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何年も前、すごい好きだった大学の先輩の話を書きます

 

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320 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:38:01.09 ID:VeZltx4N0
何年も前、すごい好きだった大学の先輩の話を書きます。

予め最後まで書いたけど、結構長くなったから規制によっては何日かかけて投下するかも。

いつもサバサバしていて、男前なキャラの先輩だった。

同姓異性、年上年下関わらず友人が多く、ノリの良い性格なんだけど、かといって中心人物になりたがるような 出しゃばりでもなかった。

ぶっきらぼうでガサツな感じすらするのに、いつも飲み会では最後は店員さんと一緒に片付けしたりとかそんな人。

見た目はまんま宇多田ヒカル。髪はセミロング。喋り方とか声も似てるから、本当にそっくりさんとかでTV出れるレベルだと思う。歌は下手だけど。

でも それを自分からネタにして笑いにしたりとか、そういう器量が大きいところも好きだった。

体型も似てて、あんまり身体の線が出やすい服装って見たことないんだけど、全体的にぽちゃ気味で、明らかに胸も大きいのは明らかだった。

そういえば先輩がスカートを履いてるのを見たことがない。いつもジーンズにTシャツの、ラフなカジュアルって感じ。


321 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:38:49.91 ID:VeZltx4N0
そんなヒカル先輩とは、大学入学時から知り合いだった。

入学直後のキャンパスのサークルの勧誘で、声をかけてきたのがヒカル先輩だった。

サークルなんて別にどこでも良かったし、一目惚れしたわけでもなかったけど、第一印象からこんな人なら誰とでもすぐ仲良くなれるんだろうな、と思わせるような人だった。

内向的な自分とは正反対で、羨ましくもあり、正直妬ましくもあった。

ちなみに軽音楽部。もちろん先輩はVoじゃない。キーボード。

たまにネタというか余興でやることもある。

見た目や声、喋り方まで宇多田ヒカルにそっくりだから、すごい下手で当然ウケるんだけど、でも誰も馬鹿にして笑うって感じじゃなくて、やっぱり先輩は皆に愛されてるな〜って実感できるような雰囲気だった。



322 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:39:48.43 ID:VeZltx4N0
好きになったきっかけや時期は覚えていない。わりと早かったと思う。2〜3ヶ月くらい。いつの間にか、自然に大好きになっていた。人間的にも、女性としても。


その頃には結構喋れるくらい仲良くなってて、といっても先輩は誰とでも仲良いんだけど、一緒のバンド組んで、帰りに二人でラーメン食べたりとかそんなくらいの距離感にはなれてた。


後輩だけど一応面子もあるから、俺が奢るってしつこく食い下がっても、一度も奢らせてもらえなかった。いつも「まぁ気にすんなよ少年。」って男前な笑顔で、はぐらかされるだけ。


そんな先輩は、まぁ実際モテてて、他大学と合同ライブとかよくやってて交流があるんだけど、それの打ち上げとかでもイケメンバンドマンに口説かれてる姿なんてよく見かけてた。


過去の男関係は知らないけど、その時は彼氏居ないのは調査済みだったので、駆け引きとか何にも無しで、いきなり直球で告った。

今思うと、流石に無謀な告白の仕方だったと反省している。

たしか、入学半年後くらい。




323 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:40:20.92 ID:VeZltx4N0
当然振られた。

俺が駄目とかじゃなくて、彼氏が欲しいとかそういう気分じゃないって事らしかった。

両手を合わせて「ごめんね?」と何度も謝ってくる先輩に申し訳ないとすら思ったし、逆にその姿を見て余計好きになったりもした。

「彼氏作る気無いんですか?」


「うーん。まぁそうだね。そんな感じじゃないんだよねー。」


「好きな男とかは?」


「え?あはは、まいったね。何か照れくさいね。うん。いないよ。」


「じゃあ俺先輩のことしばらく頑張っていいですか?諦めれそうにないです。やっぱり迷惑ですか?」


「え?あ、そ、そうなの?……なんかキミ直球だね。」


そう言いながら狼狽える先輩の笑顔は、どことなく くすぐったそうというか面はゆい感じが見て取れた。

先輩は照れ笑いを浮かべながら、困ったように視線を宙に向け、頭をポリポリ掻きながら「えー、あー、うーん。」と何か思い悩んでいたようだった。



324 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:40:44.77 ID:VeZltx4N0
「別に○○君がそれでいいならそれでもいいけど……でも他に探したほうが……。」


