俺の転落人生語ってく
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64 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】(1+0:8) :2013/02/12(火) 01:27:27.81 ID:S2imJKxg0
涙でるな
65 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:27:31.33 ID:sFYa2q7h0
それから 俺とお爺ちゃんは お祖母ちゃんと雑談をしたりした。
途中でお祖母ちゃんは眠ってしまったが俺はお祖母ちゃんの横でずっとゲームをしてた。
面会時間が終わり帰ることになり 俺とお爺ちゃんは駐車場へ向かった。
駐車場で ずっと黙ってたお爺ちゃんがやっと口を開けてくれた。
66 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:29:41.57 ID:sFYa2q7h0
>>1 辛い話だけどな よく聞いてくれ。
ばーちゃんは子宮がんなんだ。
余命は1,2ヶ月らしい。
抗癌剤は知らなかったけど医療ドラマとかでがんで患者が死んでいくところとかは見ていた。
なので俺は めちゃくちゃ驚いた。
ずっと腰が痛いだけだと思ってたし1週間もしたら病院を退院して いつもどおりの日常に戻る。そう思ってたから。
67 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:30:51.67 ID:sFYa2q7h0
俺はわけが分からなかった。
なんで おばあちゃんがガンに?
なんでこんなことになったんだ・・・。
車の中は真っ暗でよく見えなかったけど お爺ちゃんはハンカチを目に当てていた。
それから俺たちは無言で家まで帰った。
68 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:32:16.50 ID:sFYa2q7h0
俺は学校を休み毎日のように おばあちゃんの病室へと行った。
おばあちゃんは ずっとベットの上だったけど すごい元気で>>1 バナナ食べなさい牛乳飲みなさい このお菓子食べる?とか色々なものをくれた。
ガンだとは思わせないくらい明るかった。
お爺ちゃんは その光景をただただ悲しげに見ていた。
70 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:35:28.19 ID:sFYa2q7h0
次の日 お祖母ちゃんの妹や親戚がきてくれた。
その日お祖母ちゃんは何かの検査をしてた。
よく覚えてないけど待合室で おばあちゃんの妹とかと話したのを覚えている。
妹は すごく泣いてて妹の旦那さんは>>1君 辛いはずなのに泣かずに偉いなあといってくれた。
検査が終わり病室で おばあちゃんと妹はふたりきりで色々と話しその日は妹達は帰っていった。
71 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:35:40.17 ID:SB+GAfVUO
読んでいるよ
小さかったのにつらかったね
72 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:37:12.21 ID:sFYa2q7h0
その次の日から お祖母ちゃんは何かおかしくなった。
俺の前では普通なんだけどお爺ちゃんの前では 家に帰りたい!家に帰りたい!とだだをこねはじめた。
ただただ かわいそうで何も出来ない俺に一番腹が経った。
73 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:38:41.43 ID:sFYa2q7h0
お爺ちゃんは決意を決め抗癌剤なども処方せず最後までお祖母ちゃんを看取ってあげる事を決めた。
その後 俺たちは家に戻ってきた。
久しぶりに3人で。
おばあちゃんは すっげえ喜んでいた。
俺も嬉しかった。
その日は おばあちゃんのベッドの横でご飯を食った。
74 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:39:46.02 ID:sFYa2q7h0
それから3日 何事もなく日は過ぎていった。
こういう時は旅行とか行けばいいんだろうけど
お祖母ちゃんはベッドから起き上がる事もできず旅行に行くことすら出来ない状態だった。
それでも意識だけは保って俺に話しかけてくれていた。
そんな時でも俺はゲームをしてた。
75 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:41:51.46 ID:hJNTT++G0
泣けるなぁ…
