何者にもなれないお前たちに旦那の遺言を告げる
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30 :嫁:2011/11/30(水) 01:42:40.28 ID:kKC8GmiC0
とりあえずは、腹痛の原因でもある腫瘍を取り除く手術をすることになった。
でも、すぐに娘が入学式をむかえる。
だけど、いま、だんなちゃんの体には治療のための細いチューブが からだの中にささってる。
だけど、一生に一度の娘の晴れ舞台。
出席しないわけには行かない。
悩んだだんなちゃんは、体にチューブと点滴の針が刺さったまま入学式に出ることにしたのだ。
31 :嫁:2011/11/30(水) 01:45:05.00 ID:kKC8GmiC0
病院では、針の部分は触らないでくださいね。
あばれたりしないでくださいね。
終わったら、すぐかえってきてくださいね。
32 :嫁:2011/11/30(水) 01:47:42.98 ID:kKC8GmiC0
無事に入学式も済み。
そのままだんなちゃんは入院。
思えば、ここからすでに波乱万丈は はじまっていたのねぇ
33 :嫁:2011/11/30(水) 01:49:22.12 ID:kKC8GmiC0
ここまでで何かききたいことあるひといますかー?
34 :嫁:2011/11/30(水) 01:54:48.78 ID:kKC8GmiC0
ちょっと書いてたら気がまぎれてきたのかねむくなってきました。
ひとねむりして、おきたらつづきかきますー
35 :私事ですが名無しです:2011/11/30(水) 03:04:00.05 ID:w+XlHMYwO
今スレ発見した
入学式に出席しておいて良かったね
36 :嫁:2011/11/30(水) 10:43:33.76 ID:kKC8GmiC0
ただいまです。
はい。ほんと。入学式に出席できてよかったです。
亡くなる一週間前に娘の学芸会があって、それも見に行くことができました。
余命二ヶ月と告げられて、一ヶ月ほどたったときのことでした。
だんなちゃんのがんは お知りの穴からも触って確認できるほど出てきてて。
すごく痛がってました。
こんな痛い思いするくらいなら楽に殺してくれって。それくらいしんどい。
病院の治療で傷みを和らげる緩和ケアというものがはじまっていました。
37 :嫁:2011/11/30(水) 10:47:55.83 ID:kKC8GmiC0
五年近く抗がん剤の治療をしていた だんなちゃんのからだは すでにボロボロで、効く抗がん剤ならやってみる価値はあるんだけど、効かなくなった抗がん剤は毒にしかならないと。
とりあえずは、痛みをとって体力を作っていく。という治療法に切り替えられました。
夜も まともにねられなくなっていた だんなちゃんは脊髄から麻酔をうって下半身の痛みの感覚をとって寝る ということをやっていました。
38 :嫁:2011/11/30(水) 10:53:56.73 ID:kKC8GmiC0
当然、いすに座るなんてことはもうできず、食事は常に たってしていました。
でも、たっていると足の付け根にできガン細胞のせいでリンパの流れが悪くなって、毛穴からリンパが流れ始めるのです。
それが、むくんで広がって、妊娠線のように皮膚が一部薄くなったところから亀裂が入ってリンパ液のようなものが流れ出すという。悪循環になっていました。
39 :嫁:2011/11/30(水) 10:56:12.98 ID:kKC8GmiC0
痛いし、足はぱんぱんだし、そんな状況でも娘の学芸会には出たいと。
そんなわがままを病院側は すんなり受け入れてくれ 主人は学芸会に行くことになりました。
40 :嫁:2011/11/30(水) 11:04:12.45 ID:kKC8GmiC0
軽い気持ちでうちら二人はいこかーw? っていったのに、すごくおおがかりなものになった。
まず、痛みがあって座れない主人の痛みをとるために夜、寝るときにやっている下半身麻酔をしながらいくということになりました。
そして、常時飲んでいるくすり。
モルヒネとこの三つをやりながらいくということになりました。
でも、飲み薬のモルヒネは自分たちでできるが腰から入れている麻酔は、医者か看護婦さんしかできない。
そのため、お医者さん二人と看護婦さんが付き添うということになりました。
そりゃもう、病棟あげての一大イベントとなっていました。
41 :嫁:2011/11/30(水) 11:13:00.12 ID:kKC8GmiC0
当日の朝、うちの主人が いつもよりちょっと強い痛いを感じた。痛いから学芸会どうしようか? ってはなしをしてた。
