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俺の墓場までもっていく秘密となった体験談
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89 :262:2005/05/18(水) 00:26:20 ID:feirRdRg0
Mでバイトを行う。古武道の道場に通う。

それだけならばよい。SさんとMちゃんがいる。お互いがお互いを知らない。俺はそんな事、話していない。

バイトは極力減らした。が、辞めなかった。

道場は月謝さえ払えば、ずっと休んでも構わない。が、おれは週に二回は出かけた。Mちゃんがいるからだ。


道場からの帰り、俺は自転車。彼女は電車。

彼女を駅まで送ってゆく。2人きりになれることは滅多に無い。

何人かの道場生で話しながら帰ってゆくのだ。

Mちゃんは控えめな子だった。練習熱心で、優しかった。

俺に熱い視線を投げ掛けることがあったが、他の道場生徒もにこやかに話をしていた。

俺にはそんな彼女が好ましく、まぶしかった。


Sさんからは、しばしば電話があった。Mでの出来事など、とりとめもないことを話してくる。聞いてもらいたいだけなのだろう。が、俺にはいまいましかった。

勉強時間が取られるから。だが、それは口実だったかもしれない。

Sさんと余り話したくなかったのだ。

ならばMを辞めればよいのだが、そうはしなかったことに俺のずるさがある。




92 :262:2005/05/18(水) 19:17:38 ID:feirRdRg0
今から思い起こしても、自分の余りの能天気振りに地団駄踏む思いがする。


俺は、最善の道をとるならば、Sさんと別れて、Mちゃんを大切にしながら受験に全力を傾けるべきではなかったか。

仮に合格できなくても、合格できても、全力を尽くした充実感があったろうし、良い意味での別の人生が開けていただろう。


Sさんと別れなかったのは、Sさんが綺麗だったからだ。

男子クルーが、Sさんの話をするのを、俺はしばしば聞いた。

「あの胸に顔を埋めてみたい」「そうだよな、色気あるよな」等々

俺がSさんを自由にしていることを皆知らない。Sさんの乱れた姿、身体の隅々を俺は知っている。云々。そこには愚かな優越感があった。



93 :262:2005/05/18(水) 19:30:43 ID:feirRdRg0
俺は浅はかだった。

恋愛をして、同時に不倫をして、日本一難しい試験に合格しようなど、できないことは少し考えれば分かることだ。

自分の自由になる肉体、そんなものはない。自由にしたならば、必ず何か見返りが出て行くことは、今になって分かる。

上手にやっている人間もいると思うが、それでも精神の迫力は薄まり、消えてゆく。これは恐ろしいことだと、今は分かる。

模擬試験の成績は、波が激しかった。どん底に落ちてみたり、合格圏をクリアしてみたり。

これは勉強不足に原因がある。知識が体系化されていないため、当たり外れが激しいのだ。

そこを先輩に指摘されながら、俺は何とか机にかじりついた。

Mちゃんは俺の状況を理解してくれており、時々手紙をくれるだけだった。語り合う時間も惜しいだろうから、ということだ。

優しい子だった。合格を祈っていると、手紙の最後にいつも結んであった。




94 :262:2005/05/18(水) 19:44:04 ID:feirRdRg0
Sさんは、そうでなかった。電話をかけてくる。会いたいという。

うるさいので、受験一月前に一度会った。しばらくとりとめもない話をして、その後ホテルに入った。

俺はバイトに入っておらず、金がないので、ホテル代は彼女に払ってもらった。

ホテルでは、おれはSさんに襲いかかった。もちろん、丁寧に優しく扱ったが、心の中では彼女に襲いかかりレイプするイメージだった。

「勝手なことばかり言って、俺の状況を全く分かってないじゃないか。今俺は大切な時期なんだ・・・」と心の中では思いつつ。

Sさんは、「会いたかったの、抱いて欲しかったの」と言いつつ、俺の頭をうめき声を上げながら抱きしめた。

俺は彼女を犯すようにして、3回射精した。3回目には激しい疲労感が俺を襲い、腹の辺りがむかむかした。

「私を愛してる?」

「ああ」


「本当に?」

俺は頷いたが、内心の嫌悪感を押さえるのに苦労した。



95 :262:2005/05/18(水) 19:54:58 ID:feirRdRg0
受験が近づいた。俺は一日10時間以上勉強した。が、実質はそれほどでもなかった。