76 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:42:25.19 ID:sFYa2q7h0
そして三日目
隣の部屋でゲームをしてると お爺ちゃんが大慌てで俺の元にやってきて>>1 おばあちゃんが わしと>>1を読んでる 早く行ってあげなさい そう言った。
突然どうしたんだと思い おばあちゃんの元に行ってあげるとおばあちゃんが俺に必死に語りかけてきた。
>>1の結婚式まで元気で生きるって約束したのにごめんね・・・本当にごめんね・・・そう言った。
じいちゃん 優しい介護ありがとうね 本当にありがとう。
おばあちゃんは声を振り絞ってそういった。
お爺ちゃんはいいんだよ そんなのと泣きながら言っていた。
俺は何も言えなかった。
それからお祖母ちゃんは意識不明となった。
77 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:44:55.45 ID:sFYa2q7h0
ドラマみたいな話だけど全部実話なんだ。釣りと思ってくれても良い。
あんまり現実味がないから。だけど読んでくれてありがとう。
次の日 おばあちゃんの妹が来て おじいちゃんにお兄さんもつかれたでしょ。
私が看病するから少し休憩してください。と言った。
その日だけ妹は泊まり次の日帰っていった。
違う県に住んでるのに わざわざこんな遠くまで一人できて 本当におばあちゃんは愛されてるなと思った。
78 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:46:33.28 ID:sFYa2q7h0
妹が帰った日 おばあちゃんの横でゲームをやってると変な匂いがしてきた。
今まで匂ったことのない 独特な匂い。
死のにおいっていうのは あの事をいうんだと思う。
その次の日の深夜 突然お爺ちゃんに起こされた。
おばあちゃんが死んだ・・・
79 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:47:49.45 ID:sFYa2q7h0
お祖母ちゃんは余命1ヶ月と言われていたのに退院してたった1週間で死んでしまった。
お爺ちゃんは すごい泣いてたが一度も苦しむこともなく最後にあんな事まで言ってくれて わしらとお祖母ちゃんは すごい幸せだったと思うよ そう言った。
今度は母が迎えに来てくれて辛かったね そう言ってくれた。
80 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:49:29.34 ID:sFYa2q7h0
葬式の日まで母の家で過ごし、葬式の日 家に帰った。
葬式は団地の集会所で行われ 大きいものとなった。
団地の人ほとんどが参加してくれ 俺はそこの最前列に座った。
集会所の外にある桜の花びらが散り始めていた季節だった。
81 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:49:27.69 ID:EbQ/iPFr0
うちのばあちゃんも亡くなる本当直前にみんなにお礼言った
本人には最期がわかるのかな
82 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:52:07.75 ID:sFYa2q7h0
>>81
たぶん本人はわかるんだろうね・・・ 感覚というかなんとなく
火葬前に俺は お祖母ちゃんにさよなら そう一言言った。
納骨の時お祖母ちゃんが生前痛い痛いと言っていた腰の部分?とおもわれる骨が真っ黒だった。
お爺ちゃんは泣きながら骨を拾っていた。
俺は実感がわかないというか物事が起きるのがあっというますぎて泣くことができなかった。
83 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:53:41.64 ID:sFYa2q7h0
家に帰ってベッドを見てみる。
そこには いつも居たはずのおばあちゃんが居なくて 俺はその時はじめてああ、おばあちゃん本当にいなくなっちゃったんだな・・・ そう思って初めて涙が溢れた。
お爺ちゃんの膝の上で ずっと泣いて泣き止んだ時にはお爺ちゃんのズボンはびしょびしょになっていた。
85 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:55:30.29 ID:sFYa2q7h0
それから俺はまた1ヶ月学校を休んだ。
その時お爺ちゃんは色々なところへ連れて行ってくれた。
おじいちゃんとお祖母ちゃん 父が親子3人で暮らした家のあった場所。
俺が生まれた病院 大阪 色々なところへいった。
84 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:54:19.80 ID:mjpk7hVD0
>>1は今何歳なの?