でも、病棟内は絶対だんなちゃんを無事に学芸会に連れて行くぞ。ムードで大盛り上がり。
痛みもある中、主治医の先生が手術があるということでいけないかも。という話が出てきてた。
だんなちゃんは ちょっと不安そうになってきて、イライラしはじめた。
42 :嫁:2011/11/30(水) 11:31:53.13 ID:kKC8GmiC0
痛みどころか熱もでてきて、強い倦怠感におそわれていた。
ダ「おれはおなかも痛いし頭も痛いんだよ。だけど学芸会にも行きたいんだよ」
嫁「学芸会行きたいならいけばいいじゃない。」
ダ「こんな状況でいけるわけないじゃないか」
嫁「じゃぁ、やめる?朝から楽しみにしてたんじゃないの? 楽しみにしてたならいくべきだと思う」
ダ「だから、おれだって行きたいって言ってるだろ? なんでわかんねぇんだよ。」
嫁「だからあたしは、行けばいいと最初から行ってるだろうが。意味をかんねぇ」
ダ「またそういう蔑んだ目で俺を見る。かあちゃん(あたしは だんなちゃんにそう呼ばれてた)にそういう目でみられるのが 俺は一番嫌いなんだよ。」
嫁「そんな顔してないわ、好きとか嫌いの問題じゃないでしょぉ、行くか行かないかでしょ? あたしだって仕事して疲れてんだし、あんたのそんなのに付き合ってられんわ」
ダ「じゃあオレもういかない。行く気がない」
嫁「じゃほんとにそれでいいんだね?」
ダ「やっぱり行く」
嫁「どっちなのよ?」
そのやり取りをずっと見てた看護婦さんは、とりあえず、決まったら またよんでくださいね。といって病室を出て行った。
あたしは、こいつが行かないわけがないのに、絶対行くに決まってるのにと思いつつも しばらくだまっていた。
43 :嫁:2011/11/30(水) 11:44:30.96 ID:kKC8GmiC0
しばらくして、あたしが病院の師長さんによびだされた。
師長さん「だんなちゃんだいじょうぶですか? わたし、だんなちゃんがあんなに感情的になるところはじめてみました。
いつも、痛いときでも冷静に痛みの状況を伝えて、落ち着いてて、すごいなぁって
もし、体調がすぐれないようなら中止してもいいですよ。
こちらも、だんなちゃんの気持ちを無視して もりあがっちゃってたところがあるかも。ごめんなさいね。
そういわれた。
あたしは、そんなことないですよ。あたしの前ではいつもあんなんですよー。
いつもってわけでもないれど、たまーに。
あのひと、あたし以外の人の前で感情とか出さない人だから。
出すと嫌われると思っているのでだせないだけなんですよ。
だから、まったく気にしなくていいですよ。
あたしの前では、弱音もはきますし。
だから、今日の学芸会連れて言ってあげてください。
よろしくおねがいします。
44 :嫁:2011/11/30(水) 11:51:38.37 ID:kKC8GmiC0
師長さん「そっか、だんなちゃんでも ちゃんと感情的になる部分はあるんですね。ちょっと安心しました。」
嫁「あんしんて?」
師長「いつも冷静だから、もっと看護婦に対していろいろ言ってくれればいいの 何も言わないし だんなちゃんどうなってんだろって。
でも、さっきのことで、ちゃんと人間ぽいところがある人なんだなぁって安心しました。よかったよかった。
45 :嫁:2011/11/30(水) 11:56:28.16 ID:kKC8GmiC0
そういわれた。
やっぱり病気になっても それは変わらないのかw
だんなちゃんがよくいってた。
かあちゃんに出会って初めて感情を表に出すことができた。
甘えたいときはあまえるし、いやなものはいや。
かあちゃんの前だからいえるよ。
かあちゃんだいすき。
そういってた。
46 :嫁:2011/11/30(水) 12:06:53.71 ID:kKC8GmiC0
あたしが病室に戻ると、だんなちゃんの気分はすっかり落ち着いていた。
主治医の先生の手術が予定より早く終わり一緒に同行してくれることになったのだ。
だんなちゃんは、主治医をものすごく信頼している。
その先生が一緒に来てくれるそれだけでもすごく頼もしいことだと思う。
それで行く決心も固まったんだと思う。
わたしたちはタクシーを手配したり、行く準備をはじめた。
47 :嫁:2011/11/30(水) 12:21:57.61 ID:kKC8GmiC0
娘の学校にも、車椅子で行くことをいってあった。
ちゃんと専用の席もあります。とのことだった。
病院から学校に医者と看護婦が同行するということも伝えて出発。
わたしと、主治医がタクシーにのって看護婦さんと、もう一人の先生は別の車で がっこうに向かうことになった。
道中では当然こんな話になりますよね?