頭に、別のことがいつもあったからだ。Mちゃんのこと、Sさんとの関係が泥沼になりそうな気配を感じること。

夢中になって勉強してるときは良いが、ふと我に返ると、いつの間にかそんな事を考えていた。



受験が済んだ。合格発表まで、時間がある。きちんとしている受験生は、ここで手を抜かない。

が、俺はMちゃんとデートしたりし始めた。つくづく自分を馬鹿だと思う。



97 :262:2005/05/18(水) 23:06:34 ID:feirRdRg0
久し振りのデートに、彼女は嬉しそうだった。

俺も、彼女と道場で会うだけでは物足りなかったし、彼女と一緒にいられると思うと、わくわくした。

俺達は原宿に行った。そして、代々木公園や明治神宮を散歩しながら、色々話をした。

俺達のことを、彼女と仲の良い女子道場生はもう知っているという。俺は別に不快ではなかった。これからは、もっと堂々と恋人同士という感じで歩けるな、と思った。

並んで歩くだけで、どうしてこんなに幸福になれるのだろうか、充実した時間なのだろうか。

色々なお店を冷やかしながら、時には小さな買い物をしながら、彼女は嬉しそうだった。

そんな彼女を見ているだけで、俺も嬉しかった。


短答式試験が終わったという解放感もあっただろう。

いつしか彼女と俺は腕を組み、彼女の胸の感触を肘に楽しみながら、歩いていた。彼女も、胸を俺の肘に押し付けてきた。ふとしたことで、肘をぎゅっと胸に押し付ける。

もう少し密着して歩きたかったが、そうすると歩けなくなる。



98 :262:2005/05/18(水) 23:16:12 ID:feirRdRg0
夕食は渋谷だった。渋谷まで歩いてきていた。俺の初体験の場所だ。

Sさんと歩いて、ある程度勝手の分かっているところは、ここしかなかった。


夕食を済ませ、軽くお酒を飲んで、俺は彼女と歩き始めた。

それまでのたわいもない話が途切れがちになり、彼女の目は真剣になった。ホテル街に入ったのだ。彼女の腕に力が入った。

見ると一件の小奇麗な門のホテルがあった。俺は、彼女の髪をなで、「入ろうか?」とささやいた。彼女は、黙っていた。

俺がホテルの門をくぐると、彼女は俺の腕を放し、門の外に立っている。

「どうしたの、おいで」と声をかけると、彼女は俺の腕をむんずと掴んで、外に連れ出した。

そして、黙って速足に歩き始めた。俺は引きずられるように付いて行った。



105 :262:2005/05/19(木) 20:25:04 ID:evq0/3nD0
俺は、このまま駅に向かって歩いていっても良いと思った。が、彼女は別方向に歩いていた。

