「機械と少年」
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564 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:03:32.16 ID:QWDyvLheP
風吹『俺たちもいるぞ』
その後ろには本部攻略戦の時のメンバーが集まっている
勇「みんな・・・!」
ノール『ということでV2の実戦試験も兼ねて殴り込みじゃ』
勇「だがそんな勝手に・・・」
ホルン「私が許可しよう」
ブリーフィングルームに入って来たのはエアーホルン基地ホルン司令だ
勇「なぜ司令がここに!?」
クロム「昇格よ。昇格」
ホルン司令「うむ。何故だかこのタイミングで作戦行動部の長官に任命されてな」
作戦行動部長官の地位は以前の本部攻略戦の時に裏切り者としてリストアップされていた前任者が死亡した為に空席になっていた
ホルン司令「なので今後は長官としてよろしく頼む」
勇「・・・なに笑ってるんだ?」
クロム「なにかしたでしょ?」
ノール『い〜や。ただちょっとお話ししてきただけじゃ』
どうやらノールが裏で手を回していたらしい
勇「ノール・・・あんたは一体何者なんだ?」
ノール『長生きすると顔が広くなっての』
--------------------
565 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:14:43.60 ID:QWDyvLheP
本部格納庫
作戦日時は明日の2時
それまでに色々とやらなくてはならない事がある
ノール「勇、お前はもう整備の手伝いはせんでいい」
勇「どうして?」
ノール「お前はリートを取り戻すこととあのクソ機械兵をぶっ潰す事に専念しろ」
機械兵とはADAMの事だ
勇「・・・わかった」
クロム「ところで、誰があたしのCユニットを持って行くの?」
ガイウス「俺がもらう」
クロム「OK。すぐに取り付けるわ」
整備兵「ここの調整どうします?」
ヴァルゴ「適当に頼むわ」
整備兵「えー・・・」
そしてノールはノヴァの調整を進めていた
ノヴァ『なんだか気持ち悪いです』
ノール「文句言うな」
ノヴァ『バディ、背中が痒いです』
勇「ふざけるな」
566 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:20:52.00 ID:QWDyvLheP
作戦開始まであと3時間
それぞれが最終調整に入り、次々に輸送機にヴィントが運び込まれて行く
目的地は敵軍領だ
輸送機も全速で突っ込んで戻る
帰りは自分で帰ってこいというなんとも雑な作戦だった
ドレッド「すまん!遅れた!」
ドレッドがドスドスと格納庫に駆け込んできた
クロム「おっそい!で、あれはどうにかなったの?」
ドレッド「バッチリだ」
ドレッドは厳重にロックされたスーツケースを持っていた
ドレッド「勇!」
勇「ん?なんだ?」
ドレッドに駆け寄る
ドレッド「上手くちょろまかして来た。上手く使えよ」
スーツケースを開くドレッド
その中には・・・
勇「あ、赤いEJ!?」
いつかの赤いEJだ
研究に使われた為か少し減っている気がしたが・・・
567 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:28:59.33 ID:QWDyvLheP
勇「いいのか?」
ドレッド「よくはねーけどな」
クロム「あんたには必要だと思ってね」
赤いEJはすぐに加工されて2本分のEJスティックになった
勇「俺は一本で良いんだが・・・」
ドレッド「もう一本はリートに入れてやれ。きっと腹すかせてるからな」
勇「もったいない」
クロム「もしかしたらアトムみたいにスーパーパワーを発揮するかもよ」
勇「なんだ?アトムって?」
クロム「・・・変ね。あたしも知らないわ・・・」
もらった1本はカッター(ガイウスはサムライカッターと言っていた)に入れた
整備兵「輸送機A発進します!!」
出撃は始まった
ノール「勇!早よしろ!」
勇「わかった!!・・・ありがとう」
ドレッド「必ず帰って来いよな」
クロム「リートもちゃんと忘れずにな」
勇「わかっている」
輸送機に乗り込むとノールが歯を剥き出しにしてサムズアップを向けてきた
俺も窓に向かって敬礼で返す
そして・・・決戦が始まる
568 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 20:58:35.25 ID:wZMKBcIN0
面白い
569 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 21:45:04.40 ID:QWDyvLheP
輸送機は一機にヴィントが2台積まれていた
俺と一緒に乗っているのはミーラだ
ミーラ「ニカに会ったんだって?」
勇「ん?・・・ああ、助けられた」
ミーラ「元気だった?」
勇「ああ・・・」
ミーラ「そっか・・・」
輸送機は凄まじい速度で移動して行く
『ポイント到着まであと15分です』
勇「了解!」
ヴィントを起動する
ノヴァ『いよいよですね』
勇「だな」
ミーラ「私たちの役目は最深部にあなたを届けること。あなたはリートを奪い返すこと!いい?」
勇「大丈夫だ!」
最終チェックを済ませる
いつでも戦える・・・
勇「ノヴァ、オーバーアクセレーションだ」
ノヴァ『既に起動中です』
勇「気を効かせすぎだ」
570 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 21:54:49.84 ID:QWDyvLheP
『発進準備を』
ミーラ「完了してます」
『幸運を祈る』
ハッチが開き くらい夜空の下にアオス・ヴルフの山々・・・
その中に基地らしき明かりが見える
ミーラ「・・・パイロット!緊急回避!!」
『えっ・・・!?りょ、了解!』
数瞬遅れて警報が鳴り響く
勇「攻撃!?」
ミーラ「対空兵器ね」
ミーラの地獄耳のおかげで回避したが他の機はそうはいかなかった
ドドンッ!!!
