あなたの知らない世界
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177 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 13:07 ID:6sKJFxDE
「高平とはどうなった?」
自分でも一番思い出したくない名前を口にした。しかし、一番気になる事だった。
「その名前は言わないで・・」
「会っているのか?」
「会ってない!あれから一度も会ってないよ!信じて!」
「別れたと言う意味か?まあ今となっちゃあどうでもいいよ。」
千春がうつむいた。傷ついてる筈だ。
しかし早くこの部屋から出て行ってもらいたかった。そうしないと千春を押し倒してしまいそうだった。
そして以前の自分に戻ってしまいそうだった。
追い討ちをかけるように私はさらに千春を傷つける。自分でも信じられない程、残酷な言葉を投げつけた。
185 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 13:55 ID:6sKJFxDE
「千春・・・」
千春が顔を上げる。
「高平の前でした事を俺の目の前でもやって見ろ。」
千春が驚いた顔をした。そしてすぐにうつむいた。
「俺の前では出来ないか千春?やっぱり俺じゃ駄目か?」
千春はしばらくうつむいたままだった。ひざの上でこぶしを握り締めていた。その拳の上に涙が落ちていた。
千春が涙を拭いた。
そして千春はゆっくりとブラウスのボタンを外していった・・
186 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 13:56 ID:LU1uzqAU
千春の本性キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
188 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 14:01 ID:roto1ANg
切ない!悲しいよ、こんなH。
つらいねー。
190 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:12 ID:6sKJFxDE
千春が下着姿になった。
こうして見ると随分と痩せたようだ。
千春は下着姿のまましばらくうつむいたままだった。
「良ちゃん・・・」
「何だ?」
「・・・ビデオ・・見た時どう思った・・?」
「前にも言っただろう。」
「軽蔑した・・?」
「当たり前だろう!」
191 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:29 ID:6sKJFxDE
しばらくして千春が顔を上げた。
千春はその大きな瞳にいっぱいの涙を浮かべ、私を見つめていた。
そしてふいに強がりのような笑顔を見せた。
「良ちゃんの目の前で(ビデオと)同じ事したらうれしい?」
「ああうれしいねえ。うれしいけどもう服着ていいよ。」
私は千春の顔を見て心が痛んだ。やっぱり心のどこかで忘れらない想いがある。
「うれしい?」
千春は涙声が混じっているが、明るい声で私に問い掛ける。
強がっているのが手に取るように解る。
もう間もなくビデオの中の千春が目の前に現れるだろう。
しかし、この千春の悲しい作り笑顔だけは、ビデオの中の千春と重ねる事ができなかった。
194 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:45 ID:6sKJFxDE
私は何も答えなかった。
千春の私を見つめる大きな瞳が私の視線をそらす。
そしてそんな私を見て千春が答える。
「わかった!」
涙声の混じった明るい千春の声だった。
しばらくして視線を千春に戻す。
全裸の千春がそこにいた。
千春はそのままベッドにもたれかかった。
涙が頬を伝っていた。
そしてゆっくりと足を開いていった。
206 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 15:42 ID:6sKJFxDE
私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。
千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。
指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。
207 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 16:10 ID:6sKJFxDE
しかし千春は声を出さなかった。
私と視線を合わすこともなかった。
突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。
一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。
間もなく千春が絶頂を迎えた。
210 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE
興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。
服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。
千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。
二人共涙を流していた。
(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)
そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。
211 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:13 ID:AKVKBjeB
>>210
ああ、やっぱ抱いちゃったんだ。
214 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:22 ID:6sKJFxDE
目が覚めると千春が台所に立っていた。
昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。
「おはよう」
千春が笑顔で話し掛ける。
「ああ」
タバコに火をつけ視線をそらす。
千春を見ているのが辛かった。
私はスーツに着替えた。
早めの出勤の準備をした。
キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、テーブルの上に置いた。
「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」
私は遠まわしに千春に帰れと言っている。
そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、やがて静かに頷いた。
216 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:25 ID:6sKJFxDE
「じゃあ行って来る」
その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。
「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
床にはコンビニの袋が置いてあった。
恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。
私は再び視線を落とす。
そして持っていたカバンを置いた。
217 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:eCc8oYVV
>「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
切ない・・・
218 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:6sKJFxDE
千春の作った朝食がテーブルに揃った。
ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。
コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。