彼女はふと、立ち止まった。少々息が荒い。少し先に別のホテルの門があった。

腕を組んだまま、俺は彼女の腰に手を伸ばし、彼女の身体を俺の身体の側面に柔らかく固定した。

歩きつつ、ホテルの門の前を通った。彼女の目を俺は見たが、硬い表情で、一瞬俺の目を見て、また視線をそらせた。

俺は優しく方向をホテルの門に向けた。彼女は身体を固くし、逆らう様子を見せたが、俺の意志が固いのを見てか、もう逆らおうとしなかった。

初夜の時よりも、彼女は遥かに緊張していた。



106 :262:2005/05/19(木) 20:35:55 ID:evq0/3nD0
部屋に入り、彼女にシャワーを浴びるように伝えた。

俺は彼女が愛おしかった。ホテルの中なのに、俺の息子は余り元気がなかった。息子は正直で、彼女を単なる性欲の対象として見ていないのだ。

俺は自分のこんな反応が、驚きであった。

彼女を抱かずに帰っても良いかな、と俺は思った。


彼女はバスからなかなか出てこなかった。そこで俺は裸になり、バスに入った。

Mちゃんはバスの中に浸かって背中を向けていた。俺は彼女に近づき、背中に優しくお湯をかけてあげた。

彼女は俺に背中を向けながら、しくしく泣いていた。

「どうしたの、哀しいの?」

彼女は顔を左右に振った。

「恥ずかしいよう・・・・」

蚊の鳴くような声だった。


俺は彼女の顎に手をかけて、顔をあげさせた。涙で頬が濡れている。

俺は、彼女に優しく口づけした。長い長いキスだった。

キスの後、2人は見つめあった。彼女は涙に潤んだ目でぎごちなくほほ笑んだ。




107 :262:2005/05/19(木) 20:48:38 ID:evq0/3nD0
彼女を先にバスから出して、俺は入念にシャワーを浴びた。

俺がバスから上がると、彼女はベッドに一人横になっていた。下を向いて、眠るでなく、俺を見つめるでなく、半眼で横になっていた。


布団をはぐと、彼女は浴衣を着ていた。パンティーも、ブラも付けていた。

俺が彼女を愛撫する。浴衣をたくし上げ、パンティを見ると、あそこにしみができていた。

太ももからお尻に向けて愛撫を繰り返す、小さなしみははっきりと濡れに変わってゆく。

身体を起こし、上を向かせる。ブラを外し、浴衣の前を開き、パンティを脱がせた。

彼女は今にも泣きそうに見えた。唇が震えつつ、ヘの字になっている。

彼女の肉体を眺め、俺は触り始めた。張りのある肌。鳩胸なので、乳房はそれほど大きくない。

彼女の乳房を優しく触り、乳首をつまむ。もう一方の乳首は口に含み、舌で押し付けるようにしてなめ回した。

彼女にとって前回は、酒の勢いがあったのだろう。今回は酒が入ってはいたが、ごく少量だった。

「私は禁酒しようと思うの」と彼女は言っていたのだが、無理に少々飲ませてしまったのだが。



342 :262:2005/05/28(土) 10:49:59 ID:TQeFi0iF0
うっすら汗をかいた彼女の肌を俺はなで回し、舐めた。

そして、彼女自身に手を伸ばした。

前回は、酔いも入っており、形状などはっきりと意識せずにインサートしてしまったが、今回はじっくりと触ってみた。

Sさんのそれと比べる。随分個人個人で違うものだと思った。

Sさんは毛が薄く、クリトリスも小さかった。入り口も肛門寄りだったが、Mちゃんはクリトリスが大きく、小陰唇も小さかった。なぜ小さいのかと不思議だった。

それは、彼女がいわゆる上付きだったからだろう。



343 :262:2005/05/28(土) 10:52:21 ID:TQeFi0iF0
俺は彼女のあそこをじっくり眺めたわけじゃない。あの時代にはAなど無かったし、その意味でテクニックを学ぶことが難しかった。

俺はSさんから教えてもらったものしかない。

Sさんの反応を見ながら、みようみまねで学んでゆくしかなかった。

Sさんは俺自身を舐めたり、自分のものを舐めてもらうなど好まなかった。

俺も当然そんなものだろうと思っていた。

あそこの形状について書き込めるのは、ほとんど全て指で感じたことだけだ。



344 :262:2005/05/28(土) 10:58:59 ID:TQeFi0iF0
Mちゃんは、息を荒く弾ませていた。胸が大きく波打っている。

俺が彼女のあそこに指を伸ばしたとき、彼女は両足をぴったりとくっつけた。

「恥ずかしいの?」俺が聞くと、彼女はこっくりと頷く。

「大丈夫だから、力を抜いてごらん」俺は優しく誘導した。

彼女はおずおずと力を抜くが、抜ききれない。

「イヤなの?」彼女はかぶりを振る。が、なかなか力が抜けない。無理強いすることもできない。

そっと両足を広げようとしても、力が入ってしまうので、片足だけをゆっくりと外側に広げた。



345 :262:2005/05/28(土) 11:07:52 ID:TQeFi0iF0
「愛しているよ」と俺が言うと、彼女は無言で俺を見つめる。つぶらな目には涙が溜まっていた。

片足も一定角度以上には開かない。それ以上だと力が入る。ちょっと無理な体勢かな、と思った。

俺はそれでも彼女に身体を重ねた。それからSさんと同じあたりに息子自身を押し付けたが、無い。下にずらすと、肛門になってしまう。

「変だな」と思ったが、今度はずっと亀頭を上げてみた。

すると、予想よりずっと上の方で俺自身が彼女の中に滑り込んだ。

彼女の足は片足が伸び切り、もう片足がかすかに開いている。それでもインサートできた。

俺がゆっくり動くと、彼女は「はー」と息を吐いた。


346 :262:2005/05/28(土) 11:19:28 ID:TQeFi0iF0
俺がゆっくり動くたびに、彼女の身体のこわばりはほぐれていった。

足もきれいに左右に開いた。彼女は感じるまでには至らない。

充分濡れてはいるけれど、息を弾ませてはいるけれど、それだけだった。

「痛む?」ときくと、かすかに「うん」と言う。


俺は彼女をいたわりつつ動き、発射した。膣外射精だった。

俺は彼女のお腹の精液をぬぐい、彼女のあそこもティッシュでぬぐった。

彼女は俺にしがみついてから唇を近づけてきて、俺の唇に押し当てた。


ほてった彼女の肌が暖かく心地よく、俺は彼女を愛おしく思った。


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