニカ「・・・」
スルスル・・・
511 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:24:11.12 ID:fqn1hXu6P
ニカがおもむろに服を脱ぎ始める
勇「に、ニカ!?」
そして背を向けて・・・
勇「・・・!?」
そこには大きく背中を斜めに横断する痛々しい傷跡
勇「これは・・・あの時の・・・?」
あの時とはニカが重傷を負った戦闘だ
ニカ「そう・・・この傷は自分では見えないけど それとは別に私の兵士としての自分はあの戦闘で死んでしまったの・・・」
勇「・・・」
ニカ「もう・・・あんなとこには行けない、行きたくない・・・!」
勇「でも、俺は・・・」
ニカ「大好きなあなたも行かせたくないの!」
勇「っ!?」
ニカ「お願い・・・もう行かないで・・・」
勇「・・・・」
しばしの沈黙
勇「・・・すまない。俺はすぐにでも戻らなくてはならない。・・・いや、戻りたい!」
大きな声を出したので傷口が痛んだ
「とにかく治ったら追い出すからね!」
カイ「うぅ・・・」
「いいね!?」
カイ「分かったよ・・・」
ガタガタ
カイ「ちょっ!?何すんの!?」
「そんなどこの馬の骨かも分からない男と一緒の屋根の下で寝れるわけないじゃない!ちゃんとドアを封印しとくのよ!」
カイ「姉ちゃん!それはやりすぎだって!」
ドアがガタガタ震えている
勇(俺・・・ここに居ていいのだろうか・・・?)
まぁ動けないのでそれ以外無いのだが
ガチャ!
ドアが勢いよく開き女がそこに仁王立ちしている
姉「あんた!いい?この部屋から出たら死刑n・・・」
いきなり光が差し込んだので眩しい・・・
姉「・・・」
カイ「姉ちゃん?どうした?」
視力が回復しまともに前が見えるようになる
481 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/18(水) 00:29:21.11 ID:8RefaJ9+P
姉「・・・マジで?」
その顔は驚き一色に染まっていた
おそらく俺も同じ顔をしていた
勇「・・・!?」
姉「・・・勇・・・さん?」
カイ「あれ?姉ちゃん知り合い?」
勇「・・・ニカ?」
ニカ「勇さぁん!!!」
ニカが飛びかかってくる
勇「やめっ・・・!!」
直後、ニカが俺に抱きつき俺の脳内は激痛の電気信号に満たされる
ニカ「うそっ!本当に勇さんだ!!」
勇「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!」
カイ「ね、姉ちゃん!!!勇死んじゃう!!」
ニカ「え?ああそっか、ごめん!」
勇「・・・」
そこから先の記憶がない
恐らく激痛で気を失ったのだろう
再び目が覚めた時に見たのは平謝りするニカの姿だった
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493 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:09:20.34 ID:C1vbtUyxP
とある機械軍施設
リート「・・・・」
研究員「ではこれがリートなのですか?」
ADAM「そうだよ。ボディは人類軍製だけどね」
リート(私、これからどうなるんだろ・・・)
ADAM「EVEの方は?」
研究員「着実に進んでおります」
ADAM「急いでくれ」
研究員「はい。それで、リートは一旦解体ということで?」
リート「え・・・!?」
ADAM「そうだね。鍵さえ手に入れば良いからね。」
リート「ま、待った!」
研究員「ん?」
リート「わ、私の身体に何かしたら承知しませんよ!?」
研究員「はっはっは、この状況で何が出来るんだ?」
今のリートは両腕両足を拘束された状態だ
身動きすらとれない
リート「じ、自爆します!」
494 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:16:26.86 ID:C1vbtUyxP
研究員「自爆ぅ?あっはっはっは!!そんな機能が機能がないことは既に調べ上がってるんだ。・・・ふざけた事を言うんじゃない!!」
リート「で、できますよ!自爆!」
ADAM「・・・・」
研究員「どうやって?」
リート「あなた達は私の何かが欲しくてここまでさらって来た・・・つまり探し物は私の身体じゃない何処かにある」
ADAM「・・・ほぉ」
リート「・・・もし何かしたらここで全データ及びシステムを破棄して自爆します!」
リートいう自爆は爆発ではなく自身を消滅させることを言っていた
ADAM「流石は、意思を与えられた機械だね」
研究員「ど、どうしましょう?」
ADAM「いいだろう。君の身体はそのままにしておく。だけどこれだけは覚えておきたまえ」
リート「・・・・」
ADAM「君を誰も助けには来ない。」
リート「そんなこと無いです・・・!勇さんなら必ず!」
ADAM「あのヴィント乗りか?彼は死んだ。」
リート「絶対生きてます!人間は機械と違ってタフなんです!!」
ADAM「人間は脆く弱い。こんな風にね」
ゴシャッ・・・!!