86 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:57:33.73 ID:sFYa2q7h0
>>84
未成年とだけ・・・。 ガキがいっちょまえに語ってすみません。
だけど俺は気付いた。お爺ちゃんがつかれていることを考えてみれば当然のことだ。
病気で寝込んでいるおばあちゃんを看病し 息子にも死なれ何十年も付き添った嫁にも死なれ精神的にも体力的にもつかれている事はわかった。
それで俺は決意した。
母のところへ行くことを
87 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:59:09.86 ID:sFYa2q7h0
母に電話をかけてみると全然いいよ いつでも来なさいそう言ってくれた。
仲が良かった弟はこれで いつでもゲームの通信が出来るね!と喜んでくれた。
俺は小学校を卒業したら 母のもとへ向かうことを完全に決めた。
お爺ちゃんも頑張ってこいよ そう言ってくれた。
それからは何事もなく小学校を卒業し 母のところへ向かった。
89 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 02:00:09.00 ID:sFYa2q7h0
これで小学生編は終わりです。
転落人生と言ったら大げさだけど激動の6年間でした。
中学生編は すぐ終わるとおもいます。
中学生編まで書いて寝ようと思います。
見てくれている方ありがとうございます。
88 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:59:43.27 ID:SB+GAfVUO
>>78
死の匂い、わかる
入院してたときに病室から匂ってた
看護士たちは「どうせ食べないんだからオニギリにしようよ、新米だから美味しいよ!」なんてはしゃいでんの俺がそれを睨んでたら、
「○○さんも食べなよ、新米だからさ」ってラップのオニギリ渡されそうになったけど、ふざけんな!つって点滴全部外してタクシーで帰ったわ
病院なんかで死んじゃダメだ
おばあちゃんはお家で亡くなることができて幸せだったと思うよ
90 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 02:01:47.77 ID:sFYa2q7h0
>>88
僕も火葬場でおにぎりを出されたんですが 食べる気にはなりませんでした。
病院や火葬場なんかで食べ物を出されてもとても食べる気になんかなりませんよね。
本当に祖母は幸せだったと思います。
1週間しかみてあげることが出来なかったけど苦しむ事もなく眠るように亡くなったので良かったんじゃないかと思います。
涙でるな
65 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:27:31.33 ID:sFYa2q7h0
それから 俺とお爺ちゃんは お祖母ちゃんと雑談をしたりした。
途中でお祖母ちゃんは眠ってしまったが俺はお祖母ちゃんの横でずっとゲームをしてた。
面会時間が終わり帰ることになり 俺とお爺ちゃんは駐車場へ向かった。
駐車場で ずっと黙ってたお爺ちゃんがやっと口を開けてくれた。
66 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:29:41.57 ID:sFYa2q7h0
>>1 辛い話だけどな よく聞いてくれ。
ばーちゃんは子宮がんなんだ。
余命は1,2ヶ月らしい。
抗癌剤は知らなかったけど医療ドラマとかでがんで患者が死んでいくところとかは見ていた。
なので俺は めちゃくちゃ驚いた。
ずっと腰が痛いだけだと思ってたし1週間もしたら病院を退院して いつもどおりの日常に戻る。そう思ってたから。
67 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:30:51.67 ID:sFYa2q7h0
俺はわけが分からなかった。
なんで おばあちゃんがガンに?