「俺先輩以外とか、今はとても考えられません。」


先輩は俺みたいな愚直な告白に免疫が無かったらしく、照れ笑いを浮かべながら


「やー、あー、う、うん。あ、ありがと。嬉しいよ。てかこういうの照れるね。たはは。」と赤く染まった頬を両手で抑えながらそう言った。


俺は振られたショックよりも、真っ向から気持ちを伝えられた充実感と、満更でもなさそうな先輩の反応を見て、少しでも先輩に近づけたんだと期待で胸を膨らませていた。



325 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 16:41:16.86 ID:VeZltx4N0
それから俺と先輩の、後輩以上恋人未満の付き合いが始まった。

といっても、しばらくは特に以前と何も変わらなかった。

一緒のバンドで、一緒に練習して、一緒にライブして、一緒に打ち上げしてって感じ。

当然他のバンドメンバーもいるし、サークルの仲間もいる。お互いバイトもあれば、講義だってある。

二人きりで遊びに行ったりは、物理的に不可能な日々が続いてた。


それでも毎日メールを交換したりしていて、少しづつではあるけど、日に日に先輩との距離は縮まっていくのが確かに実感出来た。

キーボードをやっているのは、昔ピアノを習っていたから。

牛乳を飲んで、口元の産毛が白くなる人が嫌だということ。

父親がゴルゴ13が好きで、家に全巻あって読破していること。

少しづつ先輩は、そんな自分のことを教えてきてくれたりした。



327 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:08:34.23 ID:VeZltx4N0
そんなある日。ライブなどのイベントが一斉に片付いて漸く落ち着いてきたころ、先輩から「もし良かった買い物に付き合って欲しいな。」と連絡。


当然即答でOK。

まさに舞い上がるとはこの事だと言わんばかりに、携帯片手に飛び上がってはしゃいだのを覚えてる。

どうしても高ぶる気持ちが抑えきれなくて、そのまま外を走りにいったりもした。


当日、ばっちりお洒落を決め込んだ俺とは対照的に、先輩はいつもと似たような服装ではあったけど、少しだけいつもより化粧が濃かった。

デートは勿論楽しくて、ただまぁ正直にいうと緊張しすぎてて普段通り振舞えなかったけど。

それでも先輩は、ずっと楽しそうにニコニコしててくれてた。



328 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:09:48.42 ID:VeZltx4N0
商店街を散策中、先輩がふと可愛いと目をつけたヘアピンをプレゼントした。数百円だったから、重荷にはならないだろうと思ったけど、先輩はそれでも受け取ることに難色を示してきた。

なんとか強引に渡すと、先輩はいつも通り、照れくさそうに頭を掻いて笑いながら「ありがとう。」と受け取ってくれた。

その後悪いから、と先輩からも、先輩が選んだギターのピックをプレゼントしてくれた。

デートが終わった後メールで

「今日はいつもより綺麗でした。」と送ると、

「どーせいつもは綺麗じゃないですよ。」となんだかお決まりのやり取りをしつつ、

「いつもより化粧気合入ってました?」と尋ねると「まぁ一応デートだしね。」と答えてくれた。

「いつもの先輩も好きだけど、すごい綺麗で惚れ直しました。」

「うあ。そういうの止めて。本当恥ずかしくて死にそう。」

その晩は、ずっとピックを手の中で転がしながら、ニヤニヤと眺めていた。





329 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:12:46.04 ID:VeZltx4N0
その翌日、先輩の友達から

「ねえねえ○○君。昨日ヒカルのワンピースどうだった?可愛かったでしょ?」

と聞かれ、何のことかわからず問い返してみたら


「え?ヒカル買ってたよ。デート用にって。あたし付き合わされたんだもん。」とのこと。


「いつもと同じ服でしたよ。」


「ああじゃあ恥ずかしかったんじゃない?そんなの殆ど着たことないみたいだし。『こんなスースーしたもん着れるかぁ!』って顔真っ赤で言ってて超ウケたし。」


「え?でも買ったんですよね?」


「○○君とのデート用にね。でも『いきなりこんなの着てったら引かれない?気合入りすぎと思われない?』って何回もしつこく聞かれたから、多分そういう事なんじゃないかなぁ?」