勇「大丈夫か!?」
ウェルス『このヴィントは飛べるんだろ!?』
撃墜された輸送機からヴィントが飛び出す
パイロットも脱出出来たようだ
勇「俺たちが出たら退避して下さい!」
『わ、わかった!気をつけろよ!』
輸送機から飛び出す
対空兵器の照準は俺たちヴィント隊に向けられた
571 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:13:20.54 ID:QWDyvLheP
弾丸の嵐が襲いかかる
勇「全機!スロットGを!」
ゴート『スロットGだな?』
スロットGを起動すると機体が僅かに展開し金色のパネルが装甲の隙間から現れる
弾丸の軌道が不自然に曲がりヴィントには全く当たらない
ゴート『電磁フィールドバリア・・・だったか?』
勇「V2には全機これがついている。上手く使ってくれ!」
ウェルス『うっひょぉ!無敵じゃねーか!』
勇「連続展開時間は5分だ」
ウェルス『先に言えよ!』
ガイウス『機体の説明の時に聞いたはずだが?』
ウェルス『ぐっ・・・』
ヴィントが着地し、地上を爆走する
ヴァルゴ『チームブラウの諸君は基地内部へ進行しろ!』
風吹「ここは我々が引き受ける」
勇「すまん!」
ヴァルゴ『ちゃんとリートを連れ戻してこい!』
勇「了解だ」
俺たちチームブラウの5機は基地の内部へ走っていく
風吹『俺たちもいるぞ』
その後ろには本部攻略戦の時のメンバーが集まっている
勇「みんな・・・!」
ノール『ということでV2の実戦試験も兼ねて殴り込みじゃ』
勇「だがそんな勝手に・・・」
ホルン「私が許可しよう」
ブリーフィングルームに入って来たのはエアーホルン基地ホルン司令だ
勇「なぜ司令がここに!?」
クロム「昇格よ。昇格」
ホルン司令「うむ。何故だかこのタイミングで作戦行動部の長官に任命されてな」
作戦行動部長官の地位は以前の本部攻略戦の時に裏切り者としてリストアップされていた前任者が死亡した為に空席になっていた
ホルン司令「なので今後は長官としてよろしく頼む」
勇「・・・なに笑ってるんだ?」
クロム「なにかしたでしょ?」
ノール『い〜や。ただちょっとお話ししてきただけじゃ』
どうやらノールが裏で手を回していたらしい
勇「ノール・・・あんたは一体何者なんだ?」
ノール『長生きすると顔が広くなっての』
--------------------
565 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:14:43.60 ID:QWDyvLheP
本部格納庫
作戦日時は明日の2時
それまでに色々とやらなくてはならない事がある
ノール「勇、お前はもう整備の手伝いはせんでいい」
勇「どうして?」
ノール「お前はリートを取り戻すこととあのクソ機械兵をぶっ潰す事に専念しろ」
機械兵とはADAMの事だ
勇「・・・わかった」
クロム「ところで、誰があたしのCユニットを持って行くの?」
ガイウス「俺がもらう」
クロム「OK。すぐに取り付けるわ」
整備兵「ここの調整どうします?」
ヴァルゴ「適当に頼むわ」
整備兵「えー・・・」
そしてノールはノヴァの調整を進めていた
ノヴァ『なんだか気持ち悪いです』
ノール「文句言うな」
ノヴァ『バディ、背中が痒いです』
勇「ふざけるな」
566 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:20:52.00 ID:QWDyvLheP
作戦開始まであと3時間
それぞれが最終調整に入り、次々に輸送機にヴィントが運び込まれて行く
目的地は敵軍領だ
輸送機も全速で突っ込んで戻る
帰りは自分で帰ってこいというなんとも雑な作戦だった
ドレッド「すまん!遅れた!」
ドレッドがドスドスと格納庫に駆け込んできた
クロム「おっそい!で、あれはどうにかなったの?」
ドレッド「バッチリだ」
ドレッドは厳重にロックされたスーツケースを持っていた
ドレッド「勇!」
勇「ん?なんだ?」
ドレッドに駆け寄る
ドレッド「上手くちょろまかして来た。上手く使えよ」
スーツケースを開くドレッド
その中には・・・
勇「あ、赤いEJ!?」
いつかの赤いEJだ
研究に使われた為か少し減っている気がしたが・・・