主治医「むすめさん、劇でどんな役やるんですか?」
うちのだんなちゃんは満面の笑みで
ダ「濁流役ですー(´v`)」
主治医「・・・・・・・・・・汗
濁流役ですか?
ダ「そう、濁流役なんですよ。でもねぇ、すごくかっこいいんですよ。ヨメルヨみたいな踊りして登場して、ダンスして、めちゃめちゃかっこいいの」たのしみーw」
主治医「それはたのしみですね」
娘が濁流役っていわれたら反応困るだろふつーは。
48 :嫁:2011/11/30(水) 12:27:19.10 ID:kKC8GmiC0
学校に着くと、学校の先生からの誘導で生徒が運動場で遊んでいるにもかかわらず、運動場の真ん中つっきって運動場脇に車を止めた。
あたしたちは、車の中で こどもこええぇぇぇぇえwwwwwwwwwwwwwwww
轢きそうwwwwwwwwwwwwww
運動場に車でのりつけるとかwwwwwwwwwwwwwwwwww
DQNドラマだぁwwwwwwwwwwwwww
とか、もりあがっておりました。
49 :嫁:2011/11/30(水) 12:30:57.56 ID:kKC8GmiC0
タクシーから車椅子おろして進むとき、主治医の先生が操作あやまって車椅子が校庭の土にうもれていった。
先生、なにやってんすかw?
いや、うもれてしまった。
ほと、このおっさんなにやってんだよ。
とりあえずは、腹痛の原因でもある腫瘍を取り除く手術をすることになった。
でも、すぐに娘が入学式をむかえる。
だけど、いま、だんなちゃんの体には治療のための細いチューブが からだの中にささってる。
だけど、一生に一度の娘の晴れ舞台。
出席しないわけには行かない。
悩んだだんなちゃんは、体にチューブと点滴の針が刺さったまま入学式に出ることにしたのだ。
31 :嫁:2011/11/30(水) 01:45:05.00 ID:kKC8GmiC0
病院では、針の部分は触らないでくださいね。
あばれたりしないでくださいね。
終わったら、すぐかえってきてくださいね。
32 :嫁:2011/11/30(水) 01:47:42.98 ID:kKC8GmiC0
無事に入学式も済み。
そのままだんなちゃんは入院。
思えば、ここからすでに波乱万丈は はじまっていたのねぇ
33 :嫁:2011/11/30(水) 01:49:22.12 ID:kKC8GmiC0
ここまでで何かききたいことあるひといますかー?