なんでこんなことになったんだ・・・。
車の中は真っ暗でよく見えなかったけど お爺ちゃんはハンカチを目に当てていた。
それから俺たちは無言で家まで帰った。
68 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:32:16.50 ID:sFYa2q7h0
俺は学校を休み毎日のように おばあちゃんの病室へと行った。
おばあちゃんは ずっとベットの上だったけど すごい元気で>>1 バナナ食べなさい牛乳飲みなさい このお菓子食べる?とか色々なものをくれた。
ガンだとは思わせないくらい明るかった。
お爺ちゃんは その光景をただただ悲しげに見ていた。
70 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:35:28.19 ID:sFYa2q7h0
次の日 お祖母ちゃんの妹や親戚がきてくれた。
その日お祖母ちゃんは何かの検査をしてた。
よく覚えてないけど待合室で おばあちゃんの妹とかと話したのを覚えている。
妹は すごく泣いてて妹の旦那さんは>>1君 辛いはずなのに泣かずに偉いなあといってくれた。
検査が終わり病室で おばあちゃんと妹はふたりきりで色々と話しその日は妹達は帰っていった。
71 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:35:40.17 ID:SB+GAfVUO
読んでいるよ
小さかったのにつらかったね
72 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:37:12.21 ID:sFYa2q7h0
その次の日から お祖母ちゃんは何かおかしくなった。
俺の前では普通なんだけどお爺ちゃんの前では 家に帰りたい!家に帰りたい!とだだをこねはじめた。
ただただ かわいそうで何も出来ない俺に一番腹が経った。
73 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:38:41.43 ID:sFYa2q7h0
お爺ちゃんは決意を決め抗癌剤なども処方せず最後までお祖母ちゃんを看取ってあげる事を決めた。
その後 俺たちは家に戻ってきた。
久しぶりに3人で。
おばあちゃんは すっげえ喜んでいた。
俺も嬉しかった。
その日は おばあちゃんのベッドの横でご飯を食った。
74 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:39:46.02 ID:sFYa2q7h0
それから3日 何事もなく日は過ぎていった。
こういう時は旅行とか行けばいいんだろうけど
お祖母ちゃんはベッドから起き上がる事もできず旅行に行くことすら出来ない状態だった。
それでも意識だけは保って俺に話しかけてくれていた。
そんな時でも俺はゲームをしてた。
75 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:41:51.46 ID:hJNTT++G0
泣けるなぁ…
76 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:42:25.19 ID:sFYa2q7h0
そして三日目
隣の部屋でゲームをしてると お爺ちゃんが大慌てで俺の元にやってきて>>1 おばあちゃんが わしと>>1を読んでる 早く行ってあげなさい そう言った。
突然どうしたんだと思い おばあちゃんの元に行ってあげるとおばあちゃんが俺に必死に語りかけてきた。
>>1の結婚式まで元気で生きるって約束したのにごめんね・・・本当にごめんね・・・そう言った。
じいちゃん 優しい介護ありがとうね 本当にありがとう。
おばあちゃんは声を振り絞ってそういった。
お爺ちゃんはいいんだよ そんなのと泣きながら言っていた。
俺は何も言えなかった。
それからお祖母ちゃんは意識不明となった。
77 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:44:55.45 ID:sFYa2q7h0
ドラマみたいな話だけど全部実話なんだ。釣りと思ってくれても良い。
あんまり現実味がないから。だけど読んでくれてありがとう。
次の日 おばあちゃんの妹が来て おじいちゃんにお兄さんもつかれたでしょ。
私が看病するから少し休憩してください。と言った。
その日だけ妹は泊まり次の日帰っていった。
違う県に住んでるのに わざわざこんな遠くまで一人できて 本当におばあちゃんは愛されてるなと思った。
78 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:46:33.28 ID:sFYa2q7h0
妹が帰った日 おばあちゃんの横でゲームをやってると変な匂いがしてきた。
今まで匂ったことのない 独特な匂い。
死のにおいっていうのは あの事をいうんだと思う。
その次の日の深夜 突然お爺ちゃんに起こされた。
おばあちゃんが死んだ・・・
79 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:47:49.45 ID:sFYa2q7h0
お祖母ちゃんは余命1ヶ月と言われていたのに退院してたった1週間で死んでしまった。