567 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:28:59.33 ID:QWDyvLheP
勇「いいのか?」
ドレッド「よくはねーけどな」
クロム「あんたには必要だと思ってね」
赤いEJはすぐに加工されて2本分のEJスティックになった
勇「俺は一本で良いんだが・・・」
ドレッド「もう一本はリートに入れてやれ。きっと腹すかせてるからな」
勇「もったいない」
クロム「もしかしたらアトムみたいにスーパーパワーを発揮するかもよ」
勇「なんだ?アトムって?」
クロム「・・・変ね。あたしも知らないわ・・・」
もらった1本はカッター(ガイウスはサムライカッターと言っていた)に入れた
整備兵「輸送機A発進します!!」
出撃は始まった
ノール「勇!早よしろ!」
勇「わかった!!・・・ありがとう」
ドレッド「必ず帰って来いよな」
クロム「リートもちゃんと忘れずにな」
勇「わかっている」
輸送機に乗り込むとノールが歯を剥き出しにしてサムズアップを向けてきた
俺も窓に向かって敬礼で返す
そして・・・決戦が始まる
568 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 20:58:35.25 ID:wZMKBcIN0
面白い
569 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 21:45:04.40 ID:QWDyvLheP
輸送機は一機にヴィントが2台積まれていた
俺と一緒に乗っているのはミーラだ
ミーラ「ニカに会ったんだって?」
勇「ん?・・・ああ、助けられた」
ミーラ「元気だった?」
勇「ああ・・・」
ミーラ「そっか・・・」
輸送機は凄まじい速度で移動して行く
『ポイント到着まであと15分です』
勇「了解!」
ヴィントを起動する
ノヴァ『いよいよですね』
勇「だな」
ミーラ「私たちの役目は最深部にあなたを届けること。あなたはリートを奪い返すこと!いい?」
勇「大丈夫だ!」
最終チェックを済ませる
いつでも戦える・・・
勇「ノヴァ、オーバーアクセレーションだ」
ノヴァ『既に起動中です』
勇「気を効かせすぎだ」
570 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 21:54:49.84 ID:QWDyvLheP
『発進準備を』
ミーラ「完了してます」
『幸運を祈る』
ハッチが開き くらい夜空の下にアオス・ヴルフの山々・・・
その中に基地らしき明かりが見える
ミーラ「・・・パイロット!緊急回避!!」
『えっ・・・!?りょ、了解!』
数瞬遅れて警報が鳴り響く
勇「攻撃!?」
ミーラ「対空兵器ね」
ミーラの地獄耳のおかげで回避したが他の機はそうはいかなかった
ドドンッ!!!
勇「大丈夫か!?」
ウェルス『このヴィントは飛べるんだろ!?』
撃墜された輸送機からヴィントが飛び出す
パイロットも脱出出来たようだ
勇「俺たちが出たら退避して下さい!」
『わ、わかった!気をつけろよ!』
輸送機から飛び出す
対空兵器の照準は俺たちヴィント隊に向けられた
571 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:13:20.54 ID:QWDyvLheP
弾丸の嵐が襲いかかる
勇「全機!スロットGを!」
ゴート『スロットGだな?』
スロットGを起動すると機体が僅かに展開し金色のパネルが装甲の隙間から現れる
弾丸の軌道が不自然に曲がりヴィントには全く当たらない
ゴート『電磁フィールドバリア・・・だったか?』
勇「V2には全機これがついている。上手く使ってくれ!」
ウェルス『うっひょぉ!無敵じゃねーか!』
勇「連続展開時間は5分だ」
ウェルス『先に言えよ!』
ガイウス『機体の説明の時に聞いたはずだが?』
ウェルス『ぐっ・・・』
ヴィントが着地し、地上を爆走する
ヴァルゴ『チームブラウの諸君は基地内部へ進行しろ!』
風吹「ここは我々が引き受ける」
勇「すまん!」
ヴァルゴ『ちゃんとリートを連れ戻してこい!』
勇「了解だ」
俺たちチームブラウの5機は基地の内部へ走っていく
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