34 :嫁:2011/11/30(水) 01:54:48.78 ID:kKC8GmiC0
ちょっと書いてたら気がまぎれてきたのかねむくなってきました。
ひとねむりして、おきたらつづきかきますー
35 :私事ですが名無しです:2011/11/30(水) 03:04:00.05 ID:w+XlHMYwO
今スレ発見した
入学式に出席しておいて良かったね
36 :嫁:2011/11/30(水) 10:43:33.76 ID:kKC8GmiC0
ただいまです。
はい。ほんと。入学式に出席できてよかったです。
亡くなる一週間前に娘の学芸会があって、それも見に行くことができました。
余命二ヶ月と告げられて、一ヶ月ほどたったときのことでした。
だんなちゃんのがんは お知りの穴からも触って確認できるほど出てきてて。
すごく痛がってました。
こんな痛い思いするくらいなら楽に殺してくれって。それくらいしんどい。
病院の治療で傷みを和らげる緩和ケアというものがはじまっていました。
37 :嫁:2011/11/30(水) 10:47:55.83 ID:kKC8GmiC0
五年近く抗がん剤の治療をしていた だんなちゃんのからだは すでにボロボロで、効く抗がん剤ならやってみる価値はあるんだけど、効かなくなった抗がん剤は毒にしかならないと。
とりあえずは、痛みをとって体力を作っていく。という治療法に切り替えられました。
夜も まともにねられなくなっていた だんなちゃんは脊髄から麻酔をうって下半身の痛みの感覚をとって寝る ということをやっていました。
38 :嫁:2011/11/30(水) 10:53:56.73 ID:kKC8GmiC0
当然、いすに座るなんてことはもうできず、食事は常に たってしていました。
でも、たっていると足の付け根にできガン細胞のせいでリンパの流れが悪くなって、毛穴からリンパが流れ始めるのです。
それが、むくんで広がって、妊娠線のように皮膚が一部薄くなったところから亀裂が入ってリンパ液のようなものが流れ出すという。悪循環になっていました。
39 :嫁:2011/11/30(水) 10:56:12.98 ID:kKC8GmiC0
痛いし、足はぱんぱんだし、そんな状況でも娘の学芸会には出たいと。
そんなわがままを病院側は すんなり受け入れてくれ 主人は学芸会に行くことになりました。
40 :嫁:2011/11/30(水) 11:04:12.45 ID:kKC8GmiC0
軽い気持ちでうちら二人はいこかーw? っていったのに、すごくおおがかりなものになった。
まず、痛みがあって座れない主人の痛みをとるために夜、寝るときにやっている下半身麻酔をしながらいくということになりました。
そして、常時飲んでいるくすり。
モルヒネとこの三つをやりながらいくということになりました。
でも、飲み薬のモルヒネは自分たちでできるが腰から入れている麻酔は、医者か看護婦さんしかできない。
そのため、お医者さん二人と看護婦さんが付き添うということになりました。
そりゃもう、病棟あげての一大イベントとなっていました。
41 :嫁:2011/11/30(水) 11:13:00.12 ID:kKC8GmiC0
当日の朝、うちの主人が いつもよりちょっと強い痛いを感じた。痛いから学芸会どうしようか? ってはなしをしてた。
でも、病棟内は絶対だんなちゃんを無事に学芸会に連れて行くぞ。ムードで大盛り上がり。
痛みもある中、主治医の先生が手術があるということでいけないかも。という話が出てきてた。
だんなちゃんは ちょっと不安そうになってきて、イライラしはじめた。
42 :嫁:2011/11/30(水) 11:31:53.13 ID:kKC8GmiC0
痛みどころか熱もでてきて、強い倦怠感におそわれていた。
ダ「おれはおなかも痛いし頭も痛いんだよ。だけど学芸会にも行きたいんだよ」
嫁「学芸会行きたいならいけばいいじゃない。」
ダ「こんな状況でいけるわけないじゃないか」
嫁「じゃぁ、やめる?朝から楽しみにしてたんじゃないの? 楽しみにしてたならいくべきだと思う」
ダ「だから、おれだって行きたいって言ってるだろ? なんでわかんねぇんだよ。」
嫁「だからあたしは、行けばいいと最初から行ってるだろうが。意味をかんねぇ」
ダ「またそういう蔑んだ目で俺を見る。かあちゃん(あたしは だんなちゃんにそう呼ばれてた)にそういう目でみられるのが 俺は一番嫌いなんだよ。」
嫁「そんな顔してないわ、好きとか嫌いの問題じゃないでしょぉ、行くか行かないかでしょ? あたしだって仕事して疲れてんだし、あんたのそんなのに付き合ってられんわ」
ダ「じゃあオレもういかない。行く気がない」
嫁「じゃほんとにそれでいいんだね?」
ダ「やっぱり行く」
嫁「どっちなのよ?」