お爺ちゃんは すごい泣いてたが一度も苦しむこともなく最後にあんな事まで言ってくれて わしらとお祖母ちゃんは すごい幸せだったと思うよ そう言った。
今度は母が迎えに来てくれて辛かったね そう言ってくれた。
80 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:49:29.34 ID:sFYa2q7h0
葬式の日まで母の家で過ごし、葬式の日 家に帰った。
葬式は団地の集会所で行われ 大きいものとなった。
団地の人ほとんどが参加してくれ 俺はそこの最前列に座った。
集会所の外にある桜の花びらが散り始めていた季節だった。
81 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:49:27.69 ID:EbQ/iPFr0
うちのばあちゃんも亡くなる本当直前にみんなにお礼言った
本人には最期がわかるのかな
82 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:52:07.75 ID:sFYa2q7h0
>>81
たぶん本人はわかるんだろうね・・・ 感覚というかなんとなく
火葬前に俺は お祖母ちゃんにさよなら そう一言言った。
納骨の時お祖母ちゃんが生前痛い痛いと言っていた腰の部分?とおもわれる骨が真っ黒だった。
お爺ちゃんは泣きながら骨を拾っていた。
俺は実感がわかないというか物事が起きるのがあっというますぎて泣くことができなかった。
83 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:53:41.64 ID:sFYa2q7h0
家に帰ってベッドを見てみる。
そこには いつも居たはずのおばあちゃんが居なくて 俺はその時はじめてああ、おばあちゃん本当にいなくなっちゃったんだな・・・ そう思って初めて涙が溢れた。
お爺ちゃんの膝の上で ずっと泣いて泣き止んだ時にはお爺ちゃんのズボンはびしょびしょになっていた。
85 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:55:30.29 ID:sFYa2q7h0
それから俺はまた1ヶ月学校を休んだ。
その時お爺ちゃんは色々なところへ連れて行ってくれた。
おじいちゃんとお祖母ちゃん 父が親子3人で暮らした家のあった場所。
俺が生まれた病院 大阪 色々なところへいった。
84 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:54:19.80 ID:mjpk7hVD0
>>1は今何歳なの?
86 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:57:33.73 ID:sFYa2q7h0
>>84
未成年とだけ・・・。 ガキがいっちょまえに語ってすみません。
だけど俺は気付いた。お爺ちゃんがつかれていることを考えてみれば当然のことだ。
病気で寝込んでいるおばあちゃんを看病し 息子にも死なれ何十年も付き添った嫁にも死なれ精神的にも体力的にもつかれている事はわかった。
それで俺は決意した。
母のところへ行くことを
87 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:59:09.86 ID:sFYa2q7h0
母に電話をかけてみると全然いいよ いつでも来なさいそう言ってくれた。
仲が良かった弟はこれで いつでもゲームの通信が出来るね!と喜んでくれた。
俺は小学校を卒業したら 母のもとへ向かうことを完全に決めた。
お爺ちゃんも頑張ってこいよ そう言ってくれた。
それからは何事もなく小学校を卒業し 母のところへ向かった。
89 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 02:00:09.00 ID:sFYa2q7h0
これで小学生編は終わりです。
転落人生と言ったら大げさだけど激動の6年間でした。
中学生編は すぐ終わるとおもいます。
中学生編まで書いて寝ようと思います。
見てくれている方ありがとうございます。
88 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 01:59:43.27 ID:SB+GAfVUO
>>78
死の匂い、わかる
入院してたときに病室から匂ってた
看護士たちは「どうせ食べないんだからオニギリにしようよ、新米だから美味しいよ!」なんてはしゃいでんの俺がそれを睨んでたら、
「○○さんも食べなよ、新米だからさ」ってラップのオニギリ渡されそうになったけど、ふざけんな!つって点滴全部外してタクシーで帰ったわ
病院なんかで死んじゃダメだ
おばあちゃんはお家で亡くなることができて幸せだったと思うよ
90 :名も無き被検体774号+:2013/02/12(火) 02:01:47.77 ID:sFYa2q7h0
>>88
僕も火葬場でおにぎりを出されたんですが 食べる気にはなりませんでした。
病院や火葬場なんかで食べ物を出されてもとても食べる気になんかなりませんよね。
本当に祖母は幸せだったと思います。
1週間しかみてあげることが出来なかったけど苦しむ事もなく眠るように亡くなったので良かったんじゃないかと思います。
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