それでもなぜか千春の味がした。
運んできたのは私の分だけだった。
「お前は食わないのか?」
「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」
「食いづらいじゃないか」
「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」
「十分だ」
219 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:36 ID:AKVKBjeB
どうなるんだろう・・・。
「高平とはどうなった?」
自分でも一番思い出したくない名前を口にした。しかし、一番気になる事だった。
「その名前は言わないで・・」
「会っているのか?」
「会ってない!あれから一度も会ってないよ!信じて!」
「別れたと言う意味か?まあ今となっちゃあどうでもいいよ。」
千春がうつむいた。傷ついてる筈だ。
しかし早くこの部屋から出て行ってもらいたかった。そうしないと千春を押し倒してしまいそうだった。
そして以前の自分に戻ってしまいそうだった。
追い討ちをかけるように私はさらに千春を傷つける。自分でも信じられない程、残酷な言葉を投げつけた。
185 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 13:55 ID:6sKJFxDE
「千春・・・」
千春が顔を上げる。
「高平の前でした事を俺の目の前でもやって見ろ。」
千春が驚いた顔をした。そしてすぐにうつむいた。
「俺の前では出来ないか千春?やっぱり俺じゃ駄目か?」
千春はしばらくうつむいたままだった。ひざの上でこぶしを握り締めていた。その拳の上に涙が落ちていた。
千春が涙を拭いた。
そして千春はゆっくりとブラウスのボタンを外していった・・
186 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 13:56 ID:LU1uzqAU
千春の本性キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
188 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 14:01 ID:roto1ANg
切ない!悲しいよ、こんなH。
つらいねー。
190 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:12 ID:6sKJFxDE
千春が下着姿になった。
こうして見ると随分と痩せたようだ。
千春は下着姿のまましばらくうつむいたままだった。
「良ちゃん・・・」
「何だ?」
「・・・ビデオ・・見た時どう思った・・?」
「前にも言っただろう。」
「軽蔑した・・?」
「当たり前だろう!」
191 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:29 ID:6sKJFxDE
しばらくして千春が顔を上げた。
千春はその大きな瞳にいっぱいの涙を浮かべ、私を見つめていた。
そしてふいに強がりのような笑顔を見せた。
「良ちゃんの目の前で(ビデオと)同じ事したらうれしい?」
「ああうれしいねえ。うれしいけどもう服着ていいよ。」
私は千春の顔を見て心が痛んだ。やっぱり心のどこかで忘れらない想いがある。
「うれしい?」
千春は涙声が混じっているが、明るい声で私に問い掛ける。
強がっているのが手に取るように解る。
もう間もなくビデオの中の千春が目の前に現れるだろう。
しかし、この千春の悲しい作り笑顔だけは、ビデオの中の千春と重ねる事ができなかった。
194 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 14:45 ID:6sKJFxDE
私は何も答えなかった。
千春の私を見つめる大きな瞳が私の視線をそらす。
そしてそんな私を見て千春が答える。
「わかった!」
涙声の混じった明るい千春の声だった。
しばらくして視線を千春に戻す。
全裸の千春がそこにいた。
千春はそのままベッドにもたれかかった。
涙が頬を伝っていた。
そしてゆっくりと足を開いていった。
206 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 15:42 ID:6sKJFxDE
私の鼓動は血管が破裂しそうなほど高まっていた。千春を止める事が出来なかった。
初めて現実で見る千春のこの姿から目が離せなかった。
千春の指が動く。
片方の指で千春のそれを開く。
開いた先にはっきりと千春の突起物が見える。
指は溢れ出る愛液をすくい、突起物の上を円を描くように動く。しばらくその繰り返しが続く。
早く終わらせたいという気持ちがそうさせるのか、千春は真剣だった。
207 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 16:10 ID:6sKJFxDE
しかし千春は声を出さなかった。
私と視線を合わすこともなかった。
突然指の動きが早くなる。
千春の表情が変わってゆく。
今まで閉じたままの口がわずかに開く。
そこからかすかな息遣いが聞こえて来る。
一瞬体が硬直する。眉間に皺が集中する。
間もなく千春が絶頂を迎えた。
210 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:11 ID:6sKJFxDE
興奮は極みに達した。
私は自分を抑える事が出来なかった。
服を脱ぎ捨て、千春をベッドに押し倒した。
千春に覆い被さる。
唇を重ねる。舌を絡ませる。
千春が腕を絡ませてくる。
二人共涙を流していた。
(今日一日だけだ・・・今日一日だけだ・・)
そう何度も自分に言い聞かせながら千春を抱いた。
211 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:13 ID:AKVKBjeB
>>210
ああ、やっぱ抱いちゃったんだ。
214 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:22 ID:6sKJFxDE
目が覚めると千春が台所に立っていた。
昨夜、二人は全てを忘れ何度も交わった。
「おはよう」
千春が笑顔で話し掛ける。
「ああ」
タバコに火をつけ視線をそらす。
千春を見ているのが辛かった。
私はスーツに着替えた。
早めの出勤の準備をした。
キーケースから1つしかないこの部屋のカギを抜き、テーブルの上に置いた。
「カギは一つしかないからポストに入れておいてくれ。」
私は遠まわしに千春に帰れと言っている。
そして千春はその言葉を予期していたかの様に唇をかみ締め、やがて静かに頷いた。
216 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:25 ID:6sKJFxDE
「じゃあ行って来る」
その言葉を聞き千春の目から涙がこぼれた。
「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
床にはコンビニの袋が置いてあった。
恐らく朝早く起きて買ってきたのだろう。
私は再び視線を落とす。
そして持っていたカバンを置いた。
217 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:eCc8oYVV
>「もうすぐ出来るから・・ね?・・食べてって・・・」
切ない・・・
218 名前: 良介 投稿日: 03/07/03 17:31 ID:6sKJFxDE
千春の作った朝食がテーブルに揃った。
ご飯に味噌汁、ししゃもにハムエッグ、そして納豆にサラダ。
コンビニで揃う材料と言ったらこんなものだろう。
それでもなぜか千春の味がした。
運んできたのは私の分だけだった。
「お前は食わないのか?」
「いい。良ちゃんの食べる所見てる。」
「食いづらいじゃないか」
「いいじゃない。それよりごめんね、こんなものしか作れなくて・・」
「十分だ」
219 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/07/03 17:36 ID:AKVKBjeB
どうなるんだろう・・・。
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