そのやり取りをずっと見てた看護婦さんは、とりあえず、決まったら またよんでくださいね。といって病室を出て行った。
あたしは、こいつが行かないわけがないのに、絶対行くに決まってるのにと思いつつも しばらくだまっていた。
43 :嫁:2011/11/30(水) 11:44:30.96 ID:kKC8GmiC0
しばらくして、あたしが病院の師長さんによびだされた。
師長さん「だんなちゃんだいじょうぶですか? わたし、だんなちゃんがあんなに感情的になるところはじめてみました。
いつも、痛いときでも冷静に痛みの状況を伝えて、落ち着いてて、すごいなぁって
もし、体調がすぐれないようなら中止してもいいですよ。
こちらも、だんなちゃんの気持ちを無視して もりあがっちゃってたところがあるかも。ごめんなさいね。
そういわれた。
あたしは、そんなことないですよ。あたしの前ではいつもあんなんですよー。
いつもってわけでもないれど、たまーに。
あのひと、あたし以外の人の前で感情とか出さない人だから。
出すと嫌われると思っているのでだせないだけなんですよ。
だから、まったく気にしなくていいですよ。
あたしの前では、弱音もはきますし。
だから、今日の学芸会連れて言ってあげてください。
よろしくおねがいします。
44 :嫁:2011/11/30(水) 11:51:38.37 ID:kKC8GmiC0
師長さん「そっか、だんなちゃんでも ちゃんと感情的になる部分はあるんですね。ちょっと安心しました。」
嫁「あんしんて?」
師長「いつも冷静だから、もっと看護婦に対していろいろ言ってくれればいいの 何も言わないし だんなちゃんどうなってんだろって。
でも、さっきのことで、ちゃんと人間ぽいところがある人なんだなぁって安心しました。よかったよかった。
45 :嫁:2011/11/30(水) 11:56:28.16 ID:kKC8GmiC0
そういわれた。
やっぱり病気になっても それは変わらないのかw
だんなちゃんがよくいってた。
かあちゃんに出会って初めて感情を表に出すことができた。
甘えたいときはあまえるし、いやなものはいや。
かあちゃんの前だからいえるよ。
かあちゃんだいすき。
そういってた。
46 :嫁:2011/11/30(水) 12:06:53.71 ID:kKC8GmiC0
あたしが病室に戻ると、だんなちゃんの気分はすっかり落ち着いていた。
主治医の先生の手術が予定より早く終わり一緒に同行してくれることになったのだ。
だんなちゃんは、主治医をものすごく信頼している。
その先生が一緒に来てくれるそれだけでもすごく頼もしいことだと思う。
それで行く決心も固まったんだと思う。
わたしたちはタクシーを手配したり、行く準備をはじめた。
47 :嫁:2011/11/30(水) 12:21:57.61 ID:kKC8GmiC0
娘の学校にも、車椅子で行くことをいってあった。
ちゃんと専用の席もあります。とのことだった。
病院から学校に医者と看護婦が同行するということも伝えて出発。
わたしと、主治医がタクシーにのって看護婦さんと、もう一人の先生は別の車で がっこうに向かうことになった。
道中では当然こんな話になりますよね?
主治医「むすめさん、劇でどんな役やるんですか?」
うちのだんなちゃんは満面の笑みで
ダ「濁流役ですー(´v`)」
主治医「・・・・・・・・・・汗
濁流役ですか?
ダ「そう、濁流役なんですよ。でもねぇ、すごくかっこいいんですよ。ヨメルヨみたいな踊りして登場して、ダンスして、めちゃめちゃかっこいいの」たのしみーw」
主治医「それはたのしみですね」
娘が濁流役っていわれたら反応困るだろふつーは。
48 :嫁:2011/11/30(水) 12:27:19.10 ID:kKC8GmiC0
学校に着くと、学校の先生からの誘導で生徒が運動場で遊んでいるにもかかわらず、運動場の真ん中つっきって運動場脇に車を止めた。
あたしたちは、車の中で こどもこええぇぇぇぇえwwwwwwwwwwwwwwww
轢きそうwwwwwwwwwwwwww
運動場に車でのりつけるとかwwwwwwwwwwwwwwwwww
DQNドラマだぁwwwwwwwwwwwwww
とか、もりあがっておりました。
49 :嫁:2011/11/30(水) 12:30:57.56 ID:kKC8GmiC0
タクシーから車椅子おろして進むとき、主治医の先生が操作あやまって車椅子が校庭の土にうもれていった。
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ほと、このおっさんなにやってんだよ。
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