俺は有頂天になって、ニヤニヤを隠し切れずにいると、先輩の友人は、

「あいつ○○君みたいに熱い告白されたことないから戸惑ってるみたいよ?」と肘で突付きながら教えてくれた。



330 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:15:16.78 ID:VeZltx4N0
俺は急いで、次のデートの約束を申し入れた。

「次休みの予定が合う日があったら、遊びに行きませんか?」とメール。

「ていうか今から休み合わせようよ。どこ行くどこ行く?」と先輩。

もうすっかり秋も深まった季節だったけど、頭の中は桜が満開だった。

そんな時だった。

大学で、俺の友人Aが話しかけてきた。

「お前最近ヒカル先輩と仲良いのな。」

「ま、まぁな。バンド一緒だし。」と誤魔化す。

俺が先輩を好きなのを知ってるのは、先輩と先輩の友人だけだった。

俺の態度から勘付いてる人もいただろうけど、公言していたわけではなかった。

Aは「付き合ってんの?」と聞かれ、俺は慌てて「いやいや。」と首を振った。

Aは安心したように笑い、「なんだ、じゃあもうヤッた?」と聞いてきた、



331 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:15:56.85 ID:VeZltx4N0
Aは元々ちゃらい奴で、悪い奴ではないけど、見た目もイケメンだけど軽そう。というか実際軽く、女関係の噂も絶えない奴だった。

だからいつもの軽口だと思い、「なんでだよ!」っと冗談めかして突っ込みをいれた。

でもAはきょとんとした顔で、

「そうなん?(友人)Bももうやってんのに。お前もお願いしてみれば?」


俺は何のことかわからず、というかわかってたけど わかりたくなくて、頭の中がトマトが潰れるみたいにグチャってなった感覚があった。

俺が呆然としてると、

Aは「お前一番仲良いんだから余裕だって。いっとけいっとけ。」

と笑いながら言った。


「え?いや、でも先輩。え?」と思考が停止したままの俺に対してAは俺の肩にポンと手を置き

「騎乗位で腰振らせてみ。グラインドすげーぜ。フェラも激ウマだし。」

となんのてらいもなく、無邪気そうにそう言った。




332 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:16:43.54 ID:VeZltx4N0
「……え?なに?お前らってそういう……関係?」と漸く声を振り絞った俺に対し、

「いや。別に。ヤリ友ってだけだし。」と億劫そうに煙草を吹かしはじめた。


煙草をひとしきり吸うと、Aはニカっと笑い、

「今度Bと3人でやるつもりだけどお前も来る?」

と提案してきた。

俺は吐き気や悪寒に襲われてたけど、きっと何かの間違いだと思い、

「あ、いや。今日バイトだから……」とその場を退散した。

その際Aは、「おい大丈夫か?」と心底心配そうにしばらく一緒に歩いてきた。俺はそれを「大丈夫。大丈夫だから。」と繰り返して追っ払った。

その後、気がついたら家で突っ伏して寝ていた。

本当に、道中の記憶はあんまり無い。

バイトがあったが、無断欠勤した。動けなかったから。



333 :えっちな18禁さん:2011/04/11(月) 17:18:02.90 ID:VeZltx4N0
気づくとメールが3通。

一つはAからで、

「さっきの話はここだけって事でよろしく。□□先輩とか△△先輩とかヒカルちゃんにガチじゃん?」


もう一つはヒカル先輩からで、

「ちょっと調べてみたんだけど、○○ってカフェが良いらしいよ?明日のお昼って予定ある?どうかな?お姉さん奢っちゃうよ。」


最後は先輩の友人で、

「次のデートは気合入れてワンピ着てくらしいよ。ちゃんと褒めてあげなよ。」


もう何がなんだかわからず、とにかくヒカル先輩にだけ、

「わかりました。勿論OKです。」と返信をした。

一睡も出来なかった。


最初のデートの時もそうだったけど、理由は間逆だった。

何も考えれず、ただ枕に顔を押し当てて、朝を待った。


その間、ヒカル先輩から

「明日楽しみだね。あと明日新しい服着てくから、絶対笑わないでね。」

とメールがきた。

一言「はい。」とだけ返信した。


日が昇ると、やはり何も考えれず、それでものそのそと準備をして、待ち合わせ場所に向かった。






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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:乱交・複数, 寝取られ, 相手の過去,
 

 
 
 
 

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