リート「・・・・!?」
495 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/20(金) 02:21:45.26 ID:C1vbtUyxP
研究員「う・・・うわぁぁぁぁ!!!」
ADAMがその腕で研究員の肩を握りつぶした
血が滴り研究員の悲鳴が響く
リート「だ、大丈夫ですか!?」
研究員「ど、どうしてっ!?どうしてですか!?」
ADAM「EVEは既に完成していなくてはならないはずだろう?なぜまだ出来ていないんだ?」
研究員「そ、それは・・・」
ADAM「君たち人間が無能だからだ。」
研究員「ひぃっ・・・!!」
リート「やめて!!!」
ADAM「これでも人間はタフだなんて言えるかい?」
リート「・・・・」
研究員「痛いっ・・・痛い・・・」
リート「ええ・・・絶対に人間は機械よりもタフです。・・・きっと貴方には永遠に理解できないでしょうけど・・・」
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506 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/22(日) 14:02:23.69 ID:cfx8XtgBP
本部
クロム「勇が見つかった!?」
ドレッド『ああ、重傷らしいがな。さっき連絡があった』
クロム「リートは?」
ドレッド『詳しい話はわからんがリートは今一緒にいないらしい』
クロム「・・・そうか」
ドレッド『勇は戻ってくるだろうか・・・?』
クロム「問題ないだろ」
ドレッド『そう信じて、こっちもいろいろと準備しないとな』
クロム「ノールの言ってた・・・アレ?」
ドレッド『あの爺さんの要求は無茶苦茶なんだよ・・・』
クロム「流石は天才ってとこね」
ドレッド『そっちはどうなんだ?』
クロム「順調よ。来週には第一弾が」
ドレッド『そうか。』
507 :名も無き被検体774号+:2013/12/22(日) 19:31:43.51 ID:REyuBX210
キター!(゚∀゚)
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510 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:18:41.54 ID:fqn1hXu6P
軍病院
ニカ「どう?調子は?」
勇「全く動かないと体が腐っていく様な感覚に襲われる」
実際筋力が凄まじく落ちている
ニカ「まぁ今は動けないから仕方ないでしょ」
勇「・・・あとどのくらいで動けるようになる?」
ニカ「完治まであと二ヶ月以上、動ける様になるのですらまだ2週間は・・・」
勇「・・・間に合わない」
俺にはそんな時間はない
一刻も早くリートを救いに行きたい
ニカ「そんなこと言ってもね、治ってすぐに戦場に戻れる訳じゃないし、そもそも勇さんが戦うって相手は化け物みたいに強いんでしょ?」
勇「・・・それでも、俺は行かなくてはならない」
ニカが大きなため息をつき・・・
ニカ「どうしてそんなに戦いたいの・・・?」
勇「それが俺のするべき事だからだ」
ニカ「・・・」
スルスル・・・
511 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/23(月) 02:24:11.12 ID:fqn1hXu6P
ニカがおもむろに服を脱ぎ始める
勇「に、ニカ!?」
そして背を向けて・・・
勇「・・・!?」
そこには大きく背中を斜めに横断する痛々しい傷跡
勇「これは・・・あの時の・・・?」
あの時とはニカが重傷を負った戦闘だ
ニカ「そう・・・この傷は自分では見えないけど それとは別に私の兵士としての自分はあの戦闘で死んでしまったの・・・」
勇「・・・」
ニカ「もう・・・あんなとこには行けない、行きたくない・・・!」
勇「でも、俺は・・・」
ニカ「大好きなあなたも行かせたくないの!」
勇「っ!?」
ニカ「お願い・・・もう行かないで・・・」
勇「・・・・」
しばしの沈黙
勇「・・・すまない。俺はすぐにでも戻らなくてはならない。・・・いや、戻りたい!」
大きな声を出したので傷口が痛